2019/11/05 - 2019/11/12
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azianokazeさん
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前編に引き続き、2019年11月6日 ウズベキスタン観光の初日
前編に引き続き、ティムールの墓である「グル・アミール廟」やバザールなどを観光。
阪急交通社のトラピックスのツアー参加の旅です。
表紙写真は、シャブバザールのナン。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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「シャー・イ・ジンダ廟」観光を終えてやってきたのは「グリ・アミール廟」
ティムール帝国建国者のティムールおよびその家族の霊廟です。 -
門をくぐって中に入って、振り返って撮った写真
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青タイル装飾がきれいです。
“廟正面のイーワーン(入口)外側の壁が小さく設計されているため、ドームの高さが強調されている”【ウィキペディア】だそうです。 -
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グーリ・アミール廟はその構造の単純明快さと外観の荘厳さで有名な建物である。
建物は青色のドームが建物の上部に付属したような構造となっている。
壁の外装は青、淡青と碑文を記した幾何学模様の白のテラコッタ製のタイルからできている。
八角形の母屋の上に、高さ約37mの椎の実型の二重ドームが建つ。ドーム部分に深い溝で凹凸を付けることにより、見事な表現を実現している。【ウィキペディア】
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こういうツアー参加者の写った写真を見ると、「あの方は元気にしているかな?」なんて思い出すのは、ツアーのいいところですね。 -
中庭の一画に置かれていた、石でできた、かつての風呂(だったような・・・自信ありません)
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例によって、博識な現地ガイドのドストンさんの長い解説が。
私などはあまり熱心に聞かずに写真を撮っていましたので、手前の大きな石が何だかも忘れました。 -
廟の中に入って、ティムールの肖像画
スターリンのソ連時代、考古学者が地下室に安置されていたティムールの骨を発見。
この肖像画は、頭蓋骨の復顔技術の開発者ミハイル・ゲラシモフが5年かけて頭がい骨から復元したものだそうで、当初スターリンは「そんなもの、わかるわけがない」と、全く信用しなかったとか。
そこで、スターリンが良く知る友人の頭がい骨を与えて、復元してみるように命じたそうです。
2年後、ミハイル・ゲラシモフが復元した肖像画を持参したところ、スターリンは実物そっくりに描かれた絵を見てハラハラと涙を流し、かつて描かれたティームルの肖像画を丁重に飾るように部下に命じたとか。
信ぴょう性はともかく、面白い話です。ひねくれ者の私など、「その研究者はカネを使って誰の骨だかを探り出し、その情報をもとに絵を描いたのでは・・・」なんて考えてしまいますが。
こういった話を、ドストンさんが折に触れ解説してくれます。
なお、ミハイル・ゲラシモフの研究によれば、ティムールは当時としては長身の部類に入る約172cmであり、はっきりと足を引き摺って歩いていたそうです。【ウィキペディアより】 -
中央の黒緑色の墓石がティムールのものですが、墓石は地下室にある墓の位置を示しているのみで、実際の棺ではないそうです。
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金色に輝く室内
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天井の装飾
ティムールは戦争の神様の化身であり、遺体を不用意に動かすと戦乱が起きるとか。
ソ連が地下の骨を発掘するとドイツのソ連侵攻が始まり、丁重に再埋葬したところ、ソ連勝利への転機となったスターリングラード攻防が始まったとか・・・やや、こじつけが過ぎる話ですが。 -
同上
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廟の女性警備員(兵士?) 写真は不鮮明ですが、きれいな方でした。
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地元(?)観光客御一行様
バスの中から眺めたサマルカンドの最初の印象は、左端の女の子が被っているようような、顔の周りに毛がフワフワしたフードを被った女性が街を歩いている様子。
全体に土地をゆったりと使った低層で実用本位の建物と併せて、行ったことはありませんが、TVで見るロシアの町のような印象で、「ああ、とても寒いところに来てしまったんだ・・・」という感じも。 -
昼食をとったレストラン周辺の街の様子
サマルカンドとはサンスクリット語のSamaryaに由来し、人々が出会う場所、商人たちが集まる人口密集地の交差点を意味します。
インド系の「チョーク」に似た言葉ですね。 -
同上
この地には旧石器時代から集落があり、BC2000年頃、青銅器時代のものと推定される女性の遺体なども出土しています。
先住民はソグド人とされていますが、その豊かさから多くの勢力が入り乱れ、BC329年にはアレクサンダー大王が侵入、1220年にはチンギスハーンの支配を受け破壊されてしまいます。
その後、14世紀にティームルが新たな市街を建設して今に至っています。 -
お待ちかねの昼食
サラダはマヨネーズがねっとり。
ツアー参加者にはあまりの濃厚さが不評でしたが、普段カロリーカットのために、カロリーハーフのマヨネーズを量を気にしながら使っている私としては、久しぶりのマヨネーズたっぷり料理で、「やっぱ、美味しいね・・・」というのが本音。 -
ヌードルスープ
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ピラフの原形とされるプロフ
****プロフ****
これほど種類の多い料理はないウズベク風のピラフ(炊き込みご飯)。オシュともいう。
コゾンという大きな鍋で、大量の油で玉ネギをよく炒め、肉の塊を入れて炒める。そこにニンジン、ひよこ豆、レーズン等を入れ、塩とジラ(クミン)で味付けする。
煮込んだあと米を入れて炊く。
日本人には少々油っこいので、食後には熱いお茶を飲むのがお勧め。【「ウズベク フレンズ」http://www.uzbek.jp/outline/dishes/ 】
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なお、前編「ウズベキスタン2019・・・(1)先ずはティムール帝国の都、サマルカンドから」の料理についても、上記サイト記述を引用する形で、若干補足してあります。 -
おこしをキャラメルで固めたようなデザート
昼食を終えての感想は「うーん・・・カロリーが気になる」 -
昼食後にやってきたのは「シャブバザール」
サマルカンド最大のバザールです。 -
バザールの規模は東南アジア諸国の巨大バザールに比べると、そう大きくはありません。
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東南アジア諸国のバザールは、肉・魚の匂いや、廃棄物などで清潔とは言い難い所で、人によって「無理」という感じもあるようですが、ここシャブバザールは新たに建設された施設内にあって、非常に整然とした小綺麗な市場です。
その分、カオス感には欠けます。 -
ザクロですね。
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この市場のナンはウズベキスタンでも最高の味と評判とか。
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ナンを手にして説明する現地ガイドのドストンさん。
日持ちが良く、水で戻せば2年後でも食べられるとか。そのあたりが砂漠の民に好まれる理由。
日本へのお土産に買われた方もいました。でも、重い・・・。 -
こちらは、もう少し食べやすそうなパン
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メロンも十数種類あるようですが、今の時期はあまりおいしくないとか。
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お土産に手ごろなのはドライフルーツ
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お菓子コーナー
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職場へのお土産に購入 チョコレートにピスタチオを練り込んだもの・・・とのことでしたが、どこがピスタチオなのかよくわかりませんでした。
最初はいいのですが、次第に「下品な甘さ」みたいなものが鼻について、ちょっとミスったかも。 -
ウズベキスタンは、各勢力が入り乱れたその歴史から、人種のるつぼ。
ソグド系、蒙古系、イラン系、タジク系、ウズベク系、ロシア系等々、顔つきも様々です。
写真枚数が増えてきましたので、続きは次編にしましょう。
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