暮らすように旅するパリ７泊８日　３日目

2019/04/27 - 2019/05/04

結婚31周年、新婚旅行以来の長期海外旅行を、ということで憧れのパリに行ってきました。
仕事柄、長期休暇が難しいため、老後の目標と思っていたのですが、2019年のＧＷは10連休ということが発表された時点で航空券を予約しました。
直前のキャンセルも視野に入れて、ANAのプレミアムエコノミーを奮発。
暮らすように旅したいということで、滞在型のホテルに７連泊で予約。
デモ報道などで中止も考えましたが、結果的には行ってよかったです。

エリア パリ(フランス)

7時起床。
前日ラファイエットで購入したバゲットと、前日フランプリで購入した惣菜で朝食。

月曜になったのでナヴィゴを購入 (１週間分チャージ済、27.80ユーロ)。
日本から持ってきた顔写真（2.5×3.0cm）を使用。
メトロの改札口やバスの入口でタッチして使います。
一度だけ乗り換え時に駅員による改札があって顔写真をチェックされました。

9時半、ナヴィゴを使ってバスでサンジェルマンデプレへ。
しかし、朝早過ぎて店が開いていない…
仕方なく、そのままバスでノートルダム方面へ。

ノートルダム大聖堂は、2週間前の火災の影響で、近づくこともできませんでした。
ポワンゼロも辿りつけず…

ノートルダム大聖堂 寺院・教会

仕方なく周辺を散策。

火災の後が痛々しい…

徒歩でサントシャペル教会へ。
Sainte Chapelle (8 Boulevard du Palais 75001)
初めてミュージアムパスを使用しました。

サントシャペル 寺院・教会

ステンドグラスの柄が細かくてとても美しい。
キリスト教の歴史が表現されているのでしょう。

ノートルダム大聖堂には行けませんでしたが、ここでバラ窓を堪能しました。

ここで緊急事態が…
お腹の具合が芳しくなく、気分が悪くなってきました。
急いで宿泊先に戻ることも考えましたが、偶然にもトイレを発見したので使わせてもらうことにしました。
しかし、このトイレは教会の事務所の端にある小さなもので男女兼用…
紳士の私が淑女の皆様と行列に並んでいる姿は日本ではあり得ない光景でしょう。
しかも鍵がかからず、世界の淑女に開けられてしまいそうになりました。
ミュージアムパス使用とはいえ、有料の施設ですから、これは是非とも改善していただきたいところです。

そんなこんなで落ち着いてきましたので、隣のコンシェルジュリーへ。
Conciergerie (2 boulevard du Palais 75001)

ここはフランス革命の際の監獄で、マリー・アントワネットが処刑前に収容されていた独房もあります。

コンシェルジュリー 城・宮殿

次の目的地に向かおうとしたところ、バスの方向を間違えてしまい、乗り換えるためにバス停で待ちます。
その間、バス停の前の店のメニューをのぞいていると、店員さんが丁寧に説明をしてくれました。
ちょうどお腹もすいたので、入ってみることにしました。
パリに来て初の外食です。
Le Lutece (8 Boulevard Saint-Michel 75006)

搾りたてオレンジジュース
これは酸っぱくなくてよかった。後日、他店で外したので…

ゆで卵のマヨネーズ添え
フランスは卵が高いそうで、これでも一品として成り立ちます。

冷やしきゅうりのヴルーテソース
思っていたのとは違いましたが、悪くなかったそうです。

ムール貝の白ワイン蒸し
量が凄い。

ブルゴーニュ風牛ワイン煮込み
久しぶりの温かいメニューで美味しかったです。

味もなかなかで接客もよかったです。
ただ、トイレの便座がなかった（元々使う気はなかったけど）。
パリはそういうものかと。

昼食後、バスでリュクサンブール公園へ。
Le Jardin du Luxembourg (71 boulevard Saint-Michel 75005)

リュクサンブール公園 広場・公園

リュクサンブール公園の中のリュクサンブール宮殿。

広々とした解放感のある公園。
中央の池で子供たちが舟遊びしていました。

ここで見かけた斜め椅子は、寛ぐのに最高でした。
その後、パレ・ロワイヤルにも同様の椅子があったので、パリではポピュラーなのでしょう。

徒歩でサンジェルマンの中心部へ。

歩いていると大きな教会がありました。

サン・シュルピス教会
Église Saint-Sulpice (2 Rue Palatine 75006)

サン シュルピス教会 寺院・教会

さらに歩くと、駅前に、
サン・ジェルマン・デ・プレ教会
Eglise Saint-Germain-des-Prés (3 Place Saint-Germain des Pres 75006)

サン ジェルマン デ プレ教会 寺院・教会

15時、サン・ジェルマン・デ・プレ教会の向かいのドゥ・マゴでカフェ休憩。
Les Deux Magots (6 Place Saint-Germain des Pres 75006)

レ ドゥーマゴ (パリ本店) カフェ

昔ながらのホットチョコレート。
かなり濃厚で、チョコレートをそのまま溶かしたような感じ。

カフェ・クレーム。
味には期待していなかったのに美味かった。

疲れもとれたので引き続き散歩。
ミュロで惣菜やクロワッサンを購入。
前日までで早くもバゲットに飽きてきたのと、初日のクロワッサンが意外に美味かったので路線変更。
Maison Mulot (76 Rue de Seine 75006)

メゾン ミュロ スイーツ

バスで宿泊先に向かうも、意図しない方面へ連れていかれ、セーヌ川沿いへ。
すると、映画で見たような景色が登場。
オードリー・ヘプバーンの「パリの恋人」でしたか。

ここは絶好の撮影ポイントでした。

夕食はミュロで購入した惣菜とクロワッサン。

どれも味がよかったので、
やっぱりケーキも買えばよかった…

その後、周辺を散歩して就寝。