2019 湯治なのに超絶寄り道 Part3 悪あがきの乗りつぶし編（2日目）

2019/09/07 - 2019/09/07

毎年、9月に野沢温泉で連泊して充電しています。
いつもまっすぐ向かうのではなく、何かひとひねりしているのですが、今年はありえへん超絶寄り道を企てました。京都から長野県の野沢温泉に行くのに、Part2では羽越本線の観光列車「きらきらうえつ」に乗った後、長岡で宿泊しました。Part3ではやっと野沢温泉に向かいますが、まだ多少の悪あがきを…。

エリア 新潟

• 交通手段: JRローカル

9月7日 7:27 長岡発 キハ110 戸狩野沢温泉行き
今日はここから。
前日から使っているえちごツーデーパスを使用。

越後川口
ここから飯山線に入ります。
飯山線は越後川口～十日町が未乗でした。
JR完乗とかは、無理なのでめざしていません。
でも、ほとんど乗っているのに少しだけ残っているという路線はなんとかしようと思ってしまいます。

戸狩野沢温泉行き キハ110車内
2人用ボックス席で楽ちんです。
かなりの数の高校生が乗っています。

十日町市

十日町着
飯山線完乗。ここで降ります。
そのまま野沢温泉には向かいませんよ～。

十日町
左がのんびり飯山線、右が高規格ほくほく線。

十日市
標識「雪」?!

8:52 十日町発 ほくほく線 越後湯沢行き快速
これに乗って六日町に向かいます。

六日町
ほくほく線もJRも改札は同じ。

六日町
上越線に乗り換え、未乗の六日町～越後川口間を乗りつぶすため、9:24 六日町発 上越線 E129系 長岡行き に乗ります。
この日は土曜日ということもあるのか、18きっぱーと思われる人達で満員。この旅行で唯一座れず、また写真も撮れませんでした。
首都圏からだと5:13上野発に乗って高崎、水上で乗り継げばこの列車に乗れます。みんな好きやね～←人のこと言えへんって

越後川口で下車。
誰もいません…。
ホームが長いですね。昔は長い列車が発着していたということでしょうか。
上越線「ほぼ」完乗。
「ガーラのことはとりあえず忘れとく」

10:20 越後川口発 上越線 E129系 越後湯沢行き
越後川口では改札すら出ず、26分間ホームで待ってそのまま引き返します。ホームにちゃんと冷房が効いた、きれいな待合室があってよかった。越後川口、六日町、十日町は三角形の位置関係にあり、ここから十日町に向かうのは飯山線が最短ですが、次の列車は13:10までないので、三角形の残り二辺（上越線ー六日町ーほくほく線ー十日町）を通って行きます。
越後川口から六日町に向けて乗った電車はガラガラで快適でした。

小出駅
只見線はここから。
復旧したら乗りにこよう。

南魚沼市
魚沼のコシヒカリかな。

南魚沼市
この後、10:57 六日町発 ほくほく線 犀潟行きに乗りました。
上越線からほくほく線に入ると、線路は高規格になり、乗り心地が格段になめらかになるとともに、電車はぐんぐん加速します。すごくわかりやすくて気持ちいい。

ほくほく線で十日町着。
向かいのホームにいたラッピング列車、大地の芸術祭にちなんだ「DAICHI(だいち)」号。
ほくほく線はJRではなく第3セクターです。えちごツーデーパスは有効ですが、青春18きっぷは使えません。
改札口で精算している18きっぱーの皆様の横を通り抜ける時、少しうれしかったです。←ちっさー

十日町
あ、「おいこっと」。

十日町
駅近くのスーパーでカツサンドと 「風味爽快ニシテ」を調達し、発車前だけど昼食…というよりビールとおつまみ。
このビール気に入って、500ml缶を3本を京都まで持って帰りました。

11:52 十日町発キハ110 2両 飯山線 長野行き
2両編成でした。
さあ、野沢温泉に向かいましょう。

津南
えちごツーデーパスの効力はここまで。

津南町
列車は信濃川にそって走ります。

栄村
県境を越え、長野県に入りました。

飯山市
長野県に入っているので、川の名前は千曲川に変わります。

飯山市
飯山はお米の大産地ですね。

飯山市
正面は木島平スキー場（たぶん）

13:25 飯山に着きました。
長い長い、寄り道でした。←あほやし

飯山
右が乗ってきた列車。すてきな車窓をありがとう。

13:35 飯山駅発 長電バス 野沢温泉行き
飯山駅から野沢温泉に向かうには野沢温泉ライナーのバスに乗るのが一般的ですが、あえて長電バスに乗ります。生活路線で、のんびりしていて、インバウンドの皆様はこちらには乗られません。

飯山駅では乗り継ぎがタイトでバスの写真が撮れなったのですが、翌日、野沢温泉で散歩中に後ろ姿を撮りました。今はステンレス車両になっていますが、長野電鉄の電車のもともとの色はこれですよね。小布施駅で昔の車両が展示されています。←長電好き

野沢温泉村
村内に入ってきました。

野沢温泉に着きました。
これは共同浴場「大湯」
翌日から湯澤神社のお祭りなので、注連縄が張られています。

「さかや」さん
3泊お世話になります。

今日のきっぷたち
津南まではえちごツーデーパス使用です。
飯山駅で押してもらった使用済印はお寺のお堂のデザインでした。
料金比較
・普通に乗車券を買った場合
長岡～越後川口～十日町 840円
十日町～六日町 330円（ほくほく線）
六日町～越後川口 580円
越後川口～六日町 580円
六日町～十日町 330円（ほくほく線）
十日町～飯山 1,140円
計 3,800円
・えちごツーデーバス使用の場合
えちごツーデーパス 前日に購入 0円
津南～飯山 760円
差額 3,040円
えちごツーデーパス使用により、2日間で4,000円以上お得でした。
えちごツーデーパスは価格設定自体が安いこと、特急乗車時の乗車券として使えることとともに、第三セクターのほくほく線に乗れることも効いていますね。

さかや 客室
畳のいい匂い。

さかや客室
洗面所はシンプルで使いやすい。
右下に映っているバーはタオルウォーマーです。何回も温泉に入るので、とても役に立ちます。

お茶セット
ネスプレッソがあります。

さかや 大浴場
自家源泉を持ち、単純硫黄泉が加水せずにさまして掛け流されています。泉質も、温度も、適度な広さもここのお風呂が大好き。
毎年ここに来るためにかんばって働いてるのよね←鱧寿司食べる時も、グリーン車に乗る時も、お取り寄せでイクラ買う時も、お寿司屋さんでも、同じこと言うてる
※写真はさかやさんのwebページのものです。

さかや 1泊目夕食
右下の丸い器に入っているのは、かんずり酒盗。かんずりという調味料が使われているのが新潟県に近いこの地らしいですね。ほおずきに乗っているのは卵黄の味噌漬です。これはもう日本酒を注文なさいという、神様からのメッセージやわ。
地元のお酒「水尾」、おいしかったです。

さかや 夕食の一部
鶏つくね鍋
これもおいしかったです。
あれ？ 赤ワインまでふえてる←しらじらしい
夕食のあとはしばらく休息してから、寝る前にまた入浴。
ああ、極楽極楽。

Part4につづく

この旅行記へのコメント （4）

• Akrさん 2019/11/16 10:46:24

  大迷走(笑)

  つららさま
  
  こんにちは。Akrでございます。
  やりますね。大迷走。
  上越線の乗りつぶしのためですか～
  ガーラ湯沢は仕方ありません。私も忘れた過去があります。だって冬しか営業してないし、なかなか乗れません。それにあれが上越線の支線って意外に知られてないですよね。
  
  つららさまも「風味爽快ニシテ」気に入りましたか。サッポロは地域限定モノが上手ですよね。もう、新潟の旅行記といえば、風味爽快＆サラダホープなんですよ。それにしても500を３本、京都まで陸送されたのですか？重かったでしょう。まさか、途中で全部飲んでしまいましたとかいうオチが付くわけじゃないでしょうね(笑)
  
  そして目的の野沢温泉へ。
  飯山線って、せっかく駅名を改名した「戸狩野沢温泉口」なんて駅があるのに野沢温泉はスルーで最寄り駅は飯山駅なんですよね。
  さかやは落ち着いた日本旅館っていう感じがいいですね。
  ここに３泊もするのかあ。うらやましい。
  
  今回もネタ満載で楽しませていただきました！！
  
  -Akr-

  つららさん からの返信 2019/11/18 16:59:20

  Re: 大迷走(笑)

  Akrさま
  
  こんにちは。つららでございます。
  いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。
  
  仰せの通り、ガーラはハードルが高いです。もう忘れとくしかないです。
  上越線の支線であることは一応知っていた…が、普段は忘れていて何かの拍子に思い出すという方、多いのではないでしょうか？
  私がそうでした。
  そして、思い出したきっかけがAkr さまの旅行記であることは、いうまでもありません（笑)
  あの放射線は衝撃でした。（すみません、大笑いさせていただきました）
  
  「風味爽快ニシテ」ロング缶3本は、重かったのですが京都まで持って帰りました。（そこまでするか）
  サラダホープとともに新潟名物の名を不動のものにしていますね。帰宅後、京都のデパートに新潟の業者さんが出店していてシャケの焼漬を購入することができ、奇跡的に？風味爽快ニシテとの組み合わせを自宅で堪能する幸運に恵まれました。
  
  この後、野沢温泉滞在編に続き、帰路も迷走しますので、ご覧いただければ幸いです。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  つらら

• Tagucyanさん 2019/11/11 23:47:49

  あがくことを楽しんでますね

  つららさま
  こんばんは。
  いつも拝見しております。
  
  京都から野沢温泉に行くのに、酒田経由、新潟県内ウロウロ、いいですねえ。
  まあ、京都から見れば、長野も山形も新潟も方向的には一緒なので、よろしいのではないでしょうか（かなり大ざっぱ）。
  
  飯山線は、信濃川に沿った景色のいい所を通ります。
  夏の景色もいいですけど、冬の雪の中を走るのもいいですよ。止まるリスクもありますが。
  
  野沢温泉に行くのに、地元の路線バスをあえてチョイスするところもいいですね。
  冬のスキー場のイメージばかりがありますが、純粋に温泉地としても雰囲気が良さそうで、１度行ってみたい場所です。
  
  考えていることが似ているので、毎回楽しみにしております。
  
  ---
  Tagucyan

  つららさん からの返信 2019/11/13 08:52:35

  Re: あがくことを楽しんでますね

  Tagucyanさま
  
  こんばんは。
  つららでございます。
  このたびは旅行記をご覧いただき、またコメントまで頂戴し、誠にありがとうございます。
  
  京都から野沢温泉に行くのに、新潟から酒田経由、それもまさかの来た道戻るさらにウロウロという訳のわからない行程をお褒めいただき、恐縮です。
  
  〉まあ、京都から見れば、長野も山形も新潟も方向的には一緒なので、よろしいのではないでしょうか（かなり大ざっぱ）。
  →そ、それはいくらなんでも一緒ではなく…（笑）
  
  飯山線、実は雪の季節にも乗ったことがあります。おっしゃるように、とてもいいですね。雪景色の中、コトコトと走る気動車…。あー、また乗りたくなってきました！
  
  野沢温泉は泉質がよく、湯量も豊富です。スキーシーズンが一番賑わうようですが、オフシーズンは若干寂しいものの、静かでのんびりできてオススメです。次回の旅行記は温泉滞在編ですので、ご覧いただければ幸いです。
  
  Tagucyanさまの旅行記は、以前よりいつも楽しみに拝読しておりました。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  つらら