2019/09/25 - 2019/09/25
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岳人28号さん
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彼岸を過ぎたのでそろそろ見ごろかと思い、広島県内では最大級の彼岸花スポットらしい神辺の堂々川に行きましたが、まだせいぜい二分か三分咲きといった感じでした。見ごろは10月はじめでしょう。ついでに登録有形文化財に指定されている堂々川の砂留や、絶滅危惧種のオニバスが突如大発生したと地元紙で報じられた岩田下池、備後国分寺、神辺本陣、菅茶山旧宅などを見て回りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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福山市神辺町の岩田下池に、今夏、突如大発生した絶滅危惧Ⅱ類指定のオニバス。当日の朝に新聞報道で知って、彼岸花を見に行くついでに立ち寄りました。
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紫色の花も咲いてました。岸から離れたところに咲いていて不鮮明な写真しか撮れませんでした。
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希少な植物なのでしょうが、水面を埋め尽くす勢いで大繁殖したオニバスは、かなりの量が水中で朽ちて周囲に腐臭を漂わせており、いささか迷惑な状況になっているのではないかと思われます。
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堂々川一番砂留。江戸時代につくられた砂防堰堤として国の登録有形文化財に指定されている一番~六番までの砂留のうち最も下流にあり、築造時期も最も古いと推定されています。一番砂留は半ば崩壊しており、砂防機能はすぐ下につくられた迫山砂留に譲っています。
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一番砂留のまわりに咲いていた彼岸花。
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崩壊した一番砂留の代わりにつくられた迫山砂留。
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二番砂留。
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三番砂留。天保3年(1832)の施工記録があるそうです。
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四番砂留。
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五番砂留。斜面にたくさん彼岸花がありますが大半がつぼみ。白花の彼岸花のほうが、ふつうの赤いのより早く咲くようです。
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堂々川に流れ込む支流の土手の彼岸花。ここもまだ咲き始め。
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ここもまだつぼみが多い。
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堂々川に流れ込む支流につくられた鳶ヶ迫砂留。これも国の登録有形文化財。
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六番砂留。天保6年(1835)の施行記録があるそうです。堰長55.8mと最も大きく「大砂留」とも呼ばれています。
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六番砂留の堰堤上から。
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六番砂留の上流部に整備された堂々公園。
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東屋付近の彼岸花は比較的よく咲いてました。
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東屋の向こうの土手にも比較的よく咲いているところがありました。
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公園は堂々川沿いに奥のほうに続いていますが、彼岸花は川沿いにはほとんどありません。
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堂々公園から車道を下ったところにある備後国分寺の仁王門。奈良時代創建の伽藍はすべて失われており、現在の国分寺は、もとの寺域の北側に江戸時代に再建されたものです。
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松並木の長い参道。古代山陽道とルートがほぼ重なる県道181号線まで続いています。参道の両側一帯が創建当時の備後国分寺の寺域。現在は墓地や畑、民家などになっています。
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元禄7年(1694)再建の本堂。本尊は薬師如来で、元禄5年、京の仏師林右近の作だそうです。
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江戸後期の儒学者菅茶山の旧宅。国の特別史跡に指定されています。裏にある高屋川の土手から見たところです。
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表側は手前に里芋や大豆などの畑があり、奥に居宅や菅茶山が開いた廉塾の講堂・寮などがあります。見学は土日祝日のみとなっており、この日は平日で閉まってました。
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脇の水路に彼岸花が咲いていました。
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菅茶山旧宅のある通りは、古風な町並が残っています。
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1910年創業の酒蔵、天寶一。福山市内に残る唯一の酒蔵だそうです。
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県重要文化財の神辺本陣。
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筑前黒田家専用の本陣だったそうで、「筑前少将宿」「松平官兵衛宿」など筑前藩主の宿であることを示す札が展示されていました。
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立派なお座敷です。
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本陣の敷地の裏のほうにある物見櫓。
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