2019/05/21 - 2019/05/28
148位(同エリア248件中)
よもよもさん
トルコツアー2日目。マルマラ海とエーゲ海を結ぶダーダネルス海峡をバスごとフェリーで渡り、木馬伝説で有名なトロイ遺跡を観光。
エーゲ海は本当に真っ青だ。海が浅いから青いとの説明を受ける。周囲の白い建物との組み合わせは、ヨーロッパの風景だ。
トルコは民族的にも言語的にもアジアである。この旅行記のエリアカテゴリーではヨーロッパに入っていて違和感があるが、この景色を眺めると、それもありか。
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宿泊はシェラトンアタキョイ(アタコイ)。
シェラトンなんて名前のホテルにはついぞ足を踏み入れたことのない私だったが、遅くホテル入りして、早朝の出発なので、じっくり観察する暇もない。
朝のモーニングコール6:00、食事6:30、スーツケース搬出7:00、集合8:00...ひえー!団体行動はきびちい。
豪華な朝食バイキング、あれもこれも食べたいが、時間との戦い。
ここのバイキングのいいところは料理とデザートに名前が書かれていたこと。トルコで食べたいと予習済みのデザート類がたくさんあって、甘いお菓子大好き文化が見て取れた。
車窓から街並みを眺めつつ、イスタンブールに早くもさようなら。
昼をはさんでエーゲ海をフェリーで渡る。フェリーに乗っている間、ひとときの自由時間。 -
トルコといえば、チャイ。そう呼ぶとどんな飲み物かと思うが、ごく普通の紅茶である。特徴は小さなグラスとソーサー。トルコ人は国の花チューリップをこよなく愛していて、このグラスもチューリップをかたどっているそうだ。砂糖は入れても必ずストレート。ミルクティーなぞアリエナイ!らしい。
フェリーの喫茶コーナーで、早速トルコ語を使ってチャイを注文することにした。トルコ語会話の本をちら見して「チャイいくら?」と聞いた。通じた!が、返事の金額が聞き取れなかった。あえなく玉砕。
結局英語で、2.5リラ、同行の友が2人分合わせてお支払い。
店員のおじさんがトレイへクッキーを1袋乗せてくれたので、
「なにこれ?フリー?」
と聞いたが反応なし。やた、サービスかな、などと席に着く。
お茶を飲みながら、ふと考えた。おつりいくらもらった?
同行の友、10リラ渡して、えーっと、おつり1リラ。
むむっ…4リラのクッキーを売りつけられたんじゃん!!
疲れ気味の頭に糖分を摂取(汗) -
エーゲ海は本当に青い。今目の前に広がる風景は本物だよ、と自分に言い聞かせる。すばらしい⤴⤴
気分が上がっているところへ、ガイドさん気を利かせて、ジュディーオングを大音量で流してくれた…
ああ…⤵⤵ 日本人にとって、エーゲ海と聞けば、これ、なのか…(-_-;)
トロイ遺跡に到着。遺跡としてはあまり見てわかるものが残っていない。しかも数千年の間に9つもの時代の遺跡が積み重なっており、説明を聞きながら、時空の行き来で混乱する。
発掘したのは教科書にも出てくる考古学者シュリーマン。子供のころに父親から聞いた物語を史実だと信じ続け、長じた後にトロイを掘りに来たら、金銀財宝がザックザク、がっぽり略奪して行ったそうだ。地元の人には恨まれている。 -
遺跡のミュージアムショップに立ち寄る。ガイドさんによると、国営だから、少し高いが定価販売、とのこと。
気に入った絵葉書セットを見つけ、レジに並ぶ。混雑していたので、並びながら値段の12リラを確認し、20リラを用意した。「も」の字みたいなマークはリラのこと。
POSでピッとするレジは安心である。日本を出ると、値札がない、交渉次第、レシートも出ない、そんな買い物に疲れるが、ここのような明朗会計はありがたい。
しか~し!それでも落とし穴があった。
おつりを5リラしかくれなかったのだ。足りない。おかしい。
私はひるまず、12リラの値札シールを見せ、あと3リラ、と言ったら、レジのお姉さん、イヤな顔して3リラ投げてよこした。
もちろんレシートももらう。確認して驚いた。レシートも15リラになっている。商品のバーコードを読み取って精算したのに!
ガイドさんにこの話をして、外税なのかと聞いたら、それはない、表示された金額が代金で、おつりも8リラで正しいと。
レシートを見てもらうと、値引きじゃない?たった3リラのことで変な事しないよ、と笑われた。
でも私にはたった3リラのことだとは思えない。
信頼を寄せている国営ショップ、間違いがあってはならないPOSレジがこんなことでいいのか?
何かの仕掛け、もしかしてすべての商品を自動で25%上乗せする設定をしていないだろうか?
疑念は消えない。モヤモヤする。 -
エーゲ海に面したアイワルクへ移動。
海のすぐそばのグランドテミゼルホテル泊。
プライベートビーチを持ち、プールもあった。夕刻到着で、プールに入る余裕はなかったが、ハマムと呼ばれるお風呂を体験。
「テルマエロマエ」でローマ人のお風呂好きは広く知られるところだが、その流れをくむ文化だそうだ。水着着用がルール。
40リラを支払い、腰巻布?とバスタオルを借りる。
モスクみたいな円形の風呂場、周囲にひと抱えほどの大理石の固定桶がいくつもあり、そこに湯と水を入れて水温調整し、浅い金属の洗面器で掬い出す。
と、おじさんに身振り手振りで説明された。
中央に八角形の大理石の台がある。へそ石と呼ばれるもので、そこに寝そべり、体を温める。いや、温めるを通り越して熱い。借りた布を敷いてどうにか寝られたが、長居はできなかった。
なにしろ他に誰もいなくて、私たちだけで想像しながら利用するしかなかったのだった…(^_^;)
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