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洞窟ホテル、ウチヒサールカヤはとても静かでよく寝られた。<br />早朝早起きして、朝日を浴びながら浮かぶ気球を見たり、散策してトルコ最後の長い一日を始める。<br />早起き日本人観光客を当て込んで、レース編みオヤのアクセサリーを地面に並べて売る夫婦が出現。朝から大繁盛。<br /><br />出国はアンカラ空港。情報追記あり。

いろいろやらかしトルコツアー⑦ ~カッパドキア‐アンカラ空港編~

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2019/05/21 - 2019/05/28

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よもよも

よもよもさん

洞窟ホテル、ウチヒサールカヤはとても静かでよく寝られた。
早朝早起きして、朝日を浴びながら浮かぶ気球を見たり、散策してトルコ最後の長い一日を始める。
早起き日本人観光客を当て込んで、レース編みオヤのアクセサリーを地面に並べて売る夫婦が出現。朝から大繁盛。

出国はアンカラ空港。情報追記あり。

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  • いくら見ても見あきず、見足りないカッパドキアの風景。<br />これぞ完全なる非日常。<br />建物と車と人で溢れる東京の生活とは何一つ共通点がない。<br /><br />最後の見学は巨大な地下都市「カイマクル」<br />異教徒からの迫害から逃れたキリスト教徒が、まさに蟻の巣のように地下へ地下へと住処を広げたことがわかる。地下に教会まで作り、ひっそりと生き延びた。円盤型の石のドアで外敵の侵入を防ぐなど知恵と工夫がある。<br /><br />背をかがめ頭を下げないと通れない通路の前でガイドさんが急に立ち止まり、<br />「私、来るたびに新しい発見があります。いつも違う色の毛が付いています、ほら!」<br />スマホのライトを当てたガイドさんのお茶目なこと!!<br /><br />何百回、何千回と同じコースを案内し続けるベテランガイドさんだが、ささやかでも発見を楽しんでいるんだな~。<br /><br />その後に読んだ、トルコの一休さん「ホジャ」の逸話集より。<br />家に来た借金取りに「庭に生け垣を作る。茂ったら、そこを通る山羊のブラシの役割をするだろう、その毛を集めて返済するよ」とはぐらかす(^o^)丿

    いくら見ても見あきず、見足りないカッパドキアの風景。
    これぞ完全なる非日常。
    建物と車と人で溢れる東京の生活とは何一つ共通点がない。

    最後の見学は巨大な地下都市「カイマクル」
    異教徒からの迫害から逃れたキリスト教徒が、まさに蟻の巣のように地下へ地下へと住処を広げたことがわかる。地下に教会まで作り、ひっそりと生き延びた。円盤型の石のドアで外敵の侵入を防ぐなど知恵と工夫がある。

    背をかがめ頭を下げないと通れない通路の前でガイドさんが急に立ち止まり、
    「私、来るたびに新しい発見があります。いつも違う色の毛が付いています、ほら!」
    スマホのライトを当てたガイドさんのお茶目なこと!!

    何百回、何千回と同じコースを案内し続けるベテランガイドさんだが、ささやかでも発見を楽しんでいるんだな~。

    その後に読んだ、トルコの一休さん「ホジャ」の逸話集より。
    家に来た借金取りに「庭に生け垣を作る。茂ったら、そこを通る山羊のブラシの役割をするだろう、その毛を集めて返済するよ」とはぐらかす(^o^)丿

  • 上の写真ではないが、一般の家庭を訪問して話を聞く。狭い洞窟ながらも生活用品すべてをコンパクトにまとめ、機能的に暮らしていらっしゃる。<br />ぞろぞろやってきた16人のツアーと添乗員さんガイドさん、みんなのためにチャイをご馳走してくれた。ラマダン中なので当の御夫婦は飲食を我慢している。申し訳ない。<br /><br />洞窟は大きな資本によって次々買収され、ホテル建設が進んでいるそうだ。<br />鳩の谷の由来、鳩を飼い燃料用に糞を集めていた鳩小屋でさえ、異常な高値で売買され、ホテルなどに改修されているとか。<br /><br />帰りには奥さま手作りのレースアクセサリー販売タイムあり。

    上の写真ではないが、一般の家庭を訪問して話を聞く。狭い洞窟ながらも生活用品すべてをコンパクトにまとめ、機能的に暮らしていらっしゃる。
    ぞろぞろやってきた16人のツアーと添乗員さんガイドさん、みんなのためにチャイをご馳走してくれた。ラマダン中なので当の御夫婦は飲食を我慢している。申し訳ない。

    洞窟は大きな資本によって次々買収され、ホテル建設が進んでいるそうだ。
    鳩の谷の由来、鳩を飼い燃料用に糞を集めていた鳩小屋でさえ、異常な高値で売買され、ホテルなどに改修されているとか。

    帰りには奥さま手作りのレースアクセサリー販売タイムあり。

  • カッパドキア滞在の二日間、トルコ石、陶器、ワイン、絨毯工房…次々と案内された。<br />どこでも立て板に水の日本語解説と、その後、案内役がぴたりと付いて個別に落としにかかる。<br /><br />絨毯工房では<br />「うちには犬がいるからムリ」と断ると「うちにも居るよ!」<br />「汚すからもったいない」「さっと吹けば大丈夫!」<br /><br />私が黙ると<br />「じゃあ、ソファに敷けばどう?」 私「ソファない…」<br />「玄関はあるでしょう?」 「狭い…」<br />「もう、いったいどんな家に住んでるの?!」 <br /><br />ちょっと怒らせたようだが、犬小屋より小さいウサギ小屋(-_-;)デス!!<br /><br />最後には記念に小さいものでいいので買ってください!と泣き落としの術。<br />ここで情にほだされていてはお金がいくらあっても足りない。<br /><br />それにしても!トルコの人たちは日本語がとても上手だ。<br />元々西アジアの遊牧民だったので、今は中国に属するウイグル族の言葉と近いらしい。日本語、韓国語、モンゴル語と同じウラルアルタイ語系に属し、文法が近いのだ。<br />それにしても!!勉強しないとあれほど上手には話せない。仕事とはいえ、ガイドさんはじめ、どこの売り子さんも日本語を上手に操って、日本人の心にスッと入ってくる。百戦錬磨のセールストークだ。<br /><br />西アジアの遊牧民がモンゴル帝国に追われ、今のトルコ領内に逃げてきた同じ頃に、日本も蒙古の襲来を受けている。<br />アジアの端と端として今では友好を結ぶ両国。だがそれは後の話。<br />モンゴル帝国の勢力がどれほど大きなものだったか…飛行機でこんなに時間が掛かるところを、馬で??身震いした。

    カッパドキア滞在の二日間、トルコ石、陶器、ワイン、絨毯工房…次々と案内された。
    どこでも立て板に水の日本語解説と、その後、案内役がぴたりと付いて個別に落としにかかる。

    絨毯工房では
    「うちには犬がいるからムリ」と断ると「うちにも居るよ!」
    「汚すからもったいない」「さっと吹けば大丈夫!」

    私が黙ると
    「じゃあ、ソファに敷けばどう?」 私「ソファない…」
    「玄関はあるでしょう?」 「狭い…」
    「もう、いったいどんな家に住んでるの?!」 

    ちょっと怒らせたようだが、犬小屋より小さいウサギ小屋(-_-;)デス!!

    最後には記念に小さいものでいいので買ってください!と泣き落としの術。
    ここで情にほだされていてはお金がいくらあっても足りない。

    それにしても!トルコの人たちは日本語がとても上手だ。
    元々西アジアの遊牧民だったので、今は中国に属するウイグル族の言葉と近いらしい。日本語、韓国語、モンゴル語と同じウラルアルタイ語系に属し、文法が近いのだ。
    それにしても!!勉強しないとあれほど上手には話せない。仕事とはいえ、ガイドさんはじめ、どこの売り子さんも日本語を上手に操って、日本人の心にスッと入ってくる。百戦錬磨のセールストークだ。

    西アジアの遊牧民がモンゴル帝国に追われ、今のトルコ領内に逃げてきた同じ頃に、日本も蒙古の襲来を受けている。
    アジアの端と端として今では友好を結ぶ両国。だがそれは後の話。
    モンゴル帝国の勢力がどれほど大きなものだったか…飛行機でこんなに時間が掛かるところを、馬で??身震いした。

  • 昼食の後、赤い土が流れる川沿いのMADOカフェでトルコアイスを食べる。<br />有名なチェーン店、らしい。<br />MADOカフェの名前の由来は、本店のあるMARAS県のMAと<br />DONDURMA(トルコアイスの現地名ドンドルマ)のDO。<br /><br />イタリアのジェラートのように掬ってコーンの上にのせてくれる。<br />日本のお祭りで見かける、なかなかくれないパフォーマンスはなく、スマートでおしゃれ!<br />もっちりな食感。

    昼食の後、赤い土が流れる川沿いのMADOカフェでトルコアイスを食べる。
    有名なチェーン店、らしい。
    MADOカフェの名前の由来は、本店のあるMARAS県のMAと
    DONDURMA(トルコアイスの現地名ドンドルマ)のDO。

    イタリアのジェラートのように掬ってコーンの上にのせてくれる。
    日本のお祭りで見かける、なかなかくれないパフォーマンスはなく、スマートでおしゃれ!
    もっちりな食感。

  • ざくろや桑の実などはトルコならではの味。<br />迷ったが、小粒でとてもおいしかったピスタチオとアーモンドを食べた。ぺろり。<br /><br />さて、観光はこれでおしまい。後はアンカラまで走るだけ。

    ざくろや桑の実などはトルコならではの味。
    迷ったが、小粒でとてもおいしかったピスタチオとアーモンドを食べた。ぺろり。

    さて、観光はこれでおしまい。後はアンカラまで走るだけ。

  • 最後に休憩で立ち寄った店ではお土産物以外に、おもちゃや日用雑貨なども少し売られていた。外国で台所用品を買うのが趣味の私には、最後の最後に庶民的なお店に行けてよかった。<br />ずっと探していたチャイ用のチューリップグラスセット、ナン生地を伸ばす台と麺棒を購入。<br /><br />この写真の道具も謎めいていて、買いたかったが、かなり大きく、しかも用途不明のため、断念。クルミやピスタチオを割る道具ではないか??<br /><br />アンカラ空港へ到着。バスの運転手さんと、ガイドさんにさようなら。大変お世話になりました。<br />最後にガイドさんから「おウチにつくまでが旅行です」と言われ、思わず修学旅行かーい!!と笑った。<br /><br />空港の女子トイレで、難民と思われる小さな女の子2人から、「せんえん」と言われ手を出された。<br />こんな所でも、千円!?<br />日本の千円ってなんだかすごくない?<br /><br />ちなみに、アンカラ空港の免税店はあまり大きくなく、残ったリラの使いきりに手間取った。値段表示がすべてユーロだったので、頭の中が混乱。<br />トルコリラはユーロの表示額×7で計算していた。<br /><br />大きな荷物を預けた後なので身軽になり、最後の土産にオリーブオイルやザクロジュースなどを買いたかったが、断念。カタール航空はお酒だけでなく液体の持ち込みを非常に厳しく制限している。<br /><br />制限といえば、オリーブの固形石けんを複数個持っていた方が手荷物検査で止められた。プロブレム!と言われ、えー?トルコ土産の代表選手、オリーブ石けんなのにだめなの?処分?と戸惑ったが、石けんだけを取り出してひとまとめにし、改めて預け荷物とすることで事なきを得た。<br /><br />今回の移動はイスタンブールから入り「ん」の字を書くように各地を回り、最後アンカラから出国。ルートに無駄はなかったが、かなり壮大なツアーだった。イスタンブール滞在が短かったのは心残り。<br /><br />買い物でバスに戻るのが遅くなっても優しく見守ってくださった同行のみなさん、親切な添乗員さんやガイドさんに感謝。みなさんのおかげで、充実感いっぱい、楽しい旅でした。<br /><br />最終日に思う、①で悩んだ服の用意について。<br />外を歩く時は暑すぎて、日焼け防止も兼ねて薄いものをはおっているほうが涼しいくらいだった。<br />一方、バスの冷房対策としてもやはり薄い上着が必要。となるとパーカー、カーディガン的なものが1枚あれば重宝する。と思いがちだが、重宝し過ぎて、写真にいつも同じ服で映ってしまう可能性が…。Tシャツの上にはおれるブラウスのような薄手の長袖を数枚用意した方がいろいろ楽しめて、ばえるかも。<br />これから準備するトラベラーのみなさまの参考になれば幸いです。

    最後に休憩で立ち寄った店ではお土産物以外に、おもちゃや日用雑貨なども少し売られていた。外国で台所用品を買うのが趣味の私には、最後の最後に庶民的なお店に行けてよかった。
    ずっと探していたチャイ用のチューリップグラスセット、ナン生地を伸ばす台と麺棒を購入。

    この写真の道具も謎めいていて、買いたかったが、かなり大きく、しかも用途不明のため、断念。クルミやピスタチオを割る道具ではないか??

    アンカラ空港へ到着。バスの運転手さんと、ガイドさんにさようなら。大変お世話になりました。
    最後にガイドさんから「おウチにつくまでが旅行です」と言われ、思わず修学旅行かーい!!と笑った。

    空港の女子トイレで、難民と思われる小さな女の子2人から、「せんえん」と言われ手を出された。
    こんな所でも、千円!?
    日本の千円ってなんだかすごくない?

    ちなみに、アンカラ空港の免税店はあまり大きくなく、残ったリラの使いきりに手間取った。値段表示がすべてユーロだったので、頭の中が混乱。
    トルコリラはユーロの表示額×7で計算していた。

    大きな荷物を預けた後なので身軽になり、最後の土産にオリーブオイルやザクロジュースなどを買いたかったが、断念。カタール航空はお酒だけでなく液体の持ち込みを非常に厳しく制限している。

    制限といえば、オリーブの固形石けんを複数個持っていた方が手荷物検査で止められた。プロブレム!と言われ、えー?トルコ土産の代表選手、オリーブ石けんなのにだめなの?処分?と戸惑ったが、石けんだけを取り出してひとまとめにし、改めて預け荷物とすることで事なきを得た。

    今回の移動はイスタンブールから入り「ん」の字を書くように各地を回り、最後アンカラから出国。ルートに無駄はなかったが、かなり壮大なツアーだった。イスタンブール滞在が短かったのは心残り。

    買い物でバスに戻るのが遅くなっても優しく見守ってくださった同行のみなさん、親切な添乗員さんやガイドさんに感謝。みなさんのおかげで、充実感いっぱい、楽しい旅でした。

    最終日に思う、①で悩んだ服の用意について。
    外を歩く時は暑すぎて、日焼け防止も兼ねて薄いものをはおっているほうが涼しいくらいだった。
    一方、バスの冷房対策としてもやはり薄い上着が必要。となるとパーカー、カーディガン的なものが1枚あれば重宝する。と思いがちだが、重宝し過ぎて、写真にいつも同じ服で映ってしまう可能性が…。Tシャツの上にはおれるブラウスのような薄手の長袖を数枚用意した方がいろいろ楽しめて、ばえるかも。
    これから準備するトラベラーのみなさまの参考になれば幸いです。

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