2019/08/12 - 2019/08/22
89位(同エリア748件中)
天野川さん
初めて夏休みに海外旅行をしました。
ドイツ語圏です。
さて、今旅行記はザルツブルクを離れてニュルンベルクへ。
目的はアルトシュタットホフという老舗ビール醸造所でレッドビアを飲むこと!
そして、ナチス党大会跡地にある文書館に行くこと。
どちらも前回の旅の続きをしているような感じです。
ビールの嫌いな私が、ニュルンベルクの「レッドビア」でビール好きになり、かの地まで追いかけていくという…
だって美味しいんだもん( ^ω^)
ほかの旅行記は↓こちら
夏のザルツブルクと南ドイツ【1】サウンドオブミュージックの鼻歌が止まらない
https://4travel.jp/travelogue/11535283/
夏のザルツブルクと南ドイツ【2】サウンドオブミュージックの鼻歌は続く
https://4travel.jp/travelogue/11536508
◆主な料金
全部個人旅行で、半年前に106,560円の往復チケットをゲット。
宿泊はBooking.comとHotels.comを併用し、現地8泊(約10万円を2人で折半)。
バイエルン州内乗り放題(ICなど特急のぞく)のバイエルンチケットはグループチケット32ユーロ!これを3回利用。2人で折半。
観光パスカードも積極的に利用した。ザルツブルクカード(ハイシーズン72時間44ユーロ)、ニュルンベルクカード2日券(28ユーロ)。
ミュンヘン交通フリーパス、グループ1日乗車券(ゾーン1-4:12.8ユーロ、2人で折半)を2回、グループ1日乗車券(空港を含む全域:24.3ユーロ、2人で折半)。
◆旅程
【1】8/12-8/15 関空-ミュンヘン空港-ザルツブルク
【2】8/16-8/17 ニュルンベルク ←今回はこれ
【3】8/18 ローテンブルク
【4】8/19-8/21 ミュンヘン-関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
16日は朝からバイエルンチケットを利用してザルツブルクからニュルンベルクに行きます。
4.5時間もかかってしまう。。見ての通り、ミュンヘン経由。仕方ないですね。
バイエルンチケットについては
https://4travel.jp/travelogue/11535283/
で説明しています。 -
左上がニュルンベルク中央駅。
とても大きくて、Uバーンやトラムなどと地下で連結しています。
で、旧市街へも地下から行けます。
わかりやすく、地上から撮影しただけですので。
右下にあるのが旧市街地の観光案内所。
ここでニュルンベルクカードを購入。2日券です。 -
ニュルンベルクと隣のフリュトで利用できる交通・観光カードです。
ホテルが旧市街地のカイザーブルク城の近くにあって、そこって、またまた高台の上。辛いので、トラムを利用するのがいいですね。 -
ホテルブルクシュミット(4トラではホテル ブルグシュミート ガルニというらしい)に2泊します。
ここを選んだのは朝食です。
楽しみだなぁ。
左側が朝食会場。
ホテルで日本語の市街地図(パンフ)をもらいました。
とりあえず、荷物を置いて旧市街地へ。 -
ホテルからすぐのところに旧市街の城壁から中に入れる通路があり、そういうところでヴァイオリン弾きが美しい音色を奏でています。ちょうど石がいい感じの反響をしていて、素晴らしかったので、お金をチャリン。
-
城壁内は石畳のこんな感じ。
-
頂点にカイザーブルク城。
今回も行きましたが、前回のときと違って、頑張っていない展示になっていて残念。
というのも、改修工事中で、やる気がでないみたい。高いところに登って、街を一望することもできませんでした。
がっかり。 -
降りていくと、マルクト広場の美しの泉。
本当はここに屋台みたいなのが多くあるのだけど、日曜日の朝の天気のいいときに撮影したものです。美しの泉 建造物
-
「玩具博物館に行きましょう」と言われ、何が面白いのかよくわからないが、「ドールハウスもあるから、きっと好きですよ」と言われ、行くことにしました。
意外や意外、大人が楽しめる by 天野川さん玩具博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
モンチッチ。
懐かしいなぁ。
でも、べつにこんなの見たいわけじゃないし。。 -
鉄道のジオラマというやつかしら。
それが、かなり精巧でびっくり。
ドイツ鉄道は、ここニュルンベルク-フリュト間が初めてということもあると思う。 -
ほら。
だれが作ったのかしら。 -
それと、ブリキのおもちゃがいろいろあって。
実は、 ドイツはかつて、あらゆる種類のブリキのおもちゃの世界最高のメーカーとして有名で、ここの職人は1890年代に最初のブリキのおもちゃの車を作り、20世紀初頭までニュルンベルクはドイツの機械式おもちゃの輸出の3分の1を担っていたということです。 -
ドールハウスの量がすごいこと。
きっと、貴族の子女へのクリスマスプレゼントは、こんな高価なものだったのではないでしょうか。
貴族の女の子たちがままごとしている様子が絵に浮かびます。 -
帽子屋さん。
-
ドールハウスのほかに、兵隊さんの様子もあります。
-
お人形さん。
どう考えても、貴族か大商人の娘が持っていそうな。 -
着せ替えもできます。
神様、生まれ変わったら、貴族にしてください。 -
意外や意外、かなり興奮して堪能した玩具博物館でした。
夕方間近でお腹すいたので、有名ニュルンベルクソーセージ店へ行きましょう。 -
ブラートヴルストホイスレ!
私はレッドビア以外なら、ヴァイツェンビールしか飲まないので、ヴァイツェンビールとプリュッツェル、ソーセージ、付け合わせにポテトサラダとザワークラウトをチョイス。
1度目はヴァイツェンビールを知らず、適当に選んで苦くて失敗。
今回の2度目はちゃんと好きなものだけで固めた。
(゚д゚)ウマーブラートヴルストホイスレ 地元の料理
-
ワイン漬けのザワークラウト。温かいから、煮込みかしら。この味が自宅で出せたらと思う。。
それと、ポテトサラダ!ビネガーが効いていて、すこぶる旨い。
ソーセージは、炭火焼きなので、そりゃ旨いわね。
(゚д゚)ウマー
幸せだなぁ。 -
さて、翌17日。
朝食でござい。
ニュルンベルクソーセージもあったので、食べましたが、昨日のものが死ぬほど旨かったことを知る…。
ここの朝食は本当に頑張っている。出来立てのパン、パイ、前菜みたいなものもあり、フルーツはもちろん、 -
ケーキまで!
チーズケーキを朝からいただきました。
あんまり甘くしてなくて美味しい。
手作り感があるのです。うれしいなぁ。 -
今日は朝から本命の全国党大会場跡文書センターへトラムで行きます。
ナチスの党大会を開いた場所。
ニュルンベルクの旧市街にはなく、20分ほどちょっと離れたところに行くのですが、途中アジアというかアラブというかそういう文字のショップが見えたりするし、シリア人かなという身なりの人もいて、ここが移民激増国ということを実感します。 -
到着。
全国党大会場跡文書センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
どうしてニュルンベルクが選ばれたのかというと、ひとつは鉄道のハブ駅だから。
全国から集まるには、便利だということもあったとのこと。 -
ヒトラーについて、「サブリミナル効果ということしか知りません」という高学歴の連れの話を聞き、仰天した。
また、オーディオガイドでヒトラーの演説の際、英語が同時通訳で流れるのですが、「Hi!まで訳すからうるさかった!」というよくわからないことをドヤ顔で言うので、英語のそれを拝借すると、「ハイル・ヒトラー」だったことに驚愕した。
「ハイル・ヒトラー」を知らない20代の連れ。
オバチャンが要らぬ老婆心を語るのは止めることにしました。。 -
このオーディオガイドは「ハイル・ヒトラー」を知らない人が聴くとは思っていないから、訳さないでいたのでしょうね。
展示もドイツ語ばかりだから、正直よくわからなかったけど、前回素通りしたことで心残りだったので、来てよかったです。 -
旧市街へ戻ってきて、どうしても行きたい場所へ。
職人広場の錫職人ゲオルグさんのワインカップが欲しくて。
前回のニュルンベルク旅行で自分用に「サケカップ」を買ったのでした。
ずっと使い続けている愛用品です。 -
昨日食べたニュルンベルクソーセージの器、あれは錫製品です。
ニュルンベルクならではでしょうか。
ここでは結婚祝いに錫製のカップを贈り物をもらうことが多いみたいですね。これも帰国してから知りましたが。
ミュンヘンで最近結婚された友人へのプレゼントに夫婦カップを買おうと思っていたのです。
割れない、ヒビも入らない、すばらしいワイングラスを。 -
彼はお年だし、なかったらどうしようと思ったら、あった!
で、夫婦カップを選び、彼はどこにいる?と聞いたら、「彼を知っているの?」「ええ」「実は先月亡くなったんです」と。
ショック。。
下記は彼に関する記事です。1971年からここで錫職人は彼だけだったのですね。
英語>>
https://www.globalblue.com/destinations/germany/in-focus-german-handcrafts/#slide1 -
ゲルマン国立博物館へ。
あまり博物館をチョイスしませんが、せっかくニュルンベルクカードがあるので。国を代表するだけあり、とても充実した巨大な博物館 by 天野川さんゲルマン国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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デューラー作『カール大帝』
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マルティン・ルターの肖像画。
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聖ジョージの龍退治。聖ゲオルギウスは聖ジョージ、聖ジョルジュなどとも言われている聖人の一人。よく見かけます。
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鎧兜。
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戦の遠征のシーン再現。
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貴族の生活がよくわかる展示の数々。幅広くものすごい量の展示物。
とても回り切れず、途中で出ました。
ですが、面白かったので、いつかまた見に行きたいですね。
国立博物館というだけあって、レベルが違いました。 -
イチオシ
さぁ、本命のアルトシュタットホフ。
レッドビア。
(゚д゚)ウマー
私はいろんな人にコレを広めている。
ここで飲んだビールがドイツで一番美味しかったという評価をみたとき、うれしくなる。アルトシュタットホフ 地元の料理
-
イチオシ
自慢のフランコニア料理
(゚д゚)ウマー
Schäufele(ショイフェレ)という豚の骨付き肩肉をオーブンで焼いた料理。皮も付いたまま焼くので、表面はカリカリ、レッドビアソースがかかっていて、味もよろしく。
付け合せは、Kartoffelknödel(カルトッフェルクネーデル、ジャガイモ茹で団子)に絡めて…ザワークラウトも。
( ^ω^)
レッドビア、最高ですが、
こののちヴァイツェンビールを頼んだら、赤いビールが来たので「オバちゃん、間違っているのかしら。まぁいいや」と飲んだら、すごく旨かった!
あとであれはヴァイツェンビール(小麦のビール)だけど、赤かったということだと理解。だって、白濁してたから。
レシート見てもヴァイツェンになっていた…。
あぁ、ここのヴァイツェンビールが世界でナンバーワンだ! -
今回も体験する歴史的「岩の地下道」参加。
Nuremberg’s historic rock-cut cellars
これもニュルンベルクカードで入れる!
ツアーになっており、今回はちゃんと英語のオーディオガイドを借りました。
わかりやすい英語のようで、割と理解。
これには連れも大喜び。面白かったと。 -
いまではウイスキーも製造していますが、
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ここの地下は中世からあり、ビールを冷やしていたのですね。
-
18日。
ニュルンベルの宿をチェックアウトし、駅で荷物を預け、ローテンブルクへ。帰りはニュルンベルクに戻って荷物引き取り、ミュンヘンへ。
朝食はしっかりと食べないと! -
で、リンゴケーキ?
(^▽^)/
旨い。
ハムも野菜も、全部美味しい。 -
快晴の朝。
-
写真を撮りましょう。
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ニュルンベルク中央駅へ。
もうしばらくレッドビアは飲めないのか。。
またニュルンベルクに来よう!
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この旅行記へのコメント (1)
-
- frau.himmelさん 2019/09/02 09:22:40
- ゲオルクさんがお亡くなりになっていたなんて・・・
- 天野川さん、おはようございます。
旅行記、始まっていたのですね、失礼いたしました。
それにしても、あの錫職人のゲオルクさんがお亡くなりになっていたなんて・・・。
9月末からドイツに行きますので、列車の乗り継ぎ時間を利用して、寄ってみようと思っていました。
彼の作品は温かみがあって、お安くはないですが、旅の思い出だと思いいくつか買って持っております。
アルトシュタットホフのレッドビア、美味しそうですね。
今回は残念ながら、時間が短いので行けませんが、いつかきっと。
他の旅行記ものちほど見せていただきますね。
himmel
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