2019/05/21 - 2019/05/28
123位(同エリア209件中)
よもよもさん
コンヤは今回のツアーで、訪れるのを楽しみにしていた町のひとつ。
もうずいぶん前のことだが、アジア各国の民族舞踊祭が東京で開催された時に、トルコ代表が披露したのがコンヤのセマー(旋舞)。とても衝撃を受けた。
真っ白な装束に、ガマの穂のような茶色の帽子をかぶった男性が旋回する。ただただ旋舞、ひとりでも回る、群舞でも回る。
目は回らないのか?いつ終わるのか?見ている私が目を回しそうで、それでいて引き込まれ、いつしか無の境地へと誘われたのだった。
もし夜にセマー鑑賞が入っていたら…全員、寝落ちしたことだろう(笑)
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観光バスでの移動は高速道路を走るため、庶民が暮らす街の様子がなかなか見られなかったが、コンヤに来てようやく生活が感じられる街に降り立つことができた。
ガイドさんもパン屋さんに飛び込み、ラマダンのこの時期にしか売られていないゴマのパンを買ってきて、みんなに振舞ってくれた。とても珍しいパンだった。 -
メヴラーナ博物館、インジェミナーレ神学校を見学する。
セルジュクトルコ時代に首都がおかれたコンヤはトルコで一番平坦な街。
だから自転車やバイクがトルコで最も多いのだそうだ。
今は大学が多く、若者が多いのも関係があるかもしれない。
歴史的に見れば平坦で肥沃な土地はいつの時代にも重要な都市であり、開拓者を引き寄せ、勢力者が手中に収めたがったはずである。
そんな街に、モンゴルの来襲から逃がれてやってきたのが父、そして息子であるメブラーナ神父がこの地で思索を深め、神秘主義と呼ばれる厳格な宗派を確立したという。
信者もそうでない人も、どんな人でも受け入れる深い愛と寛容の精神が遊牧民の集団であったトルコ民族に浸透していったと解説書にある。なるほど。 -
入場の際には靴の上からビニールカバーをする。
そうだ、イスタンブールのブルーモスクでビニールを履こうとしていた人は、先にここへ来たのかもしれないね…(~_~;)
無形文化財の旋舞セマーは特徴ある衣装で、モチーフが街のあちこちに飾られている。
右手を上にあげ手のひらで神から愛をもらい、下げた左手で愛を分け与えるポーズで、旋回する。
茶色の長帽子は墓石、白の衣装は死装束。
死装束について今回知ったこと。
イスラム教は来世を信じているが、来世には今世で蓄えた財産を何一つ持っていくことができない。
「死装束にポケットなし」
そう言ってトルコ人は贅沢にいそしむのだそうだ。 -
宿泊先のホテル、グランドホテルコンヤで、スマホがwifiに接続できず困った。
周りの人に尋ねてもトラブルは私だけのようだ。
フロントのお兄さんに助けを求めると、自信にあふれた表情ですぐ解決してくれた。ホテルでよくあることなのかもしれないので、困ったらフロントへGO!
そしてこの後、驚愕のメールを受信した(パムッカレ編参照)
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