2019/11/06 - 2019/11/07
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ワンダラーさん
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やっと秋らしい快晴になったので、思い立って群馬から北信、上越をかすめて群馬へとドライブ一人旅。
昔登った山々の紅葉/黄葉を眺めつつ、
今年は豪雨災害が多かったので、その痕跡も訪ねてみました。
順番にアップと思いましたが、水没新幹線車両のインパクトが余りに大きく、撤去・解体で見られなくなりそうなので、この部分から先にアップします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
野尻湖には観光船が浮かぶが、もうシーズンは終わりか。
野尻湖は、東の斑尾山と西の黒姫山に挟まれた標高654mの高原の国道18号線の峠近く、不思議な場所に位置する大きな湖だが、成因はまだ定説がないよう。 -
北信五岳を望む野尻湖は、周辺の山々も紅葉。もう雪支度か。
-
野尻湖から国道18号線を南下し長野盆地(善光寺平)に降りると、
そこはアップル街道と呼ばれるリンゴ畑の中の一本道、リンゴ直売店が続く。
10月の豪雨で千曲川の水が溢れて2~4mも濁流に浸かったのは、ここ赤沼地区など。「赤沼」という地名は、昔は沼で低湿地だったのだろう。
支援の一助にと、リンゴを20個ほど買う。 -
浸水した赤沼地区にある北陸新幹線の長野車両基地は、オーバークロスする道路橋から全景を見ることができた。
この光景はテレビや新聞でよく見られた被災風景で、浸水時は車両が半分水に浸かっており、浮いて脱線した車両もあったのが記憶に新しい。
そんな実物は、水がなくても広大で、大迫力。
東北新幹線那須電留基地では、浸水前に車両を避難させていたとの報道も聞いた。
1編成で30億円超の製造費らしいが、ここでは10編成が避難されずに水没、全車両が廃車、解体と決まり、JRの簿価148億円が特別損失になるという。
検査中の3編成の避難はともかく、停車していた写真の7編成を本線上に避難させておけば、こんなに多額の損失にはならなかったであろうと悔やまれる光景。
この特別損失のツケは、いずれ利用客に来るのだろう。 -
赤沼地区の千曲川対岸にある「道の駅 オアシスおぶせ 」に立ち寄る。
ここは高速道路のスマートICにもなっているのだが、豪雨被害があって、復旧工事でスマートICは閉鎖中。 -
道の駅に寄ったついでに、小布施の旧街道も通る。
江戸時代の面影が保存されている街並み。 -
こちらが街並みの中心の小布施陣屋跡。
徳川幕府の天領として、代官所の陣屋が置かれたという。
年貢の徴収や規制が緩かったので商業が発展したようだ。 -
夏に友人と訪問した小布施郊外の曹洞宗の「岩松院」を再訪する。
門前には、思い上がりを戒める書が掲げられ
『地位を得ても いばったらおしまい
名誉を得ても 鼻にかけたらおしまいである・・・』感じ入る。 -
ここ岩松院を再訪したのは、夏に来たときは北斎天井画の拝観に時間を取られ、
裏山にある福島正則公の墓にお参りする時間がなかったため。
写真の北斎天井画のある本堂拝観でなく、脇から登れば行けるということを聞いていたので、脇の登山道をGPSを頼りに裏山へ踏み込む。 -
裏山をGPSで探索するほどではなく、本堂のすぐ裏手に福島政則公の霊廟があった。これであれば夏に来たときに寄れた。
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関ヶ原の合戦にも貢献した福島正則は、広島49万石から信越4万5千石に減封され、嫡男忠勝にも先立たれ、2万5000石を幕府に返上し、1624年この近くの高井野で死去したとされる。
一説には、正則が屈辱に耐えかね切腹したのを隠蔽するため、家臣が急いで荼毘にふしたため、残りの2万石も没収されたとも言われている。
こちらが本堂側の入口。 -
岩松院ちかくには「せせらぎ緑道」の散歩道も。
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市街地を通る18号線は災害復興などで混みそうなので、
小布施から須坂を通って山間の国道406号線(大笹街道)で菅平に向かう。
国道406号の峠道はカラマツなどの黄葉に埋まる。
カラマツの黄金色の針のような葉が、風でハラハラと舞い落ちる。 -
菅平の北側峠には「峰の原高原」の別荘地が広がるが、冬は寒そうな別荘地。
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リゾート地の菅平の街に降りると、根子岳2,207mと四阿山(あずまややま)2,354mが望まれる。
両方共、学生時代に登った山で懐かしい。
根子岳も四阿山も、大きかった四阿火山のカルデラ外輪山の一部という。 -
根子岳と四阿山の登山道は、明治大学のセミナーハウスやグランド施設の私有地を通っている。
立派な施設ができていて、昔のラグビー合宿場のような面影はない。 -
菅平からは、国道406号をショートカットして四阿山山腹を巻く県道182号を通る。
カラマツ林の中の気持ちがよい道が続く。
50年前は砂利道を歩いた記憶。まだ県道にもなっていなかったかも。 -
四阿山の南西山麓は何もなかった記憶だったが、
今は温泉を掘って高原リゾートホテルも出来た様子。 -
学生時代に四阿山登山の帰路、鹿沢温泉まで歩いて越えた鳥居峠1,362mも車なら楽。
当時もキャベツを満載した大型トラックが通っていた。 -
嬬恋村側から見た四阿山。
さすがに深田久弥氏が日本百名山に選んだだけあるどっしりした雄姿だ。
山麓は高原キャベツの畑、山腹にはカラマツの植林地が広がる。 -
ここは群馬県の嬬恋村だが、「北軽井沢」というブランドで大別荘地群が広がる。
その中の「ホテルグリーンプラザ軽井沢」はメルヘンチックな建物。 -
青空に(外観だけだろうが)ハーフチィンバーのような白壁が映える。
別棟の温泉大浴場は広くて洞窟風呂や半露天もある立派な風呂で、泉質はナトリウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉という。
しかし濃さにやや欠ける感。青空の下、黄葉を眺めながら楽しむ温泉のようだ。
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