2019/11/05 - 2019/11/12
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azianokazeさん
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ウズベキスタン観光初日の11月5日
ビビハニムモスクなどの観光後、ウズベキスタン観光を代表する場所でもあるレギスタン広場へ
広場ではチャーター便観光客を迎えての歓迎セレモニーということで、野外で音楽・ダンスが披露されました。
ただ、気温が低いうえに風が・・・寒中我慢会のような状況にも。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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シャブバザールから歩いて「ビビハニムモスク」へ移動
写真は正面玄関 -
ティムールがインド遠征後の1399年に、インドから持ち帰った貴石、当時のイスラム世界の建築技術の粋を集めて、新たに首都に定めたサマルカンドに建てたモスクです。
その規模は中央アジアで最大のモスクとも。 -
ティムールが愛妃ビビ・ハニムのために建てたモスクとも言われていますが、その建設にはいろんなエピソードが言い伝えられています。
モスクの建築家が妃に恋をし、キスしてくれないなら仕事しないとサボタージュ。困った妃は止むなく建築家の頬にキス。しかし頬にキスマークが残ってしまい、インドから戻ったティムールに見つかり、建築家は死刑になったとか・・・
そのほかにもいろいろ。
こんな話を現地ガイドのドストンさんがしてくれますが、立っていると腰が痛いし、寒い。 -
200人の職人、500人の労働者、95頭の象が従事し、たった5年でこの規模のモスクを完成させたそうです。
ティムール王は毎日現場に顔を出し肉や貨幣を投げ入れて工事の進行を急かしていたとも言われています。
ただ、異例の突貫工事だったせいもあってか、完成後、天井からレンガが落ちてくるなどの事故も相次ぎ、次第に訪れる人も減ったとか。
1897年に起きた地震によりモスクは部分的にではあるが崩壊し、現存するものは“事実上新しく造成されたモスクであり、以前のモスクの跡は残っていない。”【ウィキペディア】とか。
手前の巨大な石は、大きなコーランを置く台です。 -
左右に配置された付属建物
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多分、入ってきた正面玄関
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地元(?)観光客
若い女性が多かったので、モスクよりそっちにカメラが向いてしまいました。 -
正面はそれなりに修復されていますが、裏に回ると・・・
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中に入ると・・・むき出し状態
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現在も修復作業が行われているようです。
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「ビビハニムモスク」観光を終えて、いったんホテルに戻り、夕方から夜にかけてのレギスタン広場での歓迎セレモニー鑑賞への防寒対策をしっかりとりことに。
夜は0℃ぐらいまで下がりますので。
バスに戻る途中で出会った新婚さん。
ウズベキスタンでは、こうした有名スポットで結婚記念写真を撮るのが一般的なようで、このあと各地でたくさんの新婚さんに出会いました。
ただでさえホテルに戻れる時間は30分前後しかなく、スケジュール的には急いでいるのですが、バスに帰る途中に一人が路上の土産物屋さんから何か買うと、「あら、私も欲しいわ」という人も数人でて、ときならぬ買い物タイムに。
他のツアー客は建物の陰で風を避け、寒さこらえて待っています。
このあたりが26人のツアーですので・・・・。 -
サマルカンド市街 車窓から
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同上
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同上
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同上
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同上
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ホテルに戻ると、ちょっとしたトラブル
予定外の買い物タイムもあって、時間がさらにおして、部屋に入れる時間はごくわずかになってしまい、みんな一刻も早く部屋にはいりたかったのですが、なぜかフロントにカギがない。
どうも、昨夜お湯が使えなかったことへのお詫びとして、各部屋にワインを1本ずつ配っており、そのために各部屋のカギを全部持ち出しているよう。
現地ガイドのドストンさんが「昨夜のお詫びにワインを・・・」と話しはじめると、焦るツアー客からは「そんなことはバスの中で説明すればいいから、早くカギを出してよ!」の声も。
私もワインを1本もらいましたが、ほとんどアルコール類は飲まない私としては「どうしようか?」というところ。
荷物になるので誰かにあげようかとも思いましたが、職場の酒好きの人へのお土産に持ち帰ることに。 -
「できるだけ厚着して・・・」とは言われたものの、普段から小さいスーツケースを使用しており、かさばるジャンパー・ダウンの類は持ってきていない私としては、持ってる上着を何枚も重ね着して、ジーンズの下にはパジャマを履いて・・・といったいでたち。
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でもって、「レギスタン広場」です。
ウズベキスタンを紹介するガイドブックの最初のページに必ず掲げられる、ウズベキスタンを代表する観光スポットです。
写真ではこれまでもよく見ていましたが、さすがに綺麗な広場です。
東西の文化をつなぐシルクロードの要衝として栄えたサマルカンドは「サマルカンド 文化交差路」として世界遺産にも登録されていますが、そのサマルカンドを象徴する場所が、ここ「レギスタン広場」
広場は「ウルグベク・メドレセ」(向かって左 1420年建造)、「ティラカリ・メドレセ」(中央 1660年建造)、「シェルドル・メドレセ」の3つのメドレセ(神学校)(右 1636年建造)から成り立っています。 -
サマルカンドは抜けるような青空とモスクの色から「青の都」と言われおり、紀元前10世紀ころからオアシス都市として栄えて来ました。
レギスタン広場はその中心的な施設です。
レギスタン広場は「砂の広場」という意味で、かつては運河が流れ、砂と沈泥が固まった地帯だったことからの名前です。
本来は、罪人の公開処刑をしたり、国家行事行ったりする場所でしたが、モンゴル襲来でアフラシャブの旧市街が破壊された後、ウルグ・ベクの時代に多くの建物がここに密集するようになったそうです。 -
中央に位置する、年代的には最も新しい「ティラカリ・メドレセ」
ティラカリ(ティリャカリ)とは「金で覆われた」という意味で、中に入ってみればそれがわかります。 -
右手の「シェルドル・メドレセ」
このメドレセの正面模様は非常にユニーク ライオンと金太郎のような人の顔が磁器タイルで描かれています。シェルとはタジク語でライオンの意味だとか。
本来、偶像崇拝を禁じるイスラムでは動物や人の顔を、あろうことか神学校の正面に描くというのは異例のことですが、サマルカンドのシンボルがライオンだったので、このようなデザインにしたとか。
ただ、案の定、信者からは非難ごうごうで、神学者をなだめるために中央「ティラカリ・メドレセ」をつくることになったとか。 -
左手の、もっとも古い「ウルグベク・メドレセ」
ティムールの孫で、有名な天文学者だったウルグベクが建造したメドレセ。
天文学者であったウルグベクの趣味に合わせてタイルは星をモチーフにしています。 -
「ティラカリ・メドレセ」の正面模様
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「シェルドル・メドレセ」のユニークな正面模様
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「ウルグベク・メドレセ」の星をモチーフにした正面模様
各々特徴を持った建物ですが、やはり三つがコの字型に配置された全体像がとても印象的です。
広場の周囲にイスラム宗教建築が並んでいるという点では、イラン・イスファハンのイマーム広場もありますが、広大なイマーム広場に比べて、このレギスタン広場はこじんまりとコンパクトである分、全体を視界に収めやすいという利点があります。 -
見学に訪れた子供たち
例によって、ツアー参加者全員を広場真ん中に集めて、現地ガイドのドストンさんの建物や逸話に関する詳細な説明が続きますが、正直なところ「寒い!早く中に入ろうよ!」って感じも。立っていると腰も痛くなるし・・・。 -
ようやく「ティラカリ・メドレセ」の中に。
「金で覆われた」という名前のとおり、金ぴかの室内です。 -
天井は丸味を帯びた曲面に見えますが、実はフラットな平面で、遠近法を用いて奥行きがあるように描かれているとか。(帰国後に解説書で知りました)
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現地で知っていれば、もっと感動したことでしょう。
(ドストンさんの説明をろくに聞いていなかったせいかも) -
観光客が溢れるなかで、お祈りをする人たちも。
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現地時間の5時から、レギスタン広場の一画に椅子を並べて、チャーター便の日本人観光グループの歓迎プログラムが行われました。
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手前のグループが、私が入っている阪急交通社トラピックツアーの1号車グループ。
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気温は0℃近くといったところでしょうが、風が・・・
座ったあたりは風の通り道になっているみたいで、凍えてしまいます。
周囲の売店では布を売る現地女性も。
こちらに来てくれれば、寒さよけの肩掛け・ひざ掛けがわりに買うのですが。
商売っ気がないのか、禁じられているのか、やってきません。
こちらから買いに行くのは、大勢がみていますのでちょっと・・・。 -
プログラムの開始です。
伝統的な音楽とダンスが披露されます。 -
こういう伝統的なダンスを観るのは大好きで、今回このツアーを選んだ理由の一つが、歓迎プログラムでこうしたダンスを観られるということでもありました。
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こういうダンスが好き・・・それはそうなんですが、何度も言うように寒い・・・、特に風が・・・・。
踊っている女性も大変でしょうが、体を動かしている分、まだましかも。
観ている方は、じっと座った状態ですので、寒さも身に沁みます。
https://youtu.be/n5AR-L659eM -
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きれいなお姉さんのダンスはまだいいのですが(セクハラ発言ですね。陳謝)、こうした男女の掛け合いとなると、言葉がわからないので・・・・
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このあたりになると、寒さで体の芯まで冷えて、「早く終わろうよ・・・」というのが本音
動画撮影する気力もありません。 -
結局、これが最後の演目となり、30分ほどで終了
予定では40~50分とも聞いていましたが、演じる方も寒いので、早めに切り上げたのでしょうか。
とにかく終わってホッとしたというのが正直な感想。
このあと、歓迎プログラムの第2部・プロジェクションマッピングが予定されていますが、間隔が1時間ほどあきます。
当初予定では、それまでレギスタン広場を散策するなり、買い物するなり・・・ということでしたが、ツアー客から「寒い!」「風邪ひいてしまう!」「もう第2部はいいから食事に行きたい」等々の声が。
そこでいったんバスに戻って、どうするかを検討することに。
結局、十名ほどはそのままバスに残り、あとのツアー客だけで第2部に向かいました。 -
イチオシ
バスに戻る際に撮影した夕暮れのレギスタン広場。きれいです。
バスに戻って第2部をどうするか相談。
結局、十名ほどはそのままバスに残り、あとのツアー客だけで第2部に向かいました。 -
第2部会場
暗闇にライトアップされたレギスタン広場は最高です。
第1部のときと違って風があまりなく、体感温度はそんなにつらくありません。 -
主に中央の「ティラカリ・メドレセ」を使って映し出されるプロジェクションマッピング
これは秀逸です。寒さのなかでも見る価値があります。
人類の文明の起源から始まる歴史絵巻です。
https://youtu.be/JTyU2jZ6zlU -
プロジェクションマッピング映像より
https://youtu.be/CWdlR7R-fqo -
プロジェクションマッピング映像より
https://youtu.be/tciR0UR5fo8 -
いよいよティムールの登場のようです。
https://youtu.be/BdCWraAUvDg -
時代は現代に
映像は飛び立つジェット機
https://youtu.be/mzJ0EritF6Q -
プロジェクションマッピング、寒さを忘れるぐらい面白かったです。
ホテルに戻って夕食
前菜にはトマトとキュウリのサラダが定番 パクチーが入っていますので、ちょっと食べづらいですが。
これは・・・忘れました。ツアーなので、勝手に料理が出てきます。 -
スープ・・・というのは、見ればわかりますね。
どういうスープかと言えば・・・忘れました。 -
ミンチを棒状にして焼いたものですが、これは塩辛くてアウト。
他の参加者にも不評でした。
という訳で、盛りだくさんの観光1日目が終了。
翌日は、ティムールの故郷、シャフリサブスを観光します。それは次編で。
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