2019/10/07 - 2019/10/08
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miharashiさん
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2019年秋はアラスカ旅行を計画するも、好天が期待できず、航空運賃も高いので直前で断念。代わりにアメリカ東部バーモント州とニューハンプシャー州の紅葉を見に行くことに決定。ついでに二度目になるがカナダの紅葉も見ようということになり、今回の旅となった。幸い晴天が続き、予想以上のダイナミックな紅葉を見ることができた。第四部は、シャルルボアからカナダ国内を南下し、イースタンタウンシップスを経由してアメリカへ入国するまでの旅行記です。国境通過は意外に手間がかかりました。(表紙写真は、シャルルボア/べ・サン・ポールの教会)
今回のドライブ旅行の全旅程は以下の通り。
(=>はレンタカーによるドライブの行程)
10/3 成田ー(エアカナダ)->モントリオール(泊)
10/4 モントリオール=>モントロンブラン(泊)
10/5 モントロンブラン=>セント・カシミール(泊)
10/6 セント・カシミール=>シャルルボア(ラ・マルベ泊)
10/7 シャルルボア=>イースタン・タウンシップス(ヴィクトリアビル泊)
10/8 イースタン・タウンシップス=>(Canada/USA)=>リンカーン(泊)
10/9 リンカーン=>ストー(泊)
10/10 ストー=>ジェイ・ピーク=>(USA/Canada)=>マゴグ(泊)
10/11 マゴグ=>オルフォード山=>モントリオール(泊)
10/12 モントリオールー(エアカナダ)->バンクーバー(泊)
10/13 バンクーバー市内見学(バンクーバー泊)
10/14 バンクーバーー(エアカナダ)->成田(10/15)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月7日。今日でカナダの紅葉ドライブは4日目に入る。予定では5日目の8日にはアメリカに入国していなければならない。そのため、7日は、アメリカとの国境に近いイースタンタウンシップスの手前のビクトリアビルという町まで走って泊まることに。ドライブルートとしては、シャルルボアからケベックシティ手前までは来た道を戻り、オルレアン島に立ち寄った後、ケベックシティを北から南に通過してから、高速の20号線を南下するルートを選択した。翌日の8日は、カナダからアメリカへの国境通過の日。事前に若干の不安があったが、その不安は的中して、意外に手間がかかってしまった。(写真は、オルレアン島で見かけた菜の花と紅葉のツーショット)
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カナダのドライブルートを表す地図。赤は宿泊した場所、黄色は通過または立ち寄った場所を示す。緑色の線が本旅行記のドライブコース。
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今日の移動距離は長いので、朝7時すぎに朝食を食べ、8時半前には宿を出る。
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最初は、べ・サン・ポールまで362号を走る。この道はセントローレンス川沿いを走り、カナダでも有数の景勝路線といわれている道だ。あいにく小雨が降る悪天候の中を走ることに。
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雨にもかかわらず362号沿いの紅葉も見頃だった(その1)。
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沿道の紅葉その2.起伏にも富んでいて、確かに景勝路線だ。
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その3.
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その4.
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上記の中のとりわけ見事な紅葉のそばを通る。
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紅葉の中に建つかわいい家。
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べ・サン・ポールの手前で、眺めの良いところに出てきた。
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向かい側の山肌を拡大。下の方はかなり赤い。
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べ・サン・ポールの町の遠望。
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上記の左側を拡大して。
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右側を拡大。
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さらに右端に写っている教会を拡大。周りの紅葉とみごとに調和している。
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べ・サン・ポールの町の手前の362号。
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教会が正面に見えてきた。
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町に入ると、教会のすぐ前を通過。教会の名前は、Eglise de Bale-Saint-Paul。
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べ・サン・ポールの街並みの中を通り抜ける。おしゃれな街並みだ。
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町を通り過ぎた後、高台で車を停めて車が猛スピードで走る中反対側に移動し、べ・サン・ポールの町を再び撮影。
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教会を拡大。さっきとは反対側から見ている。
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パノラマでも(画像をクリックしてください)。
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上記の左側。山肌の紅葉がきれいだ。こんなに眺めのいいところだと、駐車スペースを設けてほしいところだが、ないのが不思議だ。今工事しているところがそうなのかもしれない。
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べ・サン・ポールを通り過ぎると、138号に合流してセントローレンス川沿いを南に走る。左手には、紅葉の向こうにセントローレンス川。
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川と反対側の山肌も紅葉が見頃。
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再び左側。遠くに見えるのは川の対岸? 手前の紅葉がやけにきれいだ。
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138号を一路南に走る。
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138号沿いの紅葉その1.
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その2.ひときわ真っ赤な紅葉。
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その3.黄色、ピンク。橙、グリーンと色の競演だ。
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紅葉とかわいい家その1.
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その2.
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やがて、昨日立ち寄ったサンタンヌ・ド・ボープレの大聖堂に到着。再び教会横の道に車を停めて、周りの紅葉を撮影。
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今日は小雨が降る天気だが、気のせいか昨日より紅葉が鮮やかに感じられた。
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サンタンヌ・ド・ボープレを過ぎると、右手に見事な紅葉の林が続いていた(その1)。
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紅葉の林その2.
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その3.
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その4.
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パノラマで(画像をクリックしてください)。
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延々と続くみごとな紅葉の林。写真では実感がわかないので、下記のYouTubeビデオをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ClmJF-Dl8KA&feature=youtu.be -
138号から40号に乗るところで、オルレアン島への道が分かれるので、その道に入り、橋を渡ってオルレアン島に入る。
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特に行き先を決めずに適当に走っていくと、突然菜の花が満開の畑が目に付いたので、そのそばまで行ってみると、菜の花の先は紅葉の林になっていた。
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上記の右側。菜の花の向こうに紅葉とは珍しい取り合わせだ。
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パノラマにするとこんな感じ(画像をクリックしてください)。
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菜の花畑から戻る途中の風景。セントローレンス川の対岸の紅葉も見頃のようだ。たぶん紅葉街道として知られる20号が通っているところだろう。
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オルレアン島を後にして、40号へと戻る。島の中の紅葉は前回来た時と同じように見事だった。ケベックシティよりもオルレアン島のほうが見ごろの時期が早いようだ。ただ、天気も前回と同様よくないのが残念。
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再び橋を渡る。前方にはケベックシティの街。
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橋の欄干の隙間から見えた紅葉と街並みがすばらしい。ちょうど島へ渡る前に通過してきたところだ。
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橋を渡り終わったところで、モンモランシーの滝が正面に見えた。
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ケベック市内で、40号から73号へ乗り換える。車の中から有名なホテル(シャトーフロンテナック)が見えた。
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73号で橋を渡り、セントローレンス川の南側へ。
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73号から20号に乗りモントリオール方面へ。20号も紅葉街道になっていたが(上の写真)、通行量が多くのんびり走れないので、途中から一般道に乗り換えてさらに南下(下の写真)。
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リスターという町の手前で道路工事のため回り道を強いられたが、代わりにすばらしい紅葉の中を走ることになった。ビデオ映像は下記のYouTube参照。
https://www.youtube.com/watch?v=9JCL6NdV9pA&feature=youtu.be -
リスターの町の中もすばらしい紅葉。
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リスターから116号で今夜の宿泊地のビクトリアビルへ。この道も素晴らしい紅葉街道だった。
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とりわけ見事な紅葉のそばで小休止。
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ビクトリアビルの街に入る。市庁舎と思われるりっぱな建物の前を通過。
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今夜のホテル(Auberge au fil des saisons)に到着。紅葉の中に佇む白亜の邸宅といった雰囲気だ。建物は歴史ある建物のようだった。売り出し中という看板があったので、最初通り過ぎてしまった。通りかかった女性に尋ねたら、スマホで検索してくださって、無事着くことができた。
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内装もメルヘンチック。窓のそとにも紅葉。
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窓から見える楓が美しい。今日一日の走行距離309キロ。総走行距離1037キロ。
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10月8日、朝食は朝8時から。Aubergeという名がつく宿は、日本でいえばペンションで、個人経営の宿を指すようだ。朝食も手作りで出してくれるので、評価は普通のホテルよりも高め。ただ、朝食の時間は8時からが多く、急ぎの旅にはあまり適さないかも。
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ダイニングのインテリアも一つ一つが趣味がいい。
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コースで出された朝食もまた美味でセンスがいい。評価が高いのも納得だ。
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チェックアウト後、宿のご主人が白い水鳥が飛来してきていると話してくれた湖に立ち寄る。Reservoir Beaudetという保護区だった。
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水鳥は確かに飛来していた(写真の白い色の鳥)。ご主人がくれた地図には、湖一面が白い鳥で覆われている写真があったので、最盛期にはおびただしい数の鳥が飛来して来るのだろう。遠くの方にかたまっていたので、望遠で撮影するだけにした。
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ビクトリアビルからさらに116号で南下し、リッチモンドという町で高速の55号に乗り、南のマゴグ方面へと走る。
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マゴグの手前で、モントリオール方面へ行く10号と分かれ(上の写真)、国境の町Stanstead目指して55号をさらに南下(下の写真)。午前中の11時半ごろにアメリカ・バーモント州との間の国境検問所に到着した。検問所前は、運良く数台の車が待っているだけでがらがらだった。
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検問所がすいていたので、すぐに通過できると思いきや、車を検問所の駐車スペースに停めて、建物の中に入って待機するように言われた。中には数人のアジア系やラテン系の人達がいるだけだったが、一向に処理が進まない。イライラしながら30分以上待った後、ようやく係り員に呼び出され、今度はパスポートを見ながらアメリカ国内の予定などを聞いてきた。パスポートの中にパキスタンへの入国ビザが貼ってあるのを見つけると、今度はパキスタンへ何のために行ったかとくどくど聞いてきた。桜の花を見に観光に行ったと答えても、まだしつこく政治的な動機がないかと聞いてくるのにはいい加減閉口した。結局国境通過に40分から50分かかってしまった。混んでいたらもっとかかっていただろう。なお、入国時にカナダへの再入国に必要なビザが張り付けられるので、なくさないように。写真は、バーモント州に入ってすぐに現れた歓迎の看板。アメリカ入国の実感は、看板のようなフレンドリーさとはかなりかけ離れていた。これからいよいよアメリカでのドライブが始まる。(その5に続く)
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