2019/08/12 - 2019/08/22
447位(同エリア2887件中)
天野川さん
さて、夏旅の最後はドイツ第三の都市ミュンヘン。
苦いビールが苦手な私は、普段ヴァイツェンビールを飲んでいる。これなら苦くないしね。
ミュンヘンの名物と言えばヴァイツェンビールなんですってね。
ガイドブックで「あら、そうなんだ」とやっと理解する私。
そして、肖像画の美女たちに感動。数か月前、イタリアルネサンスをたっぷり見てきた私は、「近世って絵の技術がえらく進んだんだなぁ」と心の中でつぶやきました。
ほかの旅行記は↓こちら
夏のザルツブルクと南ドイツ【1】サウンドオブミュージックの鼻歌が止まらない
https://4travel.jp/travelogue/11535283/
夏のザルツブルクと南ドイツ【2】サウンドオブミュージックの鼻歌は続く
https://4travel.jp/travelogue/11536508
夏のザルツブルクと南ドイツ【3】ニュルンベルクの赤いビールを求めて
https://4travel.jp/travelogue/11536634
夏のザルツブルクと南ドイツ【4】快晴のローテンブルク
https://4travel.jp/travelogue/11537184
◆主な料金
全部個人旅行で、半年前に106,560円の往復チケットをゲット。
宿泊はBooking.comとHotels.comを併用し、現地8泊(約10万円を2人で折半)。
バイエルン州内乗り放題(ICなど特急のぞく)のバイエルンチケットはグループチケット32ユーロ!これを3回利用。2人で折半。
観光パスカードも積極的に利用した。ザルツブルクカード(ハイシーズン72時間44ユーロ)、ニュルンベルクカード2日券(28ユーロ)。
ミュンヘン交通フリーパス、グループ1日乗車券(ゾーン1-4:12.8ユーロ、2人で折半)を2回、グループ1日乗車券(空港を含む全域:24.3ユーロ、2人で折半)。
◆旅程
【1】8/12-8/15 関空-ミュンヘン空港-ザルツブルク
【2】8/16-8/17 ニュルンベルク
【3】8/18 ローテンブルク
【4】8/19-8/21 ミュンヘン-関空 ←今回はこれ
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ローテンブルクからニュルンベルク経由でミュンヘンに入って来た私たち。
旅の最後の街です。
中央駅から近いと思っていたGホテルにしたのですが、中央駅南側はかなり猥雑な地域だと友人から忠告が。
カジノのあたりは、とくに酷くて、「どこの国?」という感じ。
で、私たちのホテル周辺はそこまでではないけど、歩いてそのあたりを通りたくはない。したがって、Uバーンが最寄で徒歩1分程度だったものだから、そんな対処をしました。
肝心のホテルは悪くないです。安いしね。朝食つけず、ビアホール巡りにします。B&B ホテル ミュンヘン BF ホテル
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さて、19時すぎ、アウグスティーナという人気のビアホールで友人夫妻と待ち合わせ。
予約したのに、あちこちたらい回しされて、外の席にいました。店はかなりのにぎわいを見せている。。
で、4人だから、4品頼むよう言われました。
それで、ドイツの肉料理名物の骨付き豚スネ肉のロースト「シュヴァイネハクセ(Schweinshaxe)」。
マンガ肉ですね!!(^^)!
パリパリの皮が旨いけど、ニュルンベルクのショイフェレのほうが、味付けとしても数段上だった。舌が肥えてきたかも。アウグスティーナ アム ドーム 地元の料理
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これ、カルパッチョ。
肉だった。。ここはドイツ。
奥はシュニッツェル(ドイツ風カツ)と、ここでもニュルンベルクソーセージをチョイス。
ニュルンベルクがあまりに旨すぎて、人気店の料理も「ムムム…」だった。
人生、経験しすぎると感動が薄れるのかしら。アウグスティーナ アム ドーム 地元の料理
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普通のビールのあと、やっぱりヴァイツェンビールを頼む。
そりゃね、こっちのほうが好きですわ、やっぱり。
このアウグスティーナ。ザルツブルクにもありました。
同じ店の系列と思われます。
そうそう、友人は東欧を回ってきて、いろいろ行ったけど、ウィーンがお好みとか。
彼女は兼高薫のようになっていて、夫婦であちこち行っている、素晴らしい生活を楽しんでいるようでした。アウグスティーナ アム ドーム 地元の料理
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翌朝、19日。
朝食をとりに、マリエンプラッツ駅へ。
オスカーマリアというすごくオシャレなカフェでお目当てのエッグベネディクト狙いだったのですが、頼めない時間帯のようで。ガイドブックも、よくわかりませんね。
というわけで、クロワッサンと紅茶。
なかなか美味しいクロワッサンでした。オスカー マリア カフェ
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あ!街中で昨日のマンガ肉発見!
「シュヴァイネハクセ」とは、シュヴァインは豚、ハクセはスネ肉の意味。骨と皮付きのままの豚スネ肉を、表面カリッと中はジューシーに焼いたものとか。
こうやってグルグル回されて、こんがり焼けた状態で出すんですね。 -
この日のメインは、ニンフェンベルク城。
少し離れた場所にあって、バスに乗ってきました。
この時期は、ミュンヘンのど真ん中の地下駅が大々的に工事中ということで、迂回やら通行止めやらが多く、何がホントかわからないので、あまり交通の話はしません。ニンフェンブルク城 城・宮殿
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バイエルン王家の夏の離宮とな。
バイエルン王家といえば、ノイシュバンシュタイン城をぶっ建てたあの人、ルードヴィッヒ2世が有名ですね。
ボンクラです。金食い虫です。
が、現在では、国庫をすっからかんにしてぶっ建てた城が観光資源となっているので、長い目でみれば、良かったことになるかもしれませんね。 -
城の中は優雅です。
庭園が有名だと思い込んでいましたが、展示物は素晴らしいですね。
面白かったです。 -
というのも、美人画ギャラリーというこの場所が私の一番のお気に入り。
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バイエルン王ルードヴィッヒ1世が理想とした36人の美人画が飾られている間です。王女から庶民まで幅広いですが、それはそれはあり得ないくらいの美女ぞろい。
思わず「わ~~」と見とれていたら、学芸員ふうの男性と目が合い、笑われました。
ちなみに、右上の踊り子の女性は、著名で資産家の男たちを渡り歩いたスキャンダラスな女傑で、最後は落ちぶれる…書ききれないから割愛します。 -
イチオシ
当然、ナンバーワンを選びますよ!
こちらの美人画が私のお気に入り。 -
フライングで、レジデンツで撮ったルートヴィッヒ1世を紹介します。
彼があの美人たちの相手。
ひときわ金持ちオーラ。
ドイツの貴族は、やはりお金持ちですね。それだけ搾取が激しかったのでしょうし、近世ヨーロッパは、貴族にとっていい時代だったということ。
フランス王ルイ16世が名付け親を務めており、王の名を取ってルイ(Louis: ドイツ語でルートヴィヒ Ludwig)と命名されたということだから、あの時代の金満体質が全開です。
女たらしだったルートヴィヒは愛人の一人ローラ・モンテスとのスキャンダルにより退位…って、あの踊り子ですわ。 -
敷地内にいくつもの展示が散らばっていて、歩いて散歩がてら次のところへ。
それにしても、あの美人たち、凄すぎたけど、ホントかよ。
と思っていたら、他所でいくつもの肖像画を見てはっきりわかった。あの美人画の画家が最高に腕が良かったのだ、と。
で、調べたら、「美化して描いた」とあって、苦笑い。
そりゃそうだよね。そんな絶世の美女が36人も… -
馬車博物館へ。
キンキンピカピカの馬車がズラリ。 -
寒い国らしく、防寒の様子もわかって、おもしろかったです。
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広い庭園ですね。
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池には白鳥が。
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再び中心部へ。
電車内。このレッドカードを持っているパネルは、キセルをしたら、60ユーロ払ってもらいます、というやつ。
以前は40ユーロだったと記憶しています。 -
昼ご飯は困る。パンに飽き飽きしているのもので、サンドイッチすら食べたくない。
ということで、聖ピーター教会前のベーカリーカフェBakery Zöttlへ。
ケーキごはんにします。
あんまり甘くなくていいですね。ドイツのケーキは好きですよ。 -
カフェから聖ペーター教会のてっぺんに登る入り口が見える。
ここに並んで、3ユーロ払って登って、ミュンヘン市街を一望するのです。
そうすると聖ペーター教会 (ミュンヘン) 寺院・教会
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目の前の市庁舎が
ミュンヘン新市庁舎 建造物
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こんなふうに見れて感動。
疲れますが。 -
奥の塔2つがフラウエン教会。
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イチオシ
降りまして、今度は市庁舎へ。
マリエン広場 広場・公園
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エレベータがあるのです。
4ユーロ。 -
あっという間に上へ。
聖ペーター教会が見えますね。
さきほどは、あそこから見ていたのでした。聖ペーター教会 (ミュンヘン) 寺院・教会
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フラウエン教会が見えます。
あそこの近くにいっても、近すぎて撮れませんね。
大きい教会ですね。フラウエン教会 (ミュンヘン) 寺院・教会
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さて、市場に行って、今夜の食事を調達しましょう。
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ヴィクトアリエンマルクトです。
ここで飲むのもいいですね。ヴィクトアリエンマルクト 市場
-
イチオシ
豚の顔。
ドイツっぽい。ヴィクトアリエンマルクト 市場
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左上がわれらの晩御飯。巨大なパンはオマケしてくれました。
ビールをのぞき、5ユーロ!
市場の兄さん、どんなオマケをしてくれたんでしょう。夕方がいいのかしら。
オリーブが美味しいですね。
あとは、アーティチョークは激マズ。まぁ、こんなもんかしら。
そうそう、私は必ず箸とタッパーとヴィクトリノックスのサヴァイヴァルナイフを持っていくので、役に立ちます。お箸なんか、くれませんから。ヴィクトアリエンマルクト 市場
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翌朝、20日。
日本では仕事が始まりますね。
そんなことを考えていたら、帰国するのが嫌になってきます。
で、朝から「パウラーナー イム タール」のビアホールで乾杯。
超有名店のヴァイツェンビールもプリュッツェルも、本当に美味しいですね。
昨夜はパウラーナーの缶ビールでした。。やっぱり生でしょう。パウラーナー イム タール 地元の料理
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白ソーセージをおじさん自らサーブしてくれました。
いい感じ。
私は、ここの白ソーセージは塩気がきつくなくて、好きですね。
バジルが練り込んであって、甘いマスタードが合います。
間違っても、これらの組み合わせにザワークラウトは止めましょう。
合うわけないです。パウラーナー イム タール 地元の料理
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フライングして、翌朝21日帰国の日の朝食を紹介。
せっかくなので、またまた白ソーセージのほかの店へ!
こちらは、有名店ヴァイセスブロイハウス。
酸味のあるヴァイツェンビール。ん~~
連れは一番美味しいといったのですが、私はあんまり好みではありませんでした。シュナイダーブロイハウス バー
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プリュッツェルは一番美味しかった!
焼き立てなのか、温かくて。最高。
で、白ソーセージは、塩気がしっかりめ。
連れはこっちのほうが旨い、と。
私は昨日のほうが好きかなあ、と。
ホント、好みですね。シュナイダーブロイハウス バー
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2日間、「ドイツ人と同じように、ここでは朝からビールとソーセージと行こう!」ということで、楽しい体験でした。
だけど、ドイツ人は酒に強いからいいけど、日本人女子の私が朝のすきっ腹にビールは…思ったよりもキョーレツ。。
不良になりきれないことが分かった旅でした。シュナイダーブロイハウス バー
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ビアレストランのコースター。
持ち帰ってよいので、記念品です。
ドイツのコースターは、とてもいいですよ。
曲がらないので、前にいただいたものは1年以上使ってました。
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