2019/01/16 - 2019/01/18
138位(同エリア447件中)
ケロケロマニアさん
- ケロケロマニアさんTOP
- 旅行記689冊
- クチコミ12309件
- Q&A回答10件
- 2,291,941アクセス
- フォロワー89人
2019年になって最初に戻ってきた北海道でしたが、1週間も経たないうちに旅立つことになります。
その最大の目的は、そう、平成元年に就航し、平成31年にラストランを迎える、という、文字通り、平成という時代をほぼ満了して運航してきた、太平洋フェリー「きたかみ」のラストラン乗船です。
個人的にも、このフェリーには沢山の思い出が詰まっていて、名古屋にも北海道にも所縁がある人生を歩んできた私にとっては、やはり、最後はどうしても乗っておきたかったんです。
平成の初期に初めて乗った時は、凄い豪華客船に感じた船でしたが、同じ太平洋フェリーでも、その後、「きそ」や「いしかり」がリニューアルされ、どんどんと時代遅れになっていった風情の「きたかみ」。
新しい「きそ」が就航したときなんかは、自分が乗船しようとした日に「きたかみ」運航だった時に、ガッカリした思い出なんかもありますが、今思えば、何と罰当たりだったことか…、今更ながら、ごめんなさい、きたかみさん。
平成時代に青春を謳歌した自分にとっては、鉄道界の急行「はまなす」と共に、忘れられないフェリーとして、今回の別れは、本当に辛い旅路となってしまいました…。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
一旦、和寒のお家に戻って数日、雪に埋もれてまったりと過ごす日々。
某ポイントサイトのポイントが、ちょうど新年と同じ数になったのが、嬉しかったらしい("⌒∇⌒")。 -
次の旅に備えて、色々と予約。
貧民なので、如何にクーポンとかポイントとかを有効に使うかが重要でござる。 -
18切符がつカエルない時期なので、バスも○天クーポン、○天ポイント併用で予約完了。勿論、ポイントサイト経由で、怪しげなポイントも頂いておきましょうね。
-
で、一番重要な予約がこれ。
ラストランとは言っても、個室好きな人ばかりの時代においては、二等雑魚寝部屋なんて、簡単に予約出来るわ("⌒∇⌒")。
3600円というお値段でも、高く感じてしまうのは、LCC文化の悪癖だわな。 -
で、1月16日に和寒発。
フェリー乗船日は翌17日、しかも夜に苫小牧発やけど、この時期は何が起こるかわからんきに、早めに出よったとよ。和寒駅 駅
-
最初はバスで旭川まで。
-
その車内にて、レアードさん発見。
この時点では、まだハムに残ると思われていたらしい(-_-;)。 -
車窓から、比布のスキー場なぞ眺めながら。
-
旭川に到着。
最近の旭川駅前の冬の風物詩は、このスケートリンクやね。旭川駅 駅
-
買物公園通りのイルミネーションも、年々派手になりつつあるような。
平和通買物公園 名所・史跡
-
ここからは鈍行で岩見沢。
旭川駅 駅
-
旭川~岩見沢の鈍行は、今のところクロス率100%で、夜宴には最適の乗り物なのじゃ。まあ、ポイントヨーグルトとポイントチーズ&家で沸かしてきた紅茶、という質素な宴じゃが…。
-
で、岩見沢でお馬さんにご挨拶して、クロス率50%(以下かも?)区間へと乗り継ぎ。
岩見沢駅 駅
-
で、道都へ。
駅前イルミにうっとりしながら。札幌駅南口イベント広場 名所・史跡
-
途中、チカホを経由して…。
雪まつりの写真展をやっていたので、それを眺めつつ…。札幌駅前通地下歩行空間 チ カ ホ 名所・史跡
-
新きたかみの広告。
何か、素直に喜べない自分がいる…。 -
この夜は、途中まで”マクド難民”で過ごし…。
-
いつもの三越前の”老舗”ネットカフェに行くと…。
何やら、キャンペーン中で、8時間1000円とな。
こりゃ、助かる。札幌三越 百貨店・デパート
-
4トラ夜業に励みつつも、翌日に備えて早めに(とは言っても確か2時ごろまで起きてたけど…)寝ましょう。
-
翌朝。
あまり天気が芳しくない様子。
大丈夫かな…。 -
本日は、新しい乗り物を利用します。
札幌→千歳間を最安値で移動。
その運賃は800円。
そう安くもない気もするけど…。 -
バスは札幌駅前からも乗れるけど、今回は大通に滞在していたので、ノルベサ(観覧車があるところ)から(事前ネット予約済み)。
実はこのレラまでの直行バスには、特典があって…。ノルベサ ショッピングモール
-
800円の運賃に対して、何と、レラ内でつカエル500円分の金券が付いてくるんですね。受付のお姉さんに800円を支払って、バス券と500円券をゲット!
ということで、実質300円で札幌から南千歳まで移動することが出来ます( ´∀` )。 -
しかも、なかなか乗り心地の良いバスなので、快適でっせ~。
-
で、最後はバス券を売ってもらったお姉さんを横目に出発。
-
朝ごはんはサンドイッチと水筒のお茶。
バス内で頂きましょう。 -
時期にも依るのかもしれませんが、この日はこのバス、ガラガラでした。
因みに、このバスは、何と2019年5月末の運行を以て、休止してしまったとのことで、今はもう乗ることが出来ません…(;´Д`)。 -
とても快適なバスだっただけに残念ですね…。
千歳アウトレットモール レラ アウトレット
-
バスを下車時には、こんなクーポンも頂けたので…。
-
100円引きになるそうだったので、まずはこのクーポンを利用して、ラーメンを頂きました。
-
500円分の金券はサツドラで使って、サツドラのポイントもトリポイントももらっておきましょうね。
更に、この時期はトリポイントの道内キャンペーンで、道内の加盟店舗にて、500円以上購入してトリポイント積算したレシートを、トリショップに持って行くと300ポイント貰える、ってキャンペーンもやってたんだよね~(^o^;)。
という訳で、500円使用後に、更に300円分のポイントバックで、バス運賃は完全にタダになってしまいました(-_-;)。
あまりに申し訳ないので、上述のラーメンを頂いた訳でして…。 -
普段なら、ここからレラバスで空港へ、という流れの筈、ですが、本日はここから"海の港"を目指します。
-
南千歳駅の跨線橋を渡って、国道36号線へ。
南千歳駅 駅
-
1月半ばとはいえ、この辺りは雪が少なくて歩きやすいですね。
道北とは大違いなので、歩きたくなってしまう訳です。 -
朝の札幌は怪しげな空模様でしたが、日頃の行いの良い(?)私のことですので、歩き始めてからどんどん晴れて来ましたよ("⌒∇⌒")。
-
美々を通過。
最近まで、ここにも駅があったんですけどね…(;´д`)。
(実際には元駅の場所と離れていますが、位置情報を敢えて旧駅としておきましょう。)美々駅 駅
-
さて、何処まで歩こう?
苫小牧まで歩いても6時間位かな?
フェリーターミナルまでなら、もっと近いかもね、なんて思いながら…。 -
札幌から45キロ地点を通過。
-
空港の傍を歩いているので、次から次へとやって来る飛行機を見ながら歩くのがまた楽しい( ´∀` )。
-
厚真、という地名に、昨年の地震のことを思い出しながら、静かに合掌します。
そういや、あの時も札幌から新札幌まで歩いていたなぁ~。 -
で、あっという間に、札幌から50キロ地点に到達。
-
この辺りまで来ると、付近に”ウトナイ湖”テイストが拡がり始めますね。
-
ふと、頭上を見ると…。
おおっ、政府専用機ではないか!
しかも、引退前のB4(ジャンボ)ですよ! -
当初は、このバス停からバスに乗ろうかと思っていたけど…。
時刻も合わないし、お天気も良くて快適なので、もっと歩くことにしたよ(;^ω^)。 -
今度は、BRのキティちゃんがやって来た。
台湾、行きたい~。 -
BCにも長いこと乗ってないよなぁ~。
一時期運航していた新千歳~旭川線とか、無茶苦茶シブかったなぁ~( ´∀` )。 -
で、いよいよウトナイ湖が近づいてきたので、白鳥さんにご挨拶。
-
結局この地点付近で…。
-
そろそろバスが来そうな時刻になったので、本当はウトナイ湖の道の駅から、と思ったけど、一本バスを遅らすのもその後の万が一、が心配なので、安全策でここからバスに乗ることにしましょう。
-
白鳥湖15時16分発に乗車して…。
-
途中、明野元町一丁目で下車。
運賃は280円で済んだよ( ´∀` )。 -
そして、ここからフェリーターミナルまでも、まだ結構距離がある訳で…。
貧民はとにかく歩かなければならないのです。
まあ、こういう健康維持法なのだと、前向きにかんガエルましょう。
因みに、苫小牧には二つのFTがありますが、新日本海フェリーのは全然別の場所なのでご注意下さいね(長いこと行ってないけど…(;´Д`))。 -
で、いよいよ見えてきましたよ。
あれが、本日乗船予定の「きたかみ」です。 -
出航予定時刻は19時です。
今後の日韓関係の改善に願いを込めて(?)、敢えてハングルバージョンで。苫小牧西港フェリーターミナル 乗り物
-
本当にこれで最後なのか、何だか実感が沸かない、見慣れたきたかみちゃんの風景です…(;´Д`)。
-
で、乗船手続き完了。
勿論、安定の”貧民ルーム”でっせ( ´∀` )。 -
で、いきなり船内の様子へ。
因みに、きたかみの最後の時期の様子に関しましては、”鶴見の航海王”オーヤシクタンさんの旅行記
前編:https://4travel.jp/travelogue/11507874
後編:https://4travel.jp/travelogue/11507875
が詳しいので、是非、ご参照下さい。
これを記している時点で、既にこのきたかみはインドの”船の墓場”で解体されてしまった後なので、とにかく寂しいです…。 -
平成元年から平成31年まで、まさに平成と共に歩んだ名船として、多くの方々の記憶に残り続けることでしょう…。
-
これを読んでいる時点で、既に涙ぐんでしまいました…(;´Д`)。
-
この貧民ルームにお世話になるのも、これが最後です…。
-
昔はこんな綺麗に敷いてもいなかったし、そもそも指定席でもなかったしね。
お互いがお互いを胡散臭い旅人と認知しながら、旅の話を繰り広げた日々が懐かしい…。
なんで貧民ルームで、そんな堅苦しい思いせなあかんのよ。
本当におかしな時代になってしまったと思う…。 -
この通路も、一体何度歩いたことやら…。
飾り気がなく、逆にホッとする…。 -
「きたかみ」には、随所に今は時代遅れ的にも感じてしまう、バブル期の名残を感じるところがまた、平成、というか、昭和末期の風情も残していて、素晴らしかった…。
-
そういや、船は変わるけど、「きたかみ」は次世代に受け継がれるので、スタンプはどうなるんだろう?まあ、デザインが船体をあしらっているので、恐らく「新きたかみ」では違うスタンプになるんだろうな…。(まだ「新きたかみ」に乗ったことがないので、現在でもどうなっているのか知らない…。)
-
随所で、時代遅れのゴージャス感を堪能しながら、最後の船内視察を続けます。
-
やはり、この船における最大の楽しみは、ラウンジショーだよね~。
「新きたかみ」では、これがなくなったらしいので、更に乗る気が失せる訳で…。 -
皆さん、最後まで宜しくお願いしますね~。
-
船旅で多くの方が楽しみにしていると思われるお食事。
けど、私はこの「きたかみ」においては、まともな夕食を頂いた記憶が殆どない…。(かつて、早割が登場する前のクルーズパック(夕朝食込みプラン)で、一度だけ利用したことがあるけれど、早割がかなり安くて、後で食事を別買いしても割安、なので、結局早割を購入して、特に夕食は別買いせずに終わり、というパターンが多くなってしまった…。) -
寧ろ、”プチ贅沢”でよりお世話になったのが、こちらのフェリカクラブだろう。
何か、メニューが凄くお洒落になった気がする。 -
きたかみの非常脱出経路図。
これは重要です。
最後まで何が起こるかわからないので、よく確認しておきましょう。 -
出航まではまだ時間がありそうだったので、ここで早めの夕食を頂きましょう。
-
夕食で私がお世話になるのは、勿論こちらです。
-
本日は、カップ焼きそばにしてみましたよ。
船旅でのカップ麺、うまいんだよなぁ~。 -
一昔前の空港ラウンジでも良く見かけたようなソファーに腰掛けながら頂くカップ麺。
このギャップがまたたまらない( ´∀` )。 -
で、ドラが鳴り、そろそろ出航時刻が近づいてきましたので外へ。
-
この夜の出航、きたかみの最後の北海道を惜しむかのように、ステキな演出がありました。
-
隣に停泊中のシルバーフェリーからの惜別の汽笛や、トラックの運ちゃん達が岸壁に並んで、クラクションの長押しでお見送り…。
これで「きたかみ」は北海道が見納めなんだと思うと、涙が止まらなくなってしまいました…。 -
いつもの出航の儀のゴゴゴゴォ~(?)ではなく、惜別の汽笛・クラクションでの
♪ボォーーーーー~、ファファファファ~
の出航です…(;´Д`)。 -
「きたかみ」目線で…。
さらばじゃ、北海道! -
で、暫くは名残りを惜しむ船内視察。
平成初期に、太平洋フェリーの運賃がいきなり安くなった際(元々は二等でも15000円もしていたのが、10000円位になった)に、おだってしまって3000円位は散財した麻雀ゲーム。 -
これがまた懐かしいよねぇ~。
勝利の後のおしおきタイム。
ゲーセンでは対戦モードなんかもあったけど…。
てか、最近の大学生は麻雀自体やらないらしいけどね…。
まあ、流石にピュアな貧民(?)に堕した今の自分は、1ゲームだけプレイしておしまいにします。 -
で、ラウンジショー開始時刻になりましたので、スターダストラウンジへ。
おや?入口にこんなのが用意されていますね。
「きたかみ」の最後ということで、ドリンクサービスが催されました。
有難く頂きましょう。 -
悲喜交々の風景を見続けてきたスターダストラウンジ。
冬の閑散期などは、演奏者の方が可哀想になってしまう程、寂しげな状態のこともありましたね。流石に最後ということで、多くのお客さんが詰めかけていました。 -
さて、先程のフリードリンクを頂いた際に、もう一つ、福袋的なものも頂きましたよ。
中を見てみると、何と、きたかみの記念メダルが入っていました。
これは記念になりますね! -
フリードリンクはオレンジジュースかウーロン茶でしたので、それに加えて、梅酒を持ち込んでほろ酔い気分でショーを楽しむことにしましょう。
-
このお姉さんも、きたかみの思い出を色々と話して下さいました。
船が好き過ぎて、船関係の検定試験まで受けて合格されたそうですよ。 -
女性二人で、ショーは粛々と進行していきました…。
-
太平洋フェリーさん、これはなくしちゃダメだと思うなぁ~。
「きそ」や「いしかり」も、そのうち退役時期を迎えるのだろうけれど、ここでもショーがなくなったら、もう太平洋フェリーには乗らなくなっちゃうかも? -
スターダストラウンジでの演出といえば、このミラーボール(?)も忘れられない風景ですね。
既に過去のものになってしまったとは、いまだに信じられない自分がいます…。 -
で、楽しいショーはあっという間に終わってしまい…。
-
これでスターダストラウンジともお別れ、です。
今まで数々の上質な時間をどうも有難うございました…。 -
船内にこんなラウンジが造られるなんて、今後は胡散臭い豪華客船の数々を除いた民間のフェリーでは、もうないことなのかもしれませんね…。
-
でもやっぱり名残惜しくて、最後まで居座ってしまった自分。
その姿を最後まで遠巻きに見て下さっていたスタッフの方、どうも有難うございました…。ここでも涙が止まらなくなりました…。 -
さて、今回のラストランに際しては、勿論、名古屋まで全乗りすることも考えたのですが、私はどうしても、最後のシーンを”到着”で終えたくなくて、次のステップへの”出発”という意味で、最後の船出の姿を岸壁から拝みたくて、仙台までの旅程にしたんです。
この時点では、まさか、「きたかみ」が解体されてしまうなんて、思っていなかったので、どこか外国で「第二の船生」を歩んでくれるものだと信じていたので、その新たなる船出の意味でも、と思っていたんですが…。 -
涙でくれたお顔を直す(?)ためにも、お風呂にはいっておきましょう。
このローマの大浴場(?)を彷彿とさせる独自のデザイン、きたかみらしさを感じる風景の一つでした。 -
で、ここでも結局泣いてしまうのだけれど、風呂場だと涙をすぐに拭うことができるのが便利だわ…(;´Д`)。
-
で、勿論、昔はなかった船内Wifi。
結局、有料なので一度も使ったことはないけど…。 -
寧ろ、船旅における”文筆活動”は、ネット環境なしで続けるのが美しい、と思っているのは私だけだろうか?
昨今の航空業界にも共通することだが、果たして、機内Wifiとか、本当に必要なのか、少し位、ネット環境から隔絶できる時間や空間があっても良いのでは、と、この時代だからこそ、余計に思ってしまう自分がいる…。 -
こういうのも平成末期のテイスト。
でも、きたかみで眺めると、アナログ感が半端ない。 -
翌朝。
快晴に恵まれました! -
朝日の方角は、ちょっと雲が多かったですけど…。
-
心に沁みる、きたかみからの最後の日の出鑑賞となりました…。
-
まあ、正確には明朝がきたかみ最後の朝となる訳ですが、私はこれで満足です。
-
明るくなってから、こちらのお部屋にもお別れを…。
-
最前方で過ごす上質な時間。
これもきたかみらしい風景の一つでした。 -
お客の立場で、こういう風景が眺められるフェリーは、案外少ないそうですね。
-
この日は、口永良部島で噴火があり、こちらの情勢も気掛かりでした…。
-
で朝食。
きたかみの朝食バイキングは、何年か前から値下げとなり、貧民でも予算が計上される(?)、貴重な船上バイキングでしたが、これを頂けるのも今回が最後です。 -
料理の一例はこんな感じです。派手さがないのが、逆に好感が持てますね。
-
いつもはバイキングだと120%食べ過ぎてしまいますが、この日はそんな、元を取ろう的な貧民感情は沸かず、しめやかに最後の朝餐を頂きました。
-
さりげないディスプレイもステキ!
-
美味しく頂きました。
ご馳走様でした。 -
メニューに関しては、こちらをご参照下さい。最近の胡散臭い豪華さばかり売りにするバイキングには、全く興味ないので、逆になくなってしまうのは寂しいですね…。
-
食後は貧民ルームに戻って、最後のもう一眠り。
-
ここで、2019年1月の太平洋フェリー配船表を。
Tが旧きたかみ、nTが新きたかみを示していますね。
旧きたかみのラストランの約1週間後に、新きたかみが就航します。 -
間もなく、仙台港に入港です。
嗚呼、楽しく切ない船旅が終わってしまうよ~(;Д;)。 -
いつもだと、下船間際に甲板で外を眺めている客は少数派ですが…。
この日は流石に皆さん、名残惜しげでした…。 -
接岸完了、パチパチパチ。
という気持ちにも、正直なれませんでした…(-_-;)。 -
そろそろ、惜別の時が迫ってまいりました。
-
今まで本当にありがとう!
結局、晩年は名古屋でお会いすることなく、終わってしまったね…( ´△`)。 -
最後に、もう一度だけ、スターダストラウンジを眺めて…。
最後のショーを観ることなく、下船してしまうのは本当に辛いけど…。 -
そして、長年お世話になった貧民ルームとも、これでお別れです…。
-
名残惜しいですが、下船しましょう。
この言葉が、こんなに辛かったとは…。 -
改めてきたかみを眺めてみると、百戦錬磨の誇りを感じますね。
特に3・11の時の大活躍は、未来永劫、人々の心中に輝き続けてくれることでしょう!
多くの尊い人命を救ったきたかみよ、永遠に! -
でも、既に解体されてしまったようなので、この勇姿は二度と拝むことが出来ないのです…。
-
さて、仙台港のフェリーターミナルに入りましたが、通常は、すぐ街歩きに向けて歩き始めるところですが、本日は事情が異なります。
そう、ここからが実はきたかみとの惜別の最終ステージが待ち構えているのです。 -
という訳で、しばし、ターミナル内で静かな時間を過ごします。
まだ、仙台から乗船される方々の乗船開始まで2時間以上ありますので、ターミナル内は閑散としていました。仙台港フェリー埠頭 名所・史跡
-
で、暫くしてから、船に向かって歩き始めます。
普段なら近くまでは立ち入りできないと思われますが…。 -
太平洋フェリーの苫小牧→仙台→名古屋航路に関しては、苫小牧から名古屋まで通しで乗船する場合、仙台では一時下船も可能ですが、船内に居続けることも可能となっています。
この日は通しで乗られる方も、やはりきたかみとの名残りを惜しんでいらっしゃる方が多かったようで、一時下船の方はあまり見かけませんでした。
船内に残られている方は、きっと色々な思い出を振り返りながら、最後のきたかみ時間を過ごされていることでしょうね。 -
仙台の出航時間が近づいてきました。
船の側でも、沢山の方がきたかみの仙台との別れの瞬間に立ち会っていらっしゃいます。 -
そして、間もなく出航時刻となり、徐々に船側から、別れのテープが投げ始められました。
こうした光景も、最近は普段は禁止されている筈ですが、最後なので、そんな野暮なことは言っていられませんよね。 -
徐々にテープの量が増えてきました。
しかし、この日は風が強くて、テープが煽られてもつれてしまいがちでした。 -
テープのうちの一本をゲットして、最後の別れを惜しみましょう。
-
営業運航として、最後の出航を迎える「きたかみ」。
とめどなく涙が溢れてきました…。
本当に長い間、有難うございました…。 -
なんて感傷的な気分に浸りつつも…。
ん?なかなか出航しませんね…。 -
何やら、まだ積み残しがあるそうで、こちらの側はてんやわんやの状態。
テープ塗れで作業されている方はちょっと可哀想に見えました…。 -
気を取り直して、再びスタンバイ。
いよいよ、別れの瞬間です…。 -
空にたなびく紙テープの波に、見送る側も旅立つ側も、皆泣いています…。
本当に悲しく、そして美しい光景でした…。 -
さようなら~、きたかみさん~。
-
荷積みも完了したようで、間もなく、本当に出航してしまいます…。
-
扉が閉じていきます。
-
で、再び、テープをぐっと握りしめて…。
-
さようなら~。
船が大き過ぎて、高さがある分、テープはあっという間に切れてしまいました…。 -
改めて、あちらの側でも立ち合いたかった…。
体は一つしかないので、どちらかしか選べないのです…。
さようなら…。 -
船からも、皆さん名残惜しそうで、いつまでも手を振っていらっしゃる方が多数…。
皆さん、気持ちは一つになっています…。 -
見送る側も、テープの残骸を回収しながら腕に巻き付けつつ、精一杯手を振ってお別れです…。
-
進行方向を変えながら、徐々に岸から離れていきます。
-
そして前を向いて、きたかみ最後の営業運航としての名古屋までの旅が始まりました。
もうこの時点で、泣き過ぎて、どうしようもなくなっている自分がいました…。 -
名古屋までの航海を終えた後は、インドの”船の墓場”へと至る自殺旅。
そう考えると、後姿が切な過ぎて…。 -
こうして、仙台港から、見えなくなるまで最後のきたかみの勇姿を見送らせて頂きました。
この時の寂しさは、今も昨日のことのように思い出してしまいますが、こうした別れがあるからこそ、乗れるうちに乗っておけ、という乗り物全般に言える格言に重みを感じます。
自分の人生が続く以上、これからも沢山の別れを見送っていかなければならないのでしょうが、その瞬間を大切にしていきたい、そう心に刻んだ仙台の午後となりました。
という訳で、きたかみとの惜別を綴った本旅行記はこれにて終了となります。最後までご覧下さり、どうも有難うございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (11)
-
- オーヤシクタンさん 2019/12/06 10:54:04
- きたかみ最終航海。
- ケロケロマニア様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
平成の30年‥
太平洋フェリーだけで船生を送った初代きたかみ。
最終航海の日、ご乗船されたのですね。
同期の2代目きそ・2代目いしかりが引退していった後も、船内改装を経て日本のフェリーとしては長い30年もの間活躍してくれました。
私は公務の都合で、最終航海には乗れず、ケロケロマニア様と初対面した時に乗った仙台→苫小牧が私にとって最後の乗船(と言っても2回しか乗れなかった)となりました。
メダルが頂けて羨ましいです。
ちなみに新しいきたかみにメダル販売機はなくなりました。
最終航海の船長は山田船長が担当されたのですね。
私が乗船した時も山田船長でした。
太平洋フェリーには5名の船長が在籍しています。
きたかみの船長と言ったら、東日本大震災の日、揺れと同時に津波が来るととっさの判断で緊急避難させた川尻船長が有名です。
この日、川尻船長は新きたかみの引き取りや完熟訓練等に関わっていて、最終航海は山田船長が担当されました。
苫小牧出航の時、トラックが一斉にクラクションを鳴らしたというのは、想像しただけで泣けてきますね。
トラックドライバーの方にとって、きたかみは生活の一部であり、色々と思い出があったことでしょう。
実は引退後のきたかみは、南アジア地域においての就航が話にもちあがったようです。
しかし、30年間北の海域で活躍した船体は老朽化が激しく、インドの解体業者に売却ということになってしまったようです。
船内にあったアンティークなテーブルセット、欲しかったです。
インドのアランに行くと、客船で使用された家具類が売られているようですが、さすがにインドまで行くのは無理ですね。
さて、本日、2代目きたかみ乗船記を配信しました。
新しいきたかみは新しいコンセプトのもと、初代とはまったく別の船になりました。
一言で言ったら、日光金谷ホテルが東横インになってしまったということになりますが、ご覧頂けたら幸いです。
あと、乗船スタンプがどうなったのか?もわかりますよ。
新しいきたかみにはラウンジもショーも大部屋和室もありませんが、機会があったら乗ってみて下さいね。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/12/06 10:55:11
- Re: きたかみ最終航海。
- すいません。
私の乗船記をご紹介して頂きありがとうございました。
- ケロケロマニアさん からの返信 2019/12/06 20:24:11
- RE: きたかみ最終航海。
- オーヤシクタンさん、こんばんは。
メッセージを有難うございます。
いやはや、あの別れの旅から間もなく一年が過ぎようとしていますが、あの日のことが脳裏に焼き付いていて、今も尚、新きたかみに乗る気になれないでいます。
船王のオーヤさんと違って、船舶の変遷という歴史よりも、個人的な思い出に固執してしまう辺りが、まだまだ未熟な証拠なのだと思います(-_-;)が、やはり、何度も乗船した経験のある船だけに、新しい船をそのまま「きたかみ」と呼べない自分がいます…。
早速、オーヤさんの新きたかみ旅の旅行記を拝読させて頂きましたが、やはり、悪い意味で凄く現代的な船になってしまったようですね。ミニシアターもなくなってしまったんですね。ラウンジショーの代替が、あの訳の分からないプロジェクションマッピングショー(?)みたいなのに生まれ変わった、というのでしたら、悲し過ぎます…(-_-;)。
勿論、山田船長も川尻船長もまだまだ現役でいらっしゃるようですし、ソフト面での太平洋フェリーの良さは受け継がれているものと思われますが、やはりハードがああ変わってしまっては、どうしても乗船したいという気にならないものですね。勿論、現行の「きそ」や「いしかり」がまだ同航路で運航していますし、幸か不幸か、私がより利用頻度の高い、二泊三日での苫小牧=名古屋航路においては、現状の配船上ではこの二船がメインのようですので、乗るとしたらこちらでしょう。暫くは、オーヤさんの旅行記を通じて、新きたかみに乗船した、と、自分を騙しておくことにします( ´∀` )。
せめてもの救いと思われるのが、あのスタンプが継続されていることでしょうかねぇ〜。まあ、「きそ」や「いしかり」が次世代の更新時期を迎えて、「新きたかみ」が一番古参の船になった頃位には、乗ることになるかもしれませんが、やはり、今の心境的には、きたかみ=旧きたかみ、というイメージを残しておきたいので、暫く乗ることはなさそうです…。
でも、いい加減な私のことですので、いつ気が変わるか解りませんけどね。案外単純なので、新きたかみ限定の安い運賃とか販売され始めたりしたら、あっさり乗っちゃうだろうけど…(^^;)。
実は、オーヤさんの旅行記を通じて知った、インドのアランのことをあれから色々と調べているんですが(最近、NHのチェンナイ線が開設されて、半額マイルで飛べるキャンペーン中なので、もし機会があれば南インドに飛ぼうか、と思案中なのですが…)、アランはグジャラート州ということで、一番パキスタン側なので、南インドからは大分遠そうなので、チェンナイに行けたとしても、アランに行くのは無理だろうな…。
では、また!
日光金谷ホテル→東横インの表現は、言い得て妙ですねぇ〜
byケロケロマニア
> ケロケロマニア様、こんにちは。
> オーヤシクタンでございます。
>
> 平成の30年‥
> 太平洋フェリーだけで船生を送った初代きたかみ。
> 最終航海の日、ご乗船されたのですね。
> 同期の2代目きそ・2代目いしかりが引退していった後も、船内改装を経て日本のフェリーとしては長い30年もの間活躍してくれました。
> 私は公務の都合で、最終航海には乗れず、ケロケロマニア様と初対面した時に乗った仙台→苫小牧が私にとって最後の乗船(と言っても2回しか乗れなかった)となりました。
> メダルが頂けて羨ましいです。
> ちなみに新しいきたかみにメダル販売機はなくなりました。
>
> 最終航海の船長は山田船長が担当されたのですね。
> 私が乗船した時も山田船長でした。
> 太平洋フェリーには5名の船長が在籍しています。
> きたかみの船長と言ったら、東日本大震災の日、揺れと同時に津波が来るととっさの判断で緊急避難させた川尻船長が有名です。
> この日、川尻船長は新きたかみの引き取りや完熟訓練等に関わっていて、最終航海は山田船長が担当されました。
> 苫小牧出航の時、トラックが一斉にクラクションを鳴らしたというのは、想像しただけで泣けてきますね。
> トラックドライバーの方にとって、きたかみは生活の一部であり、色々と思い出があったことでしょう。
>
> 実は引退後のきたかみは、南アジア地域においての就航が話にもちあがったようです。
> しかし、30年間北の海域で活躍した船体は老朽化が激しく、インドの解体業者に売却ということになってしまったようです。
> 船内にあったアンティークなテーブルセット、欲しかったです。
> インドのアランに行くと、客船で使用された家具類が売られているようですが、さすがにインドまで行くのは無理ですね。
>
> さて、本日、2代目きたかみ乗船記を配信しました。
> 新しいきたかみは新しいコンセプトのもと、初代とはまったく別の船になりました。
> 一言で言ったら、日光金谷ホテルが東横インになってしまったということになりますが、ご覧頂けたら幸いです。
> あと、乗船スタンプがどうなったのか?もわかりますよ。
>
> 新しいきたかみにはラウンジもショーも大部屋和室もありませんが、機会があったら乗ってみて下さいね。
> ありがとうございました。
>
> オーヤシクタン。
-
- ねもさん 2019/09/20 16:28:25
- お久しぶりです
- ケロケロマニアさん
ご心情が溢れていて、読んでいるだけでもらい泣きしそうになる素敵な旅行記でした。
日本の公共交通機関は、これからどうなるのでしょうね?
- ケロケロマニアさん からの返信 2019/09/25 17:21:48
- RE: お久しぶりです
- ねもさん、こんにちは。
メッセージを有難うございます。
お返事が遅くなりまして、誠に申し訳ございませんでした…。
「きたかみ」旅行記をご覧下さり、誠に有難うございます。
あの船には個人的には色々な思い出があったので、最後に乗船出来て本当に良かったです。
でも、やっぱり今でもあの船が解体されてしまったなんて、信じられないんですよね。
「新きたかみ」にも、何れは乗船することになるかと思いますが、個室ばかりの面白味のない船になってしまい、しかもラウンジしょーもなくなってしまったみたいなので、多分、一度話のタネに乗った後は、「きそ」か「いしかり」に乗ることになるんだろうな〜、と思っているのが正直なところです。
世の中が個人主義、プライバシー等を重視するようになってしまってから、旅が面白くなくなってしまった気がしますね。汽車に乗っても、山に登っても、何か、一人にしておいてくれオーラを出している人ばかりで、何だか寂しい時代になってしまいました…。
個人主義者にとっては、自分の空間を守るという意味でも、やはり自家用車やレンタカーが良いんでしょうね。公共交通機関が滅びていく理由は色々とあるかと思いますが、スケジュール的に不便、という理由以上に、プライバシーを重視する人が多くなり過ぎたことが大きいのではないかな、と、私的には勘繰っています…。
byケロケロマニア
> ケロケロマニアさん
> ご心情が溢れていて、読んでいるだけでもらい泣きしそうになる素敵な旅行記でした。
> 日本の公共交通機関は、これからどうなるのでしょうね?
- ねもさん からの返信 2019/09/25 19:18:01
- RE: お久しぶりです
- ケロケロマニアさん ご返信ありがとうございます。
私は個人主義者を自称していますが(笑)仰ることにはほぼ同感です。
日本はたぶん世界一安全な国で、犯罪全体も凶悪犯罪もどんどん減少しているのに、そうは思ってない人が多いのも、そうなる原因のひとつではないでしょうか?(極論すれば殺人(犠牲者年間300人)より自殺(年間2万人超)がずっと重大事)
幸運に恵まれているだけかもしれませんが、南アルプス南部や飯豊連峰はいつも楽しい出会いがあります。
四半世紀前、現在成人の子どもたちが幼稚園児くらいのとき、田舎の公共交通機関で、よそのお婆ちゃんやお姉さんに取り入って、よく駄菓子などをもらっていたことを思い出します。今だったらどうなんでしょう?
- ケロケロマニアさん からの返信 2019/09/27 17:42:21
- RE: RE: お久しぶりです
- こんばんは。
再度のお返信、どうも有難うございます。
客観的に見ると、日本という国は、多くの外国人が憧れる素晴らしい国の筈なのですが、自国民から見ると、その有難味が解っていない、と言わざるを得ない現状と言えるのかもしれませんね。視野を広く持てば、現在の日本人が悩んでいる多くの事柄は、”贅沢病”だと思うのですが、それに気付けない人が多いのはとても残念です。
山旅に関しては、仰る通りで、人の多さと交流の多さは反比例しているように思います。歩く人が少ない山域程、人恋しくなって、本来の人対人の健全な関係が築ける、という逆転の時代と、シニカルには言えるのかもしれませんね。
私は公共交通の存在意義の一つとして、”協調性を学ぶための場”という側面も重視していて、そのような発想になるのも、やはりねもさんのお子様方の小さい頃の体験と同様の、見知らぬ人からの優しい心遣い、みたいな体験が大きいのだと思います。(国鉄末期の時代から、鉄道にはよく乗車していましたが、ボックスシートの向かいの席の方から、冷凍みかん(これ自体が懐かしい食材ですね(笑)。)を頂いたり、沢山の楽しい思い出がある分、現在の車内に目を向けた場合の、独りよがりの乗客の多さに、寂しさを一層感じてしまうのかもしれません…。)
byケロケロマニア
> ケロケロマニアさん ご返信ありがとうございます。
> 私は個人主義者を自称していますが(笑)仰ることにはほぼ同感です。
> 日本はたぶん世界一安全な国で、犯罪全体も凶悪犯罪もどんどん減少しているのに、そうは思ってない人が多いのも、そうなる原因のひとつではないでしょうか?(極論すれば殺人(犠牲者年間300人)より自殺(年間2万人超)がずっと重大事)
>
> 幸運に恵まれているだけかもしれませんが、南アルプス南部や飯豊連峰はいつも楽しい出会いがあります。
> 四半世紀前、現在成人の子どもたちが幼稚園児くらいのとき、田舎の公共交通機関で、よそのお婆ちゃんやお姉さんに取り入って、よく駄菓子などをもらっていたことを思い出します。今だったらどうなんでしょう?
- ねもさん からの返信 2019/09/28 22:02:51
- RE: お久しぶりです
- ケロケロマニアさん しつこくてゴメンなさい。
「公共交通の存在意義の一つとして、”協調性を学ぶための場”という側面も重視」と仰るのは独自の見解? それとも……
藤井聡『クルマを捨ててこそ地方は蘇る』(2017年)は、クルマ社会が日本全体にも個々人にもいかに損失を及ぼしているかというご主張ですが、マイカー族の子どもは(人目を気にしないので)攻撃性が強いと書かれていて、ご主張に基本的に賛成の私も、そこまで言うか!?と思いました(笑)
これからも人が少ない静かな山を歩こうと思います。
仰るとおりです。多くの日本人はなぜ自己肯定感が低いのでしょうね? 自信過剰気味の私が言うのもおかしいですが……
- ケロケロマニアさん からの返信 2019/09/29 10:00:47
- RE: RE: お久しぶりです
- ねもさん、おはようございます。
現在、富良野のマクドにてこれを記しております( ´∀` )。
本日は、クリスタルエクスプレスのラストランを撮りに、一日散歩切符でやって来ましたが、和寒からは近場なのに、令和初富良野であることに今気付きました(^^;)。
そんな著作があるんですね。興味がありますので、そのうち読ませて頂きたいと思います。
でも、何となく藤井氏の仰りたいことは解ります。”攻撃性”とまでは言えないかもしれませんが、やはり、両親の溺愛の中で、自家用車という閉鎖空間の中で、我儘を通しながら自由奔放に生きているお子さんにとっては、自由が利かない公共交通機関、というのは、居心地悪いものでしょうね。
実はこの夏、和寒にも風っこそうや号というイベント列車が走りまして、私も地元民として何度か乗車する一方、身の回りの普段は鉄道を利用しない方々にいろいろと宣伝して、そのうち何人かの方にご乗車頂くことができたのですが、やはり、親子連れの方のお話を聞いていると、子供は楽しくなかった、と言っていたそうで、その理由を尋ねると、「目の前に知らない人がいて緊張した」(この子は普段、完全に車の送迎で育っています)から、とのことでした。
まだ、小学校低学年の子ですので、この先どうなるかは解りませんが、そもそも日常から親が子供を鉄道その他の公共交通機関に乗せない時代ですので、このような感想は仕方ないんだろうな、と思いつつ、やはり、親の側にも原因があるのではないかな、と、ちょっと寂しい気持ちになってしまいました。
山に登ると、色々なことを考えますよね。私も静かな山が大好きです。あれこれ考えて過ごすのには、最高の環境だと思います。
日本人の自己肯定感の低さは、やはりこの国では当たり前のことが当たり前でない、という世界があることに、思いが至らないことが一番の原因のように感じますね。当たり前の幸せをこの国で噛みしめながら、これからも旅を続けていこうと思います。
byケロケロマニア
> ケロケロマニアさん しつこくてゴメンなさい。
> 「公共交通の存在意義の一つとして、”協調性を学ぶための場”という側面も重視」と仰るのは独自の見解? それとも……
> 藤井聡『クルマを捨ててこそ地方は蘇る』(2017年)は、クルマ社会が日本全体にも個々人にもいかに損失を及ぼしているかというご主張ですが、マイカー族の子どもは(人目を気にしないので)攻撃性が強いと書かれていて、ご主張に基本的に賛成の私も、そこまで言うか!?と思いました(笑)
>
> これからも人が少ない静かな山を歩こうと思います。
> 仰るとおりです。多くの日本人はなぜ自己肯定感が低いのでしょうね? 自信過剰気味の私が言うのもおかしいですが……
-
- yumiさん 2019/08/15 08:24:50
- 苫小牧っ子です
- 地に足が着いてると言った旅行で、時間は考えているけど急かされていない、ゆったりした気持ちになれました!船旅はしたことがないのでこんな気持ちで乗られる事があるんだど、胸キュンでした、
- ケロケロマニアさん からの返信 2019/08/15 21:57:37
- RE: 苫小牧っ子です
- yumiさん、こんばんは!
メッセージを有難うございます。
苫小牧の方なんですね。そちらは海の港も空の港も近くて、道北在住の旅人には羨ましい限りです。是非、”百聞は一見に如かず”ですので、船旅も楽しんでみて下さいね。苫小牧からだと、仙台・名古屋の他にも、大洗や八戸にも直行できますし、何よりも寝て過ごせるのが快適ですよね。海が荒れそうな天候の時は要注意ですが、最近の大型フェリーはスタビライザーが付いていて、揺れも以前ほどではないかと思います。
何よりも、一度でも乗っておくと、今回の私にとってのきたかみのように、思い出を振り返りながら旅できるのも、船旅の魅力の一つと言えるかもしれませんね。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
byケロケロマニア
> 地に足が着いてると言った旅行で、時間は考えているけど急かされていない、ゆったりした気持ちになれました!船旅はしたことがないのでこんな気持ちで乗られる事があるんだど、胸キュンでした、
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
苫小牧(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
11
150