2019/08/02 - 2019/08/05
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Rolleiguyさん
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チューリッヒから移動し、初日はグリンツィングのホイリゲに。
翌日はシェーンブルン宮殿を一緒に見学し、私は彼らを置いて早々に立ち去り、ナッシュマルクトの蚤の市に行きました。昼に合流し、市を少し見てから、旅行も終盤となり、ややくたびれて来たので、それぞれ行きたいところに行くことにして、私は自然史博物館、息子家族は市内見学、お嫁さんのお母さんは美術史美術館とバラバラに。
私はアルプスの成り立ちがジオラマで展示されていると聞いたので、自然史博物館へ行き、全部歩いて見たものの、それらしい展示がなく、係員に尋ねたがそのものの展示はないとのこと。折角来たのに残念だが仕方ない。ショップで関連する本などを買って諦めました。
ホテルに戻ると疲労してしまい、夕食には出かけずに部屋でビールを飲んで寛ろぎました。息子たちは出かけて市内のホイリゲに行ったとのこと。
このような次第につき、写真は私の分だけになります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夕方のグリンツィング。 明かりが燈り始めましたが、人出は少ない。
それでも、ここ数年来た時に比べると、少し人の数が多い感じでした。
矢張りここは賑やかな方が気分も高まります。 -
パン屋さん。ウィーンに住んでいた時には、このお店でセンメル(パン)の小さいのを、冷凍してあるままで時々買いに来ました。すぐ食べるには焼き立てが美味しいのですが、自分が食べたいときに食べるためには、冷凍したものを買って、あとで自分で焼くと美味しく食べられました。最初は、冷凍ものは売らないよ、と言われたのですが、交渉して買えるようになりました。
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人がまたどこかに消えてしまいました。
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グリンツィングの歴史が説明されています。オーストリアの歴史は1000年、グリンツィングの歴史は2000年だそうですが、石器時代には既にぶどうの栽培がグリンツィング周辺で行われていたようで、その時代のぶどうの種と壺が発見されたそうです。4000年前にはインド・ゲルマン人が定住、3000年前はイリリア人、2500年前はケルト人がここに住んでいたとか。これだけの長い歴史があるのに、ホイリゲのワインを飲むのは楽しいものの、決してすごく美味という訳ではないのはどうしたことか。グリューナー・フェルトリーナーへの拘りが強すぎるのか、他の種類は育てにくいのか、安く楽しむにはこれしかないのか、ちょっと疑問。
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空っぽ!
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ウィーンに多い、この黄色の壁はとくに好きではないのですが、夕暮れ時に電灯の明りが照らす風情はいいなと思いました。
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今回は、バッハ・ヘングルに行きました。団体が入っていて結構な賑わい。
グリンツィングに一時の賑わいがなくなってから久しく、寂しく思っていましたが、満員御礼ではなかったものの、ホイリゲらしい賑わいでした。 -
でも奥の方は、団体が帰ってしまうと、静かになってしまいました。
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ホイリゲは雰囲気を楽しむ場所で、皆でワインを飲むことがメインなので、食事はどうしても二の次になり、料理の質も殆どの店ではそれなりにとどまります。
観光客は殆ど行かず、地元の人たちだけのホイリゲには、食事の質が高いところもありますが、初めてホイリゲに行く人には、そうした場所は心底寛げず、ちょっと違和感があるかもしれません。 -
このホイリゲを訪れた有名人が写真つきで紹介されていました。
知らない人もいますが、上右はオーストリアの右翼政治家イェルク・ハイダー(左端)、下右は、ブッシュ(子)大統領とプーチン大統領ですね。 -
上左の写真は、右側の人が世が世なら皇帝になったであろうオットー・ハプスブルク。上中はソフィア・ローレン、上右はブッシュ(父)大統領。
下左は少し欠けていますがWeinstock in Grinzing(グリンツィングのぶどうの木)と書いてあって多分ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世だと思います。
イラクの2003年、ブッシュ大統領(子)が「神の加護を」「神の祝福あれ」と「神」を引用して戦争を正当化したのに対し、ヨハネ・パウロ2世は「神の名を用いて殺すな」と不快感を示し、「イラクでのこの戦争に正義はなく、罪である」と批判しました。その2人がここに別の写真ではあるが、一緒に飾られているのは???。教皇と書かずにぶどうの木と書いたのは、イエス・キリストの言葉として聖書にある「私はぶどうの木、あなたがたはその枝である」という言葉で教皇をぶどうの木になぞらえつつ、グリンツィングのぶどうの木の掛詞としたのでしょう。ちょっと洒落ていますね。下中はビル・クリントン大統領、下右はドイツの政治家ゲンシャーです。 -
食べるものは、ウェイトレスに頼んでもいいし、自分でここから買うことも出来ます。今日は空いていましたが、混んでいると頼むのも一苦労なので、テーブルで注文したほうが気楽ではあります。
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ここではワイングラスでしたが、ホイリゲではジョッキで飲むのがいかにもその気分になります。今日の為に歌おうと思って準備してきた、「会議は踊る」のなかの歌を歌いたかったのに、楽士が帰ってしまいました。もっと早い時間の方が良かったかも。
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8月3日。一行の期待に応えるために、シェーンブルンへ。
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偶々がら空きのバルコニー。誰もいないところで記念写真を。内部を見学の後は、一行には庭園を勝手に見てもらうことにして、私は早々に立ち去り、ナッシュマルクトの蚤の市に向かいました。
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ナッシュマルクトの蚤の市。チューリッヒよりは流石に質・量ともに勝っていましたが、これは珍しいというようなものは見当たりませんでした。1989年の東欧改革の直後は、東側から持ち込まれた古き良き時代の物が沢山出回り、見て歩くだけで楽しかったのですが、そうしたものはもう見かけませんでした。磁器、ガラス器、装飾品は量が多かったです。
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市内地図を片手に持っている旅行者(私も含めて)を多く見かけました。
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昔はほとんど見かけなかったイスラムの人たちが目立ちました。
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じっくり品定めしている人たち。靴や電動工具を見ています。
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細々としたものが、玉石混淆ではありますが、そこそこありました。象牙の根付もありましたが、結構な値段でした。
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ここは割と根の張るものを並べていました。
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本に興味を持ったので、いくつかの店を見て、「世紀末のウィーン」写真集を10ユーロで買いました。各地方全巻そろいだったのですが、重くなるので1冊だけ。セット崩れになってしまうがいいですかと聞いたら、いいよとのことでした。
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石細工が並んでいます。アラバスター(少し光を通す緑っぽい石)は人気があるようでした。
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ここは古物屋のような品揃え。
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比較的多かったのは衣服でした。扱っている人は明らかに東欧系の顔立ちで、品物も庶民的なものが多く見かけられました。やはりナッシュマルクトは、骨董市ではなく、普通の蚤の市といった趣です。でも、マジョリカハウスを背景にしているところが如何にもウィーンですね。
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随分沢山の指示が出ていました。
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ウィーンの人たちは、散歩に行くにもきちんとした服装をするのが好きですが、ここに見られる人たちには、そういう人は全く見かけませんでした。スーツで歩く場所でもないですが。
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ウィーンは、ハプスブルクの時代から周辺諸国からの人の流入が多く、今でもウィーンの電話番号簿に載っている名前の、3割くらいは非ドイツ系の名前です。特にスラブ系の名前が多くみられます。○○チェク、○○レフ(ラフ、ロフ)、○○(キ)イーなどがそうです。この写真の人たちも非ドイツ系のようですが、スラブではなさそう。マグレブかも。
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どう見ても象牙製と思えるものがありました。象はウィーンに19世紀に初めて連れて来られたそうですが、今でも人気があります。でも、人気の向かう先に疑問があり、
私のオフィスには、象の足で作ったイスや、象の皮を張り付けた戸棚がありました。
(借り物のオフィスに付属する物です)。今では取引禁止品ですね。 -
アフリカからの物が多そうですね。こうした商売は楽しそうですね。
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18世紀に建てられたので、それほど古くはないものの、堂々たる押出のカール教会。
この教会堂も有名な建築家フィッシャー・フォン・エルラッハによるものです。 -
私は自然史博物館へ。お嫁さんのお母さんは美術史博物館へ。
1888年に皇帝フランツ・ヨーゼフが建てたマリア・テレジアの巨大な像。
彫刻家カール・フォン・ツームブッシュは、ベートーヴェンの銅像も作りました。足下には騎乗の軍人4人がいて、その一人は2017年に訪れたラポッテンシュタイン城の持主だった、元帥オットー・フェルディナント・フォン・アーベンスペルク・ウント・トラウンです。4つの台座は、顧問官、政府、軍人、芸術と科学に関わる人たちを置き、ハイドンとモーツァルトもいます。 -
もう疲労困憊して見る気も失せた美術史博物館。
ホテルに引き上げることにしました。山歩きと違って、一か所に立ち止まったり、少し歩いたりを繰り返す、美術館や博物館見学は本当に足も体も疲れます。歩くことが目的の山歩きと違って、足は付け足しのような見学では、足も体も不貞腐れるのでしょう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- cheriko330さん 2019/12/02 00:42:19
- 活気あるナッシュマルクト☆
- Rolleiguyさん、こんばんは。
もう12月になってしまいました。
ウィーンの旅行記できましたね♪
大好きなウィーンなので、どこの景色も素敵です。
グリンツィングのホイリゲにも行かれたのですね。
有名な方もたくさんいらしたところで、オットー・ハプスブルク、
ハプスブルク家は興味があります。
西洋美術館でハプスブルク展が開催中のようですね。
せっかくのお歌を準備されていたのに残念でしたね。本場で披露
できたのに。私もお聞きしたいです♪
馴染みのパン屋さんも健在で懐かしかったことでしょう。
シェーンブルン宮殿はグロリエッテまで歩き、お茶も飲めて
景色が良かったです。ここは気に入りました。
ナッシュマルクトは活気ありますね。行ってみたいです。
蚤の市も良いけど食材の方も気になります。
自然史博物館ではお探しのものが見つからずに、がっかりでしたね。
ありきたりの観光地より、自然いぱいの方がRolleiguyさんはお好みで
ご家族孝行の日になりました。
ウィーンにお詳しく、お住まいだったならではの情報もありがとう
ございました。
ではまた続きにおじゃましますね。
cheriko330
- Rolleiguyさん からの返信 2019/12/02 10:21:28
- RE: 活気あるナッシュマルクト☆
- cheriko330さん、今日は。
今年は日本・オーストリア修好150年の年で、いろいろな展示会が日本でもありましたね。
どれにも行けませんでしたが、講演会やレクチャーに足を運びました。
グリンツィングのホイリゲが少し元気を取り戻したのは嬉しかったです。
ナッシュマルクトは雑多なお店などがあり、活気があると言えばそうなのですが、
油断禁物の場所でもあり、安心して寛げる気持ちにはなりにくかったです。
それでも蚤の市を楽しみました。モノが溢れている現代ですが、古いものを物色する
楽しみがありました。
スイスの旅行記を終えてから、次に取り掛かるのが遅れてしまいました。
ようやくまとめて着手したところです。
今回は、ハプスブルクの前のバーベンベルクに縁のあるところを見たいと思っていたのですが、結果的に不十分な見学になりました。それでもいくつか見て、後で勉強したことを次の旅行記に記しましたので、ご覧頂けると嬉しいです。
もう12月になってしまい、一日の過ぎるのが早く感じられます。
これから冬ですが、早く春が来ないかなと思い始めています。
お風邪を召しませんよう。
Rolleiguy
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