ハラハラドキドキ　初めてのパリ個人旅行④　オランジュリー美術館でまさかの・・

2019/10/03 - 2019/10/11

以前ツアーで行ったフランス。
ツアーは見所を効率よく回れて、何より安心感があります。
でも、あの場所に行きたいとか、もう少しゆっくり見たいという個人的な希望は叶えられません。

パリに滞在して、自分たちのペースでまわりたいと思い、飛行機とホテルを予約して旅行してきました。
　

効率よくまわるために、日本で行きたい所をピックアップしてどんなふうにまわるかあれこれ考えました。ガイドブックを見たり、ネットで検索したり・・
これはこれで楽しかったのですが、だんだん疲れてきてとうとう途中で放り出してしまいました。
行ってから天気と相談して決めようということになりました。
パリ以外で行きたい所はシャルトルとベルサイユでした。

パリ4日目、月曜日。
ベルサイユ宮殿に行こうとガイドブックを見ていたら、なんと休館日でした。やっぱりちゃんと計画を立てていないと、こんなことになります。

明日はゆっくりオルセー美術館の見学をしたいし、(オルセーも月曜休み）その次の日はルーブルの予約を入れていたので、ベルサイユに行くなら今日しかありませんでした。
というわけで、ベルサイユへ行くのはあきらめました。
前にツアーでフランス旅行したときにベルサイユには行ったのですが、今回じっくり見て回ろうと思っていたのに、残念。

今日はあまり詰め込まず、前に行ったことがない所を中心にまわることにしました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンジェルマン・デ・プレ駅に着きました。
やはり天気はあまりよくありません。

駅の階段を上がると、サンジェルマン・デ・プレ教会が目の前にありました。

パリで最古の教会だそうです。

中は人も少なく、静かで厳かな感じです。

壁には絵がたくさん描かれていました。

次に奇跡のメダイユ教会を目指します。
近いと思ったけど、入り口が分かりにくく15分以上もかかってしまいました。

修道女カタリナがマリア様のお告げを受けて作ったといわれるメダルが有名です。
パリでコレラが流行したときに、そのメダルを配ったら、コレラが収束したらしいです。
メダルを手にした人に幸福が訪れると言われています。

メダルの販売所があり、たくさんのメダルが良心的な値段で売られていました。
自分や家族のために何個か買いました。

1駅メトロに乗って、シティファルマというドラッグストアへ行きました。

ネットの口コミどおりすごい混雑。
でも、店員さんがたくさんいて、携帯の画面を見せて商品の場所を聞くと、さっと教えてくれるので、前もって調べておいたものを何とか買うことができました。

ビオデルマのクレンジングウォーター500ml　2本で12.39ユーロでした。安っ！

一旦ホテルに戻って、昼からはオランジュリー美術館へ行くことにしました。

メトロに乗っていると、またなぜか突然のアナウンスがあって、全員降ろされました。みんなその場で待っているので私たちも待っていると、次のメトロが来てそれに乗りました。なんだったんだろう。
車内ではアコーディオン弾きのおじさんが演奏していて、日本では見られない光景です。
メトロに乗っているときはいつも、何か私を緊張させるような雰囲気がありました。便利だけれどあまり居心地はよくなかった。

コンコルド駅で降ります。
広々としたチュイルリー公園の一角にオランジュリー美術館がありました。

ミュージアムパスで入ります。行列なし。

「睡蓮」を鑑賞して、さて、地下1階のルノワールやモディリアーニの作品をみようと思ったら、なんと全部クローズで見られませんでした。
そ、そんなあ。

日本に戻って、ある美術館に行ったとき、何気なく壁に貼ってあるポスターを見てびっくりしました。
なんとルノワールの「ピアノを弾く少女たち」の絵とともに、「オランジュリー美術館コレクション」という文字が・・・
日本に来ていたのです。ごっそり。
私たちがパリを訪れていた時期に、オランジュリー美術館の作品が横浜美術館で展示されていたのでした。

海外の貴重な美術品を日本で見られることはとてもありがたいことなのですが、反対にわざわざ本家に行って作品がお留守というのはかなりがっかりです。

立場が変わると思うことも変わる。勝手なものです。

コンコルド広場です。
はるか向こうに、凱旋門が見えます。

コンコルド広場のシンボルともいえる有名なオベリスクがそびえ立っています。
やっぱり青空はいいなぁ。

シャンゼリゼ通りを凱旋門の方に向かってぶらぶら歩きました。
この辺りは凱旋門近くのシャンゼリゼ通りとはずいぶん雰囲気が違っていて、人通りも少なくお散歩にぴったり。

シャンゼリゼ通り

シャンゼリゼ通り
紅葉にはまだ少し早いです。

なぜかランボルギーニが何台か止まっていました。どんな人が乗っているのだろう。
めったにお目にかかれないので、パチリ。

フーケッツという老舗のカフェに入ります。

フーケッツは、映画「凱旋門」で、主人公のシャルル・ボワイエとイングリッド・バーグマンの二人がカルヴァドスを飲んだ場所だというのを聞いたので、ここに来たかった。

外のテーブルに座ってシャンゼリゼ通りを歩く人々を眺めながら、カルヴァドスではなく、ビールとカフェオレを飲みます。18ユーロ。
ゆっくりのんびりリラックスできてよかったです。

ウェイターのお兄さんが写真を撮ってくれたので、20ユーロ払いました。
パリではチップを払うのか、払う必要がないのかあまり分からず、困ることがよくありました。チップって慣れなくて本当に難しい。

シャンゼリゼ通りにはマクドナルドもありました。
赤と黄色の見慣れたマクドではなく黒いマクドで、何となくまわりに溶け込んでいました。

シャンゼリゼ通りにあると、マクドもおしゃれに見えてしまいます。

信号待ちのときに凱旋門を眺めます。
何度見てもいいなあ。今パリにいるんだとうれしくなってしまう私。

ホテルの近くまで帰ってきました。
この角度から見る街並みが本当に素敵です。