2019年5月　還暦夫婦ロシアへ行く 9日め　モスクワ　/　トレチャコフ美術館　救世主キリスト教会　プーシキン博物館

2019/05/15 - 2019/05/29

2019年ＧＷ明けの5月15日から5月29日までサンクトペテルブルグ、モスクワとおまけでブリュッセルに行ってきました。個人旅行の参考になればと備忘録を兼ねて投稿します。
今までソ連時代のイメージから「おそロシア」と何となく思っていましたが、観光地としても充実しており、みんなきちっとしており，人もやさしく、イメージを一新しました。また個人旅行は難しいのかなとも思っていましたが、ほとんど問題なく旅行を楽しむことができました。但し、事前の調査は怠りなく！

この日は美術館巡りの日。トレチャコフ美術館とプーシキン博物館に行きました。トレチャコフ美術館は日本で見た展覧会がすばらしかったので是非来てみたかった。道中、金ぴか玉ねぎ頭の救世主キリスト教会によりましたが、この旅行で初めて雨に降られました。

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 スイスインターナショナルエアラインズ ANA オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

１０時の開館に合わせてトレチャコフ美術館（500ルーブル)に向かいます。日本でみた「ロマンチックロシア」という美術展で見たロシア絵画がすばらしかったので是非全貌を見てみたかったからです。（写真はトレチャコフ美術館正面）
ロシアの作家は日本ではほとんど知られていられていませんが、絵は写実的できれいな絵が多いです。

トレチャコフ（１９世紀後半の実業家）によって設立されたロシア美術最大の美術館です。（写真は創始者トレチャコフ像）

パンフレット（英語版）

「アレクサンドル・プーシキンの肖像(1827)」キプレンスキー

「乗馬姿の婦人(1832)」ブリューロフ

「刺繍をする人(1823)」トロピーニン

「黒潮(1881)」アイヴァゾフスキー

「虹(1873)」アイヴァゾフスキー

「月の夜(1889)」「見知らぬ女性(1883)」I.Kamskoy
１１月まで日本で開催されている「ロマンチィックロシア」に出展されていると説明書きがあります。この展覧会を見て、この美術館に来たくなりました。

「ウラジミールの道(1892)」イサク・レヴィタン

「松林の朝(1889)」シーシキン

「戦争の結末(1871)」ヴェレシチャーギン

「自画像　ドレッサーにて(1909)」Z.Serebryakova

２時間３０分ほど見て外に出てみると雨が降ってきました。歩いて救世主キリスト教会へ向かいます。モスクワ川から枝分かれした運河（歩行者専用道路）を渡ります。

橋の上からはモスクワ川クルーズで見たピョートル大帝記念碑が見えました。

橋の渡った正面に救世主キリスト教会が見えます。この後、豪雨になり教会へ急いで向かいました。

救世主キリスト教会(無料)内は撮影禁止。なかは広く、静かな空間が広がります。元々はナポレオンに勝利したことを祝って建てられたたてものですが、その後の歴史に翻弄され2000年に復活した建物です。外にでてくると雨は上がっていました。

プーシキン博物館(400ルーブル)は救世主キリスト教会のすぐそばです。（写真は正面入り口）

正面入り口は閉まっており、案内板に従ってNo.5の入口に回ります。もともと美術史学習を目的として開設された美術館なので、絵画以外の展示物もあります。子供たちの見学の集団がいました。

学習用としての精神は引き継がれていて展示されている彫刻美術の大半は模造です。珍しく日本語のパンフレットがありました。

パンフレット（日本語）

古代エジプト芸術

イコンははずせません。

有名な画家でしたが、名前を忘れました。

「ド・オービニー婦人とポートランドの伯爵夫人(1638)」アンソニー・ヴァン・ダイク

「バッカスの競演(1615)」ピーテル・パウル・ルーベンス

「老婦人の肖像(1654)」レンブラント・ファン・レイン

「聖セバスチャンの恰好をした少年の肖像(1490)」ジョバンニオ・アントニーオ・ポルトラッフィオ

「アハシュエロス　ハマンとエステル(1660)」レンブラント

「葡萄畑の聖母子(1529)」ルーカス・クラナッハ

バスでプーシキン博物館前から赤の広場まで移動(YANDEX.MAPSと３日間パスが活躍)し、赤の広場近くのスーパー　モイ・アシャンで買い物。ここでジョージアワインを買い込み、地下鉄でホテルまで戻りました。

ハッピーアワーの時間帯にホテルに戻れたので、ラウンジでビールと軽食をいただきます。（写真はヒルトン・モスクワ・レニングラードのクラブラウンジ）

部屋へ戻ってきて、先ほど買ってきたジョージアワインを飲みました。