団塊夫婦の北米紅葉ドライブ旅行(2019)ー(８)国境間近の紅葉名所ジェイピークを経て再びカナダへ

2019/10/10 - 2019/10/10

２０１９年秋はアラスカ旅行を計画するも、好天が期待できず、航空運賃も高いので直前で断念。代わりにアメリカ東部バーモント州とニューハンプシャー州の紅葉を見に行くことに決定。ついでに二度目になるがカナダの紅葉も見ようということになり、今回の旅となった。幸い晴天が続き、予想以上のダイナミックな紅葉を見ることができた。第八部は、ストウを後にして、さらに北に走り、ストウにも負けないくらい紅葉が見事だった国境間近にあるジェイピークリゾートを通って、再びカナダへ入国したときの旅行記です。（表紙写真は、カナダに入ってから訪れたサンブノワ・デュ・ラック修道院の内部)

今回のドライブ旅行の全旅程は以下の通り。
（=＞はレンタカーによるドライブの行程）

10/3 成田ー（エアカナダ）－＞モントリオール（泊）
10/4 モントリオール=＞モントロンブラン（泊）
10/5 モントロンブラン=＞セント・カシミール(泊)
10/6 セント・カシミール=＞シャルルボア（ラ・マルベ泊）
10/7 シャルルボア=＞イースタン・タウンシップス(ヴィクトリアビル泊）
10/8 イースタン・タウンシップス=＞(Canada/USA)=＞リンカーン(泊）
10/9 リンカーン=＞ストウ（泊）
10/10 ストウ=＞ジェイ・ピーク＝＞（USA/Canada）＝＞マゴグ(泊）
10/11 マゴグ=＞オルフォード山=＞モントリオール（泊）
10/12 モントリオールー（エアカナダ）－＞バンクーバー(泊）
10/13 バンクーバー市内見学(バンクーバー泊）
10/14 バンクーバーー（エアカナダ）－＞成田（10/15)

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅行の一番の目玉だったアメリカ・バーモント州のストウ。訪問時期がちょうど紅葉のピークに合い、天気も良く、本当にラッキーだった。ストウに限らず、今回走ったニューハンプシャー州とバーモント州では、どこも紅葉が見頃になっていて、カナダと比べてもひけを取らないどころか、むしろそれ以上の美しい紅葉を堪能することができた。（写真は、ストウマウンテンリゾート）

ストウの後は、108号線をそのまま北に走り、カナダとの国境へ向かうことに。国境の手前には、ジェイピーク(Jay Peak)というスキーリゾートがあり、ここの紅葉もストウに負けないくらいの素晴らしさだった（写真）。

アメリカのドライブコースを表す地図。オレンジ色の線が、本旅行記のルート。

10月10日、ストウマウンテンリゾートを後にして、108号線をそのまま奥の方に走っていくと、峠越えの道になった。道の周りはすばらしい黄葉が続いていた（その１）。

黄葉のトンネルその２．

その３．

その４．なぜか巨石があった。

その５．どんどん下る。

その６．逆に登ってくるチャリダーも。

その７．最後の方はかなり赤みも増えてきた。ビデオ映像は下記のYouTube参照。
https://www.youtube.com/watch?v=bCF1YHUo9X4&feature=youtu.be

峠を下り始める。前方には赤く紅葉した山肌。

カーナビの指示はこの先108号から109号に入るようになっていた。

109号の周りも見事な紅葉が広がっていた。

学校の横を通過。こんなに景色のいいところにある学校で学べるなんて幸せだ。

拡大して。校庭で体育の授業をうける生徒たち。

その後は牧場のそばを通る。

牛と紅葉。

背後の紅葉を拡大して。ここはしばらく開放的な風景が続いた。

遠くの山肌の紅葉も見頃。

同上。ここで左折して118号に入り、Montgomeryという町を目指す。

道路脇の小さな湖沼群の向こうに紅葉の林。

牧草の緑と紅葉の赤、さらに青空との競演。

Montgomeryに到着。何もない町だったが（グーグルにあった町の教会を探したが、小さすぎたのか見つけられなかった）、カバードブリッジはあった。Fuller Bridge.　カバードブリッジはこれで4つ目。

ここで初めてカバードブリッジの中を車で通り抜けた。

その先で引き返して、再びカバードブリッジを通り抜ける。

ここにもハロウィーン用の飾りつけ？

118号を東へ戻り、242号に入ってジェイピークリゾートを目指す。

道の途中で見かけた小さな実のリンゴの木。

拡大して。落ちているのを２つ拾って、ホテルで食べてみたが、りんごの味がして、食べられた。ほっとくのはもったいないほどで、ジャムでも作ればいいのにと思った。

周りの紅葉もますます赤みがかってきた。

まもなく目的地ジェイピーク(Jay Peak)に到着だ。

ジェイピークリゾートに到着。写真は、最初に入った駐車場からの撮影。後になって、ここはリゾートの外だったことがわかった。

上記の拡大。スキーゲレンデの上の方はピークは過ぎていて終わりかけ。

上記の右側。遠くの山の上にはロープウェイの駅も見える。

さらに右側。手前の紅葉はちょうど見ごろだ。山の上のロープウェイが動いているのが見えた。上の方は紅葉は終わっているのに、ロープウェイはまだ動いていたようだ。

パノラマにして(画像をクリックしてください）。

再びスキーゲレンデと紅葉。

色鮮やかな紅葉の木々の上にロープウェイの駅。

さらに拡大して。ちょうどゴンドラがもうすぐ駅に着くところだった。

駅をさらに拡大。このロープウェイは、ジェイピークリゾートからジェイピーク山頂（1175m）まで登るロープウェイだ。

最初の駐車場から出て少し走ると、すぐにジェイピークリゾートの入り口に到着。

リゾートの中の道を入っていくと、

すぐに広々とした駐車場に出てきた。

駐車場からは、スキー場が目の前に広がっていた。前を遮るものがないので、眺めはいいが、山の上部の紅葉は終わりかけで色合いはいまいちなのが残念。

上記の右側。大きなホテルも建っている。

パノラマにして（画像をクリックしてください）。

ちょうどロープウェイのゴンドラが紅葉の上を通過。

ゴンドラを拡大して。ロープウェイの下駅までは行かなかったので、どれほどの客が乗っていたかは不明だ。

ジェイピークリゾートを後にする前に車とともに記念撮影。もうすぐアメリカのドライブも終了だ。

駐車場からカナダとの国境の方角を見る。もうすぐカナダに入る。

国境へ通ずる242号の周囲も素晴らしい紅葉の林が続く。

さらに242号の紅葉を3連続シーンで。

242号は101号にぶつかり、その後101号を北へ。道の右側にはダイナミックな風景が広がっていた。この道のビデオ映像は下記のYouTube参照。
https://www.youtube.com/watch?v=_xS-eA-S8e0&feature=youtu.be

カナダとの国境に到着。今度は、二、三の質問だけでスムーズに通過できた（パスポートに貼り付けられたビザは回収）。

再びカナダに入国。今日の宿は、イースタンタウンシップスの中の町・マゴグ。グーグルアースで調べると、そこまで行く途中に立派な修道院があることが分かっていたので、まずはそこを目指すことに。Austinという村に着くと修道院の案内板があったので、右折。

Abbaye De St-Benoet-Du-Lac(サンブノワ・デュ・ラック）という修道院だった。1912年にベネディクト派の修道僧がMemphremagog湖が見渡せる地の農場を購入し、修道院を建てたそうだ。

入場料は無料。ここはカラフルなタイルを幾何学模様に並べられた床が有名。

いままでの修道院にはないユニークな作りだった。ショップもあり、自家製のチースや果樹園からとれたリンゴのゼリーなどいろいろなものが売られているという。

周囲の紅葉もきれいに色づいていた。

同上。

修道院横にはチャペルのような建物も。

修道院を別の角度から眺めたいと思い、車で先まで行ってみると、広々とした草地の向こうに修道院が建っているのが見えた。

こちらから見たほうが美しい。このあと、イースタンタウンシップスのマゴグ(Magog)に向けて車を走らせる。マゴグは2012年のカナダ紅葉ドライブ以来７年ぶりの訪問だ。(その９に続く）