憧れの海「ブルーラグーン」 in Malta

2016/07/27 - 2016/07/30

「マルタ旅行記第２弾」
どうしても行きたかった「ブルーラグーン」へとうとう行ってきました！

この海の事を知ったのは１年ほど前。
さまぁ～ずの「７つの海を楽しもう！世界さまぁ～リゾート」で放送されてました。
とにかくきれい！
もちろん天然のリゾート。
この島の住人はホテルを経営している一家族が夏にいるだけ。
それだけでも魅力たっぷり。

その後の世界ランキングでも第３位に入っているほどでした。

マルタ共和国にも興味はありありだけど、
どうしてもこの海を自分の目で確かめたくなってしまいました。

今回の私たちの旅の計画では、
バルセロナと並んでどうしても行きたい場所になっていました。

エリア マルタ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 航空会社: ライアンエアー
• 旅行の手配内容: 個別手配

写真はマルタ行きの飛行機に乗るため、
ローマフィウミチーノ空港内を元気に移動する息子なのですが、
この前にヒヤッとすることがありました。

ローマテルミニ駅のバスターミナルから、
空港までのバスに乗るために家族で荷物を持って待ってました。

バスが来たので私は荷物をバスの逆サイドへ。
その間１～２分。
妻や子供たち、そして乗客のほとんどが乗ったようなので
私もバスに乗り込もうととしたとき・・・

人込みの向こう、
駅の壁側で背中を向けている息子らしき姿が・・・
いそいで駆け寄ると涙を流してる・・・

「一人になっちゃった・・・泣」

ようは迷子になってしまっていた。
となると妻と娘はどこへ・・・

「ちょっと待ってな！バスの中をさがしてくる！」
といって息子を待たせバスの中を探しに行くと、
後方の座席で２人が思いっきりくつろいでいる。

「いま、○○が大変だったんだよ」
と言っても「・・・？」
話にならない。

娘と妻は運転手に乗るように指示されたから乗り込んだ。
息子は私の背中を追おうとしていたよう。
どっちにしても親の責任。
確認が不足していた。反省・・・

もし、私が気付かなかったら。
乗り込んだ瞬間にバスが発車していたら。
そう考えるとゾッとした。

息子には、
「困ったときにただメソメソしてちゃダメ！
声を出すんだよ！」と話をしながらのスタートでした。

もちろんそれ以降は何度も何度も確認しながら旅をつづけました。
この反省を生かしていかないとと心に誓いました。^^;

ローマ～マルタ
マルタ～ローマはライアンエアでの移動。

マルタ滞在中はとにかく快晴。
雲のかけらすら見つからないほど。

宿泊したホテルLa Valetteの屋上からの風景。
世界遺産の街のど真ん中にいます。

ここからはバレッタももちろん、
スリーマや海もきれいに眺めることができました。

そしてマルタ到着２日目。
ブルーラグーンへ行く日。
そこまではバスで７０分。
船に乗って１５分。
マルタ島ではなく、コミノ島というところ。

マルタは３泊４日。
中２日ともブルーラグーンへ行こうと決めていました。
博物館とかも行かず、とにかく海ばかりです。

そして出発する前にまた事件が・・・

息子がシャワールームで妻に頭を洗ってもらっていた時のこと。
息子がふらっとして倒れかけてしまった。

「たいへ～んっ！こっちきて～！」と妻の大きな声。
やばいっ。
唇に色がない。
舌の色までおかしい。
でも意識は大丈夫。
ベッドに寝かせて休ませる。

私と娘は栄養補給のため八百屋へ直行。

そこで水４リットルとバナナ５本、キーウィー４つにオレンジ４つ。
これだけ買って1.6ユーロ。
安いっ・・・と感心している暇もなくホテルへ戻ると、
息子の顔色は戻っていた。

今日はブルーラグーンはやめてゆっくりすることに。

午後からは対岸のスーリマへ行くことにした。

休んだ後は息子の体調も超回復。
スリーマの海で泳ぎ、
帰ってきてからもホテルの屋上のジャグジーで遊びまくってました。

いよいよマルタ３日目。
ブルーラグーンへ。

バレッタ市街入口のバスターミナルから、
マルタ島の北の端っこ「Cirkewwa」（チャケワ）までバスで70分。
たしか大人一人２ユーロ。
安いですね～。
観光客などほとんど乗っていないバスに揺られて
あの海を目指します。

でもほとんどの観光客はスリーマから船で行くみたい。
食事・ドリンク付き。
ゴゾ島などもまわってくるツアーです。

私たちもそうしたかったのですが、
なんせ貧乏旅行。
そして妻は船に弱い・・・

写真はバスを降り、
コミノ島を目指す船の中。
子どもたちの胸も躍ります・・・
あの憧れの地はもうすぐです！

この船は往復で１人10ユーロ。
息子は5ユーロ。
娘は無料でした。
帰りの時間も選べるし、とてもよかったと思います。
当初はいったんゴゾ島に渡ってからフェリーと思っていたのですが、
4traのQ&Aでアドバイスをいただいて、
チャワケからの渡し船を知りました。


わずか15分で到着です。
途中の海もホントにきれい。

いよいよ目的の地に到着。
本当に青く透き通った海でした。
波照間島のニシハマ。
シチリア・ファヴィニャーナのビーチを思い出します。

海でない部分はほとんどが岩場。
砂浜部分はちょっとしかありません。

11時ころ着いたので、
まだまだビーチは空いていました。
昼過ぎからはだいぶ混んできましたが。

20ユーロでパラソルとチェア２つ。
海にいちばん近い部分をチョイス。

さっそく海に飛び込みます。
しかし意外と水温が低いです。
昨日のスリーマも冷たかった。
沖縄とは全然違うのですね～。

今回はカメラを置いてきました。
ですからすべてiphoneでの写真です。

今になってちょっと後悔してます。
一眼持っていけばよかった～。
この海を、もっと撮りたかった～。

遠浅の海だけど50メートルも行けば、
私の足も着かないほどです。
魚も結構見ることができました。

昨日、唇を紫にしていた息子も絶好調。

昨夜食べたウサギ肉が効いたのか、
飛び跳ねてました。笑

午後からは私たちがボール遊びをしていると、
マルタの子どもたち４人も合流。

この子たちがまたかわいい子たちで、
遊び始める前に自己紹介を始めました。
私たちの名前も、
何度も何度も聞き直し完璧な発音になってから遊び始めました。

６歳の息子にも身振り手振りでゆっくりと、
わかりやすい英語でルールを話してました。

また、みんなにボールが平等に渡るように、
すごく気を遣いながら遊んでくれました。

いいプレーがあると私や息子、
娘にまで「GOOD JOB!」と親指を立ててました。

その間、あちらのお母さん方はビールを飲みまくってました。＾＾

これにはうちの子たちも大満足。
私たちも満足。
ちょっとした国際交流ですね～。

この双子の子たちといろんな話をしました。

なんとこの子たちは３ヵ国語を話すそうです。
マルタ語・英語・そしてイタリア語もわかるそうです。
（英語がこの国では共通語。だけどマルタの言葉はまた違うと言ってました。）
環境によって自然に身に付いてしまうのですね。
素晴らしい。

それからマルタ島に住んでいるけど、
ブルーラグーンは２回目。
野球は知らない。
フットボール（サッカー）で普段は遊んでいる・・・
なんて話をしてました。

砂浜部分も少ないので、
パラソルを立てられる部分はわずか。

そこは激混みになってしまいます。
私たちのパラソルも隣のパラソルとぶつかってました。

チェアーもほとんど間隔なしです。

店は５、６件ありました。
ギンギンに冷えた500mlのBECKSが2.5ユーロ。
ポテトフライのＬサイズがどこも2ユーロ。
他にもサンドウィッチやピザなどたくさんありました。
どれも値段は高くないと思います。

この島に来てからマリンスポーツもたくさん選べるようですし。

この船でやってきました。

この島にはホント満足しました。＾＾

太陽の位置からすると、
午前中が一番きれいかもしれません。

帰りは直行ではなく、
ビューポイントに連れて行ってくれます。

また絶対戻ってくるよ～！
さらば、ブルーラグーン。

マルタで食べたもの

これマルタ名物の「うさぎ」です。
（イタリアトスカーナでも食べますよね）

ガーリック味か、トマトか聞かれたのでガーリックを選択。

もちろん初めてだけど、
想像より美味しかったです。
チキンと似てました。

made in Malta

そのまま焼いてオリーブオイルとレモンをたっぷり。

これもマルタ名物のパン。

表面が固いのです。

そしてなかには身がぎっしり。

これはチーズ入り。
ホントに重いのです。

ずっしり・・・

さすがに全部は食べられませんでした・・・^^;

急ぎ足で作った旅行記です。
今後付け足していきます。

この旅行記へのコメント （6）

• olive kenjiさん 2022/08/06 04:02:14

  こんな綺麗な海が有ったのと驚く

  プロチダさん　マルタに引き続き書いています。
  
  またこのブルーラグーンっていう海はめちゃ綺麗ですね。
  私も50年前にカプリ島、サントリーニ島、ミコノス島と地中海の海を泳いで来ましたが、石灰岩の砂が海に反射して美しいのですよね。
  その美しい海にもまして、このブルーラングーンの美しさはダントツです。
  巨大な入り江になっているみたいだから、遠浅範囲が広く子供にも安全そうに見えます。またお魚も見えて良かったですね。私の泳いだ所は魚一匹にも会えず、地中海って本当に魚いるのかと思ったぐらいです。
  あ～私もこんな海で泳いでみたかった。
  
  お子様連れの旅行も、行方不明寸前とか急病で大変でしたね。
  でも、子供たちが現地の子供たちと言葉が通じなくても、お友達になっていく様子にほんのりとしてしまいました。とっても素敵なお友達との写真が貴重です。
  私も人生振り返ると後悔が多いですが、子供たちにこのブルーラングーンに連れて行ってあげられなかったことも、その一つかなと思っています。
  
  でもホント、プロチダさんってなんと素敵な旅行をなさっているのでしょうか。

  procidaさん からの返信 2022/08/06 15:44:48

  Re: こんな綺麗な海が有ったのと驚く

  kenjiさんへ
  
  サントリーニ島とミコノス島へ行かれてるのですね！
  そこには絶対に行きたいのです。
  何年か前の冬にチケット取る寸前まで行きました。しかし、そこに行くにはやっぱり夏かな～たら思ってパリに変更したりしました。
  やはり素晴らしい所でしたか？
  季節はいつ行かれました？
  アテナから船ですか？それとも飛行機？
  今度詳しく教えてくださいね！^ ^
  
  ブルーラグーンは本当にキレイでした。
  今でもあの海の青さがまぶたに焼き付いてます。次はバスではなく、海で行ってみたいけど…
  現地の子どもたちと遊んだのも良い思い出です。旅の一番の醍醐味って現地の方との何気ない交流かなと思ったりします。
  たまたまレストランで近くに座った方と一緒に酒を飲んだり。電車内で話し込んだり…
  それが面白くて旅してるような…
  
  …でもホント、プロチダさんってなんと素敵な旅行をなさっているのでしょうか。
  
  でも、家族からはもうちょっと贅沢な旅したいって言われます。(^_^;)
  例えば、ベネチアではゴンドラに乗せてあげたことはありません。
  イタリアやフランス、どこに行ってもレストランでコース料理を食べたこともありません。
  タクシーもあまり乗りません。バスと電車、徒歩ばかりです。
  私は、それがまた味があっていい旅だと思うのですが…
  kenjiさんはどうですか～？^ ^
  
  プロチダ

• konomiさん 2017/02/12 09:53:40

  マルタ！

  聖ヨハネ騎士団が最後に行きついた場所。
  いつか行ってみるつもりですけど、こんな素敵なビーチがあったとは！
  とても素敵な旅行記ですね。
  
  お子さんを連れての海外旅行は大変だけど、子供にとっての未知体験は素晴らしい財産になりますよね。
  
  
  政情が落ち着けば、北アフリカとセットで行きたいと思っています。
  でも・・・・これもまだ先の話かな（笑）
  
  長期の休暇・・・ほしいなぁ。
  どうしてこんなに人手不足なんだろう？？
  オリンピックが終わったら状況変わるのですかね（笑）
  
  

  procidaさん からの返信 2017/02/14 13:53:04

  RE: マルタ！

  kominoさんへ
  
  マルタのコミノビーチは本当にきれいでした。
  でも水温は低く・・・
  沖縄の海とは違うのですね〜。
  
  
  > お子さんを連れての海外旅行は大変だけど、子供にとっての未知体験は素晴らしい財産になりますよね。
  
  そうですね〜。
  やっぱり大変です。^^;
  
  でも新たな発見の連続がいいですよね。
  普段の生活では19日間もずっと一緒なんてないわけで・・・
  寝ても覚めても一緒。
  これはいつの日か素晴らしい思い出になるのかもしれませんね。
  
  「いつか一人で世界中を歩いてみな」
  と息子に言うと、決まって
  「ママと一緒なら行きたい！」
  と言い続けています。
  そこはぶれないようです。笑
  たくましい人間になってほしいものです。
  
  
  > 政情が落ち着けば、北アフリカとセットで行きたいと思っています。
  > でも・・・・これもまだ先の話かな（笑）
  
  いいですね。
  モロッコあたりですか〜！
  私も気になっています。
  
  プロチダ

• andさん 2016/10/20 06:26:17

  はじめまして

  旅行記拝見させていただきました！
  
  息子さん、はぐれなくてホントに良かった～と思ってしまう…
  うちは息子１人ですが、ちょっと一瞬目を離したら視界からいないとか焦りますね。
  
  マルタは私も昨年訪れました。
  滞在が短かったけど、ブルーラグーンは１番印象に残っている場所です！
  
  また他の旅行記にもお邪魔させていただきます。
  
  and

  procidaさん からの返信 2016/10/20 11:04:06

  RE: はじめまして

  andさんへ
  
  はじめまして！
  実はandさんのマルタの旅行記は、
  出発前に熟読しました。＾＾
  マルタ、そしてブルーラグーンの魅力がたっぷりと伝わってくる旅行記でした。
  
  私たちと同じくお子様も一緒だったのですね。
  お母さんもですね。
  あのコミノ島で流血。
  
  わかります。
  かなり歩きずらい道ばかりでしたからね〜。
  スーリマのホテルからのバレッタ。
  そしてスリーマの市街の夜景もきれいですね〜。
  お子さんがベランダで、バレッタを眺めている後ろ姿。
  いい写真ですね。
  
  こちらからもほかの旅行記にお邪魔させていただきます。
  
  プロチダ
  
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