2019/08/31 - 2019/09/04
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Yoshi-Can! トラベルさん
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予てから青森県の『黄金崎 不老ふ死温泉』に訪れたいと思っていましたが、ちょうど18きっぷシーズンに予約を取ることができたので早速東北旅行を弾丸で計画。
実に4年振り2度目の18きっぷ利用でしたが、景色を眺めていると意外と退屈しないものです。
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[初日 北へ!編] 神奈川県→途中リゾートやまどりに乗車して土合駅→水上温泉→ぽんしゅ館(越後湯沢駅)→新潟駅→宿泊
https://4travel.jp/travelogue/11535817
[2日目 酒田観光! さらに北へ編] 新潟駅→きらきらうえつに乗車して酒田駅→酒田観光→弘前泊
https://4travel.jp/travelogue/11536513
[3日目 青森を満喫編] 弘前駅→三内丸山遺跡→青森市内観光→リゾートしらかみに乗車して不老ふ死温泉へ
☆本旅行記☆
[4日目 そして太平洋側へ編] 不老ふ死温泉→リゾートしらかみに乗車して東能代駅→盛岡駅→わんこそば→盛岡泊
https://4travel.jp/travelogue/11537461
[最終日 海と山と空編] 盛岡駅→松島観光→山寺観光→山形空港→羽田空港
https://4travel.jp/travelogue/11537727
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※本投稿は自分自身の記録用です。ここで記載されている情報はあくまで参考程度とお考え下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2泊目は朝食サービス付きです。
無料(といっても宿泊代金に含まれてるだろうけど)にも関わらず品数が多く、しかもおいしい!
さすがはBBHホテルグループですね。 -
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青森銘柄のお米と豊富なパンもあります。
お腹を十分に満たし、3日目スタートです!ホテルハイパーヒルズ弘前(BBHホテルグループ) 宿・ホテル
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弘前から50分、青森駅に到着です。
この区間はまた後ほどリゾートしらかみで通るので特に車窓などは気にせず乗りました。 -
青森駅舎がちょうど還暦を迎えるらしく、横断幕が掲げられています。
60年前は新築(笑) -
60年前は新築だったそうです。
青森駅 駅
-
この旅の第2の目的と言っても過言ではない、三内丸山遺跡へ向かいます。
三内丸山遺跡までは市営バスで30分ほど、310円です。 -
縄文時代の遺跡ながら、入口は近代的で綺麗です。
30分に一度、約50分間の無料ガイドが行われますのでそれに参加します。 -
ツアーには20名ほどが参加されていました。
まずは三内丸山遺跡の全景のミニチュアコーナー。
三内丸山遺跡は昔からこうやって整備されているのかと思いきや、平成4年頃の調査で集落跡や墓、土器石器などが発見されてその後遺跡の保存が決定したそうです。 -
受付のある資料館から広場へのトンネルはまるでタイムスリップを連想させます。
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写真では分かりづらいですが、ただの凹凸部です。
この凹凸部は盛土と呼ばれ、数千年前にゴミや壊れた陶器などを積み重ねたり、また踏み固められたりすり減ったことにより長い年月を経て凹凸になったようです。 -
盛土の断面はこのようになっています。
これは掘り出した時のままの状態で保存されているそうです。
すなわち、この断面からはみ出している陶器は数千年前のものだと考えられます。
すげー -
竪穴式住居(復元)です。
ガイドの方は「住宅街」と表現されていました(笑) -
一戸一戸デザインも違います。
-
この場所に3,4人で生活していたそうです。
縄文時代当時の平均年齢は30代くらいだそうで、3世代で住むことは考えにくいでしょう。 -
囲炉裏が再現されている箇所もありました。
調理用にはもちろん、照明としても機能していたそうです。 -
この通路はかつてのメインストリートがあったであろう位置にあり、当時は陸奥湾に繋がっていたそうです。
現在よりも海が内陸側にあり、海にほど近い街だったようです。 -
大人用の墓です。
縄文時代当時の平均身長は男性で150センチ、女性で140センチ程度だったようで、それほど大きなものではありません。 -
この大人用の墓、人が行き来するメインストリートのすぐ近くにあります。
なんだか嫌なイメージを持ちますが、縄文時代の考え方だと亡くなった先代の人々も村へ来たお客さんを歓迎しますよというものらしいです。
なんだか素敵。 -
高床式の倉庫です。
同じ大きさの建物が三棟同じ向きに建てられた跡があったことから、同時期に建てられたものだと推測されます。 -
先ほどとは別の盛り土です。
土と一緒に捨てられた土器や石器を見ることができます。 -
三内丸山遺跡の象徴、大型掘立柱建物と大型竪穴建物です。
柱建物はこの場所にあったわけではなく、推定される大きさを違う場所に建てているそうです。 -
こちらは子供の墓です。
三内丸山という地域は数千年前から人が住んでいましたが、当時は食べ物が取れなくなると住む場所を変えていた為、三内丸山も例外ではなく一時期人がいなくなります。
そして平安時代、過去に誰か生活していて遺跡が眠っていることなど知る由もなく新たに建物が建てられました。
手前のコンクリートはその跡だそうです。 -
掘立柱建物が存在していた理由はいくつか考えられていたようです。
まず、縄文時代は稲作などが盛んなわけではなかったため貧富の差や争いは皆無だったと考えられています。
そうすると戦の見張り台とは考えにくくなります。
当時はもちろんビルなどなく柱建物がシンボルとなっており、陸奥湾が現在よりも内陸まで入り込んでいた為灯台的な役割を持っていた。
あるいは食料を貯蔵する役割を持っていたか。
様々な憶測はありますが、真相は謎に包まれています。 -
掘立柱建物はクリの木でできているそうで、その6本の柱が建っていたであろう跡が発掘されています。
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クリの木の根本は焼かれていて地中の水分が豊富だったことにより木は長持ちしていたようです。
この復元物もクリの木だそうです。
これが大昔の技術ってすごいなぁ -
大型竪穴建物の内部です。
三内丸山は竪穴住居が数百戸見つかっていることから、そこそこの規模の村だったと考えられています。
その代表が話し合う場や村人の憩いの場、また豪雪地帯であるため冬場は寒さしのぎの場としても機能していたと考えられています。
この木もクリで、焼かれています。
また屋根裏のスペースもあり、食料を保存していたようです。
ガイドはここまででした。
地元の方がボランティアでされているそうで、独特の訛りがありました(笑) -
再び館内に戻り、展示を見てみます。
細々とした石器や土器、木製品が並んでいます。 -
人形で分かりやすく説明されている場所もありました。
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分かる人にはわかるって感じかな?
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先ほどの盛土の解説です。
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竪穴住居の生活も再現されていました!
三内丸山遺跡は日本の本来の姿を映し出しているような感じで、一度は訪れる価値のある場所だと思いました。
まだ各所で遺跡物の発掘作業を続けています。
いつかまた訪れる機会があればまた新しい発見もあるかもしれません。
そんな気取った感想を持ちつつ青森駅へ戻ります。特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡
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駅前にはホタテ釣りが体験できるお店があります。
帆立小屋さんというお店で、500円で2分間釣り放題です。
小さいフックを口の開いたホタテに食い込ませ、口が閉まったところでゆっくりと持ち上げます。
最初はなかなか釣れませんが、コツをつかむとどんどん釣ることができます!
私は2分で5個。
1つ100円です! 格安!!
釣ったホタテは刺身か焼きでいただくことができます。 -
釣りだけしてお会計というわけにはいかないのでホタテバター中華そばを注文。
シンプルな煮干し出汁ですが、シンプルだからこそうまさが分かります。
ホタテもたくさん入っており、この時点で青森のホタテを堪能しました!! -
5個全て焼きでいただきます。
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うまーーー!!
フワッフワで大粒な身は口の中でうまみを広がらせながらとろけていきます。
今まで食べてきたホタテはホタテではなかったのか?
と思うくらいの美味でした。
そりゃ、釣って15分くらいの超新鮮ですからね。
醤油を少しだけ垂らしてもおいしいですが、何もつけずに食べるとホタテのうまみを直に味わうことができます。
貝殻に残ったエキスがおいしい!帆立小屋 グルメ・レストラン
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おなかを満たしたところで散策再開。
駅から徒歩1分、A-FACTORYという商業施設があります。
お土産からシードル工房まで、青森の物産に触れることができます。 -
その向かいには派手な外観のねぶたを展示するねぶたの家 ワ・ラッセがあります。
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入り口付近はまた芸術的です。
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入り口にひとつねぶたが展示されています。
館内展示エリアは有料です。
お金を払ってまでのぞいてみる時間もなかったのでお土産屋だけ見て店を出ました。 -
そんなこんなで4時間弱の青森散策は終了です。
青森からはリゾートしらかみで不老ふ死温泉のあるウェスパ椿山駅へ向かいます!! -
この日のリゾートしらかみ4号はブナ(きへんに無)編成での運行です。
ブナは青森県と秋田県に跨る世界遺産、白神山地に人の手がほとんどついていない状態で多く生育しています。
そんな白神山地の象徴ともいえる「ブナ」が編成名になっているほか、白神山地に生息する「くまげら」、十二湖にある「青池」を編成名とした3つの車両でリゾートしらかみは1日3往復秋田-青森(弘前)間を運行しています。リゾートしらかみ 乗り物
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このブナ編成は2016年に二代目としてリニューアルされたそうで、車内は非常にきれいです。
4両編成で1,4号車と3号車の一部が2×2列のシートになっています。 -
足元がめちゃくちゃ広い!!
足を思い切り伸ばしても前の席には全く届きません。
これは快適! -
肘置きには収納式のテーブルもあります。
前席背もたれのテーブルは届かないのであまり使えません(笑) -
天井にはモニターもついており、車内イベント(後述)や前面展望の映像が写しだされます。
天井と床の木材には秋田杉が使われているそうです。 -
先頭車は展望スペースとして自由に利用できます。
ブナでしょうか。
木のオブジェクトがありました。
こういう細かい仕掛けも面白いですね。 -
3号車にはビュッフェORAHOがあり、リゾートしらかみのオリジナルグッズ、軽食や飲み物、五能線沿線の特産物を購入することができます。
向かいには景色を楽しめるカウンターもあります。 -
2号車は4人用のボックスシートになっています。
窓際のランプはブナコ製です。 -
壁面には各停車駅が描かれています。
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ドア上にも!
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青森駅、新青森駅の順に定刻で出発し、弘前駅までの間先頭の展望ラウンジで人形劇が公演されました。
列車の中で見られるなんてな~
イベントはこのほかにも津軽弁の語りが川部駅を出たあたりで行われました。 -
弘前から川部駅までは7分間ほど進行方向が変わります。
弘前駅 駅
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川部から五能線に入り、藤崎駅では横断幕で歓迎してくれます!
りんごのブランド「ふじ」はこの町からなんですね。川部駅 駅
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時計をみたらちょうど15時。
A-FACTORYで購入したアップルパイをいただきます。
サクサクのパイ生地と大きくてジューシーなリンゴがたまらなくおいしい!!
これはまた食べたい、、 -
五所川原駅では下りのリゾートしらかみ3号青池編成とすれ違います。
五所川原駅 駅
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昔の車両でしょうか。
こういうのにも乗ってみたいな~ -
青森駅から鯵ヶ沢駅までは1時間半ほど内陸部を走ります。
一面緑の絨毯って感じ~ -
そういえばこの旅初のディーゼル車でした。
電線のない一本の線路はなんだか風情があります。 -
鯵ヶ沢手前からようやく海沿いを走ります。
これぞイメージしていた五能線!! -
千畳敷駅では散策できるように15分停車時間が設けられます。
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江戸時代の地震によって隆起したことにより、このような形状になっているそうです。
途中下車で観光できるなんてちょっとお得ですね(笑) -
遠くに見えるのは津軽半島でしょうか?
千畳敷海岸 自然・景勝地
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普通列車は1日あたり5~6本です。
スカスカの時刻表にもだいぶ慣れてきました。
発車3分前には列車の汽笛を鳴らしてお知らせしてくれます。 -
日本海に沈む夕日を列車から見るのも綺麗だろうな~
ですが私はもっときれいな日没を見に行きます。 -
深浦駅に到着です。
ここでは明日乗るくまげら号とすれ違います。深浦駅 駅
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そして深浦を出て少しするとウェスパ椿山駅に到着です!
不老ふ死温泉へはこの駅から送迎バスが出ています。
この旅最大の目的とだけあって、胸も高まります。ウェスパ椿山駅 駅
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着いた~!!
(翌日撮影) -
オーシャンビューのシングルで、広さは平均的なビジネスホテルといったところでしょうか。
建物は新しくはありませんがとても清潔感があります。 -
タオルが入った紙の袋も凝っています。
-
お茶請けはにんじん餅でした。
甘くて美味しいですが、にんじんの感じはあまりなく万人受けしそうなお味です。
うまー! -
ずーーっと来たかった海岸線上の温泉、黄金の湯です。
空はすでに黄金色に染っています。 -
浴槽へのカメラの持ち込みが禁止されている旨が至るところに張り出されています。
私も写真を撮って全世界の人に自慢をしたかったですが、禁止されている以上は仕方ありません。
(撮ったとしてもおじさま方の裸姿が映るだけですし笑)
ぜひGoogle検索で [ 不老ふ死温泉 ] と調べて頂きたいです。
お風呂はというと、そりゃあもう最高ですよ!
海までの距離はわずか数メートル。
夕日の見えるお風呂は入ったことがありましたが、もはや海に入っているかのような温泉は初めてでしたので感動ものです。
ここまで遥々来てよかった...! -
日が沈みました。
照明がないため日の入り後30分で閉まるそうです。 -
夕食はそれはもう豪華でした。
一品にご飯1杯ほしいくらい。
鰆の焼き魚の味は忘れられないな~ -
鍋には鮭と豚のバター焼きと
-
白身魚(なんだか分かりませんでした)と鯛、エビの入った海鮮鍋でした。
魚何種類出てくるんだ、、
ちなみに茶碗蒸しは銀杏の代わりにクリが入っており、全体的に甘い仕上がりになっていました。
どうやらこちらでの茶碗蒸しは甘いものが主流だそうです。 -
デザートにはにんじんのシャーベットです。
この器に入ってると目玉焼きみたい、、
口に入れるとほんのにカスタードのような甘味を感じますが、後からにんじんのしっかりした旨みも味わうことが出来ます。
これはうまい...!
この辺りはにんじんが名産なのでしょうか、このほかにも売店にはにんじんジュースが売っていたりと結構推されていました。
満腹になったところで4日目へ続きます。黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
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- みかちゃんっすさん 2020/03/08 01:33:29
- いいね!ありがとうございます!
- Yoshi-Can!トラベルさん、私の拙い旅行記見ていただきありがとうございます!
釣ったばかりのホタテ美味しそうですね~♪
やはり鮮度が一番!
旅の楽しみ方も色々ありますね~♥
私も旅に行きたくてウズウズしているのですが、今はコロナウイルス流行で大騒ぎしているので当分の間は行けそうもありませんね↷😞
また訪問させて頂きますね~!
- Yoshi-Can! トラベルさん からの返信 2020/03/08 11:30:17
- Re: いいね!ありがとうございます!
- みかちゃんっす さん
いいね&コメントありがとうございます。
本当におっしゃる通りで、暖かくなってきてベストシーズンなのに安易に出かけられないのはもったいないですよね、、
今のうちに旅行の資金を貯めてまた落ち着いたら出かけようと思います!
これからもみかちゃんっすさんの旅行記、楽しく拝見させていただきます(*^^*)
Yoshi-Can! トラベル
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