2019/11/05 - 2019/11/12
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azianokazeさん
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2019年11月 阪急交通社のトラピックス「ウズベキスタン航空往路チャーター便利用!4つの世界遺産を巡る感動のウズベキスタン8日間」に参加。
普段個人手配で旅行していますので、ウズベキスタン観光もさることながら、ツアー参加者の「人間」にも興味深々・・・といった感じも。
それはともかく、まずはティムール帝国の都サマルカンド市内観光からスタートです。
表紙写真は、ティムールの親族などの廟が並ぶ「シャー・イ・ジンダ廟」
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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ツアーは、5日朝の成田からスタートしますが、私の旅は4日の鹿児島からの移動で始まります。
4日夜は成田駅近くのゲストハウス「成田参道ゲストハウス」に前泊 -
成田の出発ゲート
今回は阪急交通社のトラピックスのツアーで、往路はチャーター便です。
トラピックス以外も含めて5つ前後のグループが利用しています。
普段は個人手配で旅行していますので、チェックインから搭乗までは緊張感もあるのですが、今回は添乗員付きツアー、乗客はみな日本人ということで、緊張感ゼロ。何も考えていません。
ゲートを通るとき、頭上の「サマルカンド経由タシケント」の表示を見て、「あれっ!どこで降りるんだったけ?サマルカンド?タシケント?」と、慌てて搭乗券を確認する始末。
「いくらツアーでも、フライトの目的地ぐらい把握しとけよ!」ですね。 -
サマルカンドまでは予定では9時間50分(実際はもう少し短かったかも)
こういう長時間のフライトは疲れますが、仕方ありません。
ウズベキスタン航空の食事は結構いけました。
ただ、映画は日本語対応のものがありません。もっとも、スターウォーズなんか英語画面をながめているだけでも楽しめましたが。 -
機内では、食べることだけが楽しみ・・・・食べ過ぎてしまうのが困りますが。
2度目の軽食がでる頃には、ウズベキスタンも近くなりました。
途中、天山山脈だかなんだか、きれいな山並みも眺めることができます。 -
サマルカンドに到着 予定より少し早く着いたようにも。
荷物が出てくるまで20~30分。
バスでホテルへ。トラピックスだけで26人グループと28人グループのバス2台。私は26人グループの1号車。旅行期間中、2号車とは基本的には別行動になります。 -
現地時間で午後5時半、サマルカンドでの宿泊ホテル「MAJESTIC PALACE HOTEL」に到着 スケジュール表より1時間早い到着です。
手をあげている女性が添乗員の中村さん
前を行く後ろ姿の男性が現地ガイドのドストンさん。 -
部屋割り
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レセプションのある表の棟から中庭をはさんで宿泊棟があります。
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ツインを一人で使用
2名参加を前提しているツアーの場合、一人参加の追加料金がかかりますので、個人手配の一人旅より金額的には高めになってしまいがちです。
そのあたりも、普段ツアーを使わない理由のひとつ。
今回ツアーを使ったのは、サマルカンド直行便であること、チャーター便ということで、現地で音楽・ダンスなどの歓迎セレモニーなどがあること、個人の外国人観光客受入れ体制がどの程度なのかわからなかったことなど。
あと、普段あまり人間関係が濃くないので、ツアーに参加する人たちへの興味も。 -
この日の夕食(食べ物の写真ばかりですが・・・)
ツアーなので、あれこれ迷う必要はありません。
シーザーサラダ(食べかけですが)とスープ料理
スープ料理は「ショルパ」
*****ショルパ*****
主に羊肉、または牛肉とトマト、ジャガイモ、ニンジンの塩味スープ。香草を入れて食べる。羊の脂が多いので、熱いうちに食べた方が良い。【「ウズベク フレンズ」http://www.uzbek.jp/outline/dishes/ より】
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水ギョーザというか、大きいシュウマイというか・・・美味しかったです。
****マンティ****
大きい蒸し餃子。中身は挽肉と玉ネギ。小麦粉と塩、玉子と水を練って生地を作り、薄くのばして15cm四方位の皮を作り、中身を入れて形よく包む。蒸し器で蒸して熱いうちに食べる。スメタナ(サワークリーム)やバター、トマトソースなどで食べるのがウズベク流。【「ウズベク フレンズ」http://www.uzbek.jp/outline/dishes/ より】
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これも食べかけのデザート
現地ガイドが用意した現地通貨「スム」と両替も。
一人あたり30ドル分。
ツアーなので、基本、お土産と食事のときのドリンク以外には現地通貨は必要ないので、とりあえずはこの程度の両替でOKです。
あと、トイレ使用時の1000スム札(約15円)が必ず必要です。
必要になれば、現地ガイドが追加で両替してくれます。
ただし、レートは劣悪 ネットで調べると1円=87スム程度のレートになっていますが、この時の両替は1円が70スムぐらい
本来なら大きな問題ですが、まあ少額だし、便利なので、うるさいことは言わないことに。(金種を考慮して26人分の両替現金を用意するには、一定に手間・時間もかかるでしょうから) -
部屋のWiFiは一応、使えるレベル。
ただ、夜間・朝方はつながらなくなるようにも。
日本からレンタルWiFiを持参したので、旅行中、ホテルか持参のものか、どちらかは使えるということで、なんとかクリア。
(持参のレンタルWiFiもパソコンの自動アップデートのせいか、ときに容量制限で使えなくなることもあります)
パソコン作業も終えて、シャワーでも・・・と思ったのですが、問題発生。
お湯がでません。多少は冷水(外気温は0℃)よりはあったかいかも。
水が日本のように豊富ではなく、タンクに貯めた水がなくなるとお湯も使えなくなることも・・・とは聞いていましたが・・・。
頭だけは洗いたかったので、気合で洗髪。あとは、手足に軽く水をバシャバシャと。(画像左下に見えるように、浴室にもヒーターがありましたので、浴室内の温度はまあまあ。 もっとも、部屋によっては室内の暖房も効かず、非常に寒い思いをされた方も多数いたようです)
私の部屋だけでなく、ホテル全体のトラブルだったようで、後日の説明では「ガス工事を近くでやっており、ガスが十分に使えなかった」との説明も。
この件については、またあとで再度取り上げます。 -
11月6日 朝食 ビュッフェ形式
普段、トーストと紅茶程度ですませているので、私にとっては十二分な朝食です。
(ツアー参加者のなかからは、旅行中、「どこのホテルも同じようなメニューばかり」という不満も聞こえましたが・・・) -
いよいよ観光スタート(すでに10枚、写真を使ってしまいましたが・・・)
26人が大型バスに乗って観光 二人分のシートを一人で使えますので、バスの中は快適です。 -
最初にやってきたのは、紙すき工房 やや地味なスタートですね。
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落ち葉を掃除する女性
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桑の木の皮を使うようです。
皮はぎ工程を説明する現地ガイドのドストンさん。
各自に配られたイヤホンガイドで聞くスタイル。ですから、ガイド氏と離れたところで写真を撮りながらでも説明を聞くことができます。
ツアーでは常識なんでしょうが、これは便利。 -
削った木の皮
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皮を煮て繊維がほどけやすくする大釜
このあたりの工程は、日本を含めて万国共通
参加者からは「日本と同じじゃない」との声も。客というものはわがままです。 -
杵でほぐす工程 外から突き出ている棒は水車で動きます。
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紙漉き工程
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製紙法の解説ブログではないので、飛ばしていいのですが、ここまで来た以上、最後までアップしていきます。
重石をかけて乾燥させます。 -
すると、このとおり・・・。
このあと、石で表面を磨き滑らかにします。
通常の紙に比べてはるかに保存力が強い紙だそうで、ティムール時代の記録などがこの紙に書かれて現在に残されています。 -
紙を使った土産物
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同上
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同上
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動力源の水車
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庭掃除のおばさん
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やかんを使った水車 ちょっとユーモラス
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地味な観光スタートでしたが、これからどんどんユニークなものが出てくるのでしょう・・・多分。
次へ移動。 -
次にやってきたのは「ウルグベク天文台」
社会見学の子供たちと遭遇 -
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ウルグ・ベク天文台はティムール朝の君主であり、天文学者でもあったウルグ・ベクにより1420年代に建設され、中世イスラム世界において有数の天文台とされている。
ウルグ・ベク天文台にはジャムシード・カーシーやアリー・クシュズィー(英語版)、そしてウルグ・ベク本人といった、中世イスラム世界の有名な天文学者が多数勤務していた。
ウルグ・ベク天文台はウルグ・ベクの死後1449年に大部分が破壊され、約450年後の1908年に地下部分が発見されることとなった。【ウィキペディア】
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写真は、ティームルの孫で、中世イスラム世界において有数の天文学者でもあった、ティムール朝の第4代君主(在位: 1447年 - 1449年)ウルグ・ベクの銅像。 -
ウルグ・ベクの天文学における偉大な功績について説明を受ける子供たち
天文学者としては超一流で、多才な趣味人でもあったようですが、政治家・軍人としては・・・・といったところだったようにも。 -
当時の六分儀(2つの視認可能な物体間の角度で表した距離を測定するために用いられる道具 天体観測に使用)が置かれていた場所
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六分儀 よくわかせりませんが、巨大なものです。
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六分儀は全長11mであり、かつては周りの三層構造の一番上にまで達していたが、地震から保護するため地中に配置されていた。
半径は40.4mであり、当時としては世界最大の象限儀 (四分儀) であった。【ウィキペディア】
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当時の天文台の復元模型
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六分儀の対面にある資料館
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当時の世界の中心、サマルカンド 資料館展示資料
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ティムール帝国は、中央アジアからイラン、トルコ、エジプトに至る広大な地域を支配したイスラム王朝(1370年 - 1507年)です。
ティムールは、チンギス汗に始まるモンゴル勢力の世界支配を打破して帝国を築き、中国・明への遠征を目指していたときに死亡しました。
“王朝の始祖ティムールは、チャガタイ・ハン国に仕えるバルラス部族の出身で、言語的にテュルク化し、宗教的にイスラム化したモンゴル軍人(チャガタイ人)の一員であった。”【ウィキペディア】ということですから、広義にはモンゴル系ということでしょうか。 -
モンゴル系、トルコ系、ペルシャ系など多様な民族が共同で作業している様子を描いた当時の絵から、当時のコスモポリタンな社会が推察される・・・とか。
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ウルグ・ベク肖像
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続いてやってきたのは、ティムールの親族などの廟が並ぶ「シャー・イ・ジンダ廟」
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シャーヒ・ジンダ廟群は、9~14世紀及び19世紀に建設された儀式用の建築物と霊廟の集合体です。
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シャーヒ・ジィンダとは「生ける王」を意味します。
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シャーヒ・ズィンダ (生ける王を意味する) という名前は預言者ムハンマドのいとこであるクサム・イブン・アッバースが7世紀にイスラム教布教のためアラブ人によるサマルカンドへの侵攻が行われた時期にこの地を訪れ、同時期に埋葬されたという伝説と密接に結びついている。
一般的に知られている伝説においては、彼はその信仰のため斬首されたが、自分の首を拾って地中深い井戸の中にある楽園の庭に行き、現在でも生きているとされている。【weblio】
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現地ガイドのドストンさんから、上記説明よりはるかに詳しい逸話などを先ず聞きます。
ただ、寒い。説明が長すぎ・・・という感も。 -
両側に霊廟群が並ぶ通路
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タイルの美しさは、こっちの写真の方がわかるかも。(奥は光で見えませんが)
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再びドストンさんから、タイル・レンガの説明
日本文科省の留学生試験の難関を突破し、筑波大で1年間勉強したドストンさんは、専門家さながらに歴史・文化について詳しくガイドしてくれます。
聞き手の容量をオーバーするぐらいに。
その日本語もよどみないものです。 -
14~15世紀には、ティムールの妹や姪、親戚や軍事的、宗教的に高位にあった者の霊廟が建設されたようです。
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ティムール時代のもの・・・と、言っていたような・・・。
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タイルはきれいですが、それ以上のことは知りません。
(ガイドのドストンさんからはいろりろ説明はあったのでしょうが、あまり熱心に聞いていなかったので。) -
自由時間になって、廟のひとつに入ってみました。
誰の廟だかは・・・知りません。多分、ティムールの家族、もしくは先生ではないでしょうか。 -
天井の装飾がきれいです。
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寒いです。顔が引きつっています。(地顔かも)
10℃いかないぐらいでしょうか。 -
バスに戻ります。
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「シャー・イ・ジンダ廟」はアフラシャブの丘」という丘陵の一画にあります。
一帯は、チンギス・ハーン率いるモンゴル軍に破壊されるまで、何世紀もの間サマルカンドの町が存在した場所です。 -
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今の丘の様子からは、とても当時の繁栄は想像できませんが、かつてのサマルカンドの町は4つの大きな門を持つ城壁で囲まれ、シルクロードの重要都市として栄えていたそうです。
特に水道の設備が見事に整えられ、大きな鉛管によって町中に水が引かれていたそうです。
しかしチンギス・ハーンがこの給水システムを破壊してしまったので、住民たちは町を捨てる事を余儀なくされたそうです。
丘からは現在のサマルカンドの町を見渡すこともでき、栄枯盛衰を感じさせられます。【https://illumination.web.fc2.com/samarqand/samarqand_9.htm#】
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写真枚数が増えてきたので、いったんここで締めます。
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