思わぬ形で実現してしまった10日間のペルー周遊旅行・Part Ⅴ

2019/09/30 - 2019/10/10

さてさて、リマに到着して実質的には第一日目を迎えます。セシリアさんの住んでいるマンションのは街の中心地の一角に位置して、出かけるのには非常に便利なことが分かったのは良いのですが、地方都市であるクスコと違い何せドライバーだけではなく歩行者のマナーもよろしくない。ドライバーはクラクションを絶えず鳴らすわ、歩行者は赤信号でも車が来そうにないとすぐに渡ろうとする、その合間を縫って車相手に物売りが割り込むわで、結構凄まじい光景です。言い方を変えればリマのドライバーは相当スキルが高いです！

その様な事情で、クラクションを鳴らす音が部屋の中にまで聞こえてくるので、寝付くまでに若干苦労しました。誤解を招くといけないのですが、部屋の防音設備は一通り整ってはいたのですがね。

前置きが長くなりましたが、リマでの一日がスタート致しました。本日は旧市街―セントロ地区を主に見て回るプランです。

そして翌日から一泊二日で地上絵を見に行くべくナスカにも出かける予定なのですが、その移動のための高速バスのターミナルの下見も行うことにしました。

エリア リマ(ペルー)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: アメリカン航空 アシアナ航空 LATAM航空 パラグアイ
• 旅行の手配内容: 個別手配

合計3泊お世話になったセシリアさん宅での朝食です。フルーツを中心としたヘルシーメニューなのは良いのですが、そこに朝からいきなりチョコレートソースをかけるのは”味覚・文化の違い”なのでしょう。「郷に入っては郷に従え」です！

セシリアさん宅はマンションの７階に位置しており、この様な街の様子を撮ってみました。土曜の朝だったので、まだ交通量は少なめです。

本日のリマ市内の移動でお世話になったメトロポリターノという新交通システムのバス(と表現すれば良いのか)です。
運賃は一乗車2.5ソル(≒80円)ほどですが、Suicaと同じようなICカードを利用してチャージをした上で、改札口を通り抜けます。
セシリアさん宅にはAirbnbで滞在するゲスト用にこのICカードを用意しておいてくれたので、チャージするだけで乗ることが出来ました。
無記名式なので、チェックアウトする際に返却すれば次のゲスト用に使って貰えるわけです。

その運転系統の案内です。特急、快速急行、通勤急行、準急…いった感じなのでしょう。セシリアさん曰く、3番のローカル(各駅停車)に乗る様にとアドバイスされました。

セントロ地区の最寄りの駅(と言うか停留所)で降りて、結構寒かったので、アルマス広場に向かう途中のカフェでしばしコーヒーブレイク。ボッタくられること無く、5ソル(≒160円)で寛ぐことが出来ました。

アルマス広場に到着です。あいにくの曇り空でした。

アルマス広場 (リマ) 広場・公園

こちらは大統領官邸、まさにリマのホワイトハウスであります。
かつては、フジモリ大統領もこの場所で執務を取っていたわけですよね。

こちらは、どうやら国立中央図書館のようです。うーん、どれだけの本、資料が貯蔵されているでしょうか？

通りの物売りからチュロス、つまりドーナッツの様な揚げ菓子を試してみました。お値段は2ソル(≒65円)と良心的な価格でした。結構甘いですが、思ったほどしつこくはありませんでしたよ。

こちらは、サンフランシスコ教会です。まぁ、日本の教会とはやはりスケールが違います。

サン フランシスコ教会/修道院 寺院・教会

内部も見学できます。ミサを行う場所は撮影OKの様でした。
それよりもこの教会は地下階に墓地があり、こちらの場所には、ガイド(スペイン語 or 英語)さんが5人くらいずつのグループが出来た時点で45分のツアーという形で案内して貰えます。植民地時代に祀られた一般市民のお骨だそうです。但し、撮影はNGです。

やはり、ユネスコの文化遺産に指定されている様ですね。

違う角度からも撮ってみました。

大統領官邸にまた戻ります。というのも、毎日正午から30分間衛兵の交代式があり、それを見学するためです。写真では分かり辛いのですが、結構な数の観光客が集まっています。

あいにく少し離れた位置からでしたので、ズーム機能を使って、何とかわかるかなぁ、とう感じでした。

お昼時なので、アルマス広場面した位置にあるレストランでランチタイムです。ペルー風のフライドチキン(名前忘れた！)をオーダーしてみました。タルタルソースで頂くのが当地風です。ドリンクはチチャモラーダと共に。フライドポテトがたっぷり(！)添えられているので、お腹はふくれます。

街角の様子です。土曜の午後、週末独特のどこか気だるい雰囲気が漂いますね。

さて、メトロポリターノに乗ろうかと思いましたが、あろうことかに一部区間が運休とのこと。仕方が無いので少し歩いてみて、違う地域にも足を延ばしました。
こちらの建物と庭園が綺麗なので、スナップ写真を撮りました。

こちらの Central という駅から運行しているので、また乗車します。地下駅なので、超ビッグサイズの案内標識です。

どうもこの駅は主要駅の様で、各方面ごとに乗り場が分かれている様です。うーん、ややこしい、と言っても新宿駅のことを思えば序の口でしょうか…。

結構大規模なコンコースで、5メートルほどの高さがあったでしょうか？充分、鉄道の駅でも通じるサイズです。

帰り道の途中、明日お世話になるバスターミナルにも立ち寄ってみました。場所が事前に分かれば当日慌てなくて済みますよね。

とある銀行の本社ビルに違いないのですが、右側の出っ張りが気になりますね。何か、芸術的要素を狙ったのでしょうか？
明日のナスカ旅行の出発が朝早いので、この日はスーパーのデリカテッセンで惣菜を数品買って夕食としたのですが、写真撮るのを忘れた！当地の総菜屋さん事情が紹介できず申し訳ございません。