4・6歳児連れ、親友家族とウラジオストク3泊4日: 前編

2019/08/09 - 2019/08/12

８月はどこも高いし混んでいるのであまり旅行しないのだけど、S7でウラジオストクが安いとの情報が。見てみるとお盆の３連休なのに５万円くらい。これは安い！ということで、有給１日付けて３泊４日で母子で行くことに。３人で合計76,712ルーブル。あとで考えると、ソウル程度のフライトにこれは安かったのか疑問だけど、お盆、三連休ということで大目に見よう。ダメもとで大学時代の親友に声をかけると、家族（夫婦＋６歳女児）で一緒に行く、というので、総勢６人でウラジオストクへ。2家族なので、民泊ぽいアパートを借り、ゆったりと観光し、ジョージア、ウズベキスタン、ロシア料理を楽しんできました。近いし、物価も比較的安いし、避暑に最高なので毎年行きたいな。

日程：
8月9日　S7 6282 12:55 NRT - 16:55 VVO
8月10日
8月11日
8月12日　S7 6281 13:25 VVO - 14:40 NRT

エリア ウラジオストック(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

午後１時の出発なので、朝はゆっくり。ポケモンスタンプラリーをしてから京成上野駅で10分後のスカイライナーを買おうとすると残席わずか！焦って買おうとするも、席を選んでいる間に席がどんどんなくなり、いざ決済しようとするとなんと満席になって買えず。やばい！次の特急で向かえば一応出発1時間ちょっと前に着くので、特急に乗ることに。が、機械に入れたライナー回数券が吸い込まれて返ってこない。結局満額返金となり、黒字ｗ不幸中の幸いだけど、スカイライナー乗りたかった…早めに空港でご飯するつもりだったのに。それでもオンラインチェックインはすんでいたので、とりあえずカードラウンジでハイボールを飲んでいると、先にセキュリティに行った友人から連絡が。カウンターチェックインが必要らしい。結局出発40分前くらいにカウンターに行くはめに。さすがロシア。でもカウンターまだ開いていたので良かった。そこで、ゲートは出発20分前クローズと告げられる。早いな。しかもゲートがサテライト側でめっちゃ遠い。こんな時は電動カートだ！と乗せてもらうも、なんと時速4キロしか出せないらしく、走ったほうが速くて笑った。ま、子供たちはカートに大喜びだったし、フライトには間に合ったので良しとしよう。

スカイライナー満席事件に始まり、いろいろとドキドキはらはらする出発だった。搭乗してやっと一息。天井からなんか白い空気出てきたよ！ガスチェンバーみたいでちょっと怖かったｗ

定刻、というか、定刻より少し早く出発。S7だけにS7から出発。

S7、行きの機材は新しいものでシートピッチも広く感じたし、モニターはないものの、電源完備でなかなか快適だった。しかも子供には立派なおもちゃセット付き！このすごろくが単純で面白いらしく、帰国後もよく遊んでいる。

機内食は予習した通りチキンかチーズのサンドウィッチだった。そして予習通りパンがぱさぱさ。具はガーリックマヨがきいていてなかなかおいしいのだけど。そしてアルコールなし。

出発して2時間後、午後4時に到着。え、4時？5時の予定だったよね？1時間も早着？びっくり。近すぎる、ウラジオストク！イミグレは私たちは問題なく通ったのだけど、友人家族がなかなか（30分くらい）出てこなくてロシアだけにドキドキした。待っている間に私はATMで現金調達、空港の偵察。こじんまりとはしているけどなかなかきれいな空港だった。

早着だったけど、イミグレで遅くなったので、結局予定していた午後5時40分発の空港電車で行くことに。230ルーブルだったかな。子供は4歳から子供運賃だけど、子供運賃がめちゃくちゃ安かった。

電車は一日5本しかなく使い勝手が悪いけれど、快適。 天気がいまいちだけど海も見えた。

所要時間1時間弱。ウラジオストクの駅に到着。おおー、ちゃんとロシアだ！たった2時間で来れるロシア、すごい！しかし日本車が多くて、右ハンドルも多く、やはり極東なんだなと思う。気温は20度ちょっとだろうか、肌寒いくらいで気持ちい！

今夜の宿まで歩いて20分くらい。まだまだ元気だし、荷物も少ないし、ちょうど中心地を通るので、観光もかねて歩いていくことに。フィンランドでお世話になったヘスバーガーがあった。ついでにシナボンも。

観光客が集まる繁華街の噴水通り到着。思ったより小さい。そして観光客は韓国人だらけだ。

今回宿はApartment on Pologaya 17という民泊を予約してあった。事前やり取りがロシア語オンリーで（グーグル翻訳様様）、鍵の受け渡しも不安があったのだけど、知らせておいた到着予定時刻に近くを歩いていたら、〇〇？と名前を言われ、無事オーナーに遭遇。よかった。やっぱり英語はできないみたいだったけど、ボディランゲージでなんとかなった。ここから入り、アパートなんと4階、階段のみ。小さい荷物だけでよかった。

古い建物なんで心配だったけど部屋はきれいに改装されていてよかった。リビング＆キッチンとソファベッド。

ベッドルームにはダブルベッドが2台。結局ここに友人家族（1台）とうちの子供たち（1台）が寝て、私はソファベッドで寝ることに。

バスルーム。韓国の国旗が見えるのは、なんと隣が韓国領事館だから。これで1泊1万ルーブル（約1万7千円）はちょっと高めかな。でも2家族だし、キッチンや洗濯機付きはありがたい。

荷物を置いたら早速近くのスーパーへ買い出しへ。スーパーは午後8時までなので急いで7時半ごろ入店。すると、もう閉まるから急いで的なことをロシア語で言われる。さすがロシア。ビザ申請も、待っている人いても時間になると冷たく窓口閉める国だ。結局8時を待たずに店を追い出されたｗ買い物を済ませやってきたのは近所のウズベキスタン料理屋さん。チャイハナNo.1という名前。日本より1時間すすんでいるので、日本はまだ7時。ちょうどディナータイム。

全く英語通じなかったけど優しいウズベキスタン人の店員さんだった。ビールはあるか？と聞くと、サイズを聞かれ、コップか1リットルといわれ、じゃあ1リットルで、と私しか飲まないのに覚悟を決めて頼むと、なんとビールではなくて水だった。アルコールは置いていないらしい。アレー、ウズベキスタンってムスリムだけどレストランで飲めなかったっけ？残念。

チャイを頼む。ナンも。懐かしのウズベクのナン。ま、自宅すぐそばにウズベキスタン料理屋さんあるんだけどねｗ

ウラジオストクサラダという海鮮サラダを頼む。味付けが甘ったるくていまいち。でも子供たちはいくらに喜んでいた。

これもウズベキスタン料理ではないのだけど、私が食べたかったので毛皮のコートを着たニシン。これ大好きでね。ちゃんとおいしくて、友人にも好評だった。

マトンプロフ。かなり油っぽい。

マンティ。これは間違いない味！

友人が頼んだミートボールと人参とジャガイモのスープ。これもなかなかおいしく。

チキンシャシリク。

ビーフとマトンシャシリク。 ちゃんと座席がチャイハナで小上がりになっていて居心地よかった。おなか一杯食べて、大人3人＆子供3人で4千円しなかった。安い！

宿に戻り、子供たちを寝かせた後やっとビールにありつく。つまみはサラミとニシンのオイル漬け。ニシンは名物だけどいまいちだった。北欧のニシンの酢漬けのほうが好み。

昨夜スーパーで買っておいたもので朝ごはん。ラズベリー味のケフィールがおいしかった。

サラミにソーセージ、フルーツにパンに黒パン、ヨーグルトとなかなか豪華。

早速街歩きへ。

ロシアらしい玉ねぎ屋根の教会。

かわいいカニの看板があるレストランの前で記念撮影。後日ここに食べに来ることになる。

中心部は地下道で道路を渡るようになっていて、ちょっとした地下街もあり、韓国っぽい。 ピアノが置いてあるカフェ。

中央広場の市場へ。野菜から海鮮、フルーツなどいろいろあって楽しい。

ピクルスがロシアぽいなー、と。

ゆでとうもろこしを売っていたので子供たちに買ってあげる。一本50ルーブルだったかな？ベリー類もたくさんあり、たっぷり入ったブルーベリーを200ルーブルでお買い上げ。 中央アジアあたりから来たであろうナッツやドライフルーツ屋さんも。試食させてもらい、気に入ったレーズンと杏子をお買い上げ。いくらか忘れたけど、ものすごく安くて衝撃だった。

広場にある教会は修復中。残念。

グム百貨店。クラシックなエレベーターと階段が素敵。でも買うものはないので早々に退散。

グムの裏がおしゃれなレストランやカフェが集まるエリアになっている。ウェディングフォトをとっているカップルに遭遇。めっちゃスタイルいい！

グムから海岸通りを橋方面に歩いていくと公園発見！まあ、遊ぶよねー。同じ年頃の地元の子に混ざって遊んでいた。

公園の隣にあるPkhali Khinkaliというジョージア料理のお店でランチ。

下調べなしで行ったのだけど、とっても素敵なお店だった！内装もサービスもいいし、英語も少し通じる。

なぜか民族衣装無料貸出あり。

ヒンカリポーズｗ

ロシアのスパークリングワインが安かった（といっても200ルーブル）ので飲んじゃうよー。ちょっと甘口。茄子とトマトとチーズのサラダと一緒に。

私が愛してやまないくるみペーストを茄子でくるんだ前菜。ニンニクががっつりきいていてこれまたワインによく合う。

友人の頼んだ牛タンとトマトのサラダ。

待ってました、ヒンカリ！1個単位で頼め、中身も選べる。私はスタンダードな羊に。友人は牛と豚。

もちろんハチャプリも。とろとろの卵とチーズがたまらない。パン部分もふわふわでおいしい。子供たちもたいそう気に入り、2つ頼んだ。

サペラヴィも追加で。ジョージアンワインはグラス200－300ルーブルくらい。他にも色々食べて、大人3人、子供3人でトータル3000ルーブルくらいだったかな？ルーブル安のおかげで、安く感じる。料理もおいしくて、雰囲気もよくていいレストランだった。

トイレに行くと、キッズルームがあることに気づく。すごい！もっと早く知りたかった。もう食べ終わっていたけど、特に急いでもいないので、子供たち少し遊ばせていくことに。

優雅なランチを楽しんだ後は腹ごなしに黄金橋のほうまで歩いてみることに。ニコライ2世凱旋門。

黄金橋のたもと。

博物館があるらしく、無料で入れる庭には戦車や大砲が。ウラジオストクは軍港でもあり、海軍学校もあったし、かっこいい軍艦もあった。

大学の裏手にあるケーブルカー乗り場からケーブルカーで鷲の巣展望台へ。この乗り場がやってるのかわからないくらいひっそりしていたけど、ケーブルカーは結構にぎわっていてびっくりした。

でっかいおばさんが料金徴収。運賃14ルーブルでめっちゃ安いんだけど、カードも使えるみたいだった。しかし安いだけあって短くてあっという間についてしまう。しかもついたところが頂上ではなく、ここから地下道を通り、階段を上って少し歩く。

到着！もやってるけどいい眺め。たぶんここがウラジオストク一の見どころなのではないかな。

黄金橋も眼下に。しかし風が強くて結構寒い。猛暑の東京から比べたら寒いの大歓迎だけどね！

再びケーブルカーで降り、少し歩いてサーカスへ。今日の午後5時からのショーがみたくて、最初日本でロシア語オンリーのサイトでグーグル翻訳使って予約を試みたのだけど、ロシアの携帯番号が必要で断念。その後ウラジオストクの適当に入ったゲストハウスでハングルペラペラ、英語もペラペラのロシア人おにいちゃんに泣きついて、彼の携帯番号＆彼のクレジットカードで予約しようとしてみたけどダメだった。しょうがないので現地に行ってみると、案の定空席ニェートといわれてしまう。でも翌日午後2時のが買えたので、また明日来ることにする。このサーカスの外に公園があり、また地元の男の子に遊んでもらう。

歩き疲れたので、Republicというチェーンのファミレスみたいなところでお茶。

子供たちはケーキ。

カフェラテは確か100ルーブルとかで安いんだけど、素敵なグラスに入って出てきて感動した。

帰りは初ローカルバスに乗ってみる。グーグル先生のおかげで問題なく乗れた。23ルーブルで安いうえに、頻発していてとても便利。すべての停留所にとまるらしいから安心。

旧日本人街にある旧堀江商店。こういうのを見ると、ロシアでもここはやはり極東なんだなと思う。

だいぶ歩き疲れたので、今夜はスーパーでデリをお持ち帰りして部屋で食べることにする。レンジもあるからチンできるしね。クローバーハウスというショッピングセンターに入っているスーパーが優秀で、デリがずらり。量り売りしてくれる。観光客も多く、お土産品も充実しているので、いろいろお買い上げ。鮭だと思って買ったいくらは違う魚のいくら（ロシア語で魚の卵）で小さくていまいちだった。

デザートに市場で買ったブルーベリー。これが甘くてとってもおいしかった！

この旅行記へのコメント （4）

• リリーさん 2019/08/30 21:57:01

  安全そう。。

  wakabunさん、こんにちは。
  
  ウラジオストク、ロシアなのでちょっと怖いなと思っていたのですが、割と皆さん小さい子を連れて行かれているので治安は大丈夫そうですね^ ^。
  
  毎年行こうかとwakabun さんが思われたということは余程感じが良かったんだろうなぁと思います。
  
  私も夏はどこへ行っても暑いし高いし混んでいると思っていましたが、青森や秋田は違いました。先週行ってきたのですが、お盆が終わるといつもガラ空きだそうです。どこへ行ってもほぼ貸し切り状態でしたし、特に高い値段で設定されていませんでした。そして何より涼しかったです。
  
  夏の青森と秋田、おススメです(^｡^)。
  
  リリー

  wakabunさん からの返信 2019/09/02 14:51:20

  危険は感じませんでした

  リリーさん、こんにちは。
  
  ウラジオストクの治安、どうなんでしょうね。特に悪い話を聞かなかったので、特段気をつけてはいませんでしたが、問題なく過ごすことができました。そもそも子連れなので、夜出かけたりはしなかったのですが、特に危険も感じなかったですよ。
  
  ウラジオストクは避暑＆グルメが魅力ですね！冬も行ってみたいですが、子連れだと楽しめるか微妙なので、とりあえずは来年の夏あたり来訪狙います。
  
  夏の青森、秋田もよさそうですよねー。どちらも温泉目当てだったので、冬しか行ったことないことに気づきました。夏もすいているなら行ってみたいなあ。どのあたりに行かれましたか？さすがにすいてはいないだろうけど、ねぷたも見てみたいんですよね。次回候補に入れてみます！
  
  Wakabun

• らびたんさん 2019/08/30 18:04:28

  おいしそう！

  wakabunさん、こんにちは(^^)
  
  最近のウラジオブームなんかすごいですね。
  私もGWとかS7調べたら5万弱くらいで、これなら手が出るじゃんと思ってみるものの、CTSとほぼ一緒の距離で5万？とか気付いてしまって今まで行ってなかったんです。
  
  この冬にハバロフスク、JALのマイレージで飛ぼうかなーと検討していたところでした。
  
  それにしてもおいしそうですね☆
  ウズベク料理まであるんですねー。
  このチャイハナのスタイル大好きです。
  とはいえ「チャイ」でなく「酒」が欲しいですよね(^o^)
  
  ジョージアレストラン私も行ってみたくなりました。
  なんせコスプレ！
  それからナスのお料理！ニンニクのいい匂いが匂ってきた気がします…
  お皿もいちいちかわいいし、最高ですよね。
  しかも円高。
  
  食べ物にばかりコメントしちゃいました。
  ウラジオうらやましいです～。
  
  らびたん

  wakabunさん からの返信 2019/09/02 12:21:12

  ウラジオブーム

  らびたんさん、こんにちは。
  
  ウラジオブームすごいですよねー。私の周り、知ってる人先月今月あたりで10人くらいはいってるんじゃないかな。ANAJAL就航したらますます行く人増えそうですよね。
  
  > CTSとほぼ一緒の距離で5万？とか気付いてしまって今まで行ってなかったんです。
  
  そうなんです！私は知らずに買ったのであとから後悔、まあでも結果、行けてよかったなと。お盆の時期に普段旅行できないもんで、距離短いとはいえ海外に行けてよかったかなと。
  
  > この冬にハバロフスク、JALのマイレージで飛ぼうかなーと検討していたところでした。
  
  そうそう、JALマイル利用がお得みたいですね。ハバロフスクも行ってみたい！冬のロシア大好きだけど、子供たちはどうかなー。マイナス一桁ならいいけど、二桁はさすがにつらいかなあ。
  
  ロシアは中央アジアの人が多いので、そのあたりの料理も充実してていいですよ！チャイしかないのは盲点でした。
  
  ジョージアレストランも日本にほとんどないので、貴重です。ヒンカリに茄子にハチャプリ、おいしいものが多いですよ！こちらならワインも飲めますｗ見るところ少ないけれど、おいしいもの食べたり、サーカスや演劇などのエンターテイメントのために週末行くのもありかなと思いました。
  
  
  Wakabun