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今まで北海道にやって来たのは8月が殆どで、道東の原生花園めぐりをしても花の終わった湿原や平原を見るばかり。今回は、6月。道東の湿原や原生花園の花々が花開く季節。この季節なら花々がみれるはず。<br />そう思って北太平洋シーサイドライン「岬と花の霧街道」にあるアヤメが原に行って見ました。ここは海の間際ですが、断崖になっていて標高約100メートルあります。広さ約100ヘクタールの広大な原生花園で、約30万株のヒオウギアヤメをはじめとして、ハクサンチドリ、エゾフウロ、キンポウゲ、ヤマブキショウマなど100種類以上の花々をみることができるとパンフレットには書かれています。<br />さて、花々は待っていてくれるでしょうか?

道東シーサイドラインを走ってアヤメを見に行く

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2019/06/19 - 2019/06/28

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tono202

tono202さん

今まで北海道にやって来たのは8月が殆どで、道東の原生花園めぐりをしても花の終わった湿原や平原を見るばかり。今回は、6月。道東の湿原や原生花園の花々が花開く季節。この季節なら花々がみれるはず。
そう思って北太平洋シーサイドライン「岬と花の霧街道」にあるアヤメが原に行って見ました。ここは海の間際ですが、断崖になっていて標高約100メートルあります。広さ約100ヘクタールの広大な原生花園で、約30万株のヒオウギアヤメをはじめとして、ハクサンチドリ、エゾフウロ、キンポウゲ、ヤマブキショウマなど100種類以上の花々をみることができるとパンフレットには書かれています。
さて、花々は待っていてくれるでしょうか?

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
  • 6月下旬の平日午後に、やってきたのはアヤメが原の駐車場。<br />人影はまばらです。

    6月下旬の平日午後に、やってきたのはアヤメが原の駐車場。
    人影はまばらです。

  • 道標に導かれてアヤメが原への道を進みます。

    道標に導かれてアヤメが原への道を進みます。

  • ダケカンバの林を抜けて行くと「関門」があります。<br />柵の中では馬が放されていて、これが草原を守ることに一役買っているようです。 <br /> 

    ダケカンバの林を抜けて行くと「関門」があります。
    柵の中では馬が放されていて、これが草原を守ることに一役買っているようです。 
     

  • ちなみに、ここには25年前に家族で羅臼岳と斜里岳に登っ後の帰路に立ち寄りました。その際の苦い思い出があります。駐車場で車上荒しに遭いました。子ども達の財布が持って行かれたのです。それまでの楽しい思い出がグレーに染められたのを思い出します。そんなことを思い出しながらダケカンバの林を抜けて行きます。配偶者は、そのことに気付いていないようです。敢えて思い出させることもないので、話題には出しません。

    ちなみに、ここには25年前に家族で羅臼岳と斜里岳に登っ後の帰路に立ち寄りました。その際の苦い思い出があります。駐車場で車上荒しに遭いました。子ども達の財布が持って行かれたのです。それまでの楽しい思い出がグレーに染められたのを思い出します。そんなことを思い出しながらダケカンバの林を抜けて行きます。配偶者は、そのことに気付いていないようです。敢えて思い出させることもないので、話題には出しません。

  • 2つ目の柵を越えて、前を見ると

    2つ目の柵を越えて、前を見ると

  • 海に向かって草原が広がります。その向こうは断崖、そして太平洋です。<br />海に突き出す岬と草原。良い感じです。<br />アヤメ類もぽつぽつ咲いているようです。<br />しかし、入口付近は「群生」とはいきません。<br /><br />

    海に向かって草原が広がります。その向こうは断崖、そして太平洋です。
    海に突き出す岬と草原。良い感じです。
    アヤメ類もぽつぽつ咲いているようです。
    しかし、入口付近は「群生」とはいきません。

  • 公園の管理員さんから<br />「今は五分咲き程度で、1週間後のアヤメ祭りが開かれる時期が満開でしょう。<br />今は岬の先端の大黒島展望台の手前辺りが見頃です」<br />と聞いていたので、配偶者は真っ直ぐに岬の先端に足早に向かいます。<br />アヤメの写真を撮っている内にいなくなってしまいました。

    公園の管理員さんから
    「今は五分咲き程度で、1週間後のアヤメ祭りが開かれる時期が満開でしょう。
    今は岬の先端の大黒島展望台の手前辺りが見頃です」
    と聞いていたので、配偶者は真っ直ぐに岬の先端に足早に向かいます。
    アヤメの写真を撮っている内にいなくなってしまいました。

  • 草原中央にある展望台には見向きもしなかったようです。<br />遙か先を先端に向かって歩いています。<br />

    草原中央にある展望台には見向きもしなかったようです。
    遙か先を先端に向かって歩いています。

  • こちらは道の側に咲く花を見ながら、時折立ち止まり配偶者を追いかけます。

    こちらは道の側に咲く花を見ながら、時折立ち止まり配偶者を追いかけます。

  • 岬の手前で追いつくことが出来ました。

    岬の手前で追いつくことが出来ました。

  • そして岬先端のチンベ鼻展望台です。<br />ここまで駐車場から10分程度でしょうか。

    そして岬先端のチンベ鼻展望台です。
    ここまで駐車場から10分程度でしょうか。

  • ここからは眼下に太平洋が広がります。白波が断崖を洗っています。<br />空は晴れているのですが、海岸は薄くガスがかかったような感じがします。<br /><br />

    ここからは眼下に太平洋が広がります。白波が断崖を洗っています。
    空は晴れているのですが、海岸は薄くガスがかかったような感じがします。

  • 振り返ると今、歩いてきた草原の道が続いています。<br />印象に残る風景です。<br /><br />しかし、アヤメの姿は見えません。<br />

    振り返ると今、歩いてきた草原の道が続いています。
    印象に残る風景です。

    しかし、アヤメの姿は見えません。

  • 大黒島展望台の方へ転進することにします。<br />すると・・・

    大黒島展望台の方へ転進することにします。
    すると・・・

  • この日一番の群生地に出会いました。

    この日一番の群生地に出会いました。

  • 演歌の歌詞の歌碑がありました。<br />いい場所に立派な歌碑を建てていただいて、作詞家さんも本望でしょう。

    演歌の歌詞の歌碑がありました。
    いい場所に立派な歌碑を建てていただいて、作詞家さんも本望でしょう。

  • 歌碑を越えてさらに歩いて行くと・・・

    歌碑を越えてさらに歩いて行くと・・・

  • 大黒島展望台が迎えてくれました。

    大黒島展望台が迎えてくれました。

  • ここからは断崖の続く海岸線と太平洋に並ぶ大黒島・小島が見えます。<br />切り立った断崖の上にどこまでも続く草原というのは、道東らしい風景です。

    ここからは断崖の続く海岸線と太平洋に並ぶ大黒島・小島が見えます。
    切り立った断崖の上にどこまでも続く草原というのは、道東らしい風景です。

  • 岬から見える集落の佇まいも私には魅力的に見えます。<br />集落手前の二つの小島には綱が渡され、甘南備島として信仰の対象となっていることが遠くからもうかがえます。<br />

    岬から見える集落の佇まいも私には魅力的に見えます。
    集落手前の二つの小島には綱が渡され、甘南備島として信仰の対象となっていることが遠くからもうかがえます。

  • この展望台でしばらくボーとしていました。<br />海からの風はさわやかで、熱くもないし、まだ虫もでてきません。<br />いい時を送ることが出来ました。<br />この展望台からの風景が一番印象に残りました。<br />この間、誰もやって来ませんでした。<br />一番近いチンベ展望台で引き返す人が多いようです。

    この展望台でしばらくボーとしていました。
    海からの風はさわやかで、熱くもないし、まだ虫もでてきません。
    いい時を送ることが出来ました。
    この展望台からの風景が一番印象に残りました。
    この間、誰もやって来ませんでした。
    一番近いチンベ展望台で引き返す人が多いようです。

  • さて、それでは素通りしてきたチンベ展望台へ戻ってみます。

    さて、それでは素通りしてきたチンベ展望台へ戻ってみます。

  • 入口から一番近い所にあるチンベ展望台にやってきました。<br />

    入口から一番近い所にあるチンベ展望台にやってきました。

  • ここからは東に開けた海と、そこに突き出す断崖の岬を見えます。<br />一本のアヤメが海に向かってポツンと風に揺れていました。<br />

    ここからは東に開けた海と、そこに突き出す断崖の岬を見えます。
    一本のアヤメが海に向かってポツンと風に揺れていました。

  • 手前の草原にも群生は見られません。<br />その向こうの景色も素晴らしいのですがついついアヤメに目が行ってしまいます。<br />

    手前の草原にも群生は見られません。
    その向こうの景色も素晴らしいのですがついついアヤメに目が行ってしまいます。

  • 気分を変えて空を見ると、ウソやオオジュリンなど草原の鳥があちらこちらでさえずっていました。

    気分を変えて空を見ると、ウソやオオジュリンなど草原の鳥があちらこちらでさえずっていました。

  • 25年前の苦い思い出を流し去ることが出来た散策になりました。感謝

    25年前の苦い思い出を流し去ることが出来た散策になりました。感謝

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