2019/08/03 - 2019/08/06
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shushu tany さん
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この旅行記のスケジュール
2019/08/06
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幼児を連れて家族3人で極東ロシア、ウラジオストクに旅行しました。
近さ(成田から2時間20分)、めちゃ旨グルメ(グルジア料理、ロシア料理、ウズベキスタン料理など)、親切な人々、絶景、大自然、子どもにもやさしい雰囲気、東欧風の街並み、旧ソ連的な無機質な雰囲気の名残り、対してアジア的な喧騒の市場、安い物価(タクシー、バス、鉄道)、親日的な雰囲気、旧ソ連の軍事関係遺跡etc.
実は日本人が行かない手はない地域だということが、よく分かりました。
デメリットは、英語が通じないことも多いこと、電子ビザの申請が多少めんどくさいことくらいです。
3日目と4日目です。
ウラジオストク駅、近郊電車、アクセスに難ありのプリモルスキー・サファリ・パーク、鷲の巣展望台など盛りだくさんでした。鷲の巣展望台では、日韓関係最悪と言われる中、韓国人カップルに写真を撮ってもらいました。
引き続き、グルジア料理、ロシア料理を満喫。
タクシーアプリについても書いてみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- オーロラ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この旅行を通じてタクシーアプリを何回も使いました。今回は主なタクシーアプリ3つのうち、maximとGettの2種類を使ってみました(yandex taxiは未使用)。どちらもあらかじめ料金が分かっているので安心ですね。
Gettは、日本で事前にアカウントを作ってクレジットカードの登録までできるのが大きなメリットですが、待ちぼうけが2回くらいありました。地図上に表示されるのでわかるのですが、「このタクシーが来ます」と表示されたタクシーがどんどん遠ざかっていく。。。
maximは、サポートエリアが広く(これがサファリパークに行くときに重要になります)、一番タクシー数が多いらしく、わりとすぐに来ます。待ちぼうけもほとんどありません。ただ、現地の電話番号を持ってないと、要は現地でsimカードを買わないとアカウントが作れなくて利用できません。日本でシムカードを準備して行っても、現地の電話番号は得られませんよね。
また、ドライバーがピックアップ場所を分からなかったりすると、ドライバーからロシア語で直接電話がかかってきてびびります(2回くらいありました)。「トゥリスト、ヤポーニア。ニェ、パニマーユ、パルスキー。」(旅行者、日本、ロシア語分かりません)と言うと向こうも諦めますが、ぶつぶつ文句のようなことを言って不機嫌になることもあります。
ちなみに写真のはmaximですが、車種とナンバー、ドライバー名、金額、今どこにいるかなど必要な情報が網羅されています。ホテル・アヴァンタからウラジオストク駅まで4kmくらいで350円ほどですね。日本だと5倍以上(?)しますかね。 -
【3日目】
ホテルの食事があまりおいしくなかったので、ヨーグルトだけ食べて、すぐに出発し、10時からやっているロシア料理レストランへブランチ。ホフラマというお店。ウラジオストク駅から近い! -
落ち着いた雰囲気です。
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ハーブティー
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ここにもやはりキッズスペースが。
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チキンスープ。
料理もどれも美味しいです。ただ、今回行ったロシア料理レストランでは、初日のグス・カラスがいちばんおいしかったかな。 -
ビーフストロガノフ。やはり付け合わせはマッシュポテトですね。
これだけ食べて2000円くらいでしょうか。 -
駅前の広場にはいまだにレーニン像があります。
レーニン像 モニュメント・記念碑
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いよいよウラジオストク駅へ。
これからプリモルスキー・サファリパークに向かいます。ウラジオストック駅 駅
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機関車が展示されています。
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駅舎の内側は豪華です。
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階段も豪華。
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色々な列車が止まっています。
ここからシベリア鉄道経由で、モスクワ、もっと言えばベルリンやリスボンまでレールで一続きになっていることを考えると、ちょっとテンションが上がりますね。 -
これはハバロフスクに行く夜行列車オケアン号のようです。
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電車まで時間があるので、ピロシキ屋さん、ピラジョーチニッツアへ。
なんとここは日本語メニューもあります。おっちゃんも愛想がよいです。日本人観光客もいました。 -
後に電車の中で食べました。おいしい。
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これからウラジオ中心部から80kmくらいの距離にあるプリモルスキー・サファリ・パークに行くために、まずは近郊電車で空港の手前の駅、アルチョーム駅まで行きます(そこで40kmくらい。残りはタクシー)。
近郊電車と言っても、時間的にちょうどよかったので、空港行きアエロエクスプレスに乗ります。空港まで行かず、一つ手前で降ります。アエロエクスプレスはこの右側の建物から入り、一般のウラジオストク駅からは入れません。
窓口で、「アルチョーム、ドゥヴァ(two、2人ということ)、ビジネスクラス」とか言って時刻表の目当ての列車を指差せばOK。空港に行く場合はアルチョームの箇所を「アエロポルト」と言えば大丈夫です。あと、たぶんtwoとかthreeと言って指で数を示せば大丈夫だと思います。アエロエクスプレス 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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途中の景色はとにかく雄大です。
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見渡す限り手付かずの平原。
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農村?はこんな感じ。
10数年前に行ったルーマニア、ハンガリーあたりの農村の雰囲気に似ています。というか、ウラジオの街並みも東欧風ですよね。よくウラジオのことを「日本から一番近いヨーロッパ」と言いますが、西欧ではなく、東欧ですね。 -
1時間弱で、アルチョーム駅に到着。
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乗ってきた列車を見送ります。
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のどかな駅です。
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シベリア鉄道ウラジオ地区の路線図。
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しかし、蒸し暑い!体感では33℃で湿度70%くらいのイメージ。海外でよくある「暑いけどカラッとしてて日陰に行くとそうでもない」とは違って、日本のような蒸し暑さです。
考えてみれば、ウラジオも太平洋西岸の空気であることは日本と変わらないですからね。
この後、この駅からタクシーをmaximアプリを使って呼びましたが、最初来るはずだったタクシーに逃げられ?、いったんキャンセルしてもう一度呼びましたが、結局この暑い中30分ほど待つことに。サファリ・パークまでけっこう距離があるので敬遠されたのかな? -
アルチョーム駅からプリモルスキー・サファリパークまで、タクシーで約40km所要40分でなんと約1100円!日本なら10倍はしますよね?
途中の景色がとにかく雄大。手つかずの自然です。そういう自然の中にプリモルスキー・サファリパークがあります。 -
プリモルスキー・サファリパーク、10分ごとくらいにグループにまとまって出発します。
プリモルスキー サファリパーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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こんなオブジェもあります。
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トイレは、ぼっとん便所でした。
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アムール虎はでかい!!息子も大興奮。おなかをこっちに向けて寝ていました。すごい迫力です。
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他の虎も寝てました。
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このようにグループで移動します。坂道が急なところもあるので、もっと小さい子や高齢者はちょっときついかもしれません。
少し話がそれますが、韓国人、中国人がまったくいない(もちろん日本人も)!あれだけウラジオ中心部は多いのに。全体として、韓国人、中国人はいわゆる観光地にいることが多く、キタイスキー市場もそうですが、少しマニアックなところにはほとんどいないですね。
さらに言うと、韓国人は個人旅行でスイーツなどのインスタ映えスポットに多い、中国人は団体ツアーで集団でいることが多いですね。
なので、ここでは自分たち以外はオールロシア人、もちろんグループに一人付くガイドさんもロシア語のみ。表示にも英語は皆無。おとなしく一番後ろから付いていきました。 -
このように動物にも触れられます。
この他にも何種類か動物が見られました。
サファリパークの内容自体は、たぶん日本のほうが充実していますが、アムール虎だけでも見ごたえがあります。あとは、アジア系の観光客がいない、完全に現地感満載の中見るのも面白いですし、サファリパーク周囲の自然、ウラジオ市街からサファリパークまでの道中での風景そのものが雄大で見ごたえがあります。そういう意味ではトータル的に行って良かったと思います。 -
暑さがすごかったのでアイスを食べて休憩。
その後市内に戻るため、maximアプリでタクシーを呼ぶ。こんなに辺鄙なところ(町らしい町で一番近いのは、40km先のさっきのアルチョーム市のみ)なのに、15分くらいでタクシーが到着。
タクシーアプリを使う以外にタクシーを呼ぶ方法があるかは不明でした。というのは、この施設、チケット売り場の顔が見えないような小さい窓口と、小さな売店がある以外は、何もなかったので、例えばチケット売り場の窓口で「タクシーを呼んで下さい」と言って実際に呼んでくれるのかどうか分からない雰囲気でした。我々は、こういうことをある程度想定していたので、この地域までサポートしている唯一のタクシーアプリmaximを使いたかったため、現地simを空港で買っておきました。
ちなみに、タクシーアプリ、Gett、Yandex Taxi、maximのうち、このサファリパークのあるエリア(シュコトボ村?シュコトボ町?)はmaximしか対応していません。他の二つはアルチョーム市までしか対応していません。市部のみということでしょうか。
さて、タクシー、80kmの距離(東京駅から平塚くらい)1時間20分程度で、なんと2600円くらい!!日本ではやはり10倍くらい?しますよね。 -
市内にもどったら、お土産購入兼ねて、クローバーハウスというスーパーへ。
クローバーハウス ショッピングセンター
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ウォッカはやはり多いですね。
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グルジアワイン、コーカサスワインだけでものすごい数が。しかも安い。日本では手に入らないワイナリーのものも多い。高くても1400円くらいで、日本で買うより1/3くらいの値段。そしてなんと、アブハジアワインもありました!アブハジアワインは日本ではまず入手困難ですね。
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ロシアと言えばニシンの酢漬け。
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ソーセージ類も数が豊富。
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こういうのは世界中どこに行ってもありますね。40円くらいで動きました。
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夕食は、本日もグルジア料理。今日はサツィヴィというお店で。
英語メニューもありました。サツィヴィ 地元の料理
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店の前にグルジアの伝統衣装のようなものがありました。
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息子は変装してご満悦。
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ハルチョー・スープ。昨日も飲みましたが、美味しい!
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店名にもある、サツィヴィという料理。詳しくはわかりませんが、鶏肉を煮込んだものにサツィヴィソース(くるみのソース)をかけたようなもの。これが激うま!この店で食べたものの中で一番でした。
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サラダについているチキンも、いちいち美味しい。
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もちろんグルジアワイン
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ヒンカリ。もちろん美味しいけど、昨日のプハリ・ヒンカリというお店のほうがさらに美味しかったです。
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ハチャプリ?
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当たり前のようにキッズスペースが。ここは二階建て(二層構造)!
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デザートもうまい!
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鷲の巣展望台へ。まだ夜景ではありませんでしたが、十分きれいでした。
日韓関係最悪と言われている中、韓国人と思われるカップルに(というか周囲はほぼ韓国人か中国人)写真を撮ってくれるよう依頼。「さん、にー、いち」と日本語でシャッターを押してくれました。もちろんこちらも彼らの写真をとりましたが、「ありがとうございます」と言ってくれました。こちらも「カムサハムニダ」と挨拶。政治的に難しい時ほど、こういう普通の関わりが重要だと実感しました。鷲の巣展望台 建造物
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ロシアのサンフランシスコと言われているらしいのも分かります(サンフランシスコは行ったことないですがイメージで)。
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金角湾を見守っているのでしょうか。
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【4日目】
本日は空港に移動して帰るだけです。
昨日と同じ要領でアエロエクスプレスのチケットを買って空港に。 -
空港ではインスタ映えしそうなスイーツがありましたが、あまり美味しくなかったです。
ウラジオストック国際空港 (VVO) 空港
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写真はありませんが、出国審査にかなり時間がかかるので搭乗ゲートへは時間の余裕を持ったほうが良いかもしれません。一人5分ほどかかるかもしれません。幸い行列ではなかったですが、あれで行列だと相当時間が食うと思いました。
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お土産も大量に!
アブハジアワインにグルジアワイン。
写真を撮りそびれましたが、他にもはちみつや紅茶などいろいろと。。。 -
結論としては子連れでも大丈夫。旅行しやすい地域でした。リピーターになりそうな予感です。
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この旅行記へのコメント (4)
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- うっちゃんさん 2019/11/10 12:01:45
- はじめまして!
- ウラジオストク、9月に3泊4日で行ってきました。
ウスリースクやナホトカにも行ったのですが、移動は バスと列車で、タクシーは1度も使っていないのですが、そんなに安いとは驚きです。
気軽に利用できる料金ですね。
ただ、配車アプリは ぼったくりの心配などがない分、対象の車と出会うまでが苦労しそう・・
1度だけ、セブ島で Grab を利用した時は、とてもスムーズに乗車に至りましたけど、ロシアはそうはいかなさそうですね。
- shushu tany さん からの返信 2019/11/10 21:48:13
- Re: はじめまして!
- はじめまして!
メッセージありがとうございます。
ナホトカやウスリースク、うらやましいです。
今回は子どもがまだ小さくて無理のない範囲で旅行しましたが、次回は是非行きたいと思っています。
うっちゃんさんの、香港~桂林の旅行記、楽しく読ませていただきました。いつかこういう旅行をしたいなと思っています。
ウラジオストク周辺のタクシーですが、感覚的には日本の1/5~1/10の感じで、今、試しにアプリで、ウスリースク~ウラジオストクで検索したら、3000~4000円くらいですね。
そう考えると激安ですよね!
アプリは、旅行記では少々大げさに書いているかもしれませんが、基本的には対処可能なレベルで特に不便さを感じませんでした。
かえって日本のタクシーアプリのほうが、登録車数が少なくて利用しづらいと思います。
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- chieko2014さん 2019/09/21 21:05:49
- フォロー(人''▽`)ありがとう☆ございます!
- shushutanyさん、初めまして。子連れ狼?・・ちゃうね^^
子連れ狼なんて、御存じかしら?
そんなことよりもとってもワイルドな旅をしてらっしゃいますね!
食べてみたいお料理や、それよりもワ・イ・ン!!興味深い^^
私の図々しい顔出しに、思わずフォローしてくれたのかしら^^
ともかくもこのめぐり逢いにありがとうございます(^_-)-☆
chieko2014
- shushu tany さん からの返信 2019/09/22 09:08:18
- コメントありがとうございます!
- chieko2014さん
コメントありがとうございます!
長期滞在、すごい!うらやましい!と思って読ませていただきました。
特に中東欧はずっと好きな地域なので、「ウィーンからバルト海」のシリーズは、時間あるときにしっかり読もうと思ってフォローさせていただきました!
差し支えなければ今後も旅行記読ませていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします!
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