酷暑のタイ北部へ【その４】タチレイへ、陸路で入国、２時間で帰国

2019/05/04 - 2019/05/04

春の超大型連休の後半を使っていく、タイ北部への旅。
ゴールデントライアングルのリゾートホテルに滞在した後、
ソンテウに乗って、ミャンマーとの国境に接する街、メーサーイへ。
この旅のメインイベント、「陸路で国境越え」、
東南アジア８カ国目、ミャンマーへと足を踏み入れます。
・・・ただし、２時間ばかりで、タイへと戻ってきます。

5/2（木）：地元からLCCで香港へ
5/3（金）：香港から船でマカオ
　　　　　エアアジアでチェンライへ、バスでチェンセーン、
　　　　　タクシーでゴールデン・トライアングルへ
5/4（土）：ゴールデン・トライアングルからソンテウでメーサイ、
　　　　　国境を越えてミャンマー（タチレイ）へ日帰り　←ここ
5/5（日）：バスでチェンマイへ、夜行列車で南下
5/6（月）：夜行列車でバンコク着、
　　　　　エアアジアでマカオへ、船で香港へ
5/7（火）：LCCで帰国

エリア その他の都市(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: タイ・エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

（本日の前半より）

タイのメーサーイから渡る国境の橋の、ほぼ中間。
タイやミャンマーの国旗ではなく、東南アジア各国の国旗が。

左側通行だったタイ側から、右側通行のミャンマーへと、
橋の途中で車線が入れ替わるため、歩行者は道を横切り、
車両は警備員（警官）の指示で数台ずつまとめて反対の車線へ。

タチレク イミグレーション (入国管理局) 建造物

車道右手の歩道脇にはいくつかの小屋（事務所）があり、
ミャンマー人用、タイ人用、外国人用と分かれているらしく、
「おまえ、外国人だろ。だったら、入って来い」と。
ただの入国審査で、パスポートにスタンプを押してもらえました。
その後も、ビザ関係の事務所で呼び止められ、
「タチレイだけでしょ？日帰りでしょ？」ということで、あっさり手続きも終了。
・・・で、その脇には、ごちゃごちゃとした市場が広がっています。

２００メートルほどの国境ロードを越えた先には、ロータリーが。
・・・たしかに、右側通行だ。

ここまでの間、ガイド付きのタクシーやトゥクトゥクからしきりに
「乗らねぇか？」と誘われましたが、
「先に、飯を、食わせろ。どこか、良い店、ないか？」と質問すると、
なぜだか一人を除いて、退散。
ロータリー脇のこの店に入ったところ、その人もどこかに消えちゃいました。

・・・ということで、定番の「チキンライス（55Baht）」。
うん？　意外と、安いな。

テラス席で、外から近いということもあり、
物乞いをする小さな子どもたちや、バイクタクシーのおっちゃんらが
声をかけてきますが、店員さんがその都度追い払ってくれるので、
・・・まぁ、そういうことなのでしょうか。
ちなみに、たまーに（元）日本のクルマに出会ったりします。
「菅原製作所」だって・・・。

さて、食後は、先ほどまでつきまとっていたおっちゃんが居ないスキを見計らって、大通りを東へと向かいます。
もちろん、徒歩で。
暑いですが、軒先に日陰が多く、ゆっくりと歩く分には、問題なさそうです。

10分ほど歩いたところで、北に向かう路地を発見。
なにか、大きな寺がありそうです。

せっかくなので、入ってみます。
街なかの喧騒やごちゃごちゃ感と違って、
ゆったりとした時間が流れています。

国境脇で連れて行かれるガイド付きツアーの客の姿はほとんど見えず、
地元の人々が多いようです。

Poongwadoon Temple 寺院・教会

なかも広々としてきれいなのですが、
それゆえに、のこのこと入るのも失礼かな・・・と。
外から写真だけ撮って、この先へと向かいます。

北側の出口そばに、長い階段を見つけました。

・・・下から見えたパゴダがある丘とは違うみたい。
観光客も、どこにも居ないし。

屋根のついたところでちょっと休憩して、

となり（東）の丘へのぼりなおします。

・・・なんだ、こりゃ？
明るいうちに来て、良かった？

たぶん、コレですね。
というか、どうも裏口から入ってきたみたいで、
料金所のような所を通った覚えがないのですが、
ここまで近付いて良かったんだか。

シュエダゴン パヤ (タチレク) 寺院・教会

敷地の東側に、入口っぽいものがありましたね。
ここでクツを脱いで入るんですね（←本来なら）。

小高いところにあるので、タチレイの町並みが（そこそこ）見渡せます。
ただ、国境の川が狭いから、どこかから先はメーサーイ（タイ領）なんだよね。

帰りは、大通りではなく、商店街・市場を通ってみました。

タチレイ 散歩・街歩き

南側（＝国境の川近く）まで来ると、住宅街に。
この左手の建物の先に、川があるはずなんだけどな。

川が見えないまま、国境の道にぶつかりました。

こちらも敷地が狭いので、橋の上の道は
「パスポート上、どちらでもない状態」。
道路脇に小さな小屋がいっぱいあり、そこで手続きをするようです。

この道の脇（東側）は、結構ディープな市場が広がっていて、
「買ってもいいのか？」的なものが、いっぱい。

一通り見て回ったつもりですし、
タイ側を観光する時間も確保しておきたいので、帰るとします。
右側通行なので、車道の右側の歩道を南下します。
出国するときはカンタンで、すぐにスタンプを押してくれました。

国境の川の手前に、なにやら大きな店を発見。
免税品店のようです。
なにか冷たい飲み物がほしいところですが、
その前に冷房が効いたところに入りたい。。。

（つづく）

タチレク免税店街 免税店