Vol.4 MSCスプレンディダ　シルバーウィーク　日本周遊クルーズ8日間　～3日目・酒田～

2019/09/14 - 2019/09/21

2019年9月14日(土)～21日(土)の8日間でMSCスプレンディダ　シルバーウィーク日本周遊8日間の旅に行ってまいりました！
横浜を出港し、終日クルーズ、酒田(秋田)、金沢、釜山、鹿児島、終日クルーズ、そして横浜に帰ってくるコースとなります。

9月16日(月)の山形県酒田の内容です。

【船内新聞】
横浜　2019年9月16日(月)
最低気温：23℃
最高気温：27℃
日の出：05：23
日の入：17：50
次の寄港地：金沢
到着：09：00
最終乗船時間：16：15
出発：17：00

MSCスプレンディダは朝、酒田のローカルパイロットが乗船し、操縦作業中に船をエスコートします。坂田は、山形県の北西に位置し、西は日本海に、北は秋田県に接しています。最上川は、北の境界に鳥海山がある市街を流れています。本土の海岸から約38キロ離れた人口の飛島は、市の行政境界内にあり、島と市街の本土部分の一部は、鳥海国定公園の境界内にあります。出発は17：00を予定しています。MSCスプレンディダは、現地のパイロットが下船すると、金沢港に向かいます。

エリア 酒田(山形)

本日も朝から元気にジムからスタート。私の部屋は内側窓なしなので、ジムに来てようやく外の天気がわかります。なのでここに来た時に天気がいいと気分も晴れやかになります。

25分走って150kcal消費。普通盛りのご飯1杯分にも満たないカロリーですね。。。ちなみに本日のマシーンは25分でストップしない仕様でした。

如何にも「トレーナーがいて生徒と一緒に漕ぐ」みたいな設置ですが、朝以外はここには来ないので果たしてどのように使われているかは不明。

いたるところに電光掲示板があり、逐一情報を流してくれます。

本日は酒田へ寄港なので、酒田市の情報。ちなみに、「船がどの辺を走っている」という情報は、エクスカーションデスクかレセプションの後ろにある画面でしか映されてなかったです。

本日の朝食は14階のブッフェで。ちなみに、日本食もちゃんと用意されており、お米も「岩手県産・銀河のしずく」という日本米なので普通に食べられます。ただ、炊飯器によって(もしくは水の量？)炊き方にムラがあるので、ある時はおいしく、ある時は少し残念な感じで食べられます。

陸地が迫って、無事に着岸。よくこんな大きな船をゆっくりと港に付けることができるなと感心します。

港にはたくさんの白いテントと。。。

イベントがあるのか、たくさんの車が続々と集まってきております。

船を降りる時は一応税関がありました。手荷物検査をすることも無く、通過しました。

間近で見ると改めて大きい船だなと。2018年春頃に取られた写真でも船名の横に「地中海輝煌號」と書かれた写真があったりしましたが、無くなってますね。中国配船の船でも中国人にも不人気なんでしょうか。まぁ、ほぼ日本にしかいないダイヤモンドプリンセスも「DIAMOND PRINCESS」と船体に書かれているからかっこいいのであって「ダイヤモンドプリンセス」と書かれたら興覚めですもんね。。。

これが1番の船のベストショットですかね！

ここから市街地まで、シャトルバスが出てます。が、子供大人関わらず往復500円なり。

酒田のメインでしょうか。チョットした商店街に着きました。地元の高校生が案内をしてたり、お店の人が出店をだしてたり、歓迎されてるのをすごく感じました！

ここからは徒歩で散策。近くに「山居倉庫」という米蔵があるそうなので、向かいます。

歩いていると何となく雰囲気のありそうな所を発見。

山居倉庫 名所・史跡

新井田川に掛かる山居橋。

山居倉庫 名所・史跡

14棟のうち12棟が残っており、今も米蔵として使われております。

山居倉庫 名所・史跡

今は流石に倉庫内は空調管理がされてるみたいですが、建設当時はそんなものはなく、いかに暑くしなく、風通しをよくするかを考えて作られたそうです。写真右側にある大ケヤキも、日避け風除けで植えられたもので、今では立派にその役割を果たしてます。

山居倉庫 名所・史跡

この建物のと屋根との隙間がある事により、風通しを良くして、うまく熱を逃す構造にしてたみたい。

山居倉庫 名所・史跡

他にも色々と見て周りたかったのですが、意外と秋田は暑く(というか日差しが強く)、気温も高かったので、妻が軽くダウン。。。という事で、タクシーでシャトルバス乗り場の「中町」まで移動。でも、アクエリアスを飲んだらすぐに復活。水分補給に適した飲み物は偉大でした。
で、船の中では陸で食べる日本食が恋しくなるので、この五十嵐製麺さんにお邪魔。

600円の醤油ラーメンを頼みましたが、まさに「こういうのでいいんだよ！」というドストレートのラーメン。へたな有名チェーンの高いラーメンより普通においしかったです。

妻の体調もあるので、お昼を食べたら船に戻ります。着岸の時にみた白いテントは地元の物産品等を売っているところでした。降りてすぐのテントには地元の郷土料理や、地元で採れたナシを無料でふるまってました。

今回は酒田以外に、金沢、釜山、鹿児島と4ヶ所の港に寄りましたが、港にはテントが並び、シャトルバスを降りれば地元の高校生がガイドをしてくれたり、出店が出ていたりと、この酒田が一番歓迎されていたというか、一番力を入れているなと感じました。ま、実際訪れると言い方は悪いですが「田舎だな。。。」と思ってしまいます。酒田市のHPには人口減の現状とどうすればいいかという結構切実な内容の資料がアップされてます。人口が減ると収入が減り社会福祉も充実しなくなりさらに人口減が加速、赤字。。。という負のスパイラルに陥るのは目に見えてます。

クルーズ船では1回の寄港で3,000人位の人を連れてこれるので、そりゃ酒田市もクルーズ船誘致に力を入れるでしょう。「シャトルバスの往復はタダだじゃなくて500円も取るんかい」と思いましたが、これだけでも150万円の収入です。それに、1人がお土産とかで5,000円分くらいお金を使ってくれたら1,500万円の収入ですからね。金沢、釜山、鹿児島は黙ってても人は来ますが、酒田は何かしら働きかけないと難しいかも。。。という観光地の闇的な部分を感じてしまいましたが、酒田市も来年は6隻も大型船が着岸するという事で、今後とも頑張っていただきたいと思いました（笑）

乗船時は毎回手荷物をセキュリティスキャンにかけます。で、「船にアルコールは持ち込めず預かりになる」と思っており、酒田で買ったお土産用の日本酒をスキャンにかける時に「これはアルコールです。」と伝えましたが、、、なんとそのままスルー！ええんかい！？と逆に戸惑いながら部屋に戻りました（笑）

さぁ、船に戻った私は少々仕事を…「船の中がオフィスなんだぜ。」と言うと聞こえはいいですが、「旅行先でも仕事しないといけないんかよ。」とも捉える事もできます。でも、同じような境遇の方もチラホラ居て、親近感を覚えました。

クルーズプラネットさんより、$100.00のプレゼントですって！ありがとうございます！！

次の寄港地の金沢の説明会があったのでシアターに行きました。スライドには英語の文もありましたが、説明は日本語のみ。座ってた欧米の方は直ぐに退席されました。まぁ、金沢は観光地なので現地に行っても英語の案内とかあるだろうからいいかもしれんけど、英語での案内も加えた方が親切でしたね。

港から金沢駅までの無料シャトルバスがあることが分かり一安心。駅についてからはバス1日フリー乗車券を買って観光地しようという事に決めました。

本日はメインレストランでのディナーで「イタリアンナイト」というコンセプトです。

といってもメニューは普段通りで何がイタリアンかといいますと。。。

なんとテーブルにイタリアンカラーのテーブルクロスが！！（笑）

あと、ボーイさんの服もイタリアンカラーをあしらったものとなります。

メニューの一部。やっぱりメインレストランの方がブッフェよりおいしく感じます。
ちなみに、ここで初めて他の方と一緒のテーブルになりました。50代半ばのご夫婦でこの船は初めてですが、過去にコスタビクトリア、ノルウェージャン、ダイヤモンドプリンセス等に乗船されていたそうです。船リピーターという事で、色々話は盛り上がります。また、奥様は乗り鉄ということで、SLのストラップを持っていたのですが、息子がものすごく食いついてました。
他には生後7ヶ月の双子を連れた夫婦も同じテーブルだったようですが、残念ながらその方とは最後までお会いできませんでした。双子ちゃんも見て見たかったですが、その夫婦はロイヤルカリビアンのオアシスクラス(22万トンで世界最大の船)に乗船したことがあるという事で、是非お話を聞きたかったのに。。。

食事の途中に曲が流れ出し、何か出し物をやってました。が、、、いかんせん場所が反対側で本当に何をやってるか分からず、とりあえず適当に盛り上がっておきました（笑）

さて、子供が寝静まった後は毎晩楽しみなことがあります。それは、、、夜の船内散策！！そんな中から今回はデッキ5のエリアをご紹介。私の部屋は5018なので5階に位置し、実質の最下層といっても過言ではありません。4階も乗客は入れますが、メディカルセンターと乗船口しかないので、用事があっていく人はまれです。3階より下はクルー専用エリアなので我々は立ち入れません。
5階のメインとなるここは「スプレンディダバー」…の近くのメインホール。毎晩ピアノの生演奏や歌を披露したりと、いつも賑やかな場所。

3層吹き抜けになっており、常に人が絶えません。まぁ、この直ぐのところに、エクスカーションデスクとフロントとメインレストランがあるからそりゃそうなんすけどね。

こちらが総合受付のデスク。大体いつも人がいっぱいで、デスクに立ってる人も多いです。

こちらがエクスカーション用のデスク。総合受付と比べると人は少なく、時間によっては誰もいません。乗船直後にここが受付と勘違いして、「ベットをダブルベットにしてくれ。」と頼んだら「受付はあっちよ。」と言われたのも良い思い出です（笑）

こちらがメインレストランの1つである「ラ・レッジャ」2層に分かれてます。ここは朝昼晩と食事をする事ができます。

図書館。そんな広いものではなく椅子が10もあるかないかくらいの広さ。一応日本語の本もありました。ここで読むというよりも、持ち出して読んでって感じがしました。この部屋に2台パソコンも置いてありました。