2019年夏、3泊6日。ベルリン　おっさん2人旅（1，2日目　カタール航空ドーハ乗継に挑戦＆徹夜明けベルリン市内観光）

2019/07/19 - 2019/07/24

おっさんの体力の衰えを鑑み、「今のうちに行っておかないと、もう行けないかも」と考えて、友人がベルリンンの空軍博物館で東側の戦闘機が観たいとの願いを叶えるべく、ベルリン行きを計画しました。

エリア ベルリン(ドイツ)

皆様こんにちは。
今回の旅行は、友人と「そろそろ行っておかないともう行けなくなるかも」という話から始まります。
このところ体力が落ちていることを如実に感じていたことから、前回全て廻ること事が出来なかったベルリンにあるドイツ技術博物館にリベンジしたいと考えていたところ、同じベルリンにある空軍博物館に行きたいと言っていた友人とベルリンリベンジ旅行をすることにしました。
友人は既に早期リタイアしており、私の休みに合わせてGW前からチケットを探していました。SkyScannerなどで検索しても中々信頼できるフライヤーで安いものがありません。そこで、ツアーを探したところ旅工房さんのツアーでカタール航空利用、ドーハ,ハマッド国際空港乗継のツアーが格安で出ていました。
最安値のツアー向け座席クラスは売り切れでしたが、追加料金で1クラス上のツアー向け座席で空席があり、またホテルも三ツ星で指定のホテルだったため、色々確認した上でGW直前に申し込みました。三ツ星ホテル、3泊6日深夜羽田発、一人コミコミで13万円弱でした。続いて通信環境の対応です。ドイツでは近年法改正があって、プリペイドのSIMカード購入時の本人確認が厳格化されたため、SIMカード購入後のアクティベートが問題になっています。スーパーなどでもSIMカードは買えますが、アクティベートが特殊だったり、クレジットカードがドイツ国内発行の物しか受付けなかったりと以前に比べて非常にハードルが上がっています。そこで、保険として事前にAMAZON等で日本出発前にドイツで使えるSIM（発行はドイツ以外の国の通信業者のSIM）を1枚購入していくこととしました。実際にはこちらのフランスの通信業者であるOrange発行のSIMを2600円で購入しました。Threeという格安のSIMもありますが、こちらはドイツ国内を含めて3Gであり、4GLTE対応を謳っているOrangeは2.5倍高いですが、こちらを選びました。こちらのSIMなら、端末に差してEU圏内で電源を入れて通信すれば、自動的にアクティベートが完了するというSIMです。Web等での事前登録も必要ないことも選択理由の1つです。

さて、休み前は得てして仕事が忙しくなります。友人とは羽田集合21時45分ですので、会社を早めに出なければいけないのですが、これが終わらない。また、鉄道も遅れているようで、最後はヒイヒイ言いながら仕事を片付けて自宅経由羽田に向かいます。
ちょっとバタバタしましたが、何とか集合時間ギリギリに羽田に到着しました。
フライトは翌日0時1分。チェックインは3時間前から、締切は1時間前、搭乗締切は20分前です。Webチェックインの方は人が少なかったので、次回はWebチェックインするかと考えつつ、チェックインを早めに済ませます。この時嬉しい知らせが。何と、旅行会社からはマイレージが付かないとのことでしたが、なんと30%のJALマイルが付きました。これはうれしい誤算です。なおフライトは5席空席がある程度のほぼ満席でした。

吉野家 羽田空港第3ターミナル店 グルメ・レストラン

時間が無く夕食が食べられなかったので、羽田の吉野家で牛丼を食べました。
今回ドーハでの乗り継ぎ時間は約1時間半。前々日のフライトが4時間遅れで出発した履歴があるため、乗継失敗時の移動について調べておきます。普通なら、翌日便への振替ですが、時間を無駄にしたくないので、1時間と少し後にフランクフルト行きの便があることと、フランクフルト＞ベルリン間のルフトハンザのフライトに空席があることを確認しておきます。ちなみに運賃は79Euroでした。
そんなことをしている間に、折り返しのフライトが無事到着。時間はほぼONTIMEでした。

搭乗は少し時間が遅れ、結局15分遅れで出発です。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

出発後、2時間で1回目の食事です。

さらに到着2時間前に2回目の食事です。

エアバスA350の新しい機体なので、ACコンセント完備、USBにIphoneをつなげば、音楽の再生可能でした。

いろいろと中国とかヤバげなところを避けて飛んでいます。

また食事。隣の方が体がはみ出してて寝られない。食事でひじは当たるし最悪です。

最後の軽食。

座席は通路側を取りたいところです。フライトは、約11時間40分でした。ドーハには、若干早く到着しました。現地は早朝の６時前。降りたのはEです。早速Transferに沿って歩いて保安検査場を経由してターミナルに入ります。乗り継ぎ時間は２時間です。

ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港

保安検査場横の横にあるディスプレイで、乗継便を確認しました。ゲートB６でした。

ドーハでは例の巨大クマのぬいぐるみとショップを見つつ、Bへ向かいます。ところでここで問題が。なんとハマド国際空港の無料WIFIがサーバートラブルで非常に繋がりにくくなっており、IPアドレスの取得に失敗しましたとのエラーで何度リトライしても全くつながりません。仕方がないので、インターネット接続はあきらめました。何と帰りもまだこのトラブルが続いているとのことで、1回だけ接続されましたが、数分で切れてしまい、結局オフラインで貯めていた書籍を読んで時間をつぶしました。

ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港

ぬいぐるみの前でコスプレしてました。

もう一度乗継便を確認しました。ゲートB６でした。

ぬいぐるみがある場所から左斜め前のBを進みます。

B6ゲートに到着。相変わらずWIFIがつながりません。インターネット接続はあきらめました。結局オフラインで貯めていた書籍を読んで時間をつぶしました。

ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港

乗継自体はスムーズで、何の問題もありません。ただ、ベルリン行きもやはり満席。ただし、羽田のチェックイン時に一番後ろの2列の席を確保していただいたおかげで、羽田＞ドーハ間と比べてはるかに楽でした。飛行機は１０分程度の遅れで出発しました。

2時間ぐらいでまた朝食。

ランチ替わりの軽食。降りる前にSIMを日本で買ったOrangeの物に入れ替えて降機後にデータ通信を有効にしたところ、ターンテーブルで荷物を待っている間に有効になりました。SMSは2通飛んできました。内1通はSIMの電話番号が書かれたものです。

ベルリンテーゲル空港に到着したところ、バスだったのですがタラップは私たちが座っていた座席のある一番後ろの出口にも付きました。このため、1番に機外へ出ることができました。
現地は27度曇り、湿度が低いので、日本のようなベタベタした暑さではありませんが、空港内はエアコンが無いか効いていないので、少し暑かったです。
現地時間は午後1時です。

ベルリン テーゲル国際空港 (TXL) 空港

無事入国、荷物も早めに出てきたのでまずはショップにSIMが無いか確認しつつBVGインフォメーションへ向かいます。ここまでで降りてから50分程度かかりました。
SIMは結局私は見つけられませんでした。BVGインフォメーションではベルリンウェルカムカード、シティツアーカード、ベルリンパスではなく、ミュージアムカードとベルリンAB1日乗車券を購入しました。（29Euro+7Euro）
で、早速1日乗車券に打刻してX9系統のバスで動物園駅へ向かいます。バスは2台連結タイプでしたが、スーツケースを置ける場所が少ないので、結局連結部に乗って移動しました。時間は20分強です。動物園駅でバスを降り、ミッテ地区にあるホテルへ徒歩で向かいましたが、後で100番のバス停が目の前にあることに気が付いて以降はホテルへの行き来は100番のバスを使いました。

ベルリン動物園駅 (ツォー駅) 駅

午後2時半過ぎです。アンペルマン。

途中にホームセンターのバウハウス。

シェア電動自転車。キックボードとかこういうのが多かったです。

こちらがホテルシルターホフベルリンです
さて、時間的にチェックイン開始の15時少し前でしたが、無事チェックインできたため、そのまま部屋へ直行します。
部屋は、ツインで特に大きくもなく狭くもない部屋でした。建物は古いですが、内装を含めて近年リニューアルしたようでした。また、個別のエアコンが付いていたのがありがたかったです。ただし、アメニティが液体のソープだけで、そのほかのアメニティがありませんでした。結局歯ブラシは使わなかったカタール航空の配布品に入っていたものを使いました。荷物を入替て、早速出かけます。。

ズィルター ホフ ベルリン ホテル

ユニクロもありました。

まずは、SIMカードを入手するため、動物園駅付近へ徒歩で向かいます。O2、Vodafone等を廻りましたが、容量が大きいものしか扱っていません。

ゼンハイザー。

3か所目としてSaturn（家電店）に行ったところ、O2の1.5GBのプランが9.99ユーロでありました。「O2 my Prepaid S」というプランです。店員の方に「アクティベートもやってほしい」とお願いしたところ、快く引き受けていただけました。アクティベート後30分くらいで使えるようになるとのことで、15分後位に試しにSIMを入替ても試してみたところ、ちょっと、スマフォの設定に手間取りましたが、無事使用できるようになりました。

時間が中途半端なので、動物園駅周辺をウインドショッピングします。WMFのショップを見つけました。で、カトラリー（スプーンとかフォークのセット）が半値で売られています。重いので、明日来ることにして、動物園駅に戻って、100番のバスでアレキサンダープラッツ方面を目指します。この時、100番のバスがホテル前を通過することに気が付きました。

最近は、バスにもUSB完備です。同行の友人にどこに行くか確認したところ、「メジャーな観光地」とのことで、ブランデンブルグ門へ。100番のバスで下車して徒歩4分で到着。何かフェスティバルを行っていました。

ブランデンブルグ門を右手に見た次の停留所で降りて道を戻るとブランデンブルグ門です。

ブランデンブルク門 建造物

ブランデンブルグ門を見学した後、元のバス停に戻って１００番バスにまた乗ります。ベルリンでは、あと何分で到着化を表示しています。100番は1分後です。

バスに揺られてアレキサンダープラッツです。
ウーラニアー世界時計を見てテレビ塔に向かいます。

ウーラニアー世界時計 モニュメント・記念碑

こちらがテレビ塔の入り口。横にチケットの自販機があって、その上の電光掲示板におおよその待ち時間が表示されています。えっと、1時間待ちですとのことで、どうするか確認したら、待つのはイヤとのことで、翌日以降にチャレンジします。

テレビ塔 建造物

仕方がないので、ホテルに戻って夕食を取りに行くことに。
途中でアレキサンダープラッツ駅のDBの窓口を確認しに行きましたが、DBグッズは売っていません。動物園駅もDBの窓口が大幅縮小、日本のキオスクみたいな大きさになってDBグッズの販売も無くなっていたのでショックです。再び100番のバスで車窓からベルリン大聖堂、聖マリア教会、ベルリン王宮、国会議事堂、戦勝記念塔、連邦大統領官邸、バウハウス博物館跡地などを見つつホテルに戻ります。
バス停がホテルの道の反対側にあって便利でした。
で、そのバス停前にNettoというディスカウントスーパーがありました。
冷蔵庫が無いことが分かっていたので、冷えた水とジュースを買って帰ります。水が500ml6本で0.68ユーロって安すぎ。

一休みして、明るいけど食事に出かけます。動物園駅近くなので近距離ですが、バスが頻繁に出ているので、100番で動物園駅に出てそこから別系統の南へ行く路線でレストランを目指します。レストランは、「DICKE WIRTIN」。前回来た時に泊まったホテルの近くでした。ビールバー＆ドイツ料理って感じのお店です。老舗のようで、かなりの種類のビールを扱っています。Googleの評価も上々。予約はしていませんでしたが、入ってみます。

ディッケ ヴィルティン 地元の料理

壁にはきれいに各社の看板が飾ってあります。

夏ですしベルリンなので、こういうお店にはエアコンはありません。店の外の方が高級な席になります。中に1テーブル空きがあったので、直ぐに席に案内してもらえました。お兄さんは英語も堪能で、注文も問題ありません。メニューには英語が併記されていました。右隣は、若い男性5人組、左隣は男性1名と女性2名。で、男性が上司、女性が部下って感じでした。
やはりというか、最初は中国人かと警戒されていたようですが、日本人だと分かると気さくに声をかけてくれますが、なにせ酔っ払いのドイツ語英語ちゃんぽんなので、何言ってるか余りわかりません。

もちろんビールも料理もおいしかったですが、何せ大きい。ステーキでかっ！シュニッツェルもでかっ！付け合わせの芋とサラダもすごい量。元々何人かでシェアするサイズみたいです。友人と二人で何とか食べきりました。

ちなみに壁にはビール会社の看板などが所狭しと貼ってあり、いいインテリアになっています。すごくおしゃれでいい雰囲気です。もちろん埃を被っているようなことはありません。鏡もきれいに磨き上げられています。さすがドイツ人。

お腹いっぱい食べて飲んだ後は、繁華街の大通りを動物園駅に向かって徒歩で帰ります。やっと日が沈んで暗くなっています。変な形のビルや商店を眺めつつ動物園駅から100番のバスでホテルに戻り、本日１、2日目は終了です。

オッテンタール その他の料理