2017/07/18 - 2017/07/18
7位(同エリア24件中)
むう2にゃんさん
- むう2にゃんさんTOP
- 旅行記155冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 106,069アクセス
- フォロワー13人
暑さなんか大っ嫌いだ~と ぼやきつつ、アドリア海の幸とエミリア・ロマーニャの山の幸を食べてきました。
今回の旅程は
1日目 7/14 伊丹→羽田→CDG→ヴェネツィア メストレ泊
2日目 7/15 ヴェネツィアさらっと見→お船でクロアチア移動 ロヴィニ泊
3日目 7/16 プーラ日帰り遠足 ロヴィニ泊
4日目 7/17 ポレチ日帰り遠足 ロヴィニ泊
5日目 7/18 バスにてイタリア移動、アクイレイア遠足 トリエステ泊
6日目 7/19 トリエステ半日観光~移動 ボローニャ泊
7日目 7/20 マントヴァ・モデナ遠足 ボローニャ泊
8日目 7/21 ボローニャ→CDG~ 機中泊
9日目 7/22 機中泊~成田→伊丹 おつかれさま~
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7月18日(火)
クロアチアとは今日でお別れ、またイタリア入り~トリエステに向けて出発です。
旅程を組む際、トリエステ近郊のアクイレイアに今日中に行っておきたくて、でもトリエステ→アクイレイア最寄り駅の電車ダイヤを調べると、なんとっ! 9:15発の次便は 12:15発の3時間待ちになるのです。
最寄り駅 Cervignano-Aquileia-Gradoからアクイレイアへのバスも1時間に1本程度、ホントにこれが世界遺産へのアクセス手段なんでしょうか?(^_^;) -
で、アパートのマダムからは「荷物を下ろすのを手伝うから、チェックアウト時に扉をノックしてね」と言われていたので、
早朝5時30分にマダムの家の扉をノックしてマダムにお礼とお別れを言い、キャリーと一緒に階段を降りて バスターミナルに向かいます。
国境越えで今回初めて利用するのは、ドイツで運行を初めてから 安さと便利さでヨーロッパ内で営業拡大中の FLIX Bus、5:50発→7:50トリエステ駅着の格安バスです。
次便はクロアチア国内会社運行による 6:40→8:55ダイヤ、国境越えでバスが遅延すると 9:15発列車に乗れずに 12:15発まで待つことになるので、最初に 6:40発チケットをネットから購入したものの、安全策を取りこのバスチケットを捨てて 5:50発のFLIX Busチケットを追加購入したのです。
FLIX Busはプーラから来たようで既に先客が居たものの、乗客率はROVINJからのお客と合わせて7割程度、2席を占領したので快適です♪
ただしHPに記載していた車内トイレは 見当たらなかったにゃあ。
陸路からの国境越えなので、クロアチア出国時とスロベニア入国時にパスポート・チェックが行われます。
スロベニアはシェンゲン条約加盟国なので、スロベニア入国後はイタリアに入る際に入国審査はありません。
私たち外国人観光客にとっては便利なシステムですが、移民の流入で揺れるEU諸国で このシステムがいつまで続くかどうかーーー。
バスは予定より15分ほど遅れて8時過ぎに トリエステ中央駅隣接のバスターミナルに到着です。
バスターミナルからホテルへは予め道順を調べて印刷していたので(google先生、ありがとう♪)、駅から7~8分の宿泊先 コロンビア・ホテルに着き 荷物だけ預かって貰おうとすると、部屋が空いているので、と朝8時過ぎにも関わらず部屋の鍵を渡してくれました。感謝!
お陰様で トイレと身繕いを済ませて、すっきり気分で鉄道駅に行くことが出来ました。
チェルヴィニャーノ駅への列車はヴェネツィア行きRV(各停)、トリエステ始発です。 -
9:15発→9:48着で、駅前から発着するバスは ウディネ→アクイレイア経由→グラード間を結ぶ路線です。
バス切符は鉄道駅の窓口で往復分を購入、あとは 10:37発のバスが来るのをじっと待つだけ(^_^;) -
駅前にはタクシー乗り場もありますが、往路復路いづれの時もタクシーは影も形も無かったので(タクシー呼び出し用の電話番号看板はありました)、バス時刻表をチェックして利用するのが一番簡単でしょう。
-
バスは数分遅れで到着・発車、駅前からアクイレイアまではわずか12分。
バスを降りて google地図を便りに先ずは観光案内所に行き、FGVカード----フリウーリ州の観光地・美術館等が入場無料になるカード、48時間有効券は 18ユーロ----を購入し、アクイレイアとトリエステの地図付きパンフレットも貰います。
早朝出発で朝ごはんが早かったので、目についたパン屋さんでパニーニを作ってもらい、オレンジジュースも買ってお店の前のイートコーナーで早めの昼食。 -
の地域の海岸線は 現在はグラードですが、アクイレイアが古代ローマの植民市となった紀元前2世紀頃、このアクイレイアは海に面した交易都市として栄えた都市でした。
最盛期の人口は10万人を数え、ローマ帝国有数の大都市として繁栄し キリスト教公認以後は大司教座も置かれ 現在はローマ遺跡と総大司教座聖堂のバジリカが残されています。 -
-
-
-
-
その総主教聖堂バジリカの床下から床一面を覆う4世紀のモザイクが発見され、1600年の時を経てもなお美しいモザイクを目にすることが出来ます。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
こちらは大聖堂の地下部分、修復と学術調査が今も行われています。
-
-
-
-
-
-
-
モザイクを心ゆくまで堪能した後は博物館にお籠りして、アクイレイア周辺で出土した古代ローマの彫刻やモザイクを見て回ります。
-
-
本来は2階エリアにも展示室が有ると思うのですが、なぜかエレベーターは使用不可だし階段も見当たらない。
知人イチオシのモザイクを探して係員に聞くと、別館(?)への道を教えてくれました。
庭園を突っ切ってローマ時代の出土品が無造作に置いてある別館に行き、ここでリボンのモザイクとご対面。 -
ああ、なんて繊細で美しい意匠なんでしょう!
小さな石の欠片を1つひとつ並べて、1000年後にも色褪せない 可憐で愛らしいリボン・モザイクを作った人は、一体どんな人物だったのでしょうね・・・・ -
-
-
-
-
-
-
-
しかしこの別館(?)めっちゃ大雑把な展示です。
-
-
-
館内の展示室のはずなのに、なぜか大雑把な収納棚がドンッと置いてありまして 古代の出土品が超!適当に棚に突っ込んであります(^_^;)
この出土品たちも、日本でなら恭しくガラスケースに収納されてライトアップと説明書きでお化粧されて いい扱いを受けられるでしょうにねぇ。 -
何せ、掘っ立て小屋に毛の生えたようなトイレの前にも 石造出土品が無造作に放置され、野良猫ちゃんが遺跡品をジャンプ台代わりにして遊んでますもんー。
-
-
-
-
アクイレイア観光を終えて 14:41発のバスに乗りチェルヴィニャーノ駅まで行く予定で、バス車内でおばさんに「駅は次ですか?」と聞き「駅なら次で降りてね」と言われるままにバスを降りると、そこは鉄道駅ではなくバス・ターミナルでした(涙)
あ~あ、イタリアは地方に行けばいくほど 鉄道よりもバスの方が地元民の足になるので、おばさんには「Stazione」だけではなく「Stazione ferroviaria」「Stazione di treni」と聞くべきだった・・・失敗失敗 (T_T)
バスターミナルに居た人に駅までの道を聞き、「まっすぐよ、まっすぐ!」と言われて炎天下を20分弱 とぼとぼと歩き、漸く着いた駅構内の売店で棒アイスを食べて体を冷やします。 -
幸いにも駅で20分待つ程度でトリエステ行きの列車が到着、やれやれ・・・と思いながら 15:09発の各停でトリエステに戻り、ホテルの部屋でシャワーを浴びた後はベッドでゴロゴロして休憩です。
-
19時になったので、身支度を済ませてトリエステの中心地まで歩きます。
-
-
ホテルからウニタ・ディタリア広場(=イタリア統一広場)までは ゆっくり歩いて15分ほど、この季節の日没は21時頃なので 19時でも周囲はまだまだ明るく 広場も昼間のような明るさです。
-
-
今夜の晩御飯は ウニタ・ディタリア広場近くの Chimera di Bacco、日本からメールで予約も入れて地図もしっかりチェックし準備は完璧だった筈・・・なのに、案の定 迷子になりました。
一人歩きのお兄さんを捕まえて「あたち~このレストランに行きたいでち~」と泣きつくと、親切なお兄さんは店の前まで連れて行ってくれて、予約時間の20時半にレストランに到着、外テーブルではなく店内のテーブルに案内して貰います(日本人は建物内の方が落ち着くのよねー)。 -
付きだし(お店のサービス)はカボチャのムース、前菜は蛸さんのグリル・ポレンタ添え、プリモはお芋のニョッキ・ボロネーゼソース、メインは鱸のラグー・カポナータ。
-
-
ワインは地元 イエルマンのピノ・グリージョ2016をボトルで注文、フリウーリのピノ・グリージョはいつも安心印のワインで外れ無しです~(*^_^*)
お店のお兄さんにこのワインを注文するとニッコリと「この地方の名産ワインですよ」と言われたので
「日本でも人気なんですよー、フリウーリの白ワインは。JERMANNは日本で人気の作り手です」と答えると ほぉぉ~と感心してました。
味付けもしっかり目の美味しさでワインに良く合い、ワインがグビグビ進みます。 -
-
-
-
時間は早くも22時半、お腹いっぱいでデザートはパス、デカフェ(カフェイン抜き)だけ頼んでお店を後にして トリエステの夜景を見ながらホテルに戻りました。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
72