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《2019.June》あみんちゅ令和を迎えたTHE DAY IN OKINAWAを訪ねる旅その六~ここはいずこ編~<br /><br />NHの4桁コード便は曇り空の那覇空港を離陸しました。そしてまもなく雲の上へと出るとそこには夏の青空が広がっていました。本来那覇~伊丹間のダイレクトフライトであれば2時間位のフライトのはず。しかし今回はUAのマイレージを利用した特典航空券であるために国際線のアドオンで利用する国内線区間という扱いです。ちなみにフライト時間は2時間35分。どこまで飛ぶのやらと思いつついつもならばウキウキして搭乗している筈ですが、沖縄疲れのためにウトウトしっぱなし。気がつけば紀伊半島を超えていました。なんせ下界は天気が悪いので今どこ?と思いつつ飛んで行っている感じです。間もなく着陸態勢に入るとのアナウンスのすぐ後に一段と厚くなった雲を掠めるようにして飛んだ後に高度を下げて行きます。雲の下は案の定の雨模様。その雨もかなり強い様子を呈しており、空港近くも雨か霧で烟っている状態でした。いつものように揺れても飛行には影響ありませんとのアナウンスの後に無事とある空港に到着。大阪までの2セクターの前半が終了します。<br /><br />5番スポットに駐機するとのアナウンス、Peachも就航している空港に到着しました。とある空港とは3レターでいうSDJ、つまり仙台空港でした。なぜ沖縄から仙台に行くのか?と聞かれても答えられません。適当な時間の出発と到着時刻で選んだ結果、てっきり鹿児島(KOJ)と勘違いをしただけの理由です。機材であるB767-300は那覇から仙台に飛んだ後に大阪へと向かいます。とはいえ普通に考えると利用しないルール故、仙台のトランジットってどうなるのかすら分からなかったのが事実です。<br /><br />実際に仙台空港で飛行機から降りてボーディングブリッジを歩いて行くと、大阪と小松へと向かうトランジット客を探していました。小松は2組、大阪は私だけ。那覇から小松はJTAのダイレクト便が1便ありますが、B737-800と小型機での運航のため日によっては取れないこともあるようで、ANAの福岡・羽田トランジット便は値段も変わらないため利用頻度は高いようですが、少なからず割高となる仙台トランジット便も需要はあるようです。そんな3人3様のお客はゲートではなく搭乗ロビーに案内されて出発を待つことになりました。<br /><br />小松線は1時間、大阪線は50分の待ち時間がありました。しかしここで大きな勘違いをしており、50分の滞在だとゆっくりできるだろうとたかをくくっていましたが、この50分というのは機材が到着してから出発迄の時間であり実質36分の時間しかありません。私自身9年ぶりの仙台ではあったものの、空港周辺すら見ることもできずに仙台銘菓〝萩の月〟と〝くるみゆべし〟だけをお土産として購入しただけで搭乗時間となりました。那覇から仙台線のほぼ満席だったことと比較すると50%程度の搭乗率。故に搭乗が始まったと思えばすぐ最終案内と慌ただしい時間が過ぎただけでした。乗って来た機材のシートだけが変わっただけで大阪へと向かいます。那覇空港のような離陸待ちもなくスムーズにタキシングから離陸し、眼下に広がる広瀬川を眺めながら再び雲の中へと突っ込んで行きました。<br /><br />再び雲上の人と相成りましたが、平行に飛ぶようになると先ずは飲み物のサービス。行きは頂いていないので目覚ましにアイスコーヒーを頂きます。一旦東へ飛んでから今度は西へと飛んでいるためにちょうど夕日が窓から差し込んできます。雲の上だから経験できることであって、梅雨明けしていない下界ではこの景色は見ることができません。ちょっとした優越感に浸ることはできましたが、なんせ仙台~大阪だと半分の時間のフライトなのであっという間についてしまいます。関西圏では天気は良く晴れており、下界の様子が良く見ることが出来ました。<br /><br />大阪上空に差し掛かるとまもなく着陸。ほぼ定刻に大阪伊丹空港に到着して、今回の航空機移動は終わります。<br /><br />荷物は那覇で預ければ伊丹で受け取ることが出来ます。もっともNH738便自体の利用客が少ないためにすぐにピックアップが出来ました。ゆっくりする間もないままリムジンバス乗り場へと向かい、19:30の京都行きに乗車します。よくよく考えればリムジンバスは南ターミナル始発なので、少し歩けば余裕で座れたもののすっかり忘れていました。全日空の北ターミナルの出発時刻寸前は結構混雑していました。いつもならばトランクに荷物を預けるのですが、係員氏の〝余裕で持ち込めます〟との言葉につられて車内に入ると正シートはほぼ埋まっている状態…。荷物位預かってよ~と一瞬思ったたかティムさんでした。<br /><br />このリムジンバスというのはなぜこんなに正確に走れるのだろうと感心しつつ京都駅八条口に到着します。いつもはここが終点なのでもちろん下車しますが、今回乗ったバスは出町柳駅迄行くバスだったので、次の京都駅烏丸口で下車します。駅へと向かう途中にある京都中央郵便局に立ち寄って、最後に撮影したフィルムを発送します。岩手県の大船渡市迄約2日で到着することを考えれば沖縄からかかる日数もわからないまま差し出すよりよっぽど気楽です。これで明日予定していたことも済ませたのでいよいよ自宅へと変えるだけとなりました。<br /><br />京都駅西口改札から入場し、2番線へと向かいます。新快速野洲行きに乗車しふたつのトンネルを潜ると南淡海と相成ります。田舎駅ではあれど新快速が止まってくれるのでありがたいのですが、だいたい旅行帰りの際にはバスの乗り継ぎが上手くいかず今回も15分程待たなければなりませんでした。田舎の赤バスバス停は昨年10月から整列乗車が始まりましたが、長年ここではやっていなかったこと故違和感があって仕方がありません。行き先別に並んでいるとは言え、行き先の違うバスに乗車するにも列が同じだと途中で立ち止まる方もおり、ぶつかることも多いようです。おまけにその列が盲人用の点字ブロックを跨いでおり、通行の妨げになっている他に駅前交番から出るパトカーの進路を邪魔しているためにクラクションを鳴らされることなどなにも考えずに見た目だけを良くするために始めたようなものです。バスに乗ることが少ない者が今までの乗車形態は恥ずかしいとか宣っているようですが、もし正しく整列乗車を進めるようにするならば現在の倍ほどの広さのバス停を構え、列の方向は逆方向にすることなど根本的な解決には程遠いことを指摘すらしていません。現在のようにバス会社別のバス停があの狭いバスターミナルの中に並存している以上仕方がないと考えるべきでしょう。まぁいくら異論を唱えても見た目重視でやるだけならば仕方がありませんが・・・。<br /><br />そんな訳で15分程の待ち時間を経て自宅方面へと向かうバスに乗車しました。仕事帰りならばやっと帰り着けると思うのですが、やはり沖縄旅の帰り道、ちょっとセンチになったりもします。ただ始めて雨に祟られた沖縄を体験してこれ程疲れるのかということを実感した私的には、今回に限っては帰りたい気持ちも確かにあったに違いありません。通勤時同様15分程のバス旅を終えるとど田舎バス停に到着し、歩くこと数分でど田舎我が家に到着します。今までの沖縄本島への旅で最高の移動距離を記録した今回の旅路、取り敢えず無事に帰って来ることができました。<br /><br />長々とした旅行記にお付き合い頂きまして誠にありがとうございます。これで令和元年の沖縄〝《2019.Sep》あみんちゅ令和を迎えたTHE DAY IN OKINAWAを訪ねる旅その六~ここはいずこ編~〟は終わります。<br /><br />《来年に続く》<br /><br />《2019.June》あみんちゅ令和を迎えたTHE DAY IN OKINAWAを訪ねる旅その五~ここはいずこ編~<br /><br />那覇空港 12:45<br />セキュリティ 13:35<br />ゲート 13:59<br />ボード 14:01<br />シット 14:03<br />プッシュバック 14:11<br />タキシング 14:17<br />離陸 14:32<br />着陸 16:43<br />駐機 16:47<br />出る 16:47<br />搭乗 17:23<br />シット 17:25<br />クローズ 17:27<br />プッシュバック 17:30<br />タキシング 17:35<br />離陸 17:38<br />着陸 18:57<br />駐機 19:06<br />降りる 19:09<br />ピックアップ 19:21<br />アウト 19:22<br />リムジンバス 19:30<br />京都駅烏丸口 20:24<br />京都 20:46<br />石山 20:59<br />21:16<br />中央 21:31<br />自宅 21:35//

《2019.June》あみんちゅ令和を迎えたTHE DAY IN OKINAWAを訪ねる旅その六~ここはいずこ編~

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2019/06/24 - 2019/06/24

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たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

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《2019.June》あみんちゅ令和を迎えたTHE DAY IN OKINAWAを訪ねる旅その六~ここはいずこ編~

NHの4桁コード便は曇り空の那覇空港を離陸しました。そしてまもなく雲の上へと出るとそこには夏の青空が広がっていました。本来那覇~伊丹間のダイレクトフライトであれば2時間位のフライトのはず。しかし今回はUAのマイレージを利用した特典航空券であるために国際線のアドオンで利用する国内線区間という扱いです。ちなみにフライト時間は2時間35分。どこまで飛ぶのやらと思いつついつもならばウキウキして搭乗している筈ですが、沖縄疲れのためにウトウトしっぱなし。気がつけば紀伊半島を超えていました。なんせ下界は天気が悪いので今どこ?と思いつつ飛んで行っている感じです。間もなく着陸態勢に入るとのアナウンスのすぐ後に一段と厚くなった雲を掠めるようにして飛んだ後に高度を下げて行きます。雲の下は案の定の雨模様。その雨もかなり強い様子を呈しており、空港近くも雨か霧で烟っている状態でした。いつものように揺れても飛行には影響ありませんとのアナウンスの後に無事とある空港に到着。大阪までの2セクターの前半が終了します。

5番スポットに駐機するとのアナウンス、Peachも就航している空港に到着しました。とある空港とは3レターでいうSDJ、つまり仙台空港でした。なぜ沖縄から仙台に行くのか?と聞かれても答えられません。適当な時間の出発と到着時刻で選んだ結果、てっきり鹿児島(KOJ)と勘違いをしただけの理由です。機材であるB767-300は那覇から仙台に飛んだ後に大阪へと向かいます。とはいえ普通に考えると利用しないルール故、仙台のトランジットってどうなるのかすら分からなかったのが事実です。

実際に仙台空港で飛行機から降りてボーディングブリッジを歩いて行くと、大阪と小松へと向かうトランジット客を探していました。小松は2組、大阪は私だけ。那覇から小松はJTAのダイレクト便が1便ありますが、B737-800と小型機での運航のため日によっては取れないこともあるようで、ANAの福岡・羽田トランジット便は値段も変わらないため利用頻度は高いようですが、少なからず割高となる仙台トランジット便も需要はあるようです。そんな3人3様のお客はゲートではなく搭乗ロビーに案内されて出発を待つことになりました。

小松線は1時間、大阪線は50分の待ち時間がありました。しかしここで大きな勘違いをしており、50分の滞在だとゆっくりできるだろうとたかをくくっていましたが、この50分というのは機材が到着してから出発迄の時間であり実質36分の時間しかありません。私自身9年ぶりの仙台ではあったものの、空港周辺すら見ることもできずに仙台銘菓〝萩の月〟と〝くるみゆべし〟だけをお土産として購入しただけで搭乗時間となりました。那覇から仙台線のほぼ満席だったことと比較すると50%程度の搭乗率。故に搭乗が始まったと思えばすぐ最終案内と慌ただしい時間が過ぎただけでした。乗って来た機材のシートだけが変わっただけで大阪へと向かいます。那覇空港のような離陸待ちもなくスムーズにタキシングから離陸し、眼下に広がる広瀬川を眺めながら再び雲の中へと突っ込んで行きました。

再び雲上の人と相成りましたが、平行に飛ぶようになると先ずは飲み物のサービス。行きは頂いていないので目覚ましにアイスコーヒーを頂きます。一旦東へ飛んでから今度は西へと飛んでいるためにちょうど夕日が窓から差し込んできます。雲の上だから経験できることであって、梅雨明けしていない下界ではこの景色は見ることができません。ちょっとした優越感に浸ることはできましたが、なんせ仙台~大阪だと半分の時間のフライトなのであっという間についてしまいます。関西圏では天気は良く晴れており、下界の様子が良く見ることが出来ました。

大阪上空に差し掛かるとまもなく着陸。ほぼ定刻に大阪伊丹空港に到着して、今回の航空機移動は終わります。

荷物は那覇で預ければ伊丹で受け取ることが出来ます。もっともNH738便自体の利用客が少ないためにすぐにピックアップが出来ました。ゆっくりする間もないままリムジンバス乗り場へと向かい、19:30の京都行きに乗車します。よくよく考えればリムジンバスは南ターミナル始発なので、少し歩けば余裕で座れたもののすっかり忘れていました。全日空の北ターミナルの出発時刻寸前は結構混雑していました。いつもならばトランクに荷物を預けるのですが、係員氏の〝余裕で持ち込めます〟との言葉につられて車内に入ると正シートはほぼ埋まっている状態…。荷物位預かってよ~と一瞬思ったたかティムさんでした。

このリムジンバスというのはなぜこんなに正確に走れるのだろうと感心しつつ京都駅八条口に到着します。いつもはここが終点なのでもちろん下車しますが、今回乗ったバスは出町柳駅迄行くバスだったので、次の京都駅烏丸口で下車します。駅へと向かう途中にある京都中央郵便局に立ち寄って、最後に撮影したフィルムを発送します。岩手県の大船渡市迄約2日で到着することを考えれば沖縄からかかる日数もわからないまま差し出すよりよっぽど気楽です。これで明日予定していたことも済ませたのでいよいよ自宅へと変えるだけとなりました。

京都駅西口改札から入場し、2番線へと向かいます。新快速野洲行きに乗車しふたつのトンネルを潜ると南淡海と相成ります。田舎駅ではあれど新快速が止まってくれるのでありがたいのですが、だいたい旅行帰りの際にはバスの乗り継ぎが上手くいかず今回も15分程待たなければなりませんでした。田舎の赤バスバス停は昨年10月から整列乗車が始まりましたが、長年ここではやっていなかったこと故違和感があって仕方がありません。行き先別に並んでいるとは言え、行き先の違うバスに乗車するにも列が同じだと途中で立ち止まる方もおり、ぶつかることも多いようです。おまけにその列が盲人用の点字ブロックを跨いでおり、通行の妨げになっている他に駅前交番から出るパトカーの進路を邪魔しているためにクラクションを鳴らされることなどなにも考えずに見た目だけを良くするために始めたようなものです。バスに乗ることが少ない者が今までの乗車形態は恥ずかしいとか宣っているようですが、もし正しく整列乗車を進めるようにするならば現在の倍ほどの広さのバス停を構え、列の方向は逆方向にすることなど根本的な解決には程遠いことを指摘すらしていません。現在のようにバス会社別のバス停があの狭いバスターミナルの中に並存している以上仕方がないと考えるべきでしょう。まぁいくら異論を唱えても見た目重視でやるだけならば仕方がありませんが・・・。

そんな訳で15分程の待ち時間を経て自宅方面へと向かうバスに乗車しました。仕事帰りならばやっと帰り着けると思うのですが、やはり沖縄旅の帰り道、ちょっとセンチになったりもします。ただ始めて雨に祟られた沖縄を体験してこれ程疲れるのかということを実感した私的には、今回に限っては帰りたい気持ちも確かにあったに違いありません。通勤時同様15分程のバス旅を終えるとど田舎バス停に到着し、歩くこと数分でど田舎我が家に到着します。今までの沖縄本島への旅で最高の移動距離を記録した今回の旅路、取り敢えず無事に帰って来ることができました。

長々とした旅行記にお付き合い頂きまして誠にありがとうございます。これで令和元年の沖縄〝《2019.Sep》あみんちゅ令和を迎えたTHE DAY IN OKINAWAを訪ねる旅その六~ここはいずこ編~〟は終わります。

《来年に続く》

《2019.June》あみんちゅ令和を迎えたTHE DAY IN OKINAWAを訪ねる旅その五~ここはいずこ編~

那覇空港 12:45
セキュリティ 13:35
ゲート 13:59
ボード 14:01
シット 14:03
プッシュバック 14:11
タキシング 14:17
離陸 14:32
着陸 16:43
駐機 16:47
出る 16:47
搭乗 17:23
シット 17:25
クローズ 17:27
プッシュバック 17:30
タキシング 17:35
離陸 17:38
着陸 18:57
駐機 19:06
降りる 19:09
ピックアップ 19:21
アウト 19:22
リムジンバス 19:30
京都駅烏丸口 20:24
京都 20:46
石山 20:59
21:16
中央 21:31
自宅 21:35//

旅行の満足度
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス ANAグループ JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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