2019/10/05 - 2019/10/06
247位(同エリア647件中)
にふうささん
この旅行記のスケジュール
2019/10/06
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電車での移動
特急「南風」で高知駅ー阿波池田駅へ
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バスでの移動
四国交通阿波池田バスターミナルから、定期観光バスツアーがスタート
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バスでの移動
「レストラン大歩危峡まんなか」にて、定期観光バスツアーを離脱。路線バスにのり、JR大歩危駅へ行く
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電車での移動
大歩危駅ー高知駅へ移動。その後、高知駅から、空港バスで高知空港へ。
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飛行機での移動
高知ー伊丹で大阪へ
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この旅行記スケジュールを元に
たまたま空いた土日にどこに行こうかと考えていると、大阪から近場の高知への航空券が目に付きました。高知へは行ったことがなかったので、行きたかったことがあります。それに加えて、坂本龍馬は別に好きではないのですが、偶然ネットで見かけた若宮神社の長曾我部元親像に見とれてしまいまして、あれを実際に見てみたいと思ったことがきっかけです。そして、もう一日どうしようか、あと徳島県の祖谷渓にも行きないなあ、交通の便が悪いから無理かなあ、と調べてみると、ちょうど祖谷渓のかずら橋など主要地域へと行く定期観光バスがあることを発見しまして、これは行かなければと思い、高知行きを決めました。
行程は1泊2日。1日目は大阪から移動、そして高知市内を探検し、高知市内に1泊。高知城、はりまや橋、桂浜、そして長曾我部元親像も見てきました。2日目は、早朝から徳島県の阿波池田駅まで行き、そこから祖谷渓の定期観光バスツアーに乗車。かずら橋や、小便小僧などを見ました。ツアー終了後は、JR大歩危駅から高知空港へと行き、大阪へと帰ってくるという行程です。感想としては、高知は、観光はさることながら、カツオのたたきなど、食は非常においしく、これだけで何度も来てしまいそうです。
上記のような行程ではあるのですが、両日ともに紹介したいところが多くなってしまったため、旅行記を高知市内2回、祖谷渓の合計3回に分けてご紹介したいと思います。今回はその3として、祖谷渓の定期観光バスに乗り、祖谷渓を散策した後、高知空港から大阪に帰るまでを一気にご紹介したいと思います。祖谷渓はすごい山奥で、よくこんなところに人が住んでいたなあというのが第一印象です。自力ではまず来ることができないだろうから、今回の定期観光バスツアーに参加してよかったです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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高知駅前にやってきました。本日はここから土讃線にのり、阿波池田駅まで行きます。
高知駅 駅
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JR高知駅の階段はこんな感じになっています。アンパンマンです。
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階段を上がったところの中二階には、このような広場が。電光掲示板には、メッセージもディスプレイするよ、とのこと。
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高知駅のホームから南側をみるとこんな感じです。左側に路面電車の駅があり、南側へと向かっていきます。かなり駅前の区画整理を行った印象を受けました。
また、駅前にはいくつかホテルがありますが、駅の直近では、今まで訪れた都市よりも少ない印象があります。ちょっとホテルと駅とが離れている感じです。 -
土讃線のアンパンマン列車が来ました。オレンジバージョン。グリーン車に乗ると座席カバーにアンパンマンがあるとの話でしたが、停車時間が短かったために見ることはできませんでした。
アンパンマン列車は、四国には4系統走っているみたいです。今回、特急南風(なんぷう)に乗車しましたし、前回宇和島行ったときに特急宇和海にも乗りましたので、あと2つか。近いうちに乗りそうで怖いです。
あと、JR高知駅の発車メロディはアンパンマンマーチなのですね。このように高知県内はアンパンマン一色でしたが、隣の徳島県に入ると、アンパンマン?何それ?といった感じでした。 -
阿波池田駅に到着しました。普通の駅です。
阿波池田駅 駅
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時間がありましたので、駅前をぶらぶら散策します。ここは駅前商店街で、アーケードが立派です。道幅は広いし、旅館などが多いかなあという印象を受けました。他の店舗は時間が早いこともあってあまり見なかったなあと。
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本町通りにやってきました。この辺りの道は昔の雰囲気が残っているみたいです。
池田うだつの町歩き 名所・史跡
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ガレージに阿波踊りの絵が描いてありました。
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たばこ資料館の前にやってきました。見学するまでの時間がなかったから、入れなかったのが残念ですが。
阿波池田うだつの家 たばこ資料館 美術館・博物館
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駅からちょっと離れたところに、商業施設フレスポがありました。なんでこんなところにこんな規模の商業施設が?と思いましたが、周りを歩いてみると納得しました。ここは昔日本たばこ産業の池田工場だったのですね。それが2003年に工場閉鎖となり、その跡地を商業施設などで利用しているということからしいです。なるほど。
また、この近くに役場だとかあり、そしてスナックなどもありまして、繁華街らしい雰囲気を残していましたが、大きな工場がなくなっているからか、なんとなく元気がないような印象を受けました。 -
商業施設フレスポの隣に、四国交通の営業所があり、そこから定期観光バスがスタートします。今回の参加者は16名で、うち婦人会のおばさん6名、香港からの観光客6名といった構成でした。
それで、今回定期観光バスとして乗車したのは、ボンネットバス「秘境の小便小僧号」でして、非常に年季の入ったバスでした。それもそのはずで、このバスは「53歳らしい」ですし、ボンネットバス自体走っているのはごくわずかですから。ある意味貴重な体験です。
行く先々の観光地でも、「おっ、珍しい車が走っている」ということで注目の的でした。 -
内装はこちら。灰皿があるなど、ものすごく昭和の香りが残っています。空調はなく、中に扇風機が一台。なので、夏の暑い時期は別のバスで運行し、春・秋という涼しい季節になってからの運行みたいです。
そして、乗り心地はというと、後ろの方だったのですが、もう跳ねまくってすごいです。今の技術のありがたさを非常に感じました。また、坂道も頑張ってはいるのですが、いかんせん速度も出ないし、運転手さんもそこまで無理はしていないといった印象でした。 -
ボンネットバスの運転席がこちら。シフトレバーがものすごく長いです。
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定期観光バスツアーはスタートしまして、いきなり山道を登っていきます。すごいところに来たものです。
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平家屋敷に到着しました。えらい山奥にあります。
平家屋敷民俗資料館 美術館・博物館
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平家屋敷は、かやぶきの家です。この家(西岡家)の由来としては、平家滅亡時の安徳天皇の医者だったのですが、平家滅亡後、この地に落ち伸びました。この地に住んでいると、この辺りの山は薬草が多いのに気が付き、ここで薬を作って生活をし、やがて地元の名士となって、現在に至ったようです。
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内部は昔のものがいろいろとありました。普段生活で使っていたものをそのまま展示しているのですが、ここだけ時が止まっているというかタイムスリップしているような感じがして、それはそれで面白いです。興味ない人には全くですが。
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平家屋敷からの移動中、壁に忍者の姿が。祖谷渓は別に忍者とは関係がないのですが、ここのレストランがサービス?でやっているだけとのことです。
祖谷そば 初代仙吉 グルメ・レストラン
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次は昼食ということで、レストラン「祖谷美人」さんへ行きました。
渓谷の隠れ宿 祖谷美人 宿・ホテル
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祖谷渓ツアーでの昼食。右上は、「アメゴ」という鮎みたいな魚です。その下は「でこまわし」という郷土料理で、上はそば団子、中は豆腐、下はこんにゃくを串にさして、味噌だれを漬けて焼いたものです。魚の隣は刺身こんにゃくでした。
上記のものにプラスして、そば汁と、祖谷そばがつきます。祖谷そばは普通のそばとは違っている印象がありました。結構品数が豪華でした。 -
レストラン「祖谷美人」さんのテラスに来ました。なかなか絶景です。
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あっ、テラスではたぬきが小便をしています。下は川までものすごい高低差がありまして、なかなか迫力がありますね。
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それもそのはずで、レストラン「祖谷美人」さんの建物は、凄いところに建っています。また、ここはレストランだけではなく、旅館「ホテルかずら橋」も併設しているとのことで、大きな施設となっていました。
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お昼も食べましたし、次は祖谷渓の有名観光スポットの「かずら橋」へと向かいます。駐車場併設の商業施設「かずら橋夢舞台」に行きました。
かずら橋夢舞台 グルメ・レストラン
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祖谷渓最大の名物「かずら橋」へやってきました。
祖谷のかずら橋 名所・史跡
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みなさん、両脇の綱にしがみついて歩いております。
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私もわたってみました。橋の足元はこんな感じ。結構空間が空いております。最初は本当に怖かったです。しかも結構揺れるので、それも怖いです。
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みなさん、しがみついて渡っていきます。みなさん両手で綱をもって一歩ずつわたっていきます。しかし、終盤になると慣れてきて、だんだん歩き方がわかってきました。
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かずら橋を渡り終えましたので、その近くを散策してみます。下の川へ向かって落差のある滝が流れていました。身近で見られるので結構な迫力です。
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かずら橋の下の川辺へと降りてみました。地層がものすごく褶曲してます。
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かずら橋を水面から望みますと、かずら橋は結構高い場所にあるのがわかります。
そんなことで、かずら橋を後にし、次は祖谷渓の有名スポットの「小便小僧の像」がある方面へと向かいます。 -
途中、「ひの字渓谷」というところに来ました。真ん中の山が硬いのか、川が蛇行して、ひらがなの「ひ」の字のように流れていることから、その名がつきました。祖谷渓というと大体ここから中継するらしいほど、有名な場所みたいです。
ひの字渓谷 自然・景勝地
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小便小僧像があるところまでたどり着きました。この像は、昭和50年代に商工会のアイディアで設置したという話です。それで、昔は水を出していたみたいですが、最近は出していないそうです。
小便小僧 名所・史跡
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小便小僧がみている断崖は目もくらむ足もすくむ断崖ですが、ここで小便をすると気分がいいのでしょうか。それはわかりません。
ともかくも、祖谷渓の山間部は終了し、これから川沿いへと移動して、大歩危峡を見に行きます。 -
途中、妖怪屋敷と石の博物館へと寄りました。妖怪屋敷では、入ると大天狗がお迎えしてくれます。
道の駅 大歩危 道の駅
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この施設の外の様子もすごいです。川の色がエメラルドグリーンっぽいのは、そういう成分が解けているからなのでしょうね。
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この施設では、妖怪「やまじち」さんがおりまして、非常に人懐っこいのか、暴れております。
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そして、この妖怪さんは、最後、バスの出発まで見送りをしていただきました。
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次は遊覧船に乗るということで「レストランまんなか」に来ました。しかし、数日前の台風の影響?で水位がまだ高いので、今日も遊覧船は出ないということでした。
レストラン 大歩危峡まんなか グルメ・レストラン
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遊覧船乗り場近くの川。このあたりで、地層の状況がよくわかるということでご紹介。石が特異な形状をしております。この付近で見られる「含礫(がんれき)片岩」は、古生代に堆積した礫岩の地層が造山運動の結果押しつぶされて扁平化したもので、日本では大変珍しいものだそうです。
私は、帰りの都合がありますので、この遊覧船乗り場でツアーを離脱し、ここからJR大歩危駅まで路線バスで移動しました。15時頃の路線バスということもありますが、誰も乗ってこないのは、それはそれで寂しいです。田舎の路線バスはそんな状況なんだろうなあと。運転手さんはすごいなあと、心が折れないなあと感じた次第です。 -
JR大歩危駅に到着しました。まだ電車までの時間はありますから駅前を散策します。
大歩危駅 駅
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駅前にはスーパー「歩危マート」があり、食べるところもありました。非常に貴重です。
歩危マート 専門店
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JR大歩危駅前から大歩危峡を見収めです。なかなかすごいところでした。
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JR大歩危駅から特急に乗りまして、無事にJR高知駅へと戻り、そこから空港リムジンバスに乗りまして、高知空港に到着しました。高知竜馬空港という愛称にしておりますから、当然坂本龍馬像があります。
高知空港(高知龍馬空港) 空港
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高知空港には大きな「よさこいのバチ」があります。ここにある「高知家」というのは、高知県知事が観光のキーフレーズとして、一つの家のように団結してやりましょうということで、「高知家」というフレーズを作ったとか(間違っていたらすいません)。
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キリンの看板には「たっすいがはいかん!」とあります。薄いビールはだめだという話です。キリンのビールを販売していた時、一時期軽めのビールを販売していましたが、全く売れませんでした。なぜ売れなかったのかの感想が「たっすいがはいかん!」というものでして、それを戒め?として、高知ではこのような言葉を掲げているようです。
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高知空港内のレストランで食べた「タタキ丼」右上のみそ汁の上にダシがあり、お茶づけにして食べることもできますとのことで、やってみました。ただ、ご飯にタレ漬けのタタキを載せただけなので、物足りなかった。1000円と空港価格でした。
そんなこんなで、高知空港から飛行機は出発しまして、無事に大阪へと帰ってまいりました。以上で、高知行きの旅行記を終了したいと思います。ご覧いただきまして、大変ありがとうございました。
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