2019/10/28 - 2019/10/30
254位(同エリア287件中)
実結樹さん
新白河駅を起点に紅葉時季の「甲子温泉大黒屋」と「ブリティッシュヒルズ 」に泊まる2泊3日の福島の旅です。
“パスポートのいらない英国” がコンセプトのブリティッシュヒルズ 。
ホテル内では公用語が英語です。
海外旅行では添乗員さんに丸投げで、せいぜい「Red wine please」くらいしか話せない私なので多少気後れしましたが、心配する程のこともなく無事切り抜けました。
長くなってしまうので、②宿泊編と③食事編とは分けて、ここでは先ず①施設編です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宿泊初日 2019/10/29(火)
2年前の2017年10月に日帰りで来たことがあるのですが一度は泊まってみたかったブリティッシュヒルズ(BH) -
新白河駅西口(高原口)から
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送迎バスが1日に4便出ています。
事前予約制で、私は第2便の11:45発のバスにお世話になりました。
宿泊客でなくて日帰り客でも予約さえすれば乗せて貰える太っ腹です。 -
40分でBHの正門に到着
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2年前は晴れていたのでこんな感じでした。
標高1,000mの羽鳥湖高原に約27,000坪の広大な敷地を有しています。 -
ゲートをくぐるとユニオンジャックがはためいており、ここは ”下界とは異なるイギリスだぞモード” に一気にシフトです
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スコットランドのハイランド地方に近い風土を持つ羽鳥湖高原にあるBH。
いかにもそれっぽく?(行ったことはないので分かりませんが)今日は霧に霞んでいます。
まん中のシェークスピアも何だか寂しそう・・ -
BHの中心的建物「マナーハウス」は中世英国貴族の荘園領主が領地で過ごした邸宅を再現しています
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晴れていればこんな感じ
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入って直ぐのロビーです
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レセプションには日本人スタッフが居たので迷わず日本語で話しかけました。
スタッフの1/3はイギリス若しくは旧英連邦諸国出身者で占められています。
イギリス人スタッフでなくて良かった (^_-)-☆ -
ロビーの豪華な椅子もイギリスからの輸入です
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暖炉に掲げられた絵も季節ごとに変わるそうです。
火が入ったら雰囲気ありそう。 -
宿泊しないで園内見学だけの人は200円の入場料を支払いますが、
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園内で使える200円分のクーポンが貰えたと思います
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チェックインは15:00~なので荷物はレセプションで預かって貰い、その間ランチを頂きます。
その後、14:00~のマナーハウスガイドツアーにも参加。
11:00~と14:00~は日本語。
13:00~は英語の説明になるので、勿論、日本語の回に参加ですよ。 -
1階は誰でも見学できますが、2階はこのツアーに参加しないと見学できません。
料金は600円ですが、宿泊者は無料です。 -
本物に拘るBHだというのに、ロビーのお花が造花なのがチョット残念
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新聞はここにも毎朝配達されます。
こんな僻地への配達なのに料金も同じとのこと。
昔、マナーハウスには執事がおり、領主が起きてくる前に新聞にアイロンをかけたそうです。
印刷技術が未熟で新聞には皺が寄っていたからだとか。 -
頭上のシャンデリアも往時はロウソクで、火を入れるのも執事の仕事だったそうです
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BHは神田外語大学(学院)系列の運営で、日本に居ながら英国留学体験ができるようにと1994年に創設されました。
(総工費約300億円と2年前に聞いたような気もしますが定かではない記憶です) -
階段に彫られた権威の象徴:ドラゴン
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踊り場のステンドグラスは重さ1トン。
英国でこれを作れる工房は3軒しかないそうです。 -
領主の暮らしの場は2階にありました。
階段を上がった先のアッパーホールの天井はウエディングケーキを模した模様。 -
その下のこの円形絨毯は4人の女性が4年間かけて織ったペルシャ絨毯で一億円の値が付くものだそうです
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裏も表と全く同じ精緻な模様に織り上がっています
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壁面には木彫りが何枚も
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ここは奥様のお部屋。
政略結婚が多かったので夫婦仲は必ずしも良くない場合も多く、隣の領主の間とは二重扉になっていて、どちらかが機嫌が悪いと行き来ができないようになっていました。 -
ホテルウエディングの際は花嫁の控室にもなるとか。
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TVのロケでも使われています。
動画だと6時間54万円とか・・ -
バスルーム
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奥様のベッド
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対して、こちらは隣の部屋にある領主の間のベッド。
常に暗殺の危険に晒されていたので横にはならず、背もたれに寄り掛かって寝たので高い身長の割には短いベッドサイズだとのこと。 -
ベッド上には本物の熊の毛皮が。
お腹の辺りは割とやわらかめでした。 -
執務机
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全部イギリスからの輸入家具です。
椅子のひじ掛けにはライオンの彫り物が施されています。 -
英国は天気が悪くて外に出られない日も多いので廊下を往復して運動していたそうです。
その際目を楽しませるために沢山の絵画が飾られています。 -
中の1枚。
昭和天皇とエリザベス女王御夫妻の絵画。 -
図書室にある開閉式ハシゴはインドで像に乗る時に使われたもの
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逆S字型のソファーに座って暗殺の密談をしたそうな
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『花より男子』で道明寺司(松本潤)の豪邸として撮影された部屋(私TV見ていないので確信は持てないけど)
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「スヌーカー」というビリヤードに似た球戯のお部屋。
食後の葉巻やお酒もここで楽しんだそうです。
ここまではツアーでないと見られません。 -
「リフェクトリー」は大学やパブリックスクールの食堂のこと。
これはクイーンズ・ポスト様式と言われるもので、梁に乗せた支柱が大屋根を戴く典型的な中世の様式です。
最大180名が一度に会食できるそうです。
ハリポタを連想させますね。 -
BHは英語の研修を第一に掲げた施設なので大小様々な研修室があります
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今までの「イェショップ」が改修中なので今年の7月にマナーハウス内に移転オープンした「ビクトリアンアレー」というショップです
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その隣のバラの模様が可愛い小部屋ではみんな記念撮影をしていました
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BH名誉館長の川田雄基の写真とマントが階段踊り場にありました。
”本物であるBH” を多くの人に広めたい、死してもお化けになって見守っていきたいという強い思いが込められています。
76歳という年齢でこの世を去らねばならなかったのはさぞかし無念であった事と思います。 -
小体育館
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音楽ルーム
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チャペル・・
その他にもプールもあるというのですが分かりませんでした。 -
夜のイルミネーションも雨なので霞んでいます
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2日目 2019/10/30(水)
朝の散歩です。
紅葉する木はあまりありませんがこの辺りは一番綺麗。
良く剪定されたモミの木が何か日本ぽい感じではないような。 -
敷地の北側に「ネイチャートレイル」という散策路が設けられています。
ビューポイントまで700mというので行ってみることにしました。 -
落ち葉が敷き詰められたほぼ平坦な道です
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途中の紅葉
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展望台は最近リニューアルされたとか
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「羽鳥湖」もイマイチ靄の中です
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敷地内にはこんな大砲も展示されています
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これは前回撮ったものですが、この他にも、中世英国の古き良き時代を忠実に再現したパブやレストラン、ゲストハウス(宿泊棟)が立ち並んでいます。
テニスコートやクロケット場、英国式庭園などもあるそうですが全部は見きれませんでした。 -
次の旅行記は ②宿泊編 です
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