'19 GW　兄妹3人旅　山形編-３～蔵王温泉・山形市など～

2019/04/28 - 2019/05/01

4月30日午後、山寺から蔵王温泉に来ました。
前日までの好天とはうって変わって、雨になってしまったので、予定していたロープウェイに乗れず(乗らず)、兄に、チクチク言われながら、蔵王温泉散策をしました。

5月1日、令和になりました！
令和初日、旅行最終日、山形市を巡りました。

エリア 山形市(山形)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

たかみや瑠璃倶楽リゾート　　丹下健三　設計

山形には、他にも有名建築家の設計した旅館やホテルがあったのですが、庄内とか銀山温泉とか検索した時には、どこも満室でした。

1時前に着いてしまいました。ホテルに車と荷物を先に預かってもらい、散策へ。

蔵王温泉 たかみや瑠璃倶楽リゾート 宿・ホテル

ホテル横の階段を下りて、鴫の谷地沼を散歩します。
水芭蕉が咲いていました。

鴫の谷地沼・横倉山コース 公園・植物園

ちょっと侘しい感じが、良い感じです。
雨の中の散策でしたが、歩道がちゃんと整備されていたので、問題ありませんでした。
兄は、ロープウェイに乗らないことにふて腐れて、どんどん先へ行ってしまいました。

振向く　　佐藤助雄　作

かなり静かです。

鴫の谷地沼 自然・景勝地

最初の所とは、別の水芭蕉ゾーン。

小川の水辺にも、ぽつりぽつり。

水芭蕉の群生地に出ました。

こんなにいっぱいの水芭蕉が見られて、感激です。
ここもまた、他の観光客がいなくて、とても静かでした。

まだ時間があったので、せっかくなので温泉神社まで行ってみました。
かなりの急な階段です。
ある意味、山寺よりきつい。

酢川温泉神社 寺・神社・教会

酢川温泉神社

温泉神社の横の薬師神社
こちらの方が趣がありました。

下りももちろん同じ階段。
膝がふるふるしてしまいます。

水車がありました。
硫黄温泉の匂いが漂う温泉街です。

まだ3時前でしたが、早くに部屋へ案内していただきました。

蔵王温泉 たかみや瑠璃倶楽リゾート 宿・ホテル

ベランダにお風呂。
温泉ではありませんが、夜用、朝用のアロマオイルをいただきました。
ここは後付けかな？
この目隠しの簾と大浴場の目隠しがぼろくなってしまっている外観で、丹下健三建築がちょっと残念な感じに。少しメンテが必要でしょうか。
従業員さん達は良かったのでね。

タカミヤグループのホテルの温泉に無料で入れるとの事だったので、近くのルーセントタカミヤに行きました。
ほぼ貸切でした。露天風呂もあってとても良かったです。

平成の天皇陛下の退位。
最後に振り返られたお姿が印象的でした。

ロビー
家具は奥山清行氏によるコーディネート。
エンツォ・フェラーリなどのデザインで有名な工業デザイナーです。

ラウンジにて。

こちらのサワーを無料でいただきました。
慣れてないお兄さんが一人で提供していたので、てんやわんやになっていました。

姉は飲めないくせに、このジュースの缶を撮りたいというだけのことで注文したので、結局、私が2杯飲みました。
夕食時間を6時～にしてしまったので、急いで、ほぼ一気飲み。

夕食。

平成最後の日、せっかくなので地酒をいただきました。

朝。
ベランダの簾の隙間から。
とても美しい雲海が広がっていました。

朝は、ビュッフェ。

前日とはうって変わって、良い天気でしたので、蔵王中央ロープウェイへ。

蔵王中央ロープウェイ 乗り物

ロープウェイからの眺めはとても良かったです。

私たち以外、ほぼスキーヤーでした。

鳥兜山山頂展望台へ。

山頂に着いたら真っ白に…。
何の眺望も望めませんでした。ロープウェイ内で見られて良かったです。

大黒天様。

あちらは、三郎岳でしょうか？
この後数秒で霧に覆われ、見えなくなりました。

長居してもしょうがないので、早々に退散。

下りのロープウェイ。
外は真っ白。

山はすっかり霧の中。

蔵王温泉から下りてきました。

ガイドブックに載っていたパン屋KOUBに来ました。
食パンだけにしようと思っていましたが、どれもおいしそうで買い過ぎてしまいました。

気になっていた百目鬼(どめき)温泉に来てみました。
3分以上、浸かってはいけない温泉です。でもたった3分でぽっかぽかです。
ソフトボールの上野選手のサインや、関取のサインなどが飾ってありました。

百目鬼温泉 温泉

護国神社に来ました。
元々予定していませんでしたが、姉が、せっかくだから令和初日の御朱印がほしい！と言うので。姉チョイスの神社。

山形県護国神社 寺・神社・教会

令和の幟。

すでに、御朱印待ちの長蛇の列ができていました。

御朱印の順番待ちの間に、巫女さんが山形県護国神社の本を参拝者の皆に配ってくださったり、お札やお守りを購入する方には、鈴を鳴らして手渡してくださったりで、何だかとても素敵な神社でした。

御朱印をいただくのに1時間以上かかりました。
皆思う事は一緒なのですね。

両親は、この日に福岡の大宰府天満宮へ行っていたのですが、物凄いことになっていたようなので、まだ少なかった方だったのかもしれないですね。

お昼は、平田牧場に来ました。
美味しいとんかつでした。

平田牧場 ホテルメトロポリタン山形店 グルメ・レストラン

文翔館　　
設計は、米沢市出身の中條精一郎を顧問として東京都出身の田原新之助が担当。

初代県令三島通庸の命により、
明治10年に山形県庁舎が、また16年に県会議事堂が建設。
明治44年5月の山形市北大火により両棟とも消失。
復興が計画され、大正2年4月に着手、大正5年6月に完成。

こちらは旧県庁舎。

文翔館(山形県旧県庁舎及び県会議事堂) 名所・史跡

あちらが旧県会議事堂。

玄関ホール

こんな立派な建物が無料で公開されています！びっくりです。

中央階段

ステンドグラスは、月桂樹の葉の輪飾りがデザインされています。

正庁

漆喰飾り

とても細かく、美しいです。

正庁のバルコニー

床に傾斜をつけることによって、雨水がたまらないようになっているそうです。
市松模様がかわいい。

時計塔

貴賓室

修復の様子。

記念碑の回廊
明治時代から5つの時代に区分した展示コーナー。

会計課・銀行出納係

とても良くできた人形です。ドラマの1シーンのようです。
奥の男性職員は課長という設定で、女性職員と話をしています。左の男性職員はソロバンで計算をしています。
夕暮れ設定なのも何だか良い感じです。

渡り廊下を通って旧県議会堂へ。

旧県議会堂の中庭。

タイルがお洒落な水洗トイレ。
現在は使われていません。

議場ホール

兄が議長席、姉が書記役などと遊んで写真を撮っていたら、後から来た親子に苦笑いされてしまいました…。

旧県会議事堂

チューリップも綺麗に咲いていました。

里ノ宮　湯殿山神社　　
旧県会議事堂の奥にありました。
こちらの神社の御朱印も1時間待ちだったので、さすがに断念。

湯殿山神社 寺・神社・教会

霞城公園に来ました。
野球場があったりで、とても広いです。
どこの駐車場に停めて良いのか迷いました。

二ノ丸東大手門の内部が公開されていたので、見学させていただきました。
投石や鉄砲や弓で攻撃するための石落としがあったりで面白かったです。

山形城跡(霞城公園) 名所・史跡

最上義光の騎馬像

山形市郷土館　　 筒井明俊(？)　設計

旧済生館本館です。
明治11年9月に初代県令三島通庸の命により、竣工した擬洋風の病院建築物です。
外観は３層ですが、中は４階建ての三層楼。
昭和44年に霞城公園内に移築復元工事が完了
昭和46年に管理棟を付設のうえ「山形市郷土館」となりました。

三島通庸、凄いね。
山形の洋風建築は、ほぼ、初代県令三島通庸の命により　です。
いだてんに出てきたオリンピアン三島弥彦の父親でもあります。

旧済生館本館(山形市郷土館) 美術館・博物館

イチイの巨樹　幹回り2.4m
江戸時代には、この場所に稲荷神社が祀られていたとの事です。

創建当時は医学校が併設され、オーストリア人医師ローレツが近代医学教育の教鞭をとりました。
1･2階を一般公開し、郷土史・医学関係資料を展示しています。
展示物は、撮影禁止です。

こちらも無料です。山形、太っ腹！

回廊になっています。

２階へ。

2階より中庭を。

2階から３階への螺旋階段。

手すりのカーブもとても美しい。

こちらは撮影しても良いお部屋。

病院の薬品の匂いが漂う建物でした。
明治末期の済生館の写真の絵葉書まで、無料でいただきました。

本丸一文字門

山形城跡(霞城公園) 名所・史跡

最後に、４ッ葉のクローバーを見つけました。

山形駅でお土産を買い足して、山形新幹線つばさで帰ります。

山形駅 駅

山形は、お洒落でかわいいデザインのものが多かったです。
行けなかったけれど、天童家具とか、擬洋風建築や現代建築も多くあるし、総じて美意識の高い県民性なのですね。素敵です。

夕食は駅弁。

本当は、今年のGWは、せっかくの10連休だから海外にしようか、と言っていたのですが、旅行好きの皆さんのスタートが早く、姉の決心がつくのを待っていたら、航空券がべらぼうに高くなってしまったので、あえなく断念。以前、両親の旅行プランニングで興味を持っていた山形にしたのでした。
でも、山形、とても良かった！山形ファンになりました。
まだまだ奥深いし、行けなかったところもいっぱいあるので、また訪ねたいです。

兄が、電車(ローカル線)にも乗らず、遊園地・動物園も諦めたのは、来年に行く約束をしたからなので、来年のGWは、それらが叶えられるところへ。