2019/06/19 - 2019/06/28
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tono202さん
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「岬と花の霧街道」の北太平洋シーサイドラインを走って霧多布までやってきましたが、配偶者が「もう湿原はええわ。今度は牧草の中を歩きたい。ソフトクリーやケーキも食べたい」と言い出しました。そこで、いったん海から離れ、美味しい食事やソフトクリームの食べれる農場を探すことにします。
「予定は未定、決定に非ず」で、我々にはよくあることです。
しかし、その前に寄っておきたいところもあります。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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やってきたのは霧多布大橋手前から海沿いに伸びる細道です。
ここは男はつらいよ「夜霧に煙る寅次郎」のロケ地のひとつです。
寅さんと中原理恵が釧路の旅館で同宿になった女房に逃げられた佐藤B作と知り合い、霧多布で暮らしているという妻を訊ねていくのに連れ添うシーンです。 -
映画では花咲線の茶内駅からタクシーでやってきます。
その際、目印になるのが「ヤンマー」と書かれた整備工場だったのですが・・・ -
ご覧の通り、今は何もありません。
昆布干し場が広がるばかり。
海風が強く吹き抜けていきます。
そのため霧はなくなりました。
実は、ここに来たのはもう一つ目的がありました。 -
昆布干し場の横の細道を辿って海に出て行くと・・・
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長い砂浜が何㎞も続くのです。
そして、この上を車が走れます。
25年前は4WDだったのでここを走り抜けました -
しかし、今回はレンタカー。
配偶者に止められる前に自重します。
浜には荒い波でいろいろな物が打ち上げられています。
瀬戸の島で暮らしたときのように「浜乞食」して採集した物を鍋に入れて煮ればすぐに酒のあてはできるようです。 -
配偶者はこんな物まで採集してきました。
採取経済の縄文人の食生活を支えたのは、女性だとつくづく思います。
狩猟は獲得率が低いのです。 -
打ち寄せる波の向こうが霧多布の丘のようです。
さて、配偶者の希望通り農場へ向かうことにします。 -
やってきたのは厚床の伊藤農場。
フットパスの起点にもなっている農場です。 -
ここではフットバスの導入編として200円の地図を買うと「森の小径」が歩けます。それでは農場歩きに出発!
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ここにはレストランもありますし、隣接してキャンプ場も整備されているようです。
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そして、羊や・・
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トラクターなども身近で見ることができます。
なかなか農場の中に入れる機会はないので、見る物全てが珍しいのです。 -
家庭菜園に何を植えっているのかも気になります。
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受付の係の人は「森の小径コースでしたら、1時間足らずで帰って来れます」とのことなので、鼻歌混じりスタートです。
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牧舎のある坂道を上り、
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牛舎の中の牛に見つめられながら、のんびりと牧場あるきです。
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そして、牧場の中へ入っていきます。
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牧場への柵入口です。
何か新たな場所に踏み入れるという気がしてきます。 -
丘の上からの牧場が続きます。
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快適な牧場歩きです。
思わず「おお牧場はみどり、草の海、風が吹く」を口ずさんでいる自分がいました。
しかし、受付で注意されたのは
「牧場歩きで注して欲しいものがあります」とのこと・・・
それは・・ -
これです。
おおきなものがあちらこちに落とされています。
これを踏めば被害甚大。
「上を向いて歩こう」とばかりにはいきません。
下にも注意をはらいながらの牧草歩きです。 -
今は、牛たちはまだ牛舎の中にいるようです。
牧草地に姿は見えません。 -
牧草の向こうに森が見えてきました。
牧場の境界として、残されてるようです。
かつては薪や炭の原料としても使われたようです。 -
牧草地と森の間にも柵の出入り口がありました。
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この出口をくぐり抜けて森に入って行きます。
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迎えてくれたのは、ベンチとハンモック。
しばし休息です。ユラリユラリ
まだ、虫に悩まされるシーズンではないようです。
いい時間が流れます。
ところが、ここからが大変でした。 -
笹が茂り道がないのです。踏み跡らしき物も標識も見当たりません。
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周囲を歩き踏み跡を探しますが・・・・
夜露に濡れた笹でズボンはびっしょりと濡れます。
軽い散歩気分だったのですが、思ったよりハードな課題を神は我々に与えた給うたようです。 -
散策エリアを拡大し見つけた道標はこれ。
薪炭用に用いたナラノキのある場所をしめしているようです。
しかし、目指すコースではありません。
最後の手段で真っ直ぐに北に向かい森の中央突破作戦を試みることにします。 -
そして出てきたのがここ。
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明郷地区の集会所で古くからある建物のようです。
「あんたらフットパスを甘く見たらいかんで・・」とたしなめられた気もしてきます。フットパス恐るべし。しかし、リベンジの気持ちもムクムクと湧きあがってきます。次回はしっかりと準備をして挑みたいと思います。
ここからは、まっすぐな車道を伊藤農場の入口に向けて歩きます。 -
わずか10分足らずで入口到着。
何㎞も歩いたかのように思っていましたが、直線にすれば1㎞足らずだったようです。 -
もちろんお約束のソフトクリームを食べて配偶者はご満悦です。
さて、次はどこへ? -
最初の予定通り「岬と花の霧街道」の北太平洋シーサイドラインにもどっていくことにしましょうか。
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