2019年お盆３日目　松阪⇒串本⇒那智勝浦

2019/08/12 - 2019/08/12

2019年のお盆は、会社の休みもあり9連休。

海外旅行では最大11連休まであるのですが、国内をその規模で旅したことがなかったので、このお盆は和歌山県串本（和歌山県に行ったことがないのです）までのマイカーでの旅を計画しました。

お盆３日目は、早くもこの旅行のハイライト。未踏の地和歌山上陸です。

台風１０号が接近しており、南東斜面の紀伊半島は台風に向けての風が山に当たって不安定な気候で、海も荒れていました。

そんな中で風雨に当たったり、台風の影響で中止になっていたアトラクションもありましたが、本州最南端の街・串本を楽しんできました。

エリア 串本・古座川(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

お盆休み3日目は松阪から和歌山県串本に向かいます。

紀伊半島東側は南東斜面。
台風10号の接近で南東からの風が山に当たり、朝から松坂は雨でした。

フレックスホテル 宿・ホテル

フレックスホテル内のレストラン「ヤマザクラ」。

ここが朝食会場でした。

ヤマザクラ グルメ・レストラン

松阪牛の街ですから・・・

松阪牛の牛すじを煮込んだカレーが朝から出ていて人気でした。

当然その牛すじカレーに、松阪うどん（個人的には太すぎてあまり好きではなかった）を加え、野菜のバランスもいい食事にしました。

商業の街松坂。

三井財閥発祥の地が街中にありました。

三井家発祥の地 名所・史跡

台風の接近で荒れた海のすぐ脇を、和歌山に行く道は通っていきます。

海沿いの展望所があったので、立ち寄ってみました。

七里御浜 自然・景勝地

七里御浜の海。

海の色が非常にきれいでした（これは和歌山までずっとそう）。
荒れてるなとこの時は思ったのですが、この後の潮岬や、翌日の太地町など、この比ではなかったです・・・

松阪⇒尾鷲⇒熊野⇒新宮⇒串本とほぼ一気に走りました。途中海沿いを走ることもあり、台風の影響で海が荒れていることも感じることができました。

お昼少し前に串本に到着。
狙っていた「おざきのひもの」で昼食にしました。

おざきのひもの お土産屋・直売所・特産品

名前の通り干物を中心に販売しており（建物の隣に工場があり干物を作ってる）、その干物などの定食を施設内でも食べられる仕組みです。

レストランはおまけなので、座っていいのか注文していいのかしばし立往生。
結局座って注文すればよかった模様。

メニューです。

どれも美味しそうで二食食べたいぐらいですが、干物屋さんなので、さばみりんの開きを注文しました。

サバのみりん漬けの干物定食が到着！

脂がのっていて大変美味しくいただきました。

「おざきのひもの」のすぐ隣が、「道の駅 くしもと橋杭岩」。

国の名勝・天然記念物「橋杭岩」を眼前に眺望できる道の駅です。
波が荒く、駐車場では波しぶきをかぶるような状況でした。

橋杭観光センター グルメ・レストラン

橋杭岩の全景（右奥にもっとあります）です。

橋杭岩 自然・景勝地

海は綺麗でしたが、波が結構高くて豪快でした。

この時間は干潮だったので、なるべく岩の近くまで行って撮影。

串本の街は本州最南端。

潮岬の観光タワーに向かいました。
タワーに行けばなんとなく何かあるかなと。

潮岬観光タワー 名所・史跡

タワーに寄ると、本州最南端訪問証明書をもらえます。

紙でもらってもいつまでも取っておけないので、写真に保存。

串本はトルコ共和国との友好でも知られています。

明治２３年９月１６日、横浜港から戻るトルコの木造艦エルトゥールル号が熊野灘で遭難した際に、串本の人の尽力で数十名の人命が救われたそうです。

それ以来の友好関係だとか。

そのエルトゥールル号を記念した展示館がタワーの1階にありました。

写真はエルトゥールル号の模型です。

タワーに登るのには300円かかります。

タワーの上からは潮岬灯台が見えました。

眼前の潮風の休憩所と、本州最南端の碑もあるキャンプ場。

荒れている海の方まで行ってみようと思った景色です。

タワーに併設のレストランとお土産屋はなかなか良いのでは、と思います。
レストランではまぐろなど串本の味を堪能できます。

タワーの目の前のキャンプ場を歩き、本州最南端の碑。

このあたりでは、台風の影響で横殴りの豪雨が降ったかと思えば晴れたりの連続。

潮岬 自然・景勝地

本州最南端の碑のあたりからの、太平洋の景色。

潮風の休憩所。

潮岬に関する展示や、串本地域からオーストラリアのサーズデーアイランドに出稼ぎに行った方々の資料を展示していました。

・・・結局、雨を凌いで隙を見てタワーに戻るための雨宿りの場所になりましたが。。

潮風の休憩所 名所・史跡

もういっちょ、本州最南端です。

潮岬灯台。

灯台に近い駐車場で300円取られました。
灯台は200円なので、しめて入場料500円ですね。

夏場ではなく天気が良ければ、タワーに停めて歩いてしまった方が良いと思います。

せっかくなので、灯台を登ってみます。

潮岬灯台 名所・史跡

灯台の最後は、（灯台はだいたいそうですが）ハシゴみたいなところを登ります。

灯台からの景色。

２日半後に台風１０号が上陸というタイミングでしたので、荒れた海を高い所から見てみました。

もう１枚角度を変えて。

この写真では晴れてます。
横殴りの土砂降りになって、待っていると晴れて・・・

を繰り返した日でした。

串本海中公園へ。

ただし！

串本海中公園センター 動物園・水族館

乗りたかった海中観光船と、行きたかった海中展望塔は台風のためお休み。

せっかく来たので水族館だけでも見ることに。

本州でサンゴが見れる場所でもある串本。

そのサンゴと熱帯魚の展示。

ウミガメも串本の名物。

実際にウミガメも飼われています。

そして、ウミガメに発信機を付けて、ウミガメの回遊を研究したりも。
途中で発信機が取れたのか捕まったのか流されたのか、行方不明になっていたのがシュールですけど。

水中トンネルです。

こちらは、今回残念ながら台風で中止の海中展望塔。

和歌山は冬でも道路を走りやすいと思うので、また来てみたいですね。

海中展望塔 名所・史跡

暑すぎて持ち帰れませんでしたが、ミカンのスムージー。

楽天市場で買おうか、まだ迷い中です（笑）

蒸し暑い中を歩いてきたので、サンゴの湯で着替えてサッパリしました。

余計な施設はありませんが、４００円ぐらいで天然温泉。
とても良いです！

串本温泉浴場 サンゴの湯 温泉

泉質表。

海沿いにありそうな泉質でした。
入りやすく手いいお湯でしたね。

もう一度潮岬の周遊道路へ。

串本の街を一望できる馬坂園地から。

馬坂園地 名所・史跡

最後にマグロを食べようと思い、夕方５時から開いていると書いてあった「水門まつり」へ。

しかし、ついにオープンせず。

水門まつり グルメ・レストラン

代わりに選んだのが、和洋様々なメニューのある「サンドリア」

サンドリア グルメ・レストラン

今回は「マグロを食べる」という初心を貫徹して、やや洋風な創作テイストもあるマグロ丼にしました。

ハンバーグとかも美味しそうでした。
このお店選んでおけば間違いないでしょうね。

宿泊は那智勝浦のため、来た道を戻りました。

橋杭岩は、満潮になっていて歩いていた場所は海の中。
満潮と干潮、２回来てみるといいと思います。

橋杭岩 自然・景勝地

宿泊は那智勝浦の Hotel & RentalCar 660。

那智勝浦の駅前。
天然温泉と朝食も付いて手頃な宿泊が可能です。

Hotel&RentaCar660 宿・ホテル