2019年4月11日：第37回ダムカード収集 ＆ 第12回中部道の駅SR 岐阜編その2（中編）「馬瀬美輝の里」他4駅&「岩屋ダム」訪問

2019/04/11 - 2019/04/11

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。

ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回で37回目です
第36回終了時点で、13都県の166施設を巡りました

そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い
道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
既に関東エリア（関東1都6県+山梨県+長野県北部）は全174駅コンプリート
現在は中部エリア（長野県南部＋岐阜県＋静岡県＋愛知県＋三重県）に進出中です
中部エリアは第11回終了時点で全132駅中62駅巡りました

※直近の第36回ダム巡り＆第11回中部道の駅SRの様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11500461

今回は引き続き岐阜編です。
私は東京在住で訪問地がだんだん遠くなり日帰りだと効率が悪いので、前日より連休を取り、1泊2日でダム＆道の駅巡りを満喫しました。

2日目は岐阜県南部から北上して県中東部を果敢に攻めて
ダムカード配布対象施設を2箇所
道の駅を16駅巡りました

相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、前編・中編・後編に分けてお届けします

中編は
ダムカード配布対象施設は
岩屋ダム（東仙峡金山湖）
を巡り

道の駅スタンプラリーは
岐阜県　№05　美濃白川
　　　　№15　飛騨金山ぬく森の里温泉
　　　　№25　馬瀬 美輝の里
　　　　№37　和良を巡ります
　　　　№54　清流白川 クオーレの里
を巡ります

「岐阜県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 16
中編訪問数・・・ 1（ 6.3％）
累計訪問数・・・ 8（50.0％）
未訪問数・・・・ 8（50.0％）

中部道の駅スタンプラリー
対象駅・・・・全132駅
中編訪問駅・・・ 5駅（ 3.8％）
累計達成駅・・・73駅（55.3％）
未訪問駅・・・・59駅（44.7％）

岩屋ダム周辺の景色は見事でしたが運悪く強風に見舞われダムとは本来峡谷だった所（谷間）に造られ当然ですが谷間は風が強い事を思い知らされました。

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 下呂温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

前編にて
　前日から1泊2日のダムカード収集＆中部道の駅スタンプラリーの旅、岐阜県南部の「道の駅　むげ川」に車中泊して2日目をスタート
　岐阜県南部から北上して県中東部を果敢に攻めて
ダムカード配布対象施設は現在建設中の「内ケ谷ダム」を1箇所
道の駅は「むげ川」「ラステンほらど」「美濃にわか茶屋」「美並」「明宝」「パスカル清見」の6駅を巡りました。

※前編の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11507704

※写真は前編の最終地「道の駅　パスカル清見」

道の駅 パスカル清見 道の駅

「道の駅　パスカル清見」から「道の駅　馬瀬美輝の里」にやって来ました
「道の駅　パスカル清見」から「道の駅　馬瀬美輝の里」は国道257号線で25km程の道のり

道の駅 馬瀬美輝の里 道の駅

「パスカル清見」から国道257号線は馬瀬川沿いを下流へ下っています
上記分岐点から少し走るとしばらくは「酷道感が強い」道が続きますが
やがて長閑な里山風景の続く快適なドライブコースとなりました

道の駅 馬瀬美輝の里 道の駅

道の駅横の馬瀬川の流れ
上流域には違いありませんが、それでも比較的穏やかな流れ

清流を売りにしている様で近くにはフィッシングセンター」があったり、高台にはホテルや日帰り温泉が有ったり、施設は充実しています

道の駅 馬瀬美輝の里 道の駅

道の駅の建物自体はかなり小さめ

道の駅 馬瀬美輝の里 道の駅

売店の販売品目も建物の大きさに比例する様に少な目

周辺道路の交通量を鑑みれば仕方のない所

道の駅 馬瀬美輝の里 道の駅

足湯もありますが本日は閉鎖中でした

道の駅 馬瀬美輝の里 道の駅

たま～に日帰り温泉などで見かけますが源泉の自動販売機がありました
100L/50円也

これが高いか安いかは効能次第と言ったところでしょうか
因みに販売口は3台あり2台が源泉でもう1台は加温して販売
加温した分の値段は忘れましたが倍額ぐらいした様な・・・？

道の駅 馬瀬美輝の里 道の駅

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第69号（本日の第7号）は

岐阜県　№25　馬瀬美輝の里
（道の駅は県ごとに№が振られています）

天下の名湯、下呂温泉と同じ下呂市街にありますが「下呂温泉」と比べるとマイナーな「馬瀬温泉」
道の駅は温泉ホテルの直下にありますが非常に閑散としていました
とは言えホテルはしっかり営業しているしノーマークなだけで泉質はアルカリ性が高く結構名湯の様です

道の駅 馬瀬美輝の里 道の駅

「道の駅　馬瀬美輝の里」から「岩屋ダム」にやって来ました
「道の駅　馬瀬美輝の里」から「岩屋ダム」は馬瀬川沿いに走り14km程の道のり

上流側からアクセスするとダムの直前に「岩屋ダム展示館」があります

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

いわゆるPR館でパネル展示が中心でした

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

展示館の屋上は展望台になっているので行ってみました

しかしながら樹木に遮られて今一つの景観
近くにある山の上の方にも徒歩で行ける展望台がある様ですが今回はパス

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

と言う訳でダムサイトに移動

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

岩屋ダム
1976年（昭和51年）完成のロックフィルダム
堤　高　128.0m
堤頂長　366.0m
ラジアルゲート　2門

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

こちらはダム湖側から見た岩屋ダム

ロックフィルダムは石を積み上げて造るダム、下流側は勿論、上流側も崩落しない様に傾斜が緩やかになります

訪問時は水位はかなり少なめでした

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

岩屋ダムの特徴の一つ「超巨大ラジアルゲート」

非常用洪水吐用のゲートですが
扉　幅　　約11m
扉　高　　約18m
回転半径　約18m
ラジアルゲート（放射状ゲート）としては日本最大との事

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

ダム天端は道路として開放されています

初めにも述べましたが天端を歩いている時は凄い強風に見舞われました
そもそもダムとは本来峡谷だった所（谷間）に造られています。当然ですが谷間は風が抜けやすいので風も強くなります

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

ダム天端よりダム下を望む

下流には馬瀬川第二ダムがあり、岩屋ダムを上池、馬瀬川第二ダムを下池として揚水発電を行っています

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

ダム天端より下流方面を望む

馬瀬川第二ダムのダム湖は岩屋ダム直下まで来ていますがダムの堤体は全く望めません

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

ダム天端よりダム湖方面を望む
「岩屋ダム」によって形成されたダム湖は「東峡郷金山湖」と言います

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

例によって天端を渡り切りました。
本日1ダム目の走破です

岩屋ダムの堤頂長は366.0m

天端を走破したダムとしては121ダム目で
堤頂長は合計で31,533.2m（≒31.5km）となりました

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

ロックフィルダムは非常用洪水吐等はまだしも常用の取水口等はダム堤体以外の場所に造る事が多いです
理由はご推察の通りロックフィルダムはダム湖にも緩やかな堤体の傾斜があるからです

写真は、件の取水塔
丁度点検してたので最上部の出入り口やボートなどが見て取れます
比較物があると改めてその大きさに圧倒されます

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

ダム天端からダム下流部を望んだ際、ダムを正面から望めそうな橋が有ったので行ってみました

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

ダム直下の橋梁からダム方面を望む

予想通り正面からの撮影に成功
やはり100m級のダムは正面から見ると聳え立つようです

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

ダム直下の橋梁から下流方面を望む

既に岩屋ダム直下から馬瀬第二ダムのダム湖になっています

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

岩屋ダムは水資源機構のダム
平成31年2月24日から水資源機構のダムでは天皇陛下在位三十年を記念して記念ダムカードを配布しています
※天皇陛下御在位三十年記念ダムカードの公式案内はこちら
　http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04_hh_000092.html

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

「岐阜県」ダムカード収集の旅
全16ダム中第8号（本日の第2号）

・岩屋ダム

右上の目的記号は「FAWIP」
■　F：洪水調節
□　N：流水の正常な機能の維持
■　A：かんがい用水
■　W：水道用水
■　I：工業用水
■　P：発電

右下のダム形式は「R」
□　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
■　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
岩屋ダムは「洪水調節・かんがい用水・水道用水・工業用水・発電」目的の
「ロックフィルダム」という事になります

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

こちらが「岩屋ダム」の天皇陛下御在位三十年記念ダムカード

HPによると、写真等は従来のダムカードと同一ですが、デザインは全部で4パターン（各ダム事に4種類中の何れか1つのパターンを採用）
丸山ダムは「黄櫨染（こうろぜん）」デザイン

岩屋ダム (東仙峡金山湖) 名所・史跡

「岩屋ダム」から「道の駅　和良」にやって来ました
「岩屋ダム」から「道の駅　和良」は国道256号線で13km程の道のり

道の駅 和良 道の駅

大きな建物があると思ったら道の駅と併設して屋根付き運動場（和良運動公園）が有ります

道の駅 和良 道の駅

道の駅はこちらの建物

道の駅 和良 道の駅

休憩スペースは結構広めです
運動公園施設の休憩所も兼ねているのでしょうか？

道の駅 和良 道の駅

休憩所には土雛（つちひな）が展示されています

毎年ひなまつりの時期に合わせ、概ね２月中旬から５月上旬迄展示するとの事
展示する土雛は、和良町の各家庭から寄付を頂いたもの

中々壮観な眺めです

道の駅 和良 道の駅

農産物直売所もそこそこ充実

道の駅 和良 道の駅

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第70号（本日の第8号）は

岐阜県　№37　和良

下呂市と郡上市とを結ぶ国道256号線は近年整備が進んだ様で、とても走り易かったです。道中の道の駅は「和良」しかなく、今後利用者が増えるかもしれません

道の駅 和良 道の駅

「道の駅　和良」から「梨の木公園」にやって来ました
「道の駅　和良」から「梨の木公園」は国道256号線を下呂方面へ6km程の道のり

「岩屋ダム」から「道の駅　和良」に向かう途中に川沿いに鯉のぼりが泳ぐ素敵な橋が有るのを発見、進行方向上「和良」の後に寄った方が駐車し易そうだったので、このタイミングでの訪問となりました

川向こうの桜満開です

私は生まれも育ちも東京（と言っても西多摩の田舎ですが）なので、季節感的には桜は3月の終わりから4月初旬までで鯉のぼりと桜がオーバーラップする事は無い感覚なのですが、青森県の弘前の桜はGWだし、山間部は桜と鯉のぼりがコラボできるのですね

なので個人的には満開の桜と鯉のぼりは季節感が合わず異色のタッグ
予想以上に素敵な風景を醸し出していて感動的でした

「梨の木公園」から「道の駅　飛騨金山ぬくもりの里温泉」にやって来ました
「道の駅　和良」から「梨の木公園」は国道256号線で13km程の道のり

道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉 道の駅

飛騨金山温泉の中心地にある様で市民運動場・病院等公共施設の他に日帰り温泉などが集まっています

道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉 道の駅

こちらが道の駅の本館＆併設されたホテル＆日帰り温泉

こちらの道の駅はホテルが併設されていて泊まる事も出来ますし日帰り入浴も楽しめます、施設の名前は「かれん」
しかし驚くことに道路を挟んで直ぐ隣にも公共の日帰り温泉があります
そちらの施設名は「ゆったり館」

道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉 道の駅

直ぐ隣に日帰り温泉があるので道の駅の温泉「かれん」は空いていました
但しこちらは宿泊も出来るのでホテルとしての役割にシフトしつつあるのかもしれません
こちらは入浴と宿泊の受付フロント

道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉 道の駅

売店もホテルの土産物店の様相
野菜直売所等は別棟

道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉 道の駅

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第71号（本日の第9号）は

岐阜県　№15　飛騨金山ぬく森里温泉

天下の名湯「下呂温泉」からは30km程離れている分
温泉も食事も宿泊もリーズナブルな道の駅となっています

道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉 道の駅

「道の駅　飛騨金山ぬくもりの里温泉」から「道の駅　美濃白川」にやって来ました
「道の駅　飛騨金山ぬくもりの里温泉」から「道の駅　美濃白川」は国道41号線で13km程の道のり

道の駅 美濃白川 道の駅

名古屋から下呂温泉や高山へと通じる幹線、国道41号線沿いの道の駅だけあって規模も大きく賑わっています

道の駅 美濃白川 道の駅

但し「美濃」とか「飛騨」と言うキーワードにはおよそ似つかわしくない洋館チックな建物の造りは如何なものなのか？

私がイメージに囚われすぎ？

道の駅 美濃白川 道の駅

先程の「飛騨ぬくもりの里温泉」同様「美濃白川」にも日帰り温泉が併設されています

道の駅 美濃白川 道の駅

そして物販コーナーも充実してます

農産物直売所は道路を挟んで別棟にあります

道の駅 美濃白川 道の駅

飲食売店もそこそこの賑わい

ここは美濃と飛騨との境界付近
折角なので「飛騨牛コロッケ」を頂きました

道の駅 美濃白川 道の駅

揚げたてを提供して頂きました
ただでさえ揚げたてのコロッケなんて旨いのに飛騨牛コロッケが美味しくない訳ありません。大変美味しく頂きました

前日に「道の駅　可児ッテ」にて名物と言う「里芋コロッケ」を頂き、変化球としては充分美味しいと思いましたが、どっこいこちらはド直球
ド直球の正統派な美味しさは流石です

※里芋コロッケを頂いた時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11502008

道の駅 美濃白川 道の駅

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第72号（本日の第10号）は

岐阜県　№5　美濃白川

下呂温泉や高山を目指す際のSA的要素の強い（ドライブの「休憩」として立ち寄る）道の駅ですが日帰り温泉も備わっていて中々です

因みに
「道の駅　美濃白川」は岐阜県の「白川町」にあります
合掌造りが有名な白川郷に隣接した「道の駅　白川郷」は岐阜県の「白川村」にあります行政区分が違うとはいえ「白川町」と「白川村」少々ややこしいです

道の駅 美濃白川 道の駅

「道の駅　美濃白川」から「道の駅　清流白川クオーレの里」にやって来ました
「道の駅　美濃白川」から「道の駅　清流白川クオーレの里」は11km程の道のり

笹平高原 クオーレの森 キャンプ場

「道の駅　清流白川クオーレの里」はキャンプ場である「クオーレ清流の里」に併設されています。

2019年3月に巡った愛知県の「道の駅つぐ高原グリーンパーク」
本日の前編で巡った「パスカル清見」同様のコンセプト
つまり、道の駅単体では維持管理が厳しいのでキャンプ場と併設する事で施設を維持しています。

笹平高原 クオーレの森 キャンプ場

キャンプ場だけあって施設はゆったり
広大な敷地にオートキャンプ、バンガロー、コテージ等が揃っています
丁度桜も見頃でした

笹平高原 クオーレの森 キャンプ場

こちらはアウトドアエリアの道の駅の建物

キャンプ場の受付と併設されています

笹平高原 クオーレの森 キャンプ場

館内もキャンプ場受付とそれに関するグッズが中心

笹平高原 クオーレの森 キャンプ場

道の駅施設は「オートキャンプエリア」の他に
「ワクワク公園エリア」にもあります

大型車などはこちらを利用する様になります
普通車はどちらも利用可能

オートキャンプエリアとワクワク公園エリアは500m程離れています

笹平高原 クオーレの森 キャンプ場

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第73号（本日の第11号）は

岐阜県　№54　清流白川クオーレの里

正に此処を目的地に様々な事を楽しむ道の駅です
逆に目的地では無く休憩目的ならば多少遠回りになったとしても10km程離れた先程訪問した「美濃白川」をお勧めします

さて、本日の道の駅巡りもいよいよラストスパート
ここからは東白川に出て国道256号線を東進しながら沿道の道の駅を巡ります

とは言え、長くなってきたので、後は「後編」に続きます

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「後編」もご覧頂くと幸いです

笹平高原 クオーレの森 キャンプ場