車窓からのROMA

2016/07/25 - 2016/08/10

2016年夏　
私と妻、6歳の息子と4歳の娘4人でヨーロッパを旅しました。
イタリア
マルタ
スペイン
ポルトガル
一生忘れられないような旅をすることができました。

旅の始まりと終わりはローマでした。
新千歳を発ち香港を経由しローマに朝方到着。
初めてHopOnBusと言われる観光バスのチケットを購入。
２階建てバスからのローマの街並み。
風を切って走るバスから眺めるローマの町は最高でした。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

ROMAに来ると何度も来てしまうテルミニ駅。
ここへ来ると「とうとうローマへ来たんだ！」と実感してしまう。
写真は妻と息子。
息子は3歳の冬に一度来ているから2回目のイタリア。

この駅の2階にあるビュッフェで昼食。
大好きなキャンティワインで乾杯！

初めて観光バスに乗ってみた。
24時間チケットだったので昼は4人で、
夕方には息子と2人で乗車。

テルミニ駅を出発。

日本語ガイドを耳につけ・・・
息子にこのローマはどう映ったのか・・・

今は9歳になったけど、
この旅はしっかりと胸に刻まれているようで・・・

先日も「次の冬もイタリアとスペイン、そしてマルタにも行きたい！」
と言っていた。

次に行ける日はかなり先になるだろうなぁ・・・

ベネチア広場

とにかくこの日は暑かった。

だけど湿度はそう高くないので、
風を切って走るととても爽快。

高いところから見るローマの町並みは、とても新鮮に映った。

ホテル ベルニーニ

地中海ブルーの真っ青な空にBERNINI

一度は泊まってみたいホテル。
ここから見るローマの街は最高と聞いている。

時間内なら乗車自由ということで、
一度下車しバチカンを目指す。

私は何度かローマに来ていたけど、
実はバチカンは初めて。

ローマのホテルで一緒になった人にその話をしたら、
「あなたは何しに旅しているの？」と笑われたことがあった。

最近答えが出てきた。
世界遺産のようなものにあまりこだわりがない。
とにかくその町の様子が知りたい。
どんな人たちがいて、
どんなものを食べて、
どんな考え方をしているのか。

だから裏道みたいなとこばかり歩いてる。
でもせっかくだから子どもたちには、
いろいろと見せなきゃダメですね。＾＾

再度乗車。

ローマって緑の多い街だということを実感。

木のトンネルのようなところをバスは走っていく。

停留所に停まると下で水を売っている。

「ください！」というと
バスの２階に投げてくれた。
それを私がキャッチし、
今度は１ユーロを私が下へ。

これはなかなかおもしろかった。

いたるところにオシャレな建物が・・・

夕方７時過ぎ、今度は息子と２人でまたバスに乗車。

写真は出発したテルミニ駅正面

出発まで10分くらいあったのでバス内で待つことに。

時間が来て出発！
息子爆睡！

到着までの１時間以上ずっと寝てた・・・
夕方の涼しい風が気持ちよさそう・・・

テルミニ駅周辺

人に車にバイク
旅行者
サイレンの音
まさに「ローマの平日」

実はこの日の夜ちょっとした出来事が・・・

私一人でテルミニ駅に。
なんとなくカメラで夜の駅を撮っていたら、
大声で何かを叫びながら迷彩服を着て、
銃を持った二人の軍人が私に向かって走ってくる。
一瞬緊張・・・
もう数人が後からついてくる。
何事だ！
取り囲まれた。
話を聞くと「ここで写真を撮るな」
「ＳＤカードを渡せ」と言っている。

私はＳＤカードを取られては大変なので、
目の前でデータを消去した。

今度は「パスポートを出せ」
あいにく持っていなかった。
しかしコピーがあったのでそれを見せると
「日本人なんだね・・・」

もう一人の軍人がニコニコしながら
「日本人だ。何も心配ない。」
って言いながら笑いながら去っていった。

日本のパスポートってすごいな～と感心してしまった。
実はこの日は子どもも私もあえて甚平を着て一日を送った。
怪しく思われたのかな～・・・
その日を最後に甚平はやめました。
トランクの隅っこでずっと場所取ってたので、
ぶん投げようかと思ったけれど、
日本まで持って帰ってきました。＾＾；

それにしても銃を持ってこっちに軍人が走ってくると、
本当に緊張してしまいます。

夕刻のローマ

正面にコロッセオ

何度見ても感動しちゃいます。

コロッセオを横目に・・・

ローマは松の木が多いですよね。

イタリア国旗の花畑

バチカン周辺

夕日に染まるサンタンジェロ

本日２度目のベルニーニ

ライトアップされたベルニーニもなかなか。

コロッセオ周辺

信号待ちの様子

宿泊したホテルはテルミニ駅から徒歩で数分。
ローマに来た時は必ずそこにしています。

夜のコロッセオ　

かなりの重厚感

それにしても2000年にわたって、
この地に立ち続けるなんて・・・

朝６時過ぎのコロッセオ

コロッセオの周りをかなりの人がランニングしてた。
そんなランニングコースうらやまし過ぎ。

コロッセオとペローニ
まさにイタリア。

昨夜、ここで誰かがコロッセオを見ながら飲んでたんでしょうね。
最高ですね！
私もイタリアではこのビールばっかです。

この旅行記へのコメント （4）

• NOAHさん 2020/01/08 23:06:24

  ローマ、たまらない。

  procidaさんこんばんは、お久しぶりです！
  私生活がばたつき、しばらく旅脳から離れていましたが、procidaさんの生きたローマを拝見してまたローマ行きたいな…な気持ちが膨らんでます。
  
  私が最も感動したローマの姿は夕焼けです。
  建物がどれも朱を吸わせたように赤味を帯びてるので、日暮れ時、私赤いサングラスしてたっけ？というくらい一面茜に染まる街が本当に綺麗だったなぁ。
  西陽のお写真を見、懐かしく思い出しました♪
  はぁ、きれいだ～～～(*´-`)
  
  バスに乗り、視点が高くなるとまた違った角度からローマを眺める事ができてすごく面白いですね！
  「コロッセオ周辺」とコメントされてるお写真大好きです！
  街灯の並びが美しく、道路の起伏にリズムがあって。少し煙る画面にローマの乾いた空気を思い出しました。
  鳥になって観光できたらどんなに楽しいでしょうね(^O^)♪
  
  「夕日に染まるサンタンジェロ城」の次の躍動感溢れるバス車窓写真も、ローマ(というかイタリア…というか海外全般の)(嫌じゃない)無秩序感を思い出して楽しい気分になりました。
  私が乗った市内バスは、走りながら解体してしまいそうな異音を大音量で立てていました。あの緩さは嫌いではありません。(住むのは大変そうですが(笑)
  
  街の顔・性格、旅行中の気分を思い出させてくれる写真の数々！
  楽しませていただきました～！
  やはりprocidaさんのお写真大好きです！
  そして年末にもイタリアへ行かれてたのですね♪
  こちらも詳細旅行記楽しみにしています。
  
  NOAH

  procidaさん からの返信 2020/01/09 11:59:29

  Re: ローマ、たまらない。

  NOAHさんへ
  おはようございます！
  ローマの夕焼け・・・
  わかります。私もそんなローマのシーンがまぶたの裏に焼き付いてます。
  車のクラクション、パトカーのサイレンの音と一緒に・・・
  先日行ってきたばかりなのに、思い出すだけでまた戻りたくなってしまいます。本当にイタリアは罪な国です。＾＾
  初めてイタリアに行って帰国してからすぐ、エスプレッソマシーンを買いました。一日に何回もおいしくて飲んでました。
  でも場所を取るものだから数年前からしまい込んでいたのですが、
  昨日コーヒー豆をエスプレッソ挽きにして購入し、マシーンを出して飲み始めました。エスプレッソの味も私にとってローマの味です。
  ローマでは定宿になっている「moshi moshi B&B」なんですが、そこにはコーヒーマシーンが置いてあります。それを何杯も飲んでいるうちに、私にとってローマの味になってしまいました。
  
  コロッセオ周辺・・・その写真を見直しました。
  よく見てみれば確かにかなりの起伏がありますよね。
  街灯も結構汚れていますよね。
  そして言われた通り煙ってますね。
  さすがNOAHさん、鋭い観察力！
  
  そんなローマがいいですよね。
  近未来的な都市では全くないけれど、
  味があり歴史を感じ・・・
  
  無秩序感・・・まさにローマの言葉だと私も思います。
  前にアリタリア航空でイタリア入りしたことがあります。
  離発着のときにＣＡさんが座ってはいるものの、シートベルトもしないんですよね。そして着陸すると同時に誰よりも早くケータイを開いたりするのもＣＡさん。私の子どものためにファーストクラスから持ってきたよ！とか言って大量のジャムやらお菓子。
  スーパーに行けば、店の売り物のキャンディーやパンを勝手に子どもにプレゼントしてくる店員さん。
  シチリアをバスで旅した時に、休憩時に真っ先に降りて最初にタバコを吸っているのはドライバーさん。目的地についても一番先に降りていく。そして私に「チャオ！」とか言いながら笑顔でタバコを加えてる。
  んーっ・・・憎めない。
  
  そういいえば・・・
  先日の旅でVeneziaのレストランでピザやらスパゲッティを食べてました。
  そんなときそこにいる店員さん６，７名がサンタの帽子をかぶって、おしゃべりしたり写真撮ったり・・・
  それを見ていた子どもたちが
  「イタリアってすごいね。店員さんが一番楽しそうだね～！」
  「日本でこんなとこ見たことない・・」
  
  私はそれに対して
  「だろーっ。＾＾　これがイタリアなんだよ。」
  と話したら不思議そうな顔をしてから笑ってました。
  
  ついつい長くなってしまいました。
  今年もよろしくお願いします！
  
  プロチダ

• keiさん 2019/09/30 10:41:14

  黄昏のROMA

  　お久しぶりです！プロチダさん(^▽^)/
  
  甚平って、外国の人からみたら、どこか中東の民族衣装に
  見えるのかしらねぇ。
  それにしても写真撮ってるだけで銃装備の軍人に
  取り囲まれるなんて、寿命が縮まりますよね。
  何もなくてよかったです。
  それにSDカードを没収されたら旅の記憶と記録の半分くらい
  削られちゃいますもんね。
  
  　黄昏のローマの写真を見ていると
  やっぱりイタリアはいいなぁーって思っちゃいます。
  自分もその空気や、街の雑音、ニオイを覚えているから
  旅愁を感じられずにはいられません。
  写真見ていて一緒に観光バスに乗ってる気分でした♪
  
  私のイタリアで飲むビールの多くは一番安く売ってる
  おじさんの顔が描いてあるやつかな(;^_^A
  

  procidaさん からの返信 2019/09/30 11:36:04

  RE: 黄昏のROMA

  keiさんへ
  
  こんにちは！
  
  軍人に囲まれるなんてもちろん初めてでした。
  もうごめんです。^^;
  最後は笑って別れましたが、
  最初は結構な剣幕でした。
  「No Photo」とかどこにも書いてないし・・・
  
  車窓からのローマは、
  なかなかのものでした。
  前にもあてもわからずロンドンで２階建てのバスの最前列に乗ったことがあるのですが、
  高いところから見る街並みは新鮮ですよね。
  
  > 自分もその空気や、街の雑音、ニオイを覚えているから
  > 旅愁を感じられずにはいられません。
  
  すごくわかります。^^
  街の雑音・・・
  クラクション、サイレン、時には街を闊歩している馬の足音。
  空港に降り立つと、その国特有の匂いがあったり・・・
  
  
  > 私のイタリアで飲むビールの多くは一番安く売ってる
  > おじさんの顔が描いてあるやつかな(;^_^A
  
  あっ!それだ！
  私もその方がよく飲んでた・・・
  おいしいですよね。
  
  プロチダ