2019/08/29 - 2019/08/29
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AandMさん
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ピエールオーギュスト・ルノワール(1841-1919)はフランス印象派を代表する画家で、晩年の12年間カーニュ=シュル メールに住居を構えて創作活動を行っています。彼の住居、レ・コレット邸は現在ルノワール美術館として公開されています。
コートダジュールを観光で訪れた際にルノワール美術館を訪問しました。ルノワール晩年の絵画や陶器作品に加え、ルノワールが使っていた家具やイーゼルなども展示されていました。この美術館の訪問で、関節リューマチに悩まされながら、創作活動を続けていた巨匠の生活の一端に触れることができたように思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ユーロウイングス オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マチスの礼拝堂のあるヴァンスからバスでカーニュ=シュルメールに移動しました。公共バス料金は1.5ユーロで格安です。
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ルノワール美術館に近いカーニュ=シュルメールのバス停は、町の中心部の瀟洒な聖家族教会(Church of the Holy Family)の前でした。バスに乗っていた地元の人が教えてくれました。
この教会は1925年建造で比較的新しい教会ですが、美しい鐘楼があるので目を引きます。ここからルノワール美術館までの距離は約1kmですので、ゆっくり歩いて20分程かかります。 -
町中を見学しながら進みます。フランス国旗が掲げられている石造りの建物は郵便局です。新しい建物ですが、効率だけでなく美的センスも取り入れた素敵な郵便局です。
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緩やかな坂道を登って、ルノワール美術館の入口に到着しました。
ルノワール晩年の住居が美術館になっています by AandMさんルノワール美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入口から2‐3分の場所が美術館の入場チケット売り場です。若い男性職員が日本語を話しました。文法的に正しい丁寧な日本語だったので、驚かされました。数か月の日本滞在経験があるとのことでした。
ルノワール美術館ではフレンチ・リヴィエラパスが有効で、入場料は必要ありませんでした。 -
チケット売り場を抜けて、オリーブの木が茂る小路を登ります。
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これがルノワールが住んでいたコレット邸で、現在は美術館になっている建物です。
ルノワール晩年の住居が美術館になっています by AandMさんルノワール美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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右手の石段を登ると建物入り口がありました。
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入ったところが、ショップになっており、ルノワール関連の本などが販売されています。
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ルノワールが居住していた当時の家具や写真などが展示されています。
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写真横の説明はフランス語だけですので、内容が良く理解できませんが1880-1959年にあった出来事が書かれているようです。英語の説明が欲しいと思います。
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自宅周辺の景色を描いたルノワールの作品です。
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ルノワールの肖像画でアルベール・アンドレAlbert Andreが1913年に描いたものです。ルノワールは1919年に亡くなっていますので、彼の最晩年の肖像画です。
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「絵を描くルノワールと家族」と題する絵で、これもAlbert Andreの1901年の作品です。
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絵を描いているルノワールの写真で、木製車椅子に乗っています。
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ルノワールの晩年の作品が幾つか展示されていました。1911年の作品「バラを持つガブリラ」です。
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「アデル・ベッソンの肖像」1916.1.21,ルノワールの作です。
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「ヴィルラーのジュヌヴィエーブ・ベルンハイム」1910,とフランス語の説明がありました。
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「昔の素敵な屋根、1915」、ルノワールの絵です。
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「コレット・ファーム、1915」で住居に付属した農園を描いたものです。
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「入浴で髪を整える女、1890」ルノワールの作品です。
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「大水浴場、1903-1905」ルノワール。
同様の構図の絵が、米国のフィラデルフィア美術館にあったと思います。 -
1909年のルノワール作品。
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「裸座り、1895」ルノワール作品。
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「郵便局の建物、1905」ルノワール作品。
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ルノワールは絵画の他に陶芸作品を幾つか残していました。ルノワールらしい色使いだと思います。
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動物の顔の輪郭のような面白い形の陶芸品です。
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味わいのある形と色合いの花瓶です。
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タイル画も展示されていました。ルノワールは絵画に止まらず、陶芸やタイル画にも好奇心を持って取り組んでいたことが分かります。
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皿絵には家々が描かれています。
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絵画や陶芸作品以外にルノワールが使用していた家具や物品が展示されています。イーゼルと椅子です。この椅子に座りながら、画架(イーゼル)で絵を描いていました。
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ルノワールの部屋には彼が使用したベッド、イーゼル、木製車椅子がありました。
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こちらは台所のオーブンです。1900年の初め頃のものですが、当時としては最新製品だったろうと思います。
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浴槽と水栓です。
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美術館(コレット邸)を後方から見たものですが、個人住宅としてはとても大きな住居です。
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住居の裏手にはオリーブ農園がありました。オリーブの木々は相当古いものが多く、ルノワールが育てていた木々も残されているように思います。
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オリーブ園には大きな納屋もありました。本格的な農園を営んでいたことが伺えます。
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美術館建物の裏手にプレートが嵌め込まれていました。「オーギュスト・ルノアール, この家は1907年に建てられ、1919年12月に亡くなるまで住んでいた。彼は妻の出生地であるE'SSOYESの家で夏を過ごしていた」とフランス語で書かれています。
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ルノワール美術館の訪問を終えて、15分程歩いてカーニュ=シュルメールのバス停まで戻ってきました。宿泊ホテルのあるニースまでバスで戻ります。
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カーニュ=シュルメールからニースまで15km、30分程かかりますが、バス代は1.5ユーロと格安でした。バス運転手から購入したチケットです。購入後、チケットを運転席横にある刻印器に入れて、乗車時間を記録する必要があります。
今回、ルノワールが晩年の十数年を過ごした住居のルノワール美術館を訪問しました。美術作品数はパリのオルセー美術館には及びませんが、この地におけるルノワールの生活に関連した絵画が多く、作品に描かれている住居や農園との関係が良く分かりました。カーニュ=シュルメールは地中海気候の温暖な地ですが、ここで持病のリューマチで苦しみながらも最後まで絵を描き続けたルノワールの絵に対する執念も知りました。印象に残る美術館訪問でした。
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