2019 夏休みはヨーロッパ周遊の旅 プラハ編その1

2019/08/09 - 2019/08/17

ブリュッセルの次はチェコのプラハに出発です。
プラハに行くのは実は完全に後付けも後付け。
ブリュッセルに行ってミラノに帰る前にどこか周遊出来そうな所は無いかと検索し、チケットと物価が安そうなと言うだけでチョイスしてしまいました。
故に予習もほぼ無し！
フラッと街を歩いて土地の空気と食事とお酒が楽しめれば言うことなし。
今回のフライトもミラノスタートで取っている周遊のチケットの1区間。
スケジュールはこんな感じ
8/13 ブリュッセル航空SN2809(BRU-PRG) 09:30～11:00
昼前には現地に着くのでほぼ1日楽しめる！…はず。
それではプラハの旅行記スタートです！

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

おはようございます。
ブリュッセル2日目の朝です(正確には3日目？)。
比較的早めのフライトなのでジョギングは無しで6時過ぎにはチェックアウト。

ベスト ウェスタン プラス パーク ホテル ブリュッセル ホテル

この時間はすでに電車が動いているので電車を乗り継いで空港に向かいます。
まずはホテルのすぐ側のMerode駅からメトロに乗ります。
まだ日が昇ってないからか、8月なのにこの時間12℃！

駅構内にはこんな感じの券売機が設置されています。
選択キーがダイヤルだったりと戸惑いますが、英語表記にして落ち着いて操作すれば大丈夫。
クレジットカード使えます。

この駅は自動改札が付いているので赤い部分にタッチすればバリテーション出来て改札のゲートが開きます。

バリテーションや自分で開けるドアなどやや戸惑う事もありますが、ヨーロッパのスタンダードな気もしますね。
こちらで一路ブリュッセル中央駅を目指します。

およそ10分ほどでブリュッセル陸路の玄関口、ブリュッセル中央駅に到着です。
ここからベルギー国鉄の空港線に乗り換えて空港を目指します。

ブリュッセル中央駅 駅

チケットは上の画像に写っている発車案内の下のカウンターで購入も出来ますが、アジアで鍛えた出川イングリッシュを披露しないで済む券売機で私は購入。
英語表記にしてやればそれ程難しくないのでおススメです。
しかしうっかり操作をミスってダブって買ってしまい、結局カウンターに行って1枚払い戻すと言う自らハードルを上げる対応を迫られる結果に。

チケットゲット！
そんなに混んでいないので十分との情報を元に2nd class(2等車)で。
いわゆる自由席の普通車です。
運賃は8.9ユーロ。
通常こちらでは改札に入る際にチケットのバーコードスキャンするだけですが、空港線で空港に向かう際は空港側の改札で再度スキャンしてターミナルに入ります。
どうやらこの運賃の中に空港施設使用料が含まれていてそこで徴収しているらしい。
ともあれ紛失注意！

駅構内にある行き先案内を見てホームに移動します。
まあ荷物持ったそれっぽい人がウロウロしてますが、鉄道の旅で陸路の方もいらっしゃるでしょうから油断大敵！
ちゃんとホームと時間を確認しましょう。

当初は6:41発の空港行きを1番線で待っていたのですが、案内が11分のディレイ。
かと思ったら『cancel』の文字！
次の空港行きは？と見ると6:50発が3番線から。
皆んなでゾロゾロとホームを移動。

ブリュッセル中央駅を定刻で出発。
飛行機の窓の景色も良いですが、外国の鉄道の車窓も良いですね。
ビビリなんでGoogleマップで行き先や降りるとこ間違えないかとチラチラスマホ見ながらですけど。

20分ほどでブリュッセル国際空港の駅に到着しました。
ちなみに電車に大きく書かれている数字は先程チケットの所で書いた客車のクラスの数字です。
この数字を頼りに乗り込みましょう。

改札を抜けたらエスカレーターを登ってデパーチャーフロアへ。
朝イチだからか結構混んでいますね。

ブリュッセル空港 (BRU) 空港

それでは早速フライトインフォメーションの確認から。
プラハ行きのSN2809はと…。
02カウンターですか。

02カウンターはすでに長蛇の列。
私の乗るプラハ行きって事では無く、ブリュッセル航空の全てのチェックインカウンターになってますね。

それではスターアライアンスゴールドの方はと？
お隣03カウンターがビジネス、ゴールドメンバーカウンターの様です。
こちらのお姉さんに『ゴールドですよ』って言えばOK！

こちらはガラガラ。
待ち無しでチェックイン。
ミラノ同様中にワイン入っているんだけどと言ったのですが、そのままバゲージポイッて（汗）
何なのブリュッセル航空！

ひとまずチケットゲット！
ここブリュッセルもホームだけあってファストレーンの案内が。
そうそう、プラハに行くに旅行の傷害保険の確認があると聞いていてクレジットカードの付帯保険のバウチャーをしこたま揃えていきましたが何も聞かれず。
私自身も忘れていましたが。

ここブリュッセルでもシェンゲン圏内の移動でゲート表記はA。
Aの案内に沿ってセキュリティチェックへ。
ファストレーンはこの先1番手前の右側です。
待ち無く爆速。

イミグレも無くスイスイなのでチェックインカウンター到着からエアサイドまでは7分ほどで到着です。
本当国内線感覚。

特にアサインされていませんが(この辺の対応が結構適当)、スタアラゴールドですのでブリュッセル航空のラウンジ『THE LOFT』へ。

THE LOFT by Brussels Airlines (ブリュッセル国際空港) 空港ラウンジ

ここはホームブリュッセル航空ビジネス及びスターアライアンスゴールドメンバー、そして一部のワンワールドのキャリアで利用できるラウンジです。
内装が何ともオシャレですね。

中に入るとインフォメーションカウンターにはレクサスのエンブレムが。
ラウンジの内装やデザインをレクサス協力の元製作されたのだとか。
日本お得意の『お・も・て・な・し』のコンセプトでプロデュースされているそうです。
あ！滝川クリステルさん、ご結婚おめでとうございます。

故にこの様なある意味コラボなディスプレイが。
ベルギーのチョコレートで出来たレクサスUX250h。

それではミールのチェックから。
シェンゲン圏内のラウンジで朝ですがなかなかのラインナップ。
どれも美味しそうです。

そして圧巻はこちらのバーカウンター。
お酒の種類もさる事ながらビールのグラスが充実！

そしてお店で使ってる様なサーバーが！
これは朝からいっちゃうでしょ～(まあ缶ビールでも飲むんですけどね)

気になった物を摘んで来て早速朝ごはんです。
甘いパンとクロワッサンでヨーロッパらしさを演出。
朝ビールはベルギーで1番飲まれているラガービール、ステラアルトワ。

他のミールカウンター行ったらサンドイッチがあったので頂きます。
ビールはこちらもベルギービール。
黒ビールの様な色をしたレフ・ブラウン。

バーカウンターの中にはワインクーラーが。
未開封のスパークリングワインが入っていまして、朝は飾りなのかな？と思っていました。
フランスのデュック・ド・シュランス ブリュット。
するとスタッフの方がやって来て『ポンっ！』『ポンっ！』って。
あ～あ、開けちゃったら飲まないと泡抜けちゃいますもんね。
やむおえまい。

食後は泡タイム。
やっぱ飛行機の旅は楽しい！
対応が雑でもブリュッセル航空にしておいて良かった。
ライアンエアに乗っていたらこうはいくまい。

時間になったので搭乗口に向かいます。
今回はA31ゲート。
頭上にはプライオリティレーンの案内があるけども何とも分かりにくい。

どうやら沖留めなのね。
左側のレーンを進んだ一般レーンはパンパンですが、右のプライオリティレーンはせいぜい5～6人くらい。
ヨーロッパって言うかブリュッセル航空上級会員少なそうだもんな(偏見)。

搭乗開始になるとドアが開いて外へ。
中からだと分かりませんでしたが、バス移動では無く何と渡り廊下を徒歩移動。
何とも新鮮な風景。

3分ほど歩いて本当に合ってんの？と不安になった時にちょうど目の前に飛行機が。
今回もエアバスA319です。
やっぱ沖留めは良いね～。

今回も窓側。
非常口前の9A。
非常口席じゃ無いけどちょっと広くない？

実際座ってみるとこんな感じ。
175cmの私でも足伸ばせちゃう！
今回は大当たり！

沖留めは時間が掛かるのか40分くらいのディレイでプッシュバック開始。
フライトレーダーとか見てると大体いつも30分は遅れてるみたいですね。

それではブリュッセル国際空港を次のプラハに向けてテイクオフ！

ブリュッセル航空は全ての物が有料でソフトドリンクすら有料なので大人しくAmazon prime Video。
周りも全然頼んでいないし、CAさんも全然売りに来ない（笑）

時折窓の外の景色を楽しみながら東へ。
やっぱ昼便は良いですね～。

結局1時間ほどのディレイでプラハはバーツラフファバル国際空港にランディング。
慌てる旅では無いですが…。

降機したらバゲージクレームへ。
次に乗る人たちの列の前を歩いていく、まさに日本の国内線の感覚。

ヴァーツラフ ハヴェル プラハ国際空港(PRG) 空港

ウエルカムトゥプラハ！です。
よく分からずに来てしまいました。

このエスカレーターの下の出口の先がバゲージクレームになります。
さっさと降りて来て待っていましたが、ここプラハもプライオリティタグの荷物の前にノンステの荷物が出てくるいい加減なオペレーション。
ヨーロッパってそんなもの？

荷物を受け取ったら外へ。
首都にある国際空港の割にはなんだかコンパクトな空港ですな。

チェコはEU圏内の国ですが、ユーロでは無く独自の通貨コルナ(CZK)が使われています。
ユーロが使えるお店もある様ですが、現地通貨を幾らかでも持っておかないと不安です。
アライバルエリアにはこの様なATMが並んでおり皆さんキャッシングしてましたので後に続くと…。
なんかこの機械操作がイマイチ自信が無い…。

空港でのコルナの両替はレートがクソ悪いと聞いていたのですが、心の安心料としてこちらの両替所で両替。
円より多少マシなんかな？って事でユーロを両替してもらいました。

どの位カードで賄えるか分からなかったので、ひとまず30ユーロ両替してみました。
結果555コルナ。
等価で考えたら8ユーロ近く少ない！
超絶クソレート！

嘆いたところで始まらないので次に。
ここプラハ国際空港は空港鉄道なる物はありません。
市内まではバスorタクシーとなります。
昼間ですしここはバス一択ですね。
ターミナル内にチケットカウンターがありますのでそこに並びます。

チケットの種類は単純明快。
空港バス以外は時間制。
3日間の72時間チケット、1日の24時間チケット、90分のチケット、30分のチケット。
全てその時間内であればメトロ、トラム、バスが乗り放題となっています。
なので目的地までメトロ10分、トラム10分、バス5分で辿り着くとこに行くのであれば30分のでOK(実際乗り継ぎ時間あるのでそうはいきませんが)。

今回は1日の24時間チケットにしてみました。
この時で午後13時。
明日の12時には空港に戻って来る予定なのでちょうど良いかな？
ここではクレジットカード使えます。

チケットを購入したらバス停に移動します。
手前側がタクシー乗り場、奥がバス乗り場になってます。

乗車前にはこの黄色いポストの様な機械でチケットのバリテーションを行います。
チケットを差し込むと『ガリッ！』と音がして数字が刻まれます。
これで使用スタート。
ブリュッセル同様バリテーションしていないのが見つかるとペナルティだそうですから。

ホテルまでのルートを検索すると、空港バスでは無く路線バスでメトロの駅まで移動。
そこからメトロで向かうルートが出ました。
と言う事でこの赤の119番のバスに乗り込みます。

バスは2両連結した様な大型バス。
路線バスですが、空港アクセス用に輸送量を上げた車両が使われているっぽいですね。

バスは数ヶ所のバス停を巡りながら東へ。
あまり大きな建物も無くのどかな景色が広がっています。

15分ほどで終点のメトロの駅のあるバスターミナルに到着しました。
色んなところに行くバスがあるみたいです。

バスターミナルのすぐ脇にメトロの入り口があるのでそこから駅へ。
皆んな同じ方向向かってますね。

ナードラジー ヴェレスラヴィーン駅 駅

こちらも改札とかは無いので直接ホームへ。
駅名が読みにくいですが、行き先間違わない様に注意！

2～3分でメトロがやって来ました。
時刻表は定かでは無いですが、結構運転間隔は短そうです。
まずはこのA線で。

先程までいたブリュッセルと比べるとだいぶコンパクトな車両ですね。
あまり混んでも無く快適です。

ムーステク駅でメトロB線に乗り換えます。
この辺はもうGoogleマップ先生頼り。

ムーステク駅 駅

プラハ市内にはA～Cまで3系統のメトロが走っていますが、どれも同じ車両なのかな？
路線図なんかだとA線＝緑、B線＝黄、C線＝赤となっておる様ですが…。

乗り換えてから10分ちょっとでホテルの最寄のアンデル駅へ到着しました。
プラハの地下鉄もホームが何気に深くて大変です。

駅から外に出てみると…。
良いじゃないの！
とってもヨーロッパっぽい雰囲気で。
一発でお気に入り。

今回ミラノ、ブリュッセルと回って来ましたが、ここプラハが1番クラシカルな街並みかな？

駅前の道から1本入ると閑静な街並み。
どのアングルも絵になります。

駅から5分ほどで本日のホテルに到着です。
看板も小さく、入り口も分かりにくくて一旦スルー。

ラベンダー ホテル アパートメンツ プラハ ホテル

門をくぐると鉄格子が。
手前にモニターとインターフォンがあるので、そこを鳴らせば開けてもらえます。
宿泊中は部屋のキーで開けられます。
セキュリティバッチリ。

門を抜けたすぐ右脇にレセプションが。
時刻はちょうど14時。
確か15時チェックインだった気がしましたが、普通にチェックインさせてくれました。

さてお部屋の方はどんな感じでしょ？
入ってみるとちょっと狭いけど窓の採光もあって良い雰囲気では？
そんなに新しくは無いけれど清潔に保たれてますし。

そしてここプラハのホテルもエアコン無しの扇風機。
そこそこのクラスのホテルじゃないとエアコン無いのね…。

気になる水周りはハンドシャワーのシャワーブースと普通の便座。
水圧、湯量は問題無し！

アメニティはこれだけ。
シャンプーと石鹸のみ。
ここでも歯ブラシは無し。

ベッドの下に引き出しがあったので気になって開けてみると掛け布団がいっぱい入ってました。
こっちは夜は結構冷えるって事？

さて荷物を置いて早速街へ。
ホテルより1本外にあるトラムの通りに出てみると。
何この街！スゴい綺麗なんですけど！

トラムなんか来ちゃった日には昇天ものの景色です。
プラハ来て良かった！

さて少しお腹が空きました。
基本ノーチェックで来ていましたのでその場でググってみると、すぐ側に評判の良いお店がありました。
Kozlovna Lidickáって名前のお店です。

中に入ると時間帯が外してたからか中はガラガラ。
スタッフの方が飲み物か食事かと聞いて来たので食事だよって言ったら奥へって。

店の奥はテラス席。
そうそう、こう言うところで食べないとね！
景色の眺望は無いですが、こう言う雰囲気が良いんです。

まずは何は無くともコイツから。
チェコの代表的なビール、コゼルを頂きます。
飲みやすくて美味い！

ぶっちゃけメニューを見てもちんぷんかんぷんで、辛うじてステーキと言う物が読み解けたのでそれを頼んでみました。
オーダーしてしばし…。
出て来たものは私の頭ではジュージューしている物として待ち構えていましたが、全然違う食べ物。
何これユッケ？
そうです、この時私タルタルステーキなる存在を知らなかったのです！
見た感じユッケの様にマゼマゼした物をガーリックトーストにオンして食べる物と予想。
ツイッターでリアルタイムで教えてもらいましたが、見事に食べ方は的中！
ビールにもよく合うし、味も美味しく大満足。
奇しくもチェコ料理にありつけました。

大満足で店を出まして…。
さて、この後どうしよう？
それほど遠く無いところにプラハ城ってあるじゃん。
行ってみましょう。

プラハ城まではトラムで移動。
駅前の停留所まで移動して12番のトラムに乗り込みます。

トラムに乗って10分程でマラーストラナ広場へ。
この辺観光スポット凝縮しちゃってます。

マラーストラナ広場 広場・公園

奥に見えるとんがった屋根が聖トマーシュ教会。
今回は行きませんでしたが中の装飾は圧巻だそう。

聖トマス教会 寺院・教会

回れ右で広場の先には聖ミクラーシュ教会が。
こちらの内部の装飾もとんでもない素晴らしさなのを帰国後知りました…。

聖ミクラーシュ教会 (マラーストラナ) 寺院・教会

広場の中にはオロモウツの聖三位一体柱があります。
30年戦争が終結してスェーデンによる占領から解放された記念に建設された物。
現在世界遺産に登録されています。
それほど皆さん見てませんでしたけど。

プラハ城は丘の上に立っているので、マラーストラナ広場から奥に進み緩やかな坂を登っていきます。
道路の石畳とか芸術ですよね。

最後はこの階段で。
なかなか体力勝負なレイアウトです。

お城のある頂上のフラチャニ広場にやって来ました。
ここまで来るとそれほど暑く無いプラハでも軽く汗ばみます。
周りを見回すと観光客でいっぱい！

フラッチャニ広場 広場・公園

スグラフィット技法と言うぱっと見凸凹がある様な模様が独特の建物はプラハ国立美術館-シュヴァルツェンベルク宮殿です。
内部には貴重な絵画が多数展示されている様ですが、そんな事は後から知った事なので中身は見てません…。

国立美術館(シュヴァルツェンベルク宮殿) 博物館・美術館・ギャラリー

さて肝心要のプラハ城はよと。
どこが入り口か分からずこちらの門に近付くとどうやらここは出口専用。
左手を見ると入場待ちの長蛇の列！
これ並んだらこれで今日1日終わってしまう…。
今回は諦めです。
真面目に再訪だな。

プラハ城 城・宮殿

プラハ城出口には衛兵さんがピクリともせず立っています。
もしかしたらこれも時間合わせれば交代の儀みたいの見れるんじゃないの？

プラハ城まで来てお城には入れませんでしたが、広場からはプラハ市街が一望できます。
この景色見るためだけに来ても良かったと思えるくらいの景色！
プラハ良いね！

帰りは元来た道を下っていきます。
途中いい雰囲気のパブがありましたが、今回はパスで。

一度下まで帰って来ました。
この街はどこの角度で切り取ってもキレイですね。
この後どうしよう？と調べたところ、KGB博物館と言う非常に心くすぐられる所があったのですが閉館30分前だったので諦めました。

次は観光のメッカ旧市街へ行ってみましょう。
再びトラムに乗り込みます。

移動中トラムの窓から終戦記念碑を見ます。
第二次世界大戦終結の記念碑なんで、街中にある物の中ではむしろ新しい部類。

終戦記念碑 モニュメント・記念碑

旧市街までやって来ました。
一際観光客や市民で賑やかです。
この奥の広場へ向かいます。

途中観光用の馬車が。
この風景ならめっちゃ馬車も映えます。

旧市街広場 広場・公園

広場中心にやって来ました。
この広場をぐるっと囲むようにランドマークが存在します。
2つの鐘楼が特徴的で向かって右がアダム、左がイヴと呼ばれているティーン教会。

ティーン教会 寺院・教会

元々3つの建物を1つに統合して1560年代にルネッサンス様式に改装。
1765年にゴルツ伯爵によって現在の外観に改築されたゴルツ キンツキー宮殿。
現在は国立美術館として使われているそう。

ゴルツ キンスキー宮殿 城・宮殿

広場の真ん中には15世紀にプラハで宗教改革を行ったプロテスタントの指導者「ヤン・フス」の彫像が。
500周忌にあたる1915年に市民の寄付で作られたんだそうです。

ヤン フス像 モニュメント・記念碑

旧市庁舎は14世紀から19世紀にかけて建設された複数の異なる建物の集合体です。
その中でも右にチラッと見える天文時計。
上がプラネタリウムと呼ばれ地球を中心にして周囲を惑星がまわるという「天動説」に基づく時計版、下がカレンダリウムと呼ばれる天球上の黄道を中心に星の運行域を12等分した「黄道12宮」に基づく時計版になっています。

天文時計 建造物

広場では様々な方々が大道芸を。
ちょっと気になったのはこちらのおじさんのスプレーアート。
見事なもんです。

広場をグルッと散策したら(中を見学出来るのを知らない為)、奥に続く通りを散策します。
色々お店が並んでいます。

次はこちらのお店に寄ってみます。
プラハに着いた際Oさんよりメッセージがあり、『ビールの飲み比べが出来て美味しかったお店です』って教えてもらいました。
何とか迷わず到着。
入り口の前にもテラス席が。
こっちの人も外が好きですね～。

ユースパ 地元の料理

1人でしたが何とか店の奥にあるテラス席をアテンドしてもらいました。
もう17時半過ぎてますからね、周りは全開大騒ぎです！

オーダーして待つ事10分程でやってまいりました。
6種のビールを試し飲み、ビアテイスティングセットです。
なかなか仰々しいのがやって来ましたが、そこはビール消費量世界一のチェコ。
何とも思われません。

一応セットと共に各ビールの説明が書かれた物も頂けます。
むむ…まあ能書きはともかく飲んでみますか？

流儀は分かりませんが、木の枠に数字が打ってあるのでその順番通りに飲んでいけば良いんでは？と勝手に解釈。
それではいただきまーす！
当然違いくらいは分かりますがどれも美味しい！
グラス1杯がおよそ200ml。
6個あるんでこれだけでも1.2l。
そこそこ満足感あり。

店を出たら周りをブラブラ。
夜は分かりませんが、明るいうちはこんな路地裏雰囲気あって良いですよね。
ついつい歩いちゃう。

Googleマップでアタリを付けていた時、気になるお店に向かってみるも廃業。
始め廃業してるのに気が付かずヤケに枯れた雰囲気醸し出してんな～と、周りをぐるぐる入り口探してました。

ウ モドレー ルージェ 地元の料理

少し広場の方に引き返そうと歩くと聖ハヴェル教会が。
この辺りは本当見る物困りません。

聖ハヴェル教会 寺院・教会

街中にはいくつもこの様なガラス工芸品を扱うお店が。
ボヘミアンガラスはチェコの伝統工芸品ですからね。

ブラブラ歩いていると何やら盛り上がっている建物が。
入り口には『MUSEUM』と書かれてる？
調べてみると『性交機械博物館』！
行ってみましょう！

Sex Machines Museum 博物館・美術館・ギャラリー

入口のエントランスまでは無料で入れるのでごった返してますが、その先は有料です。
ビール飲んで軽く酔ってるのを良いことに中に入ってみます。
入場料250コルネ。
皆んな入り口のところにあるゲーム？みたいので記念撮影するだけで中に入る人ほとんど無し！

内部は3フロア位ありましたでしょうか？
予想通り◯◯や◯◯が並んでいて、かなり歴史のある物が多く展示されていました。
中には日本の文献と展示物も紹介されていました。
色々画像を撮りましたが、モザイクをかけたところで4トラ旅行記では使い物になりません…。
入り口のお人形さんで精一杯です。
この手の博物館は世界でここだけらしいので気になる方はプラハで直に見学して下さい。

博物館を出たらわざわざ路地裏を通って移動します。
他では無い雰囲気ですよね。

ナ・ペルシュティーネ通りにやって来ました。
この辺りはホテルやレストランが多く集まっているみたいで人の往来も多いです。

プラハの街もそこそこ堪能出来たのでそろそろホテルの方に戻ろうと思います。
まだまだ明るいですが、すでに夜の20時。
飲食店以外はほぼ閉店していきます。
ここからホテルまでは2番のトラムで。

チェコ軍団橋を渡ってブルタバ川を越えます。
川に浮かんでいるのは遊覧ボートですかね？

チェコ軍団橋 建造物

15分程でホテルのあるアンデル駅まで帰って来ました。
この辺りまで来るといよいよ日が暮れて来ます。
こっちの方は一気に暗くなるんですよね。

私的には良い時間だったので今日ものんびり部屋飲みかな～。
探すと駅の裏にそこそこ大きなアルバートスーパーマーケットと言うのがあったので寄ってみました。

店内はなかなかの品揃え。
色々見てると楽しいですね。

お惣菜コーナーも結構充実。
この辺はソーセージとか加工肉コーナー。

この辺は量り売りのコーナーですかね？
この他何と寿司コーナーもあり！
流石に買いませんが。

酒飲みには神の様な国。
店で飲んでもそこそこ安いけど、スーパーで買うと更に安い！
物はともかくこのスパークリングワインなんて日本円で180円位！
500mlのビールも80円～と夢の様な価格。

ちょこっとだけお惣菜とお酒を買い込んでホテルに戻るいつものスタイル。
ここでもクレジットカードで支払いOK。
結局この日は現金使わず。

駅前のパブとかは皆さま思い思いにお酒を楽しんでいらっしゃいました。
次回来る時までにこの辺りも予習しておかないと。
特に駅前なら治安も問題無さそうだし。

今日も楽しい部屋飲みタイム！
お酒は180円のスパークリングワインと地元プラハのビール『BRANIK』。
アテの方は惣菜コーナーのオバちゃんとのコミニュケーションに難義しながら仕入れた鯖のマリネ？。
こっちのなかなか大胆なのは1尾まるまるで提供された事(購入時に頭だけ落としてくれた)。
見た目はともかく味は最高です！
何も決めずに来たけどプラハ楽しいな～！

その2に続く

ラベンダー ホテル アパートメンツ プラハ ホテル

この旅行記へのコメント （5）

• senda3さん 2019/09/06 16:31:18

  なつかしきプラハ

  なつかしきプラハ、ありがとうございまいました。
  私が訪れたのはもう10年以上の前になります。
  フランクフルトからANAで入り、ドレスデンに泊まり、エルベ川をとことこと列車で登りました。
  
  この時は都合1カ月の放浪旅で、プラハには5泊しました。
  この放浪旅の目的は、まずプラハ、そしてドーバーを渡ること。
  故に、パリからロンドンはバス移動。
  カレーからドーバーまでフェリーでした。
  
  プラハのトラムが新しくなっていますねえ。
  歩かれた旧市街の細道は昔と変わりませんねえ。
  
  私は、あのグラーツ広場で、プラハの春の時、ここにソ連の戦車が10台くらい出て市民、国民を威圧した報道写真をみていましたので、国立博物館の3階からその後のチェコの解放と発展をとても嬉しく思った思い出があります。(#^.^#)
  
  思い出を連れてきてもらい、ありがとうございまいました。o(^-^)o

  でーすけさん からの返信 2019/09/06 20:44:16

  Re: なつかしきプラハ

  senda3様
  
  コメントありがとうございます！
  無知でふらふら行ってきた者に素敵なコメントありがとうございます。
  もう少しだけオマケが続きますので引き続き懐かしさを少しだけでも伝えられれば幸いです。
  今後とも宜しくお願いします！

• ねもさん 2019/09/06 08:54:50

  初めまして

  でーすけさん
  わが家も２年前にプラハを歩きました。この旅行記を何の気なしに読み始めたのですが……
  あのmuseumの前を通った人はいっぱいいますが(私たちも)、中に入ったのはでーすけさんくらいでは!?　もっと詳細に書いて欲しいですが(興味津々！)、公序良俗に反するなら仕方ないですね。250コルナ(約1,300円)に値するものでした？
  プラハは他にマリファナの店もあったでしょう？　初心なわが妻はどちらにもげんなりしていました(笑)
  でーすけさんはかなり旅慣れているようにお見受けしますが、現地通貨をATMからキャッシングはしないのですか？　私の狭い経験では、これが一番簡便でコストもかからないようです。
  続編もお待ちしています。

  でーすけさん からの返信 2019/09/06 11:55:57

  RE: 初めまして

  ねも様
  
  初めまして、コメントありがとうございます。
  あのミュージアムはモザイクとかかけてアップしようとも試みましたが、日本の環境では受け入れがたいでしょうなと判断しました（笑）
  あんな施設は世界広しと言えど無いでしょうから価格なりの価値はあったと思います。
  マリファナのお店は気が付きませんでしたね。
  前日に行ったブリュッセルでは見かけましたけど。
  旅慣れていると言うほど偉そうなものでは無いのですが、キャッシング＝借金みたいであまり好きではないんですよね心理的に…。
  当然緊急事態には使用しますし、冷静に考えてみれば14日だったので金利ほぼ掛からなかったんで利用すれば良かったですね。
  これからもよろしくお願い致します。
  
  
  > でーすけさん
  > わが家も２年前にプラハを歩きました。この旅行記を何の気なしに読み始めたのですが……
  > あのmuseumの前を通った人はいっぱいいますが(私たちも)、中に入ったのはでーすけさんくらいでは!?　もっと詳細に書いて欲しいですが(興味津々！)、公序良俗に反するなら仕方ないですね。250コルナ(約1,300円)に値するものでした？
  > プラハは他にマリファナの店もあったでしょう？　初心なわが妻はどちらにもげんなりしていました(笑)
  > でーすけさんはかなり旅慣れているようにお見受けしますが、現地通貨をATMからキャッシングはしないのですか？　私の狭い経験では、これが一番簡便でコストもかからないようです。
  > 続編もお待ちしています。

  ねもさん からの返信 2019/09/06 15:47:09

  ご返信ありがとうございます。

  でーすけさん
  私も20年前はカードでキャッシングなんて考えませんでした。でも2002年にノルウェーで現地通貨が300円くらいになって、ためしにATMを使ってみたら何と便利！　手数料とかレートとか果てはごまかされないかとか、一切無用の懸念です。
  書き忘れましたが、チェコはビールが安くて美味しかったのもうれしかったです。昼・夕・夜と毎日飲んでいました。さらに泊まったホテルが朝食ビュッフェにスパークリングワインあって(笑)
  再度のご返信には及びません。