ピピ島プランクトンツアー

2019/07/06 - 2019/07/07

７月７日、ピピ島プランクトンツアーに参加する。
いつものＵRIPツアーに行きボスに実施ツアーを聞く。仮営業はしているが自分の所ではなく他社のツアーを販売しているだけとの事。
しかたがないのでリストを見せて貰うと「プランクトンツアー」というのがあった。
今まで経験したことがないツアーなので申し込んでみる。
夜光虫を踏んで光らせるのではないか？とは思うのだが・・・。
朝１０時半集合で夜までかかるらしい。
600バーツ。国立公園料400バーツ。

エリア ピピ島(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

７月７日、午前７時、気温26℃、晴れ。
今日も１日晴れの予想。

午前１０時、おかず食堂で朝食。
ＵRIPのツアーではないので朝食は付かない。
カパウカイに目玉焼き。60バーツ。アロイ。

10時20分。ＵRIPのデスク。
ＵRIPボートの船頭のイーさんが通る。
ＵRIPが仮営業で休みの間は、タクシーボートで二人の奥さんと子供を養っているらしい。
使ってあげたいが一人なので高くつくのでままならない。
では、行ってきま〰す！

今日、利用するロングテールボートがやって来た。

私とフランス人の熟年カップルの３人を乗せボートはバンブービーチへ向かう。

フランス人は国立公園料は、聞いてないとクレームをつけてボートに残ると言っていたがビーチに１時間半と聞いて結局支払い降りる。
このくだりは、毎回、繰り返されるのでなんとかならないものか？

オフシーズンのせいか今日はボートが少ない。

傾いた家はまだ建っていた。
危険な為立ち入り禁止の警告が貼られていた。

ここで海パンに履き替えて来るのを忘れていたことに気づく！
短いジャージのパンツだったので下に履いていた綿のパンツは濡れると重くなるので脱ぎジャージを直接はき１日過ごさなくてはならなくなった。

今日、一本目のシュノーケル。
朽ち木に付いた苔をついばみに青ブダイ等が集まる。
青白い鰯の群れも来ていた。

後半は、木陰で休む。

移動中に昼食のカウパットが配られる。
２本目は、シャークポイント。
今日は手前の珊瑚のある方につけてくれた。
型の良い河豚やハギがいた。

２時にトンサイ港に戻り午後からツアー参加の客を乗せる。ロシア人、フランス人、ラテン系と合わせてさらに１１人乗船。

計１４人でボートは満席に。

次はモンキービーチ。
ファランは本当に猿が好きだ！
興奮したラテン系が、たまらず飛び込む。

今日は満潮でビーチが出ていないので木につかまっている様子を撮るだけ。

舳先をピピレイ島に向けた。

波が穏やかなので西から回る。

いきなりマヤベイに入って行く。

まだ規制中で中には入れない。

マヤベイ入口で今日３本目。
満潮で底まで10m位あるがよく見える。
水はクリアだが珊瑚礁の回復はまだ当分無さそうだ。１割も付いていない！

島の南をぐるりと回って、ロサマベイに入り今日４本目。午後参加組はまだ元気だが、我々午前組はそろそろ疲れが出てくる。フランス人の奥さんはもう入らない。
ここにはバラクーダの小さな群れが来ていた。

ボートはピレラグーンに入って行く。

ラグーンの中で今日５本目。
浅い砂地の底なのでよく見える。
あまりおもしろいポイントではないのでゴビー(ハゼ)とエビの共生を観察する。エビが甲斐甲斐しく砂を穴から運び出す様子は、以外と見ていて飽きない。同じ穴にいるので砂地の穴を見つければ大抵観察出来る。

ピレラグーンを出て以前ブラックチップシャークの群れがいたポイントを過ぎる。

お馴染みのバイキングケーブ。

ピピドン島のモンキービーチに戻ってサンセットまでの時間調整。最後にサンセットを見せてツアーを盛り上げて終わる仕組み。

サンセットは、６時半頃から始まり45分に沈む。
この旅最高の景色だったがここでスマホの電池が切れる。サンセットツアーはここで終了。トンサイ港に７時頃に戻る。
お忘れかも知れないが、私が参加したのは「プランクトンツアー」で、ここからはナイトツアーになる。
参加者は、私以外にラテン系の４人が残る。
ボートは、ナイトダイブをしてるダイブボートよりさらに外海に出て、モンキービーチの沖の真っ暗なポイントに止まる。エンジンを停めて静寂の中、待つこと10分、シュノーケルの声がかかる。
訳もわからず暗闇の海に飛び込むと「プランクトンツアー」の意味が分かる！
手やフィンに触れた夜光虫が、星屑のように光りを発する。動きに合わせて光るので天使のようだ。
10分程で終了の合図が鳴り、港に引き上げる。
１日の疲れも忘れて、帰りのボートの中は明るかった。