2019/10/06 - 2019/10/06
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miharashiさん
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2019年秋はアラスカ旅行を計画するも、好天が期待できず、航空運賃も高いので直前で断念。代わりにアメリカ東部バーモント州とニューハンプシャー州の紅葉を見に行くことに決定。ついでに二度目になるがカナダの紅葉も見ようということになり、今回の旅となった。幸い晴天が続き、予想以上のダイナミックな紅葉を見ることができた。第三部は、ケベックシティからさらに北に100㎞のところにあるシャルルボアまでドライブしたときの旅行記です。(表紙写真は、サンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂のチャペルと紅葉)
今回のドライブ旅行の全旅程は以下の通り。
(=>はレンタカーによるドライブの行程)
10/3 成田ー(エアカナダ)->モントリオール(泊)
10/4 モントリオール=>モントロンブラン(泊)
10/5 モントロンブラン=>セント・カシミール(泊)
10/6 セント・カシミール=>シャルルボア(ラ・マルベ泊)
10/7 シャルルボア=>イースタン・タウンシップス(ヴィクトリアビル泊)
10/8 イースタン・タウンシップス=>(Canada/USA)=>リンカーン(泊)
10/9 リンカーン=>ストウ(泊)
10/10 ストウ=>ジェイ・ピーク=>(USA/Canada)=>マゴグ(泊)
10/11 マゴグ=>オーフォール山=>モントリオール(泊)
10/12 モントリオールー(エアカナダ)->バンクーバー(泊)
10/13 バンクーバー市内見学(バンクーバー泊)
10/14 バンクーバーー(エアカナダ)->成田(10/15)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
シャルルボア(Charlevoix)は、ケベックシティから北に100㎞ほどのところにあるリゾートエリアの地名。エリア内には、ベ・サン・ポールやラ・マルベなどの町がある。前回2012年のドライブでは、ケベックシティで車を返したため、シャルルボアは今回が初めての訪問となった。あいにく天気はあまり良くなかったが、紅葉はちょうど見頃を迎えていて、シャルルボアまでの道中で、何度も美しい紅葉を目にすることができた。(写真は、途中立ち寄ったサンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂)
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カナダのドライブコースを表す地図。赤は宿泊した場所、黄色は通過または立ち寄った場所を示す。オレンジ色の線が、本旅行記のドライブルート。
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10月6日、朝7時半に朝食。宿泊料金が二人で7000円未満にもかかわらずちゃんとした朝食が食べられた。広いツインの専用バスつき個室でこの値段はなかなかないので、かなり得した気分。
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8時過ぎにはセント・カシミールの宿を出て、ケベックシティ方面へと走り出す。町を出る前に川の対岸からセント・カシミールの町を撮影。絵になる風景だ。
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再び高速40号に乗り、一路北へと走る。ケベックシティが近づくにつれ沿道の紅葉も赤みが増してきた。
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ケベックシティの手前。前方にケベックシティのビル群が霞んで見えた。
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40号は、ケベックシティの西側をバイパスするようにして市内を通過。途中、結構複雑な分岐・合流があったが、ナビの誘導により難なく通過できた。ケベックシティを通り過ぎると、40号はそのまま一般道の138号に入るようになっていた。写真は、その少し手前で撮影。
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上記の写真の後、オルレアン島への分岐点を通過。それを過ぎるとすぐに左側にモンモランシーの滝が現れる。走りながらの撮影だったが、なんとか滝の姿をとらえることに成功。素通りしたのは、私は3度目、主人は2度目の訪問だからだ。時間があったら帰りに寄るつもりでいたが、結局今回はパス。
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138号はセントローレンス川の川沿いを走り、その西側(川の反対側)には、素晴らしい紅葉の林が延々と続く。ただし、北に走ると紅葉が車の左側に見えるので、思うようには撮影できない。シャルルボアからの帰りには、同じ道を南に走るので、撮影はその時に期待。なお、帰りに撮影したビデオ映像は下記のYouTube参照。
https://www.youtube.com/watch?v=ClmJF-Dl8KA&feature=youtu.be -
138号に入ってから20㎞ちょっと走ると、左手に大きな教会が見えてきた。サンタンヌ・ド・ボープレ(Sainte-Anne-de-Beaupre)という町の大聖堂(Ste Anne Beaupre Basilica)だった。この大聖堂の存在はつい最近知った。町は小さいが、中にこんなに立派な教会があるなんて、地球の歩き方にも載っていないのでは?
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町の入り口の道路は、路上駐車で混みあっていたが、教会の裏手に回り込むと、路上に駐車スペースがあったので、そこに駐車して、大聖堂を見学することに。
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駐車した道路沿いにはきれいな建物が3つ立ち並んでいた。これはそのうちの一つでScala Santa。
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Scala Santaの隣にはちいさなチャペルと思われる建物。
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このチャペルの周囲の木々の紅葉がひときわ美しかった。
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チェペルの上にももうひとつ教会があるようだ。
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手前の楓も入れて。
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美しい紅葉の並木が続く。
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上記の左側にも紅葉した木々が連なっている。
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同じ場所からパノラマにして(画像をクリックしてください)。
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大聖堂は起源が1658年、フランス植民地ニューフランス時代の初期だという。その後何度も建て替えられて、今の建物は1946年に完成したもので、まだ新しい。
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左端のひときわ真っ赤に紅葉した木を入れてパノラマ撮影(画像をクリックしてください)。
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大聖堂前の広場中央にはケベックの守護聖人聖アンネの像が建っている。聖アンネとは聖母マリアの母親とのこと。
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聖アンネ像の噴水の横で紅葉をバックに記念撮影。
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聖アンネ像と尖塔を入れて。
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聖アンネを横から。
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大聖堂の入り口付近から撮影。このあと大聖堂の中に入ってみた。
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中に入ると、床のタイルに目がいく。
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中は壮麗な白い天井画が印象的だ。
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中央正面。なんとなくサクラダファミリアを思い浮かべてしまう造りだ。
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聖母子のフレスコ画?を取り囲むステンドグラスも美しい。
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聖母子像のひざ元で熱心に祈りをささげる参拝者たち。
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聖母子像を拡大して。
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入り口方向を振り返って。
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美しいバラ窓。
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側面。ニューフランス時代にこの地域でいくつかの奇跡が起こったことから、この大聖堂は巡礼地となり、毎年150万人もの人々が訪れるという。日本では知られざる有名観光地&巡礼地だった。
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チャペル横の階段を上がっていく人がいたので、後をついて行ってみた。
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するとジグザグに登る道沿いにキリストの十字架昇降にまつわる場面を表す彫刻が並んで建っていた。
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周囲の紅葉も見事。
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紅葉を透かしてかすかに大聖堂が見え隠れする。天気が良ければ最高だったのだが。
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サンタンヌ・ド・ボープレを後にして、138号をさらに北へと走る。時刻は11時半。道路を行きかう車は徐々に少なくなり、周りの景色も辺境らしくなってきた。沿道の紅葉は場所によりかなりばらつきがあり、あまり色づいていないところも。
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このあたりは鮮やかな紅葉だった(というより黄葉)。
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右手前方にはセントローレンス川が見えた。川というより海といった方が似合う大河だ。このあと、ベ・サン・ポールの町に入るも、町中の紅葉はあまりぱっとしなかったので、すぐに町を出て、あらかじめグーグルアースで調べておいた国立公園(Parc National des Grands-Jardins)を目指すことにした。
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ナビに公園の名前を入れても認識してくれないので、とりあえず手前の町の名前(Saint-Urbain)を入れて出発。ナビのルートは138号線から381号に入り、公園の方角へと導いているようなので、Saint-Urbainに着いたあと、そのまま381号を奥の方まで走ることに。
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381号を奥に走っていくと、真っ赤に紅葉した木々が増えてきた。
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これまで走ってきた道とは明らかに違う。木の種類の違いか?
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さらに奥に走ると、突然前方に大きな岩山が現れた。
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上記の写真の中央やや下の部分に見える入り口を左へ入ってみると、そこは公園の駐車場になっていた。時刻は午後1時15分前。
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駐車場に車を停めて、車道まで戻り、岩山の方角へ少し歩いてみることに。写真ではわからないくらい迫力ある風景だった。
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上記の写真の右側を撮影。
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駐車場の案内板によると、この先にも別の駐車場があるようなので、車まで戻り、さらに先まで走って見ることに。
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10分ぐらい走ったところで、さらに大きな駐車場が現れた。公園の管理事務所があるところだった。
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公園に入るには入場料が必要と書かれているが、公園内の遊歩道には入らなかったので結局払わずに終わった。カナダでは個人の自主性にまかせているようで、前回も同じような経験をした覚えがある。
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駐車場の反対側の岩山。来るとき車道の前方に見えた山のようだ。あいにくどんよりした曇り空なので、紅葉の色合いはいまいちなのが残念。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。
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岩山をバックに記念撮影。
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駐車場側にも別の岩山。
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再びパノラマで(画像をクリックしてください)。
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公園から戻る。時刻は午後2時半ごろ。公園には1時間もいなかった。
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鮮やかな紅葉の中381号を戻っていく。
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同上。
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Saint-Urbainを過ぎ、138号との合流点で左折して、今夜の宿泊地、ラ・マルベへ向かう。
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再び138号線を北へ走る。周りの紅葉も見頃だ。
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ナビの指示は、途中で138号から分かれて、川沿いの362号に通ずる抜け道へ入るようになっていた。結構起伏のある道だった。
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両側が赤くなったところも通過。
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362号に合流してさらに北へ走ると、再びセントローレンス川が見えてきた。今夜の宿の少し手前に紅葉のきれいなところがあったので、車を停めて小休止。
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紅葉した木々の先にはセントローレンス川。
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上記の紅葉のそばまで行って、パノラマで撮影(画像をクリックしてください)。天気が良ければもっとすばらしい眺めだろう。
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上記の反対側にも赤みの強い紅葉。
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今夜のホテル(Hotel au Petit Berger)。予想以上に規模の大きなホテルだった。
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部屋は広々していて、バスタブも使えた。今日一日の走行距離は268キロ。総走行距離728キロ。今日走ったところは紅葉が想像以上にすばらしかった。天気が薄日がさしてはいたが曇り空だったことが残念だ。明日は、シャルルボアからケベックシティを経由してイースタンタウンシップスに近いビクトリアビルまで走る予定。(その4に続く)
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