2019/05/31 - 2019/06/09
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旅好き長さんさん
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昨年トラピックスツアーにキャンセル待ちで申し込んだものの、キャンセルがなく断念。
そのため今年は半年以上前にツアーを申し込み、念願叶ってやっと出かけることが出来ました。
スロベニア・クロアチアは、6月から天候も安定し、観光客も比較的少ないこの時期がベストシーズンとのことで出かけることにしました。
そのせいか、5月は雨ばかりだったにもかかわらず、今回は珍しく天候に恵まれ、古い街並みときれいな渓谷美を堪能してきました。
今回の旅程は、
5月31日(金):関空よりフィンランド航空でヘルシンキ経由リトアニアのリュブリヤーナに宿泊
6月1日(土):ブレッド湖とボヒニュ湖の散策・観光
6月2日(日):リュブリヤーナ市内とポストイナ鍾乳洞観光後、クロアチアのオパテイアに宿泊
6月3日(月):イストラ半島のポレッチ・ロヴィニ・プーラの観光
6月4日(火):プリトヴィッツェに移動し、下湖群を観光
6月5日(水):プリトヴィッツェの上湖群観光後、ザダルを観光してドゥーゴポリュに宿泊
6月6日(木):トロギール・スプリット観光後、ドゥヴロヴニクのそばに宿泊
6月7日(金):ドゥヴロヴニク終日観光
6月8日(土):ドゥヴロヴニク空港からヘルシンキ経由関空へ
6月9日(日):朝9時に関空着し、帰宅
10日間の長い旅行でしたが、絶景の連続であっという間に過ぎてしまいました。
ただ今回のツアーは朝9時出発のゆったりした旅でしたが、古い街並や湖などの散策が多かったせいか1日の平均歩数が何と約15000歩。
結構ハードな旅でした。
今回は沢山の写真を撮りましたので、15回に分けて旅行の様子を紹介させていただきます。
このたびは、4日目のイストラ半島のポレッチを紹介します。
世界遺産の聖エウフランシウス大聖堂の祭壇にあるモザイク画はとても豪華でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
6月4日(月)、旅行4日目。
今日はイストラ半島の観光。
早く目を覚ましたので、朝食前にホテル周辺を散策。
昨日の夕方行った海岸線の遊歩道を歩きます。
まだ日の出前(5時30分)です。 -
やっと陽が昇り始めました。
この時期クロアチアは、日の出が5時40分、日の入りが10時30分くらいなので1日が長く感じられます。 -
きれいな朝日です。
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昨日見た乙女像も朝陽を浴びていい感じです。
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さらにアップで見るとこんな感じで、今日も天気が良さそうです。
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イチオシ
きれいな朝陽を見ると早起きをしてちょっと得した気分になります。
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高級リゾート地だけあって海辺ではビーチで楽しむ人たちの席も準備されています。
最高気温はまだ28℃くらいですので海水浴は何とか出来るかな?
ヨーロッパ系の人は海水浴と言うよりも日光浴のために来ているようです。 -
結構高そうなホテルが並んでいます。
こういう所に2週間くらい滞在してゆっくりすればリフレッシュできるかな?
ただいつも動いていないと駄目な私には無理かな・・・。 -
これが宿泊したブリストルホテルです。
このホテルの3階に宿泊しました。 -
今日もホテルでのブッフェスタイルの朝食。
あまり種類は少ないけど食べられそうなものを選びます -
これが本日の朝食。
結構美味しくいただきました。 -
今日の観光は、イストラ半島のポレッチ・ロヴィニ・プーラの3ヶ所を観光します。
まずはポレッチにバスで向かいます。
高速道にのる前の山の上からオパテイアの街を見るとこんな感じで山の斜面に沢山のホテルが並んでいます。 -
ポレッチにはイストラ半島の山を横断して向かいます。
ほとんどが高速道ですので快適なドライブになります。 -
途中、このような村を抜けていきます。
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山の上にも集落があります。
このようなところに家を建てると買い物など、生活するのも大変だと思います。 -
これはポピーの花畑です。
真っ赤なポピーがきれいです。 -
約1時間30分でポレッチに到着。
この町は、はるかローマ時代からイストラ半島の政治的な中心として栄えてきたところです。 -
ローマ時代以降は、ビザンツ帝国、ヴェネツィア共和国、オーストリア・ハンガリー帝国とさまざまな国の支配を受けた街です。
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港の景色もきれいです。
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イチオシ
これなんかポスターになりそうです。
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港の入り口にバスを停めて歩いて世界遺産のエウフラシウス大聖堂に向かいます。
この景色を見ると南国の雰囲気がただよいます。 -
この建物は市庁舎。
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まずは世界遺産のエウフラシウス聖堂に向かいます。
中央の石造りの建物は13世紀に建てられたロマネスクハウスだったかな? -
ポレッチは、ローマの植民都市として発展し、デクマヌス通りは古代ローマ人も歩いていた石畳の道だそうです。
この通りは、兵士が10人並んで歩けるように造られたもので、昔から変わらない町のメインストリートです。
左側の建物はその名の通り、五角形のペンタゴンタワーです。
15世紀に建てられたそうです。 -
これがそのデクマヌス通りで、つるつるの石畳です。
この石畳を今まで何人のひとが歩いたのかな?
それにしても雨が降ると滑りそうです。 -
ポレッチは毎年何十万人もの観光客が訪れるそうですが、メインストリートの両側にはお土産屋さんは少なかったです。
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通りの両側には古い建物(15世紀頃)が続きます。
左側の建物は、ベネチュア様式の3連窓になっています。 -
この通りには古い建物や比較的新しい建物が続いています。
こうやって見るととてもおしゃれな街です。 -
そしてこの正面が世界遺産のエウフラシウス聖堂の入り口です。
さすがにここら当たりはおみやげ屋さんが並んでいます。 -
そしてここがエウフラシウス聖堂の入り口です。
入り口の上には黄金のモザイク画あります。 -
そのモザイク画がこれです。
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1997年に世界文化遺産に登録された『エウフラシウス聖堂』は、8角形の洗礼堂、鐘楼、柱廊で囲まれた中庭、司教の邸宅、奉納礼拝堂なども含めた複合体で、初期キリスト教、ビザンチン、中世の異なる建築様式と芸術の融合が評価されたものだそうです。
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ここで入場券を示して入場します。
この日は月曜日のせいか他の観光客はいませんでした。 -
先ほどの入場ゲートをくぐると、ここはアトリウムと言われるエリアです。
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アトリウムに入って正面に見えるのがこの鐘楼と八角形の洗礼堂。
ここは後で見学します。 -
まずは2階の博物館を見学します。
ここにはいろいろな像などが展示しています。 -
そしてここは司教館で、中にはたくさんのモザイクが展示されています。
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とてもきれいなモザイクです。
ここには5世紀頃に作られたモザイクも展示していました。 -
これらのデザインは今でも使えそうです。
結構手の込んだモザイクです。 -
モザイクが展示されている司教館を出ると、ここは5世紀の聖堂跡です。
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床にはきれいなモザイクが残っています。
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振り返ると正面の建物の1階が司教館、2階が博物館になっています。
左側の建物が6世紀に建てられたエウフラシウス聖堂で、奥の鐘楼は16世紀に建てられたものです。 -
ここからはテラスに出られ、美しいアドリア海が眺められます。
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手前はラベンダーで、花はまだ咲いていませんでした。
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そして先ほどの5世紀の聖堂跡の奥の部屋に入ると、ここはサクリスティ(聖具室)です。
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壁には当時の絵が残っています。
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そして床にもモザイクが残っています。
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そしていよいよエウフラシウス聖堂に入ります。
正面にはきれいなモザイク画が目に入ります。 -
これは6世紀のモザイクで、中央のキリストの横には予言者が並んでいます。
中央の聖母マリアの左側3番目の黒っぽい衣装をまとった人がこの教会を改修したエウフランシウスです。
手には教会の模型を持っています。 -
アプスのモザイクをアップするとこんな感じで、幼子イエスを抱えた聖母マリアとその左右には天使や聖人が描かれています。
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この祭壇の上の天蓋は13世紀のものです。
とても豪華です。
この美しいモザイク画を見ようと世界中の多くの人がここを訪れるそうです。
8世紀頃の東ローマ帝国による聖像禁止令により多くの教会のモザイク画が破壊されましたが、運よくここポレッチのエウフラシウス聖堂のモザイク画は生き残ったものだそうです。
5世紀頃に作られたビザンティン様式の美しいモザイク画が今日まで残っているのは、奇跡的なことだそうです。 -
最後に始めに見た8角形の洗礼堂を見学します。
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これは洗礼堂の8角形の天井です。
日本でも『8』という数字は末広がりで縁起がいいものと言われていますが、キリスト教徒にとっても大事な数字で、『8』はイエスの復活日を意味しているそうです。 -
そしてこの穴は、以前は水が張られていたそうで、ここで洗礼を行ったそうです。
一見6角形に見えますが、これも8角形です。
(6角形を無理矢理8角形にしたのかな?)
キリストが洗礼を受けたヨルダン川を模したものだそうです。 -
聖エウフラシウス大聖堂の観光後、この通りを抜けてバスに戻ります。
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飾り窓も素敵です。
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ポレッチの港からはイタリアのヴェネチアやクロアチア各都市間を結ぶフェリーが発着していて、イストラ半島の観光拠点になっています。
ちなみに車で1時間半ほどでイタリアのトリエステに行けるそうです。
ポレッチの観光後、ロヴィニにバスで向かいます。
ロヴィニの観光は次の旅行記で紹介させていただきます。
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