2019/09/06 - 2019/09/06
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AandMさん
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南フランスのコートダジュール、コルシカ島を訪問する際のヨーロッパへの入口ハブ空港としてウイーン国際空港を利用しました。ウイーンは他のハブ空港であるパリやフランクフルト国際空港に比べて混んでいませんし、ウイーン観光も楽しむことができます。フランスからの帰路、ウイーンで1泊して博物館や美術館を見学することにしました。
フランスのニースからウイーンに到着した日は木曜日で、美術史美術館が夜の9時まで開館していましたので、最初にこの美術館を見学しました(https://4travel.jp/travelogue/11562472)。翌日の夕方にウイーンから帰国便に搭乗予定でしたが、午前中にウイーン自然史博物館を見学しました。この博物館は女帝マリア・テレジアの銅像が建っている広場で美術史美術館と対を成しています。建物の外見が似ていて、素人目には区別できないと思います。
ウィーン自然史博物館はマリア・テレジアの夫、フランツ1世がフィレンツェの学者から購入したコレクションから始まったとされる博物館で、絶滅種も含まれる動物、鉱石あるいは発掘品遺物など世界中から集められた多様なコレクションが展示されています。1889年開設の博物館です。
コレクションの頂点に立つのは、1908年ニーダーエステライヒ州のヴァッハウ渓谷で発見された2万9500年前の旧石器時代彫像の「ヴィレンドルフのヴィーナス」です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ユーロウイングス オーストリア航空 エールコルシカ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月6日
ホテルチェックアウト時間は12時ですので、それまでの時間を利用して自然史博物館を見学することにしました。ホテル(Vienna Marriott Hotel)前からトラムを利用して、博物館に到着しました。マリア・テレジア広場で昨夕訪問した美術史美術館の向かい側に立っている見事な建物が自然史博物館です。混んではいない自然史博物館 by AandMさん自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館内の造りは、美術史美術館と似ており、入った所に大きな天井ドームがありました。
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階段を登って2階の展示室から見学することにしました。美術史美術館は多くの見学者で混みあっていましたが、朝の開館時間での博物館訪問者数は数名だけでガラガラでした。
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階段のあるホール天井に絵が描かれていました。オーストリア帝国のマリア・テレジア女王の夫、フランツ1世が造った宮殿仕様の建物ですので天井絵画も華麗豪華です。
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沢山の鳥類の剥製が展示されていました。数えきれない位の数で、大型から超小型の鳥まで展示されています。
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種族別の展示がされているようですが、専門知識が無いので詳しいことは分かりません。綺麗な鳥や変わった形の鳥を見て回りました。
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赤と緑色の鳥はインコの類でオーストリアやニューギニアの鳥類です。
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赤色の鶏冠を持つ鳥は木の洞穴を住処にしていることが分かります。
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雪フクロウのつがいのようです。珍しい鳥が一杯います。
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種々の鳥の卵の展示です。
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最も大きいのはマダガスカル産の鳥の卵のようですが、説明がドイツ語だけなので良く理解できません。英語説明があれば、と思います。
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ワニ類の剥製も一杯あります。
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多種類の蛇が展示されていました。ヨーロッパに生息している蛇のようですが、ドイツ語の専門用語が理解できません。
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赤と黒、白と黒の斑模様の蛇で、多分、毒蛇と思われます。
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マレーシアなどの南アジアに生息するキングコブラで猛毒を持つ蛇です。
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米国のテキサスで捕獲されたガラガラ蛇です。ドイツ語の説明文章から何とか理解できました。毒蛇です。
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サハラからエチオピア、そしてモロッコなどに生息する「紋付きヤマアラシ」です。これには英語説明が付いていました。
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インドに生息するインドヤマアラシで、アフリカ大陸に住んでいる紋付ヤマアラシと似ています。
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アフリカゾウやキリンなどの大型動物の剥製は迫力があります。
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カモシカなどの中小動物の剥製も一杯ありました。この博物館では、殆どの種類の動物を見ることができると思います。
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博物館を創設したフランツI世と彼の重臣たちの絵です。中央がフランツI世で周囲には、博物館の初代館長、図書館長、科学技術庁の長官、大蔵大臣などで、この博物館設立に貢献した方々と思われます。
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前の絵に描かれている人物の説明パネルです。ドイツ語と英語で役職などが簡単に説明されています。
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旧石器時代の発掘品展示コーナーです。ガラスで覆われた展示棚にちいさめの人形のような像が並べてありました。動物の骨や石を加工して作ったものです。
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展示品の横に説明があり、いずれも人の形を表していることが書かれています。
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1908年にヴァッハウ渓谷で発見された2万9500年前の旧石器時代彫像の「ヴィレンドルフのヴィーナス」です。ポッチャリと太った女性像で、旧石器時代の食糧事情は悪くはなかったことなどが想像されます。これらのヴィーナス象は同じ場所で同時に発見され、Venus 2, Venus 3と名付けられています。
茶色っぽいヴィーナス象(Venus 2)が有名ですが、同時代に造られた類似のヴィーナス象も多く発見されており、「ヴィーナス・コーナー」に纏めて展示されていました。 -
他のヴィーナス象ですが、ポッチャリ感や豊満感は皆似通っています。
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姉妹のビーナス像(Venus Sisters)で、「ヴィレンドルフのヴィーナス」と似ていますが形態が少し異なっています。フランスからロシアに至る地域で発見された旧石器時代のビーナスで、象牙や石材に彫られ、いずれも豊満な女性像です。
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動物の骨で作った矢じりです。旧石器時代の約4000年に間、ヨーロッパではネアンデルタール人と現人類が共存し、双方が類似の装飾品や骨加工品などを作っていたと解釈されています。
ネアンデルタール人は30万年前から4万年前までヨーロッパで生息し、その後、絶滅に至っています。オーストリアで発見されたネアンデルタール人が造った最古の石器は10万年前のものとされています。 -
これらは硬い石で作った矢じりで、旧石器時代を象徴する歴史遺物です。
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人類が登場するより遥か以前に海中に住んでいた動物の化石です。大きな目を持った長さ12mの水中動物で、時速40kmの速度で水中で狩りを行っていたそうです。
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カンブリア紀(約5億4200万年前から約4億8830万年前)以来の海中生息魚類などの進化過程がパネルで説明されていました。この絵は学習書などで見た記憶があります。
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これらは旧石器時代から遥かな後世の古代ギリシャ時代(BC800-BC400)の壺などです。彩色がされているのが特徴で、時代経過につれて絵模様が描かれるなど、進化が進んでいく様子が展示されています。
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更に時代が進み、紀元前後に造られた金細工の装飾品(イアリング、指輪、腕輪、飾りなど)です。
自然史博物館では旧石器時代から古代ギリシャ時代までの人類の発展の歴史が、展示されている遺跡発掘品から伝わってくるように思いました。2万9500年前の人類が作成したヴィーナス象は必見の展示品だと思います。 -
自然史博物館にも美術史美術館と同様のカフェがありました。見学終了後の昼前でしたが、殆ど混みあってはいませんでした。博物館の見学後や途中で気楽に立ち寄れるカフェで利用価値は高いと思います。
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見学を終えて博物館の出入り口に戻ってきました。床も壁も天井ドームも美しく見事な建物です。展示品種類も数も多く、自然史に関する博物館として素晴らしいと思いますが、混みあってはいませんでした。昼前の出入り口ホールの見学者数は10名程度と少な目です。
動物や人類発祥に関して多少の興味のある人にとっては、とても充実した面白い博物館だろうと思います。混んではいない自然史博物館 by AandMさん自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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