年越しイタリアvol.7～クリスマスの素顔のペルージャ

2017/12/23 - 2018/01/03

毎年恒例、６回目の年越しイタリア！
今回は９年前に留学していたペルージャに里帰り＆ローマの休日です。
懐かしのペルージャでは暮らすようにステイ。
ローマではクリスマスミサ＆年越しNew Year !!
９泊１２日間のイタリアの休日です(^_-)-☆

１２月２８日、今日は私のイタリアのふるさと、
「素顔のペルージャの街」をご紹介しま～す(＾◇＾)

エリア ペルージア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

素敵なホテルのレストランでブッフェの朝食です。
天井にはフレスコ画、素敵なシャンデリア、優雅な気分でお食事です。

ホテルメイドの焼きたてクロワッサンやタルト。ヨーグルト、ゆで卵、
新鮮なオレンジやリンゴ、シリアル、ブラッドオレンジジュース、etc...

ハムやサラミ、スライスチーズにはちみつ。
好きなだけ切っていただける丸ごとチーズがあって感激～！

カプチーノと焼きたてクロワッサンがめちゃくちゃ美味しかった～！
そして、大好きな「Nutella ヌテッラ」がありました！
イタリア人も大好きなヘーゼルナッツのチョコスプレッドです。

ホテルの美味しい朝食をお腹い～っぱい食べてしまい、
本日の街歩きスタートは１０時です。まぁ、いつものことですが～（笑）。
こちらはレプッブリカ広場。可愛いメリーゴーランドがありました。
これ、実は移動式！いつのまにか出現して、ある日突然消えます（笑）。

石畳の何気ない街の風景。リストランテ・ピッツェリアの看板が可愛い。

プリオーリ宮のヴァンヌッチ通りに面した入り口。幾重の大理石のアーチが美しく、扉上部の半円形の中には３人の守護聖人の像。
１３世紀末から１５世紀前半に建てられたゴシック建築の建物です。

プリオーリ宮の手前のアーチから続くプリオーリ通りへ。
左右には中世の建物が道に迫るように立ち並ぶ石畳の坂道です。
途中、左側に小さな教会を発見！中に入ってみると。。。

内部は外観どおりほんとに小さな質素な礼拝堂でしたが、
壁にはフレスコ画が描かれていました。

そのフレスコ画が、状態も良くビックリ！めちゃくちゃ近くで見れました。
日常に、こんなに身近に芸術がある、それがイタリアです。

このフレスコ画は聖母マリアと幼子キリストでしょう。
２年も住んでたのに、知らなかった～！思わぬ発見です。

歴史を感じさせる色合いのレンガの建物、石畳の坂道、赤いチンクエチェント。
まるで車のパンフレットのようです。素敵！

石のアーチが立派な大きく重厚な扉。
ペルージャではこんな素敵な扉をよく見かけます。
デザインも様々で、思わずカメラを向けたくなります。

何気ない風景。。。そこにはペルージャの人々の日常が息づいています。

プリオーリ通りを下った突き当りにある小さなサン・ベルナルディーノ教会です。
教会前には緑の芝生が美しく配されています。

建物は４世紀半ばのルネッサンス様式の建築の秀作と言われていて、
パステル調の水色とピンク色の落ち着いた色合いが、
まるで宝石箱のような美しい教会です。

正面のファサードには守護聖人、大天使ミカエル、聖母マリア、そしてキリストと天使の彫刻が配されています。内部はとても質素な礼拝堂です。

すぐお隣りには、サン・フランチェスコ教会。

この教会も白とピンクの色大理石でデザインされ、更にヒスイ色の色大理石が所々に配され、何とも言えない美しさです。

ＲＩＳＴＯＲＡＮＴＥの看板。よく見ると「ＳＵＳＨＩ」と書いてありました。

リストランテで寿司を出すとは、何ともミスマッチ！（笑）
メニューを見ると、寿司以外にも、ＯＮＩＧＨＩＲＩ（おにぎり）もありました（笑）
ナント１個２ユーロ！日本円にすると260円位？高っ！

緑のつたの絡まるこの家も素敵！
緑のデザイン扉に緑のポスト、白塗りの可愛い街灯、
そして粗石積みの塀と曲線を描く道、まるでポストカードのようです。

イタリアのおうちではポストも色々。
この落ち着いたモスグリーンのポスト、な～んてお洒落なんでしょう～！

テアトロ・モルラッキ。１７７８～１７８０年にかけて建てられ １７８１年にオープン。２４０年もの歴史ある劇場です。外観は質素で古びた感じですが、劇場内はフレスコ画があったりと、外観からは想像もつかないほどの美しさです。

ペルージャの美しい街並み。
ペルージャの歴史は古く、紀元前４世紀にエトルリアの１２都市のひとつで、
その文化や歴史ある建築物が今でも数多く残っています。

右のレンガ色の大きな建物がペルージャ外国人大学ガッレンガ校舎。
私が留学時代にお世話になった大学です。懐かしい。。。

町の中心の大聖堂前にあって、白とピンクの色大理石が美しい噴水です。
フォンタナ・マッジョーレ Fontana Maggiore と呼ばれ、1275年頃のもの。
水受け盤の下部には聖書の一場面のレリーフが施されています。

「Ｔ」のローマ字が目印のタバッキ Tabacchi
日本でいうキオスクのようなお店で、バスの切符も買えます。

パスティッチェリア サンドリ　 Pasticceria SANDRI
１８６０年創業の歴史あるペルージャでは超有名なお店です。
季節ごとに可愛らしいケーキが店頭に並び、
クリスマス時期にはサンタクロースをあしらったケーキもお目見えします。

店内はアンティークな内装で、天井はフレスコ画が描かれた歴史ある建物。
優雅な気分でカフェタイムを楽しむことが出来ます。

お洒落な装飾の看板「ＩＬ　ＢＡＣＩＯ」イル　バーチョ。
イタリア語で「キス kiss」という意味です。

夕暮れになると、丸や四角やツリー形のイルミネーションが
街に彩を添えてくれます。

石造りの門のアーチの中に、サン・ピエトロ教会のとんがり屋根の鐘楼。
まるで絵画のよう。まだ青い空とイルミネーションがファンタ～スティック！

歴史ある石門のアーチの中に浮かぶイルミネーション。
時間と共に徐々に濃くなっていく藍色の空との色合いが何とも美しい。。。

まるで中世にタイムスリップしたかのような、素敵な風景です。。。

狭い道に縦列駐車する車の列。イタリアではよく見る風景ですが、
それにしてもよくこんな風に駐車できるなぁ、と感心します。

サン・エルコラーノ教会。見た目は教会っぽくないですね。

内部は外観からは想像できないほど、とても美しい教会です。

クリスマス時期は、祭壇のポインセチアの赤と緑がほんと綺麗です！

そしてクリスマスならではの、プレセーピオもありました。

高い丸天井は、息を呑むほどの美しく素晴らしい絵で埋め尽くされています。

美しい教会をあとに、長い長い石の階段を歩いていると、
いにしえの古都にタイムスリップしたかのような錯覚さえ覚えます。
雨に濡れた石段が、イルミネーションと街灯の灯りに反射して綺麗。。。

あちらこちらにポストカードのような風景がいっぱいで、
不思議な魅力のある町ペルージャ。これが日常の風景。素敵すぎです。。。

ゆるやかなカーブを描く石の階段。
ドレスの裾をつまんでお城へと急ぎ帰りましょう。
ペルージャ。。。私のイタリアの故郷。そして大好きな街。。。