オータムインニューヨーク女一人旅（まとめ）

2019/10/25 - 2019/11/01

初めてのアメリカ本土！
初めて旅に出た時のような気分になりました。
まずはダイジェスト版です。

2019年
10月25日 羽田8時半発、北京経由　ＪＦＫ14：30着
　　　　 ＭＯＭＡ
10月26日　ブルックリン、ダンボ、
　　　　　オフブロードウェイ（rock of ages)
10月27日　ハーレムでゴスペル
　　　　　市立図書館、モーガン図書館、グランドセントラル駅
10月28日　セントラルパーク
　　　　　アッパーイーストとアッパーイースト
　　　　　メトロポリタン美術館
　　　　　エンパイアステイートビル
10月29日　エレンズスターダストダイナー
　　　　　9.11メモリアル
　　　　　自由の女神、ウォールストリート
　　　　　リトルチャイナ、リトルイタリー
　　　　　ノリータ、ソーホー
　　　　　ブロードウェイ（ムーランルージュ！）
10月30日　5番街
　　　　　アストリア方面
　　　　　マディソンスクエア
　　　　　ユニオンスクエア（グリーンマーケット）
　　　　　ワシントンスクエア
　　　　　グリニジビレッジ
　　　　　チェルシーマーケット
　　　　　ＪＦＫへ
10月31日　ＣＡ便、ＪＦＫ2：30発
11月1日　 北京4：30着　8：30発
　　　　　羽田12：00着

※飛行機の発着時間はだいたいです。
　　

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

いつもの、【ニューヨーク、もって行って良かったもの】

・フレキシブルチケット
（goto gate)1年間に限り旅程を変更できるチケットです。諸事情でギリギリまで予定をフィックスできなかったので利用。1万円ぐらいの加算となります。

・MOST SIM
（3000円ほど）アマゾンで購入、7日間利用でき、無制限です。通話もできるやつ。simフリーにしてから初めての旅だったので、事前に準備ができるものにしました。出発の数日前までに申し込み→機内でシム入れ替え→アメリカ到着時にアクティベート。初心者にも簡単でした。
通話ができるのが割と便利で、（1度だけネバタ州のどなたからか間違い電話がありましたが）、ブロードウェイのチケットや、空港送迎シャトルの申し込みなどでメールや電話で連絡を受けるときに重宝しました。

・ＳＯＮＹバンクのデビッドカード
新生銀行の海外ＡＴＭが無くなったので、これも今回から導入。
あらかじめドル預金しておけば、現地通貨で引き落としできるもの。また、現地ではどこでもキャッシュレスで、ちょちょっと適当にカードを切り、レシートも頼まないともらえないので、防犯上からも決まった額までしか使えないデビッドが安心でした。ＳＯＮＹバンクは、オンタイムで利用額がメールされてくるので、すぐに確認できるのも良かったです。今回クレカはホテル決済のみで、あとの買い物・ブロードウェイのネット決済はすべてこちらで済ませました。

・ジップロック
100円で買えない。

・折り畳み傘
10月末のＮＹ、めっちゃ雨降りました。東南アジアと違って、ちゃんと傘さす文化。ビニール袋かぶっているおじさんはいない。

・乾燥対策
マスク、クリーム、リップなど

【持ち物②ＮＹ旅行、持っていけばよかったもの】

・パック
韓国製の安いのでも３ドル以上してました。
ホテルの乾燥がひどすぎて、毎日枕元に洗濯物を置いておいたにも関わらず風邪ひきました。

・バスクリン的なもの
こちらも現地で見つけにくい、あっても7ドル以上！

・スーパーの袋
紙袋のほうが多いし、もらえてもインドみたいなヘラヘラの袋だったので。

・裁縫セット
あちらで600円もしました（泣）

【ニューヨーク、10月末の気温と服装】
雨の日が多かったので、思ったより寒かったです。欧米の方はダウンぽいのを着ている人が多かった。首回りとお腹周りはあったかくして行った方がいいと思います。
ま、もし寒くてもユニクロいっぱいあるし。

【使えたアプリ】
・googleマップ　日本同様乗り換えに重宝、行きたい場所は事前にポイント。
・yelp　あちらの食べログですね、結構重宝。そしておいしかった。
・Today TIX ブロードウェイチケットを直前値引きで買うのに便利でした。ネット決済、開始時に現地にて受け取り。
・Uber 高くて使わなかったけど、保険。
・チップ計算アプリ　

ふー。着きました。ジャマイカ、じゃなくて、ＮＹ。


ＣＡ便北京経由、北極越えの移動です。

初めてのＮＹですが、ケチなので安く移動したい。
ケチだけど安全第一なので、地下鉄は都心から、としました。

ＪＦＫからエアポートリンク的なものに乗って、ジャマイカ駅へ。
そこからロングアイランドレイルロード（ＬＩＲＲ）に乗車、ペン駅で地下鉄に乗り換えて、タイムズスクエアに移動しました。

ジャマイカ駅 駅

常磐線か？
この辺がクイーンズですね、茨城県ではないです。

スーツケースを引きずって、タイムズスクエアから徒歩3分のホテルエジソンに到着しました。ケチだけど、ホテルだけはちょっと奮発しちゃった。
今回は、ちょっとした自分へのご褒美、帰ってくる部屋が納戸はいやだなぁと。
それと、初めてのＮＹなので、遅くなっても安全な立地を選びました。窓からはビルも見えて、満足です。

Hotel Edison ホテル

荷物を置いたら、時差も気にせずそのままＭＯＭＡへ！金曜日だったので入場料無料！とその前に、たまたま見かけたマグノリアベーカリーで憧れのカップケーキをつまみ食い。えー、普通やん。

ＭＯＭＡではお気に入りのゴッホ・ミロ・モネを鑑賞。
おしゃれなニューヨーカーたちを鑑賞するほうがもっと刺激的でした。
特に男性！普通の農家のおじいちゃんぽいツイードのジャケットに、ビートルジュースの缶バッチ付けてるの、クールすぎる。

初めてのＮＹの夜、まだ9時ごろでしたが、びびってその辺のピザ屋で夕飯。
ピザもカフェラテも結構おいしい。
カウンター席に座りながら、道行く人々を眺める。
映画みたいね、あ、おばちゃんだけど。

小学生のころからあこがれていたアメリカに上陸した興奮が冷め止まず、明日から何をしよう、どこに行こうと考えていたら、翌朝まで全然眠れず！
アドレナリン出まくりで、日本出発から35時間ぐらい起きっぱなしでした。

10月26日土曜日。8時だと思って起きたら12時半でした。恐るべし時差ぼけ。
慌てて行動開始。まずはお天気のタイムズスクエア！

昨日ペン駅で買った7日間無制限メトロチケットを使って、早速ブルックリンへ。
プラットホームでは、3ピースの若いジャズバンドが演奏中。かっこいい、本場ニューヨークのbusker！めっちゃ感動しました。
（帰ってから、tonight showのbuskingドッキリがもっと楽しくなったよね。）

土日は、週末限定イベントを見逃せない！
まずは、スモーガスバーグのフードマーケットと蚤の市へ。
思いがけず、マンハッタンの素敵な景色に出会うことができました。

スモーガスバーグ ウィリアムズバーグ　 市場

Red Hook Lobster Pound（レッドフック ロブスター パウンド）のロブスターサンド食べちゃった！けっこう小さいのに、20ドルもした！
どこで食べたロブスターよりもやわらかくておいしかったから良しとする。
パンにはたっぷりバターが塗ってあって、そっちのほうが記憶に残った（笑）

スモーガスバーグ近くのアーテイストフリーや蚤の市を冷かし（マジでクールな場所だね！とか、クソ高いぜ！というような現地若者の声が分かるのが、インド旅と違いますね笑）
グーグルマップで次の目的地、ダンボへの行き方を調べたら、”船”という選択肢が出てきたではないか。バンコクか！？
もちろん、よー分からず、乗る。
現地の人も”どうなってるんだよこの列”みたいなこと言ってた。

これがまた、大正解！
マンハッタン橋と、ブルックリン橋をくぐって、ダンボまで移動。
右手にはマンハッタンのビル群、左手にはブルックリンの廃墟や、振興ビル。
チャオプラヤー川もいいけど、イースト川もたまらないね！

ブルックリン橋 建造物

ダンボ地区でウェディングフォトを撮っている様々な人種の人々を見つつ、新しそうな商業施設の屋上展望台に上りつつ、ダンボ地区をもうちょっと散歩。そしたら人気のフォトスポットに到着。マンハッタン橋がかっこいいね！本当はマンハッタン側からマンハッタン橋を撮りたかった、なぜならレオンのロケ地だから。

人の流れに付いていったら、ブルックリン橋に差し掛かってしまったよ。本当は良く晴れた日の昼間に渡ろうと思っていたんだけど、マンハッタンの夜景もまたいいね。

この橋は、半分が自転車用になっていて、浮かれぽんちな観光客に切れたニューヨーカーたちが怒鳴り散らしながら自転車で疾走していました。
私も東京でマリオカート軍団にイラっとすることもあるからさ、分からなくもないけど。

もう、言っちゃいけない言葉連発。
ただ写真撮ってるだけの外国のお嬢さんにまで、”クソ！お前がそんなところで写真撮ってるから俺がぶつかりそうになったんだ！！”みたいなセリフを平気で怒鳴りつける。

文化だから仕方ないし、言われるほうも慣れているかもしれないけど。
他人と自分の身を守るためにはそんな厳しいワーニングが必要なのも分かるけど。
憧れのＮＹで感動に浸っている外国人に対し、それがニューヨーカーのすることか、と。

私も世界中を旅してきたから敢えて言うが、こんなに他人を平気でののしる場所はないなと思った。
そしてこれが、あのサブリナを生んだ国か、と妙に納得した。

※サブリナ　新疆のドミで、後から到着したのに”私はエアコンの真下のベッドがいい！”と連れのドイツ人のベッドを乗っ取ろうとしたアメリカ人。第3次世界大戦が勃発するかと思った。

文化文化と思いつつ、もしあなたが外国に行ったらもう少し自制心と思いやりを持ちなさいよと言いたい。

ブルックリン橋 建造物

で、びびりでルールを順守するマナーのいい日本人の私は、はみ出さずに安全に観光。マンハッタンの夜景です。土曜日だから、ライト少な目かな。

マンハッタン橋を降りたら、続いてはまたまたレオンのロケ地、ＮＹ市庁舎です。
ここは、マチルダが単身で麻薬取締局に乗り込む、あの建物。ここのトイレでゲイリーオールドマンに追い詰められるのですよ。
レトロなエントランスが印象的。
浮かれて写真を撮って歩いていたら、迷子になりました。
ＮＹは地下鉄の入り口が分かりにくい。
インド人カップルに地下鉄の場所を聞いたら”僕たちも知らないんだ”と。え？セレブ？地下鉄に乗らない感じ？？

ニューヨーク市庁舎 建造物

夜は、昼間todayTIXで予約購入しておいたオフブロードウェイ鑑賞。
入り口でチケットを受け取って、初めてのミュージカル鑑賞。
私は洋楽ロックやポップスがめちゃくちゃ好きなので、あえてそういうのを選びました。シンディローパー好きとしてはキンキーブーツがぜひとも見たかったのですが、残念ながら終わってしまったので、延長講演中のrock of agesをチョイス。
これがもう、大正解！すごく、すごく、すごく良かった！ブロードウェイの俳優さんたちて、ロック歌手より上手いの！？最後は全員総立ちで、完全にロックライブ！！

いつかまた見たいけど、このメンバーではもう二度と見られないんだろうな。
あー、もう1日見ておくんだった！

ちなみに11月からは、アラニスモリセットのJagged Little Pill（ジャグドリトルピル）にインスパイアされた作品が始まるそう。このアルバムはほとんど歌えるほど聞きこんでいたので、ぜひ見たかったです！残念ーーー！

ニューワールドステージズ 劇場・ホール・ショー

興奮冷めやらぬ夜のタイムズスクエア。12時ごろなのに、土曜日なので人であふれていました！ここに来るなら週末に限るね。

タイムズスクエア 散歩・街歩き

10月27日
ハワイに行ったときに、ちょっと郊外のダイナーで地元のおじさんたちに紛れておひとり朝食したのがすごく良かったので、今回もぜひダイナーで食事したい！
ってことで、junior’ｓで朝ごはん。
ダイナーと言えば、パンケーキとカリカリベーコンでしょ。
って、でかい、そして高いよ。アメリカ人、いつもこんなん食べてるん？？
ちなみにこちらのパンケーキは、私の好きなアメリカのしっとりパンケーキではなく、口中の水分を持っていくやつでした。

ジュニアズ 地元の料理

この日は、ブロードウェイよりも本命の、ゴスペル！
調べた結果、ハーレムまで地下鉄で自力で乗り込むことにしました。
今回お世話になるのはグレーター レフュージ教会。　Greater Refuge Temple。
地下鉄125street駅から徒歩5分ほど。
アフリカでは日曜日は、確実にやられる日。しかも雨で人通りが少ない。
でもここはアフリカではない、ＨＭもスタバもあるじゃないか！

地下鉄駅を出たところにあるホールフーズの警備員さんに教会の方向を聞いたら、『知らん、グーグルに聞け』と言われてしまった。もう聞いたよ。

ハーレム 散歩・街歩き

角を曲がってすぐに、グレーター レフュージ教会 　Greater Refuge Templeを発見！ふー。10時半ごろ到着。
雨だったからか、シーズンオフだからか、全然並ぶこともなく1階シートに案内されました。
館内は撮影不可なので映像はありませんが、カリードみたいな若い指揮者が主旋律を歌い、それに続けて総勢３、4０人の様々な世代のゴスペル隊がコーラスを取っていくのが、それはもうかっこよくて！！
アップテンポなゴスペルでソプラノがハイノートを出す際には、両手の人差し指をソプラノのいる右方向に向かって高々と指さすのですよ。映画みたいでした。

マスが進むにつれ、信者も、ゴスペル隊にも、何かが憑依したかのように舞い踊るわけです。遠く先祖の血がふつふつと湧き出てくるかのごとく、それはそれは神々しかったです。

グレーター レフュージ テンプル教会 寺院・教会

まっすぐ地下鉄に乗ればいいのに、『ハーレムで買い物したい。』と思い立ち、駅までの途中にあるbath and body worksでクリスマス限定グッズを購入。アメリカもこんなかわいい絵柄を使うようになったのか。
こちらの人気商品は、電源プラグに差し込む形の芳香剤でした。だからみんないい匂いがするのか？？

BGMはbig girl don't cry。あっちもこっちも、みんな歌ってる。ＮＹはみんな歌いだしちゃうところがいいね。

地下鉄でタイムズスクエア方面に戻って、初ホールフーズのデリデビュー。詰め放題をいいことに、一口づつ入れました。中身を見られることもなく良かった。アメリカのデリは野菜が多く取れるし、私の好きな中東系のおかずが豊富なのがいい。

そして、近くのニューヨーク公共図書館へ。
なんじゃこりゃ！
アメリカって、やっぱりすごい、型破り！ヨーロッパのどこにもこんなの無かった！
世界中の富と贅と技術が集まるのがニューヨークなのか・・・
ニューヨークを知らずして、世界を語ることなかれ、ですね・・・
記念にゲストも使用可能なスペースでガイドブック読んできました。記念受験的な。

きっとドラマや映画でよく使われているエントランス。
5番街に面していました。今私、映画の舞台にいる。って思いますよおばちゃんでも。

ニューヨーク公共図書館 博物館・美術館・ギャラリー

続いて、友人が好きだと言っていたモーガン図書館へ歩いて移動。
エンパイアステートビルが見えました。
コンクリートジャングルにエンパイアステートオブマインですよ。
ニューヨーク♪

閑静なエリアにあるモーガン図書館。
小さいのですが、素晴らしい内装でした。しかもなぜか、ここもフリー。
今日はここまで全部無料で楽しんでます。

日本人に関係するところだと、小泉八雲（ラフカディオハーン）の書物も収集されていました。

モーガン ライブラリー & ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー

モーガンライブラリーから、閑静で落ち着いた街並みをながめつつ、グランドセントラルターミナルへ移動。ここも映画でさんざん見たところです！すごーーい！パリにも北京にも、モスクワにもこんなすごい駅はありませんでした。アメリカすごい。

ちなみにここに、あのノーマプロデュースのフードコートがあるそうです。
基本一日中お腹いっぱいなので、食べたかったものの半分もたどり着かなかった。

グランド セントラル ターミナル 駅

地下鉄でちょこっと移動して、エンパイアステートビルへ。
考えてみたら今日は日曜で夜景もいまいちかなと思い返し、コレアンタウンだけ見てメイシーズ方面へ移動。
コレアンタウンすごいねー、あんなＮＹの一等地に、根を下ろすなんて。
ＮＹでは、中国語に並んで、韓国語の表記を良く見ました。日本語の表記は省略されていることが多く、この地に根をはる韓国人の多さを物語っているかのようでした。
あとで韓国系の人に聞いたら、日本人は結局国に帰るから人口が増えないんじゃないか？と言われました。
確かに。ＮＹをもってしても、日本の便利さ、居心地の良さには叶わないと思う。
加えて、国民性もあるんじゃないかな。
旅行先でも、自己主張のできる韓国人のほうが欧米人と渡りあっていけてる。アメリカという土地でも力強く生きていけるんじゃないかと。

エンパイア ステート ビル 現代・近代建築

macy's　これかぁ。
タイムズスクエアを歩いていると、アメリカの家族がみんなここの袋を抱えて帰ってくるやつ。
個人的には、横浜そごうに軍配です。

このあとペンステーションまで行って、そのままタイムズスクエアまで歩いて帰る。
たくさん歩いたな。
途中中国人のおじさんがやっているデリで遅い晩御飯を食べて、ホテルに直帰しました。
この日ぐらいからやっと少し早く寝られるようになってきた。

メイシーズ (ヘラルドスクエア店） 百貨店・デパート

9月28日
ターキーとナッツと甘いジャムのサンドイッチといういかにもアメリカンな朝ごはんを食べて、歩いてセントラルパークへ行きます。
まずはカーネギーホール。
これからカーネギーホールの名前が出てきたら、すぐにかの地を想像できるようになります。もう一つの旅のお土産。

カーネギーホール 劇場・ホール・ショー

セントラルパークで見たかったのは、ここ！またしてもレオンのロケ地。マチルダが射撃訓練をして、ここを走っているおっさんにケチャップかなんかを命中させる場所です。

ちょこっと晴れ間が出ました！
そしてこんな素敵な紅葉が。
マラソン中の人々を足を止めてスマホを向けていました。
ちなみにこの次の週末が、確かＮＹシティマラソンだったようで、会場の設営が始まってました。きょろきょろしているお上りさんの横を、エチオピア人風ランナーがすごい速さで駆け抜けていった。あれ絶対招待選手。

オータムインニューヨーク！！！
感動の光景です！

セントラルパーク 散歩・街歩き

たっぷりセントラルパークを堪能して、最後はここ、ストロベリーフィールズ。
引き語りのお兄さんがイマジンやlet it beを歌ってて、感動しました。

ストロベリー フィールズ モニュメント・記念碑

ストロベリーフィールズが見える場所に、今もヨーコが住んでいるというダコタハウス。
30年近く、毎年クリスマスには、Happy Christams( war is over）を聴いて過ごします。今年からは、もっと特別な歌になるはず。

ダコタ ハウス 建造物

続いてゼイバーズ方面に向け、アッパーウェストの街を探索。
ユーガットメールのロケ地もこのあたり。閑静だけど、ちょっと東ヨーロッパの下町風で居心地がいいエリアでした。

このあたりから、マンハッタン、なんかちっさくね？と気づく。
この、東から西まで簡単に歩けてしまう小さい島に、世界中の富と才能が集まっているのかと。ここで成功すれば世界中で成功するのか、と、

とにかくＮＹにいる間は歩きつくそう。そして、食べよう。
って言っても、甘いものをおやつに挟む余裕はなしので、昼ご飯にケーキを持ってくる。
ここはＹＥＬＰでチーズケーキとキャロットケーキともに高評価を得ていたアッパーイーストのとても小さなケーキやさん。two little red hens。
どっちも食べたいじゃないか。
でもあっちのパンプキンチーズケーキも気になる、日本でぜったい食べられない、食べて日本でも作りたい・・・ってことで、大きいのはパンプキンチーズケーキ、小さいのはカップケーキ風のキャロットケーキ。
自分でも研究を重ねているので言えるが、キャロットケーキは秀逸！何しろふわふわ！そしてスパイス加減もいい！
何せお客さんが絶えず、とてもいい店だった。

トゥー リトル レッド ヘンズ スイーツ

ＭＥＴに移動、旅先ではあらゆる移動手段を試したい派。ちょうどいいバス通りがあったので、地元の子にチケットの買い方を教えてもらって、路線バスに乗車。めっちゃ快適やん。グーグル先生のナビがあれば、降りる場所も一目瞭然。

アッパーイーストの閑静な住宅街。
ＳＡＴＣの家、設定上はこの辺だっけ？ここらの子に生まれたい。

メトロポリタン美術館来たー。
ここも映画でたくさん使われる場所とのこと。

メトロポリタン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ＮＹは他に見ることが多すぎて、行こうかどうか迷ったのですが、世界の巨大美術館制覇のためには外せないということで、”横歩き鑑賞”となりました。
ゴッホとゴーギャンが並んで展示されているところが印象的。
あと、皮肉なことに、ＭＥＴのイスラム文化展示はなかなか秀逸。トルコにあるような巨大な絨毯の数々や、ＫＬのイスラム美術館にもなかったような珍しい品が多く見ることができました。

甲冑だけひたすら並んだ展示もすごかった。さまようよろいみたいなのに囲まれて、やりかけのドラクエをしたくなりました。

秋のＮＹのお楽しみ、小菊の花壇！お金持ちエリアで見られました。

アッパーイーストを歩いていたら、グーグルにポイントしていたタルベーグルが近いではないか。ＮＹにいる間に一度は食べてみたい、オーダーの仕方が難しそうだなぁ。あーやっぱり早くしろオーラ！

”サーモン！”
ベーグルの具で唯一知ってるやつ。←ほんとはラックスだっけ？

と、そこまで決まったところで、ここの店員が割と面倒見がよく、無事everythingのサーモンベーグル玉ねぎクリチをゲット。

ここの店員たちは皆バングラデシュ人で、私が20年前にバングラに行ったことを告げたら、ノリノリで色々話してくれた。
20年前て、おまえ一体今いくつだ！？と聞かれ、この国では多少若く見られることは分かっているので、”ピー歳だ！すごいだろ！”と胸を張って回答。パントリーが多少ざわついた。
あ、ピー歳になって初めて人前で宣言したわ。

味は覚えてないけど、でかかったなー。?かったなー。味薄めだったなー。
紅茶くれって言ったら、どれにする？いっぱいあるよ、って、ティーバック見せてきた。サイゼリアか。

ベーグルはベイクしてくれて、もちもちでおいしかった。さすがにＮＹクオリティ。

ここで印象的な会話。
『コーヒーも何もかもセルフだ。なぜかって？ニューヨーカーは自分でやりたがるからだ』（ほんとかどうかわからないけど、え？店員にサーブさせたくないってこと？と聞いたら、そうだと言っていた。）

『ＮＹは外国人に優しくない人も多いね、ホスピタリティがない、というか。』とぼやく私に対し、バングラ君『その通り！おれたちアジア人にあるような他人への思いやりや慈しみ（mercyって言ってた）がないやつは多いよ。』と。

そんな中でもこの地に根を張って生きていく店員さんたちはすごいな！
ベーグル以上の経験ができました。

タルベーグル パン屋

今日の最後は、エンパイアステイトビル。
この日ここで絶対聴こうと思っていたアリシアキーズのエンパイアステイトオブマインをかける。
ピー歳になってもう夢を追うにはきつくなったので、もうできないかもしれないことは、真剣に来世に持ち越すつもりでいる。で、もし生まれ変わったら、１6歳の誕生日にここでこれを聴きたい。


できればアッパーイーストの閑静な住宅街の子で。

エンパイア ステート ビル 現代・近代建築

10月29日　ＮＹも残り2日。
本日の朝ごはんはタイムズスクエアにあるエレンズスターダストダイナーへ。
何がすごいって、ブロードウェイの役者の卵たちが歌ってサーブしてくれるレストランなのです。
クオリティはピンキリですが、皆プロを目指すだけあって熱心に歌ってくれます！
ＭＣの人によると、現在ブロードウェイで活躍中のどのシアターにも、このダイナーの出身者がいるんだとか！こんな素敵な場所が日本にもたくさんあったらいいね！ちなみに飯は大味。

エレンズ スターダスト ダイナー アメリカ料理

雨です。
生きているうちに一度は来たかった、グラウンドゼロ。
二つのモニュメントには、被害者の名前が刻まれていて、お誕生日にはお花を飾れることになっているそうです。
私が持っていた数年前のガイドブックはまだ子供ほどの背丈だった植木が、もうずいぶん大きくなっていました。

グラウンドゼロ 9/11メモリアル モニュメント・記念碑

この日のことをほとんど知りませんでした。
その日はインドのジャイサルメールという砂漠の街にいて、ニュースも何も入ってこなかったのです。
それがいかに恐ろしいテロ攻撃だったかを知ったのは、ずっとあとのこと。当時はyou tubeもそんなに発展していなかったし、何年も何年もかけて、この凄惨な事件の知識を積み重ねてきました。

ここには、ネットや雑誌にも書いていなかったもっともっと悲しい事実が溢れていて、終始涙が止まらなかった。

真理は、ここにもたくさん詰まっていたように、人は全員誰かの最愛の存在であり、掛けがえのない命だということ。その命を人が奪うという行為がいかに愚かで罪深いことか、21世紀になってもまだ人類は学んでいない。
このミュージアムの存在意義は、一人一人の命にフォーカスしている点だと思いました。
飛行機が突っ込んで煙の上がる上層階で、窓から顔を乗り出して助けを求める人々の姿、崩壊の瞬間、持ち主が現れなかった自転車、一生忘れません。

できれば、世界中の人に負の遺産と向き合ってほしい。
アウシュビッツ、平和公園でも。
過去を憎むためじゃなくて、平和の未来を作るためにです。

地下鉄でバッテリーパークに行きました。
オーマイガー女神様！

自由の女神像 モニュメント・記念碑

ブルックリン橋からちょっと見えたから、まぁいっか。
続いてウォールストリート。
運気が上がるように、聖地巡礼。

ニューヨーク証券取引所 建造物

続いて地下鉄でカナルストリートに移動。
チャイナタウン。

アメリカのほとんどのものはメイドインチャイナ。
ここのお土産物は、激安。値段交渉もできました。
メイドインチャイナをＮＹで買って、日本に持って帰りますよ。
もちろんここでも3ドルは『サンクワイツェン』。世界中、ドルでもペソでも、クワイ1本で押し通す中国の強さよ。
ちなみに店員さんたちはみんな親切でやさしいので、ほっとしました。

チャイナタウン＆リトルイタリー 散歩・街歩き

レオン好きはリトルイタリーも外せない。
あのレストランはもう無くなっているそうだけど、雰囲気はヨーロッパ！
特にこのオレンジ色のレンガの街並みが気に入りました。

リトルイタリーを抜けて、ノリータの入り口あたりにあるタイムというファラフェルやさん、ＹＥＬＰで2番目のお店。中東料理好きにはファラフェルやさんは外せません。
豆のコロッケ・ファラフェルはイスラエルのナショナルフード。ユダヤ人の多いＮＹには、フムスもファラフェルも浸透しているそう。

粉ものに限界が来ていたので、ピタ無しと言ったら、こんなすごいプレートが！でもおいしくてほとんど完食しました！
特にこのフムス、クリーミーですごくおいしかった！
その他のメゼも味付がよく、最高のランチプレートです。
ファラフェルは、翌日に行くもう1件の人気店に軍配。
ジンジャーとミントのレモネードが新しかった。

地元の男の子は、これにさらに大量のフライドポテトをトッピングしてました。
アメリカでは、他にもザータルやハリッサなど、まだ日本には浸透していない中東・地中海テイストもすっかり市民権を得ている様子。いいなー。

ってことで、ノリータの本屋さんでレバノン、イスラエル、ギリシャ料理の本をお買い上げ。
どれもとても素敵です！

続いてソーホー。ケイトスペードのバック買っちゃった。
生まれて初めての海外ブランドショッピングですよ。
新作が、２万円弱安かったかな。

ソーホーのアーティストフリーで、ニューヨークらしいイラストを購入。キャッシュレスオンリーでした。進んでるねぇ。

そして今夜はムーランルージュ！
しょっぱなのアギレラfighterかっこよかったー！
ガガやビヨンセなど、ポップソングが散りばめられた新しいムーランルージュです。
主役の女優さんは年上だったみたい。すごいなー！ピー歳になっても、主演女優なんて！アギレラ好きにはたまらない貫禄ある歌声で、rock of agesのシェリーとはまた違う魅力であふれていました。
９０年代を知る世代には、don't speak, Torn,I love you always foreverなどのガールズポップもなつかしい。
ほかに、ブリトニーのtoxic,　アデル、シャンデリア、マテリアルガール、ケイティペリーのfireworkなど、知ってる曲の連発。
ビヨンセのシングルレディではダンスも素敵でした。
ゴージャスなステージも素敵。（終演後、皆ここで記念撮影をしていたので撮らせてもらいました。）
オフブロードウェイ、ブロードウェイ、どちらもそれぞれ良さがあって、両方見られてよかったです。

劇場と同じ通りにschmackary'sがあったので、日本に持って帰るように買ってきました。ブロードウェイ役者さんたちの差し入れとして人気なんだって！
しっとりやわらかくて、これはおいしかった！
左は一番人気のメープルベーコン、塩味が癖になる！
箱に、一度食べたら止まらないよ、って言ったのに！と書いてあります。
誰かがＮＹ行くっていったら、私はこれをお土産にしてほしい。

10月30日
最終日です。
まだちゃんと歩いていなかったら5番街へ散歩。
行く途中でＮＢＣだったかな、モーニングショーの打ち合わせをしていました。かっこいいなー。

セントパトリック大聖堂。

セント パトリック大聖堂 寺院・教会

トランプタワーだ。特に用事もないけど。

トランプ タワー 建造物

有名店を横目に、ブルックリン・アストリア地区へ。
ちょっとだけ様子見て、マンハッタンに引き返す。

ドウドーナッツがあったので、ランチ。
おすすめは全部、というニューヨーカーがよく言ってるセリフの中から、それでも名前があがったパッションフルーツを。
あまいけどさっぱりさも伴って、ぱくぱく行けました。
そしてドーナツの生地がとってもおいしい！何これ！？日本のクリスピーとかと全然ちがって、ちぎるとちょっとデニッシュのような？パンのような層ができる感じ。ＮＹで食べた中でも5本の指に入るおいしさでした。
お茶はチャイで。

ユニオンスクエアのグリーンマーケットに遭遇。
パンやさ
んがたくさん出てきてました。
あと、いろんな移民たちも。そしてその人たちが、国のものを持ち寄るのでなく、ニューヨークで好まれているものを持ってきている。ほかのどこでも見たことのない、他民族共存の社会。

ユニオンスクエア パーク 広場・公園

ユニオンスクエアからワシントンスクエアまでは、ヨーロッパのような穏やかな街並み。

ワシントンスクエア。映画”はじまりの歌”で、ヒロインが歌う場所。
世界中が知ってる名前なのに、こじんまりとした小さな公園でした。

ワシントンスクエア パーク 広場・公園

ワシントンスクエアの南側は、ニューヨーク大学のやわらかい色のレンガの建物が続く落ち着いた学生街と言った感じ。ＹＥＬＰ一番人気のファラフェル屋さんもここにある。マモウンズ Mamoun's Falafel 。さすが、人気店だけあり、ここのファラフェルは絶品でした！そしてレンテルのスープも。トルコのものとは違って、潰さないスタイル。人参やセロリがキューブ状で入っていておいしかったです。

そしてＳＡＴＣやフレンズのロケ地で有名なグリニッジビレッジへ。
ＮＹを色々歩きましたが、このあたりの雰囲気が一番好きかも。
ちょっと古く、こじんまりとしていて、街路樹がたくさんある感じ。

有名なフレンズアパートの近くのとある中庭。かぼちゃありすぎ。

こちらはかの有名なＳＡＴＣキャリーの家。
住民迷惑だろうなーと思いつつ、ついつい通り道なので寄ってしまった。
で、窓にはトランプへの批判がべったり張り付いているという。
インスタでの拡散効果抜群だね。

グリニッジビレッジからチェルシーまではまだちょっと距離があったので、グーグル先生の案内でバスに乗る。ほんと便利。

チェルシーマーケットの手前にあったスタバリザーブ。
素敵な店内でした。

夫へのお土産はこちら、頑丈なトート。
中身はモノクロのお花柄！おしゃれです。

チェルシーマーケットでは世界中の物を楽しむことができます。
アラブのスパイス、中国の雑貨、フランスの石鹸、イタリアの食品など。

晩御飯は、チェルシーマーケットに入っている二つのスープ店をはしご。
まずはこちら、Ｃ&Ｐのビスク。チーズ味で超濃厚！ＮＹナンバー１スープです。

続いて、マンハッタンに多数店舗をかまえるヘイルアンドハーティ。
こちらは種類が多く、ＧＦと書いてあるのはグルテンフリーだと教えてもらった。
だけどトマトクリームが食べたくて、ＧＦじゃないものに。これは割とどこでもある味かな。

ともにＳサイズです。
以上で夕飯も終わり！
最後に、若いＮＹボーイに道を聞いて（一般の人は親切に教えてくれました！）タイムズスクエア方面の地下鉄に乗ります。
あー、楽しかった！

チェルシーマーケット 市場

タイムズスクエアから空港までは、スーパーシャトルという乗り合いのエアポートタクシーを利用、ネット決済です。ＬＩＲＲを使っての移動と数ドルしか変わらないので、到着したときもこちらにしておけばよかったと思うほど便利でした。

当日になると、本日の立ち寄り場所と、車の場所、ドライバーの名前と写真が送られてきます。
時間ぴったりにピックアップしたあと、私と同じ一人旅の女性や、母娘など、5組ぐらいをピックアップ。女性の利用者が目立ちました。マリオットかどっかの高級ホテルにも立ち寄ってたっけ。
ハイウェイを飛ばしてあっという間にＪＦＫに到着、めちゃ便利でした！

お疲れ様でした。
最後はトルコ人の店のコーヒーで終了！

ジョン F ケネディ国際空港 (JFK) 空港

帰路は爆睡で北京着。前あったフードコートが潰されていて、全部レストランになっていました。24時間やっているレストランはここぐらい、タンタンメンと、香港風のミルクティを頼みました。機内食食べてるんだろって？いいえ、ＣＡ、脅威の飯マズっぷり、胃袋がもったいなくてほぼ食べていません。

ニューヨークのカプチーノ、おいしかったな。北京はちょっと違うな。
コスタコーヒーの冬季限定グッズ、かわいかったです。

というわけで、あこがれのニューヨーク旅行サマリーでした。
毎日目にするニューヨークのネタで、これからは景色が思い浮かべられるってことは、うれしいお土産です。一気に見聞が広がった気分！

また、毎日使っている英語がまったく通じなくてへこんだり、音楽に心揺さぶられたり、右も左も目新しく、旅の初心者じゃなくても本当に刺激的な場所でした。
ピー歳だからこそ、ここでもう1回スタートを切るにはもってこいの場所だったのかも！英語もっと勉強しよ！！

ご覧いただきましてありがとうございます。

この旅行記へのコメント （1）

• Antonioさん 2021/02/19 10:50:00

  こんにちは

  ニューヨーク楽しそうですね。数年前にエジソンホテルのすぐ近くに住んでいたので懐かしいです。
  
  ストロベリーフィールズではポールの歌ではなく、ジョンの歌を演奏してほしいですね。Let It Beはジョンの歌ではないですよね。あのあたりを散歩していたら、オノヨーコさんを目撃したことがあります。