２０１９年ＧＷ　メモリアル旅はやはり南ドイツ！黒い森～ボーデン湖～ロマンティック街道　【１７】４度めのメーアスブルク　まずは強風の洗礼が・・

2019/05/02 - 2019/05/02

４年ぶり４度めの大好きなメーアスブルクに到着しました。
まずは上の町へ向かいましたが、予報どおり天気は夕刻から下り坂で、それも雨というより強風。
くじけそうになりながらも、何とか街歩きを。
気が付けば、この記がちょうど５００冊めでした。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記の日です。）
　４月３０日（火）　福岡～羽田～フランクフルト～ゲンゲンバッハ
　５月　１日（水）　ゲンゲンバッハから黒い森の小さな村巡り
☆５月　２日（木）　ゲンゲンバッハ～ドナウエッシンゲン
　　　　　　　　　　　～コンスタンツ～メーアスブルク
　５月　３日（金）　メーアスブルク～ユーバーリンゲン～リンダウ
　　　　　　　　　　　～メーアスブルク
　５月　４日（土）　メーアスブルク～シュトゥットガルト
　　　　　　　　　　　～シュヴェービッシュ・ハル
　５月　５日（日）　シュヴェービッシュ・ハル～アウクスブルク
　５月　６日（月）　アウクスブルク～ドナウヴェルト
　　　　　　　　　　　～ディンケルスビュール～ネルトリンゲン
　　　　　　　　　　　～アウクスブルク
　５月　７日（火）　アウクスブルク～ウルム
　　　　　　　　　　　～フランクフルト国際空港より帰国便
　５月　８日（水）　羽田～福岡

エリア メーアスブルク(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ボーデン湖を渡ってメーアスブルクに到着。
ホテルでひと休みして１６：００過ぎから街歩きに出ました。
こちらが２泊する「ホテル　ツム　シフ」。
今回４度めの宿泊の大好きなホテルです。

ホテルが面するビスマルク広場のすぐそこはボーデン湖。
何とかここまで天気はもってくれましたが、空はずい分鉛色になってきて、心なしか風も強く・・・。

ビスマルク広場から延びるこの坂を上れば上の町。
町の中心ですが、そこへ向かう前に行く場所があります。

２泊してこの町を発つ時、今回初めてＢＳＢではないフェリーを利用します。
発着場所がＢＳＢとは異なるので、町歩きの前にそこの下見に。

何度か利用したことのあるバス乗り場の湖側に当たり、場所だけは以前から知っていたのですが、近くまで行くのは初めて。

迷うことなく近づけたのですが、もうこの辺りから風が強くて少し雨も。

乗り場まで行って、チケットの買い方など見ておきたかったのですが、もうこの辺で近づくのを断念。
湖の横だけあってなかなかの強風で、傘も折れそう・・・。

ということで、そそくさとここまで戻りました。
行き方はばっちり確認できたし、トランクを引いて歩いてもホテルから１０分もかからないだろうこともわかったのでよしとします。

依然風は強いけれど、上の町を訪ねてみることに。
坂の入口にはこの方々。

こんにちは。４年ぶりにお邪魔いたします。

以前はこんなに緑が茂ってましたっけー？

時の流れを感じます。

では、参りましょう！

通りの名前も緑に隠されて・・・。
シュテイク通りという名の通りです。

坂を上り始めてすぐ右手にはこのレストラン。

そうそう、柵にはこのマークが！　なつかしい。

緩やかに見えますが結構な上り坂です。

お土産屋さんなどが現れました。

右手にはお花やグリーンのかわいいショップ。
表にはカフェスペースもありますが、こう風が強くてはね・・・。

素敵な木組みもぼちぼち出てきますよ。

その先には見事な藤の木。

風にそよいでいるのがわかりますでしょうか？

「旧城」のふもとにクマの泉。
あら、今年はイースター飾りが？

ここの藤もかなり風になびいています。

左上のこの赤い木組み、大きくて立派なのです。

上の町の中心が見えてきました。

右手の建物の出窓がかわいい。

パン屋さんの看板。

お店はこちらです。

そしてこちらに到着。マルクト広場です。

小さな広場の手前奥には小さな泉。
泉の向こうの１本の木には、ピンクの花がちらほらと見えますが・・・

大風のせいか大部分はこのように散ってしまっており、地面にはピンクのカーペット！

広場左手にはフォルクスバンク。その先に続く建物も味があります。

広場の一番の見どころはやはりこの組み合わせでしょうか。
赤い”上の門”（Ｏｂｅｒｔｏｒ）と手前の熊ホテル。

出窓と藤の花が最高のコラボです！

ホテル横に延びるガッセ。
この町にはこういう小さい素敵な通りが多いのです。

熊ホテルの前には獅子ホテル。
この建物には壁一面に藤の花が咲いていたのですが、枯れてしまったのか、剪定されていたのか。
枝は残っていたので、復活してくれることを祈ります。

その並びにはアポテーケやパン屋さん。

熊ホテルの素敵な看板。赤い門に映えますね。

熊ホテル。いつか泊まってみたいもの。

その先にも素敵なガッセがあります。

マルクト広場を振り返った図。

素敵な木組みがたくさんあって、木組み好きにはたまりません。

マルクト広場の先程の泉のあたり。
正面の黄色い建物はラートハウスです。

気が付けば、地面のみならず泉にもピンクの花びらがびっしりと！

ラートハウスのアーチをくぐると左手に階段があり、そこが入口のようです。

反対側に延びる町並みもいい雰囲気です。

その先のピンクのこちらは「新城」。

シュロスプラッツというこの広場に面する建物も素敵なものばかり！

お天気がいいと、レストランの外席は気持ちがいいでしょうね～。

「新城」の先の方に小さな入口が。
これまで知らなかったのですが、ここに教会があったのです。

この町４度めにして初めてお邪魔しますと、小さいながら絢爛豪華な内部。

左右対称にあるのは説教壇でしょうか。

左下の２人の女性はずい分熱心に壁の装飾などを鑑賞していました。
教会建築などお勉強されているのかしら？

柔らかな光がほの暗い堂内を照らしています。

煌びやかな中央祭壇。

その左側に説教台。

美しい天井画と後陣のパイプオルガン。
堪能させていただきました。

教会前あたりの建物も、屋根など凝っていて大好きな一角です。

その先のアーチを抜けると・・・

黄色い建物は州立ワイナリーです。

奥はレストランで、ボーデン湖を一望できる外席があるのですが、この天気の故かクローズしていました。
以前こちらでいただいたトロッケン、美味しかったな～。

こちらのショップで白ワインを購入しました。

この周辺の建物もまた素敵なのです。

特に屋根裏のあたり。

萌え～～、です。

「新城」へ戻り、中を通り抜けて湖側へ出ます。
いつも気になるこちらのカフェ。
いつか入ろうと思いながら、今年も横目で見るのみ。

湖側の庭へ出ました。

依然、なかなかの強風です。
対岸のコンスタンツはうっすら明るいですが。

眼下にはドイツらしいレンガ色の屋根が並びます。

中庭から眺める「新城」。

右手には「旧城」。

歴史を感じさせる壁や屋根。

階段を下りると「旧城」の入口に出ます。
こちらもいつかと思いながら、まだ入場したことがありません。

そこからまた階段を下りると、行きに上ってきたシュタイク通りに出ます。

右手には「ツェッペリン博物館」。
ここから眺める景色も大好きなのです。

「旧城」の下には水車が。

クマの泉まで戻りました。

左上に「旧城」を眺めながら通りを下っていきます。

どうにか上の町をひと歩きしましたが、写真ではあまり感じませんが風に苛まれた町歩きでした。

「旧城」の古い壁。

強風の中の１時間ほどの散策で、結構ぐったり・・・。
ホテルに戻ってひと休みしてから、下の町を歩きます。
続きは次の章で。