(45)2020年1月(4)シエラレオネ(フリータウン近郊ｰバンス島(英国の奴隷貿易の拠点) タクグマ･チンパンジー･サンクチュアリ― )

2020/02/01 - 2020/02/01

今日は､ﾌﾘｰﾀｳﾝ郊外を観光します｡Hよりｱﾊﾞﾃﾞｨｰﾝ橋より高速船でﾊﾞﾝｽ島(奴隷貿易の拠点跡)を見て､ﾌﾘｰﾀｳﾝ市内で昼食後､ﾀｸｸﾞﾏ･ﾁﾝﾊﾟﾝｼﾞｰ･ｻﾝｸﾁｭｱﾘｰを訪問し､ﾁﾝﾊﾟﾝｼﾞｰの生態を見学します｡H近くのﾗﾑﾘｰ･ﾋﾞｰﾁと灯台を散策します
⑤2月1日(土）
朝食後(6:45-7:40) H8:45発(ﾊﾞｽ)
1)H周辺散歩(7:50-8:15)(今日はｸﾘｰﾆﾝｸﾞﾃﾞｰ)(ﾋﾞｰﾁは散歩できず､灯台(片道15分)に行く予定とする｡しかし､大事件勃発(Hを出た直後､警察官に捕まり､小屋に監禁される｡事情を説明するも聞き入れず､痣が残るほど腕を強く捕まれ､別室に入れられ鍵を掛けられる｡その直後､警察官は急にﾆｺﾆｺして自分の指を擦り､｢ﾏﾈｰﾏﾈｰ｣の連発(100USD要求 幸い､20USDと現地ﾏﾈｰ5USD相当しか持ち合わせず､財布を全部開け､くれてやり､解放される｡やはり､緊張しました｡警察官をﾔﾊﾘ､腐っている｡(その後､噂のｷﾞﾆｱの警察官･空港の職員はもっと､腐っていました｡自分個人は害はありませんでしたが｡)
2)H8:40発(ﾊﾞｽ)ｱﾊﾞﾃﾞｨｰﾝ橋9:00(高速船-Tagrin9:25 Yelkakrom島9:35)10:05にﾊﾞﾝｽ島に着きます｡
3)(ﾊﾞﾝｽ島) (10:05-12:05)ｲｷﾞﾘｽの奴隷貿易の拠点で奴隷房跡等当時のまま残っています｡)
城塞 長官の家 奴隷房跡(男女子供) 坂根の熱帯樹 白人の墓等見学します｡
ﾊﾞﾝｽ島12:05(高速船-ﾌﾘｰﾀｳﾝ近くを通り昨日みたｺｯﾄﾝﾂﾘｰを見る)13:15ｱﾊﾞﾃﾞｨｰﾝ橋に13:20着(ﾊﾞｽ)13:40にRに着きます｡
4)(昼食)R｢SuaDAfrique｣(13:40-14:55)(ﾀﾏﾘﾝﾄﾞ ﾀﾏｺﾞとﾁｷﾝのﾁｬｯﾌﾟﾌﾗｲ ｷｬｯｻﾊﾞ等) ﾊﾞｽで山のがたがた道(工事中)を通り､移動､途中より歩く｡(15:40-15:53)
5)(ﾀｸｸﾞﾏ･ﾁﾝﾊﾟﾝｼﾞｰ･ｻﾝｸﾁｭｱﾘｰ)(15:55-16:50)孤児のﾁﾝﾊﾟﾝｼﾞｰを野生に戻す飼育過程の見学(白いﾋﾟﾝｷｰは死亡 13頭の生態を静かに観察します｡)
16:50(歩き)16:55(ﾊﾞｽｰｱﾒﾘｶ大使館)17:50Hに着きます｡
6)朝の監禁事件もありましたが､懲りずにHの周囲の散策(18:00-18:50)
ﾗﾑﾘｰﾋﾞｰﾁ(数kmの砂浜ﾋﾞｰﾁとﾔｼの木で沢山の人と屋台が出ています｡) 監禁された傍を通り､歩いて15分の灯台を往復) 夕食は外食19:15H(ﾊﾞｽ)19:25
7)(夕食)R｢Roy｣(19:25-21:30)(ｴﾋﾞのｻﾗﾀﾞ ｻﾂﾏｲﾓのｼﾁｭｰ等)(ﾗﾑﾘｰ･ﾋﾞｰﾁ沿いのｵｰﾌﾟﾝﾃﾗｽで雰囲気が有りました｡) (泊)ﾌﾘｰﾀｳﾝH(RadissonBlu)

(ﾀｸｸﾞﾏ･ﾁﾝﾊﾟﾝｼﾞｰ･ｻﾝｸﾁｭｱﾘｰについて)
1995年設立され、動物園ではなく、親を亡くした子を育て、野生に戻す保護区です｡99.6~99.8％が人間と同じDNAで人間の病気がそのまま移るためﾏｽｸをします｡人間と同じものを食べます｡ここには現在､94匹のﾁﾝﾊﾟﾝｼﾞｰがいます｡ﾎﾞﾉﾎﾞ･ｺﾞﾘﾗ･ｵﾗﾝｳｰﾀﾝ･ﾁﾝﾊﾟﾝｼﾞｰの４種がいます｡３年間の授乳期間が必要でその後､固形物を食べます｡８歳代より交尾をします｡妊娠期間は8ｶ月です｡13歳頃よりｵｽはｸﾞﾙｰﾌﾟを離れ､一人になります｡寿命は野性は40~45歳､保護区では60歳頃です｡一度子供を産むと4~5年は交尾をしません。
{旅程｝
①1/28(火)成田20:40(ET673 ｿｳﾙ)7:20ｱﾃﾞｨｽｱﾍﾞﾊﾞ(機中泊)
②1/29(水)7:20ADD8:40(ET921)11:20ｱｸﾗ14:10(ｱｽｶｲ)16:10ﾓﾝﾛﾋﾞｱ(泊)
③1/30(木)ﾘﾍﾞﾘｱ北部ﾎﾞﾝｸﾞ地方(ﾊﾞﾝﾀﾞ ｸﾊﾟﾀｳｪの滝 民族の村訪問)ﾓﾝﾛﾋﾞｱ(泊)
④1/31(金)ﾓﾝﾛﾋﾞｱ(市場 ﾌﾘｰﾒｲｿﾝ ﾌﾟﾛﾋﾞﾃﾞﾝｽ教会 ﾄﾞｩｺｰﾙH)(AW324)ﾌﾘｰﾀｳﾝ(ｺｯﾄﾝﾂﾘｰ 国立博物館)(泊)
★⑤2/1(土)ﾌﾘｰﾀｳﾝ郊外(ﾊﾞﾝｽ島(要塞跡) ﾀｸｸﾞﾏ･ﾁﾝﾊﾟﾝｼﾞｰ･ｻﾝｸﾁｭｱﾘｰ)(泊)
⑥2/2(日)8:00ﾌﾘｰﾀｳﾝ観光(4WD 途中部落訪問)16:20ｶﾏｯｸｳｨｰ(泊)
⑦2/3(月)8:00(4DW)ｵｳﾀﾝﾊﾞ･ｷﾘﾐ国立公園(ｼﾞｬﾝｸﾞﾙｳｫｰｸ ｶﾇｰｻﾌｧﾘ)20:15ｶﾏｯｸｳｨｰ(泊)
⑧2/4(火)ｶﾏｯｸｳｨｰ8:00(4WD)ｼｴﾗﾚｵﾈ(国境ﾊﾞｽ乗換)ｷﾞﾆｱｰ花嫁の滝18:30ｷﾝﾃﾞｨｱ(泊)
⑨2/5(水)H7:50(ﾊﾞｽ)ﾌｰﾀｼﾞｬﾛﾝ山地のﾀﾞﾗﾊﾞ( ﾊｲｷﾝｸﾞ)(泊)
⑩2/6(木)H8:00仏植民地政府の総督の別荘(ﾊﾞｽｰﾏﾑｰ(ﾓｽｸ見学)22:25ｺﾅｸﾘ(泊)
⑪2/7(金)9:00ｺﾅｸﾘ(ﾊﾞｽｰｸﾞﾗﾝﾄﾞﾓｽｸ 市場 国立博物館 漁船の港)ｸﾞﾘｵ演奏(泊)
⑫2/8(土)ｺﾅｸﾘ8:00(ET934-ｱﾋﾞｼﾞｬﾝ)20:00ｱﾃﾞｨｽｱﾍﾞﾊﾞ22:25(機中泊)
⑬2/9(日)ADD22:25(ET672-ｿｳﾙ)19:20成田

エリア フリータウン(シエラレオネ)

• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝食

朝食

朝食

朝食

朝食

Hの正面

Hの正面

Hのロビー

Hのロビーのグランド・ピアノ（少し、弾いてみました。）

Hの創立に拘わった人

このバスでアバディーン橋に行きます。

今日はクリーニングデイの為、通りに人があまりいません。

アバディーン橋の待合室

この高速船でバンス島に行きます。（貸切です）

アバディーン橋近くの住居

廃船

フリータウンの中心地

フリータウン中心地

フリータウンのコットンツリー

タグリンの港（フェリー）

島

島

カクム島（テグネ族の漁村）

カクム島（テグネ族の漁村）

漁船

イェリワー島

イェリワー島

大きな船はこの白い印の間を通ります。

Tasso島（シオラレオネ川で一番大きな島で、２０００人以上が住んでいます。最初に作られた奴隷の島であったが、島が大きい為、奴隷をコントロールできず、逃げ出した。その為、隣のバンス島に奴隷を収容しました。ここの島の奴隷には食物を作らせた。

遠くにバンス島が見え始めました。

Pepel島（鉄鉱石の積み出し港）

Pepel島（鉄鉱石の積み出し港）

Pepel島（鉄鉱石の積み出し港）

バンス島に近づきます。

バンス島

バンス島の桟橋

当時の桟橋

桟橋のコットンツリー

ガイドのアブドラさんがお水を３回地面に注ぎ、１０秒間皆で黙とうをしました。儀式です。シエラレオネの奴隷は価格が高かった。理由は稲作が出来たためで、１人１４～２０万円くらい）又、アブドラさんは地方の出身ですが、彼が子供の時、内戦の時に家族を殺され、彼自身も殺されかかりました。その為、今、彼は国の再建には教育が大事と考え、成人学校を２校を経営しており、４５人いるそうです。
色々と考えさせられました。

バンス島（奴隷貿易の積み出し港でした。他の国の奴隷の積み出し港は、綺麗に整備されていますが、ここは、当時のままの状態で残っています。）始め、１６C後半、英国がここに要塞を作り、その後、フランス・オランダ・ポルトガルがここに来ました。

カキの貝殻を吊るす所

島の井戸（淡水がありました。）

２F建ての商館（１Fは倉庫　２Fは長官の住まい）

商館の入口（ここには見張りの塔がありました。）（レンガは英国より運ぶ。）

大砲

商館の壁

マスターが住んでいた所（３部屋ありました。）

内部（２Fに英国人が泊る。１F２Fとも窓があり奴隷を監視するためです。）

暖炉跡（英国人が懐かしんで作った。）

マスターのもう1つの部屋

外敵に対する大砲（王室のサインと王室の飾りが書いてあります。）

外敵に対する大砲（大砲は重い為、ここに残ったが、鎖は持っていった。）

隣のTasso島　手前は我々が乗って来た高速船

夕方、白人が酒を飲む所（白人は２０～５０人程いました。監視の為、沢山いました。黒人はそれぞれ、言葉が違うため反抗が出来なかった。奴隷狩りをする黒人帝国はない為、白人自身が毎日の様に近くの黒人を奴隷狩りをしていました。）

長官の家（３F建て）

長官の家（３F建て）

鍛冶屋の跡

台所跡

監視塔跡

奴隷の部屋（左が女　右が男）

子供部屋（女性部屋の隣にあった。窓があるのは、泣く子供を親があやすためです。子供奴隷は安かった。子供は言う事を聞くが、働き手にはならなかった為です。）親子でセックスをさせて、子供を作った事もありました。）

女性部屋（１２０～１５０人）

女性部屋

女性部屋と男性部屋の境

男性部屋より女性部屋を見ます。

男性部屋入口

男性部屋全体（２００～３００～１０００人程いた。）

樹齢２００年のバオバブの木

中心部の宝物庫（金・象牙を入れてあった為、壁が厚い）

坂根の木（コットンツリー）

坂根の木

坂根の木の巻いてある所

火薬庫入口

火薬庫入口（穴が見えます。）

貝殻で壁を作った。（２００年以上前の貝殻）

コットンツリーのキノコ

反対側の海（火山岩で出来た島で、海底火山の隆起で出来ました。）

散歩道

白人の墓地（他にもマスターの墓や奴隷船長２名の墓もあります。）

黒人の墓地（１人はマスターの近くに居た人　１人は奴隷禁止運動に努力した人）

白人の墓碑

白人の墓碑（字が読めます。）

白人の墓碑

今の事務所

乗って来た舟（川の水の水位は変わらなかった。）

ガイドのアブドラさんが飲む氷水１０本がペットボトル入りの水の１本分の値段です。）

バンス島をもう１回見ます。

途中の島で荷物を降ろします。

途中の島で荷物を降ろします。

途中の島で荷物を降ろします。

タグリン島のフェリー（ここから、空港に行きます。）

フリータウンの町

フリータウンの港の船

フリータウンの町

フリータウンの沢山のコットンツリー

フリータウンの沢山のコットンツリー

フリータウンのコットンツリー

廃船

フリータウンの桟橋（GovernmentWharf)

フリータウンのコットンツリー

コットンツリー

トルコの船でシオラレオネに電源を供給しています。

フリータウンの町

アバディーン橋の近くの家

アバディーン橋の桟橋に戻ります。

乗って来た高速船

MurrayTown

フリータウンの中心に向います。

CongoCross

モスク

沢山の人々が居ます。

遠くにシンボルのコットンツリーを見ます。

シンボルのコットンツリー

昼食のR「SUA　D、AFRIQUE」

昼食のR「SUA　D、AFRIQUE」

ポップコーン

バイキング形式（卵とチキンのチャップフライ　キャッサバ　モロヘイヤ　雑穀）

（卵とチキンのチャップフライ　キャッサバ　モロヘイヤ　雑穀）

フルーツ

Rの周辺のモスク

Rの周辺のモスク

R周辺の宣伝

バスは高台に登ります。
崖沿いの家々

フリータウンの町

フリータウンの町(町がくすんでいるのは、サハラの砂だそうで。、５～６月になると、綺麗になります。）

崖沿いの家々

数年前、崖崩れがあり、沢山の人が亡くなりました。

数年前、崖崩れがあり、沢山の人が亡くなりました。

高地は高級住宅地があります。

高台の高級住宅街

シオラレオネ最初の交番

タクグマ･チンパンジー･サンクチュアリ―入口

ここでバスを降り、１０分程坂道を登ります。

タクグマ･チンパンジー･サンクチュアリ―入口に着きます。

遊歩道を登ります。

周囲の木々

遊歩道を登ります。

遊歩道

チンパンジーが迎えてくれました。

タクグマ･チンパンジー･サンクチュアリ―入口

タクグマ･チンパンジー･サンクチュアリ―入口

売店

タクグマ･チンパンジー･サンクチュアリ―（説明と注意事項）
ガイドのアルフレッドさんが説明をしてくれました。

檻に居るチンパンジーは健康チェックを受けます。

檻に居るチンパンジーは健康チェックを受けます。

白いチンパンジーはピンキーと言いますが、数年前に亡くなりました。

大きなおりにいるチンパンジーに会いに行きます。

大きなおりにいるチンパンジーに会いに行きます。

１３頭のチンパンジーが１つのグループを作り、基本的には一緒に野生に戻します。赤ちゃんから育て、今の段階は第２ステージです。５ステージになると野生に戻します。グループ同士では、妊娠させません。注射で不妊していますが、でも、妊娠した時は育てさせます。

チンパンジー

ピンク色のお尻はメスです。

チンパンジー

メスのチンパンジー

様々な行動をします。

メスのチンパンジー

現在は、この群れには、ボスはいませんが、２W前に来た１２歳のマークにボスになって欲しいそうです。ボスは１２～１３頭の雌の相手をするそうです。
又、野生に戻す中で死ぬチンパンジーもいます。

チンパンジー

我々の事を気にしています。時々、奇声をあげる事もありました。
又、お腹一杯になると、観光客に石を投げる事もあるそうです。

チンパンジー

動き回ります。

人口の蟻塚で中にピーナッツがあり、それを棒を使って取り出します。

綱渡りにチンパンジー

綱渡りにチンパンジー

屋根の上には、殻付きのピーナツがあり、それを剥いています。

この大きさのチンパンジーは大人５人分の力ある為、係員はここの中には入りません。危ないそうです。

餌を作っています。肉類は与えていません。他の動物を食べさせない為です。

ミルク・ルーム

ジャック・フルーツ

ジャック・フルーツ

チンパンジーの写真

保護区の全体の地図

遊歩道を上がりきりました。

工事中の道路をフリータウン市内に戻ります。

英国人の墓地の入口

アメリカ大使館（以前３０頭が逃げ、２７頭が戻りましたが、３頭がまだ森に居ました。１８０ｃｍ９５ｋｇのブルーノが３頭の中に居ました。２００５年、アメリカ人３人と黒人運転手がチンパンジーを見る為、保護区に入った時に、車事故が起き、そのブルーノが黒人運転手を残忍な食べ方で食べたそうです。白人は食べられましたが、重症ですみました。）

アメリカ大使館

アメリカ大使館の森（この森の中でアメリカが何をしているかは分かりません。）

フリータウンのRA

アバディーン島（ここにHがあります。）

アバディーン島（ここにHがあります。）

アバディーン島のRA

Hの裏口よりラムリー・ビーチに出て、灯台まで散策します。

ラムリー・ビーチの夕日

ラムリー・ビーチ(数ｋｍのヤシの木と白砂のビーチです。多くの人が遊んでいます。）

ラムリー・ビーチ

ラムリー・ビーチ

ラムリー・ビーチのRA

今日の朝、拉致された小屋（交番）（20数USD　賄賂で取られました。）

遊園地

カジノ

ビントゥマニH

H　BARMOI入口

カジュマルの木

熱帯樹

アバディーン灯台

アバディーン灯台

アバディーン灯台よりの夕日

アバディーン灯台よりの大西洋

アバディーン灯台よりのビントゥマニH

漁船

夕食のR「Roy」（ラムリー・ビーチ沿いにあります。）

夕食のR「Roy」（オープンテラスで戴きます。）

ビール

添乗員さんが日本より豆腐を持ってきてくれました。
懐かしい味がしました。

海老のサラダ

サツマイモの葉のシチュー

アイスクリーム

R周辺の景色

Rより見る浜辺

この旅行記へのコメント （1）

• 川口浩さん 2020/06/22 05:44:59

  シエラレオネのナショナルクリーンデー外出

  シエラレオネのナショナルクリーンデーは外国人にも適用されるので、その時外をぶらぶら歩くことは警察官にとって格好の餌食でしたでしょうね。
  正規の罰金は40USDくらいだと思うので25USDは安かったですね。
  ナショナルクリーンデーに外国人はシエラレオネ人と一緒に掃除するか、家に引きこもっているかのどっちかです。
  この旅行記を読まれる他の方がナショナルクリーンデーを外してこられることを願ってやみません。