2019/05/04 - 2019/05/11
194位(同エリア722件中)
だいこくさん
この旅行記のスケジュール
2019/05/09
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蔦温泉
-
東八甲田温泉
この旅行記スケジュールを元に
大好きな青森。
多分何度も行っているのですが、制覇は出来ません。
どうしても行きたいホテルが1ヶ所。
定かでない記憶のお宿が1ヶ所。
一度は"わさお"にも逢って見たいよな。
寒立馬も見たいかな。
怖くて避けていた恐山へもそろそろ行こうかな。
それなら下風呂温泉は外せないしな。
そうだ、それなら金木の津軽三味線大会の日をきっかけに出発しよう青森へ。
そんな計画で始まった旅行です。
7泊8日の青森旅
この記録は6日目 2019/05/09(木)の記録です。
下風呂温泉は関西からは随分と遠いところです。
海岸線の脇道に温泉の看板がありますが、
意識しなければ通り過ぎてしまうような温泉街。
何故か行きたくなるのです。
北の果てを感じる何もない温泉街に・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
蔦温泉の送迎車09:30発で七戸十和田駅10:30着
2010年12月4日に開業した
東北新幹線の駅です。
広い土地に箱物一つって感じです。
でも、この駅にはイオンもあるし、
東八甲田温泉「旧名はやまびこ温泉」もあるしで
バス乗り継ぎまでの約2時間は充実の時間でした。 -
先ず、温泉です。
見えて来ました。
東北新幹線七戸十和田駅開業で
突如、駅前温泉になったという「東八甲田温泉」です。 -
振り返れば、七戸十和田駅が見えます。
-
宿泊施設もあるようで
素泊まり\4,000-
立地よくて、温泉、買い物便利、
いつか
この宿が役に立つ時が来るかもしれないので
覚えておかなくては。
で、お風呂ですが
青森ヒバの浴槽もあるようでしたが、
違う大浴場に入りました。
もったいない程に浴槽からお湯があふれ出ていて贅沢そのもの。
たった\300の贅沢な時間でした。
だいこくの疑問
いつも思うのですが地方の温泉には
日中入浴の方が けっこういらっしゃるのですが、
どうして?
お風呂は夜か朝入るものと思っている私には、
旅行者は別として、この様子が理解できません。
だいこくに言わせれば、
日中からお酒を飲んで過ごしているに匹敵するのです。 -
お風呂の後は、駅の見回り。
1日上下合わせて停車数は24本程。
当然人もまばらです。
目に着いたのが開業したてのカフェ。
この駅になら絶対必要なお店ですよね。
ざっと見た限り駅舎の中には他のお店見当たらず。 -
駅から離れ、イオンへ移動。
お昼に食べれるものを探します。
結局、3食細巻 \300-
ちょっと侘しいので、
揚げまんじゅうを2つ \259-
(これ美味しかったな)
人のいない駅前ベンチで空を眺めての昼食でした。 -
野辺地駅行きのバスが到着する時間です。
待っているのは私一人。
バスは7分遅れで到着。
予定では野辺地駅から下北駅行きの
乗り継ぎ時間8分
上手く乗り継げなければ野辺地駅で3時間待ちと言う事に!
ノンストップで走れ!走れ!と時計とにらめっこ。
途中運転手さんに話掛けます。
12:57の下北行きに間に合いますかと。
う~ん、難しいかな・・・
その後、運転手さん頑張ってくれました。
私も、頑張りました。
既に到着していた列車、
おまけにホームは向こうです。
火事場のクソ力 さながら、
スーツケース抱えて階段上り、下り・・・ -
ギリギリセーフ。
-
只今、青森県上北郡横浜 辺りを通過中
本州一の面積を誇る 菜の花の町らしいです。 -
菜の花フェスティバルが開かれる時期のようで、
車窓からも菜の花が一杯。 -
下北駅13:53着
乗ってきた列車を見送ります。
そういえば、ここから先へは行った事ないんだっけ。 -
次に乗り継ぐのは下北交通バス14:25発です。
ここでは十分乗り継ぎ時間が有ります。
釜臥山(かまふせやま)を眺めます。
下北半島中央部に位置する恐山山地の最高峰で標高は878.6m
いつも、下から眺めるだけの山です。
ところが、今回もその筈だったのですが、
ある事がきっかけで翌日連れて行ってもらえる事になるのです。 -
下風呂温泉に向かいます。
出発です。
乗車は大間を目指す外人さんと2人。
途中、空席がほぼ無い程の混み具合となり、
車内は蒸し暑い位です。 -
バス停留所、下北交通大畑出張所
ここでは私の知る限り
運転手さんはいつも下りて建物の中へ入って行きます。
その間、私も降りて写真撮影です。
その姿を見てか、外人さんも付いてきます。
言葉は通じませんが、何かしら通じるものがあり、
車内で仲良しムードに。
外人さんはスマホで写真撮り、
私もカメラでと、
2人してガシャガシャ。
下風呂温泉で下車時に手を振ると
ニッコリと何か言われたのでが、
言葉は通じませんでした。
無事に大間を楽しめたかな?
気になります。 -
今日の宿泊先は ニュー下風呂。
海側のお部屋を用意してもらえました。 -
下風呂へ来て、先ず行きたかったのが、
プリンが食べれるというお店。
名前はshimofuroカフェ
とても、素敵なとは言えませんが下風呂温泉唯一のカフェ。
引戸もコツがいるらしく開きません。
開けてもらって中へ。
プリンを注文します。
プリンだけでいいですか?
じゃあ、コーヒーも。
これで500円。 -
外観はこんな感じです。
ある旅行記でここの存在を知りました。
プリンがとても美味しいと教えられました。
プリン本当に美味しかったです。
私の中で滑らかさは過去一番、
上にはシロップがかかっていて
疲れモードが復活です。
珈琲も豆から挽く手間のかけようで、
今年初めての美味しい レーコー (死語ですね(*^▽^*)) でした。 -
で、気になるのがカフェ前のこのさら地。
聞けば、新湯 大湯がここへ移ってくるらしい。
今ある 新湯 大湯は解体らしい。
どちらも下風呂の象徴的存在と思っているのに。
どうして!!! -
この先の
-
まだこの先の
-
突き当りにある
-
この新湯が無くなる。
-
そして この先の、
-
この先にある、
-
この大湯が無くなる。
うそでしょ。 -
この大湯の前を通り、
来れば参る神社があります。 -
雪積もる時期は下から参ります。
若宮稲荷神社。 -
祭り時以外は 一度も人と出会ったことのないひっそりとした場所です。
秋に行われるここ若宮稲荷神社例祭には、
活気が溢れます。
初めて下風呂温泉に来た時が丁度そのお祭りで、
山車が階段を登る後に続きました。
静かなこのお社の前に居ると
思い出されるのがその光景です。 -
振り返ると、温泉街が見えます。
でも何か違います。
V字型に見える海部分には建物が有った筈です。
来年の夏には新湯 大湯の湯を引いた建物が
そこに完成すると聞きました。 -
全国数知れない程の温泉地
そのたった一つの温泉街の変化です。 -
だけど、思い入れのある温泉街だけに
ショックでなりません。 -
古いままがいいのではないですか・・・
老朽化なら、
それを生かした補強は無理だったのでしょうか
潰しちゃうと、古い物は取り戻せないじゃないですか・・・ -
大間鉄道
大間に向かって伸びています。
と、言ってみたくなりますが
戦時中、工事が中断された幻とされている大間鉄道橋です。
2005年に遊歩道としてきれいになりました。 -
同時に足湯も作られました。
今はその役目を果たしていません。
お湯が供給されていないそうです。
人の作ったものは人の都合で変化します。
変わらずにあるのはここからの
津軽海峡や北海道恵山岬の景色です。 -
漁港にはイカ釣り船が並びます。
イカも不漁だそうです。
食事にイカは出るんだろうかとふと心配に。
ここで食べるイカは美味しいのです。 -
下風呂温泉街と海岸の間を通る
むつはまなすラインからの温泉街です。
温泉街の裏手になり、メイン通りは一つ向こうの筋となります。 -
三浦屋さんの横にはどんな建物が出来るのでしょう。
楽しみでは無く不安からそう思うのです。 -
ここより大間方面へ6K程先に桑原温泉 湯ん湯んが有ります。
お湯は素晴らしく、露天からの津軽海峡は北の果てを感じさせてくれます。
今回ここに建つ施設も同じ設計者だそうです。 -
残念なのですが、
より良い温泉街になるように見守るだけです。 -
夕食です。
部屋食で御膳です。 -
お酒は冷蔵庫から好きな物を飲みます。
一人、部屋で海を眺めての晩酌
この上ない至福です。 -
夜の帳が下り始めました。
-
旅先でのこの時間帯が
大好きです。 -
食事も終わりました。
-
湯めぐり手形を買いました。\800-
下風呂温泉郷のホテル・旅館・共同浴場(大湯・新湯)の内
3ヶ所の入浴が可能です。 -
先ずは三浦屋さん
アレ・・・ -
こちらの半露天風呂がお気に入りです。
四方は囲われてはいるのですが、
海岸沿いを通る車のライトの気配、
海の気配を感じながら
乳白色で硫黄に包まれて入るお風呂は最高です。 -
次は新湯。
入れ違いで一人出て行かれた後は
受付のおばさんと二人です。
写真撮ってもいいですかと尋ねると
いくらでもと返事。 -
このお風呂も最後かと思うと
愛おしくてなりません。 -
来る度、熱すぎると感じたお湯ですが、
この日は熱すぎるとは思いませんでした。
何事も、気合です、
何かしらの感情がプラスされれば感覚も変わるのです(*^▽^*)
何度か出ては入りを繰り返し上がります。 -
後はおばさんとおしゃべり。
-
新しいお風呂が出来ても
そちらへは移らないと考えているようで
後は若い人達に任せようと思っていると話されてました。 -
世代交代をあからさまに見た気がします。
-
イヤー
建物だけでも残せないのかな・・・ -
男風呂も入っていいよと。
営業は9時までで、掃除も終えたようです。 -
とても気さくなおばさんで、
帰り際には、電話番号まで教えてくれて
電話待ってるからねと。
1年前から一人になったそうで、
お風呂移転の事もあり、お淋しいんだろうなって思います。 -
宿へ戻ります。
-
下北の漁港にある温泉街の夜です。
-
お部屋にはお布団が引かれています。
今日はいろんな人と出会いました。
出会った人達の事を振り返りながらの
おやすみなさいでした。 -
2019/05/10(金) 04:25
窓の外です。 -
雨が降った様子。
ほんのり東空に朝日の気配。 -
雲の隙間から覗いてくれた朝日に感謝です。
-
私もそれに応えようと、
カメラを向けます。 -
・・・
-
・・・
-
朝日が白く色を変えた頃
散歩へ出発です。 -
風は強いですが、
気持ちの良い朝です。 -
イカ釣り船
未明に何艘かだけ漁火を見ました。 -
鳥さんもお散歩?
同じだね。 -
防波堤の階段を登って来ました。
-
地元のおじさんとおしゃべり。
-
釣りの邪魔しちゃったかな?
-
下風呂温泉へは7度程来ています。
季節は冬・春・秋
今日の青空が一番だったかも。 -
朝食です。
心配したイカのお刺身ありました。
ご馳走様でした。 -
最後に湯めぐり手形あと1ヶ所残っていました。
つる屋さつき荘へ。 -
このお宿は下風呂温泉でも1ヶ所だけ違う源泉を引くそうで
夜に宿泊のお客さんが入っていると入れてもらえません。 -
翌朝8:30ならと言う事で出直してきました。
ロビーも一風変わっていましたが、
お湯の色も季節・時間帯により変化するそうです。 -
お湯も、浴場の雰囲気も印象深く、
なにより、
湯めぐりで貸し切りにして使わせてもらえるなんて・・・ -
今回の下風呂温泉はこのお湯で締めくくりです。
これから、尻屋崎の寒立馬→恐山へ向かいます。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 旅猫さん 2021/06/15 09:22:54
- なんと!
- だいこくさん
こんにちは。
下風呂温泉の大湯と新湯、無くなってしまったのですね。。。
いい感じの風呂だったので、残念です。
『海峡の湯』と言うのが新しい施設のようですが、時が経っても、あまり風情は感じられないような。
プリンも食べられたのですね!
あそこのプリンは本当に美味しいです。
旅猫
- だいこくさん からの返信 2021/06/15 13:21:10
- Re: なんと!
- 旅猫さま
お変わりありませんか、この時間帯に書き込み頂けるなんて
お休み?それともご自宅でテレワーク?リモートワーク?
2019/05に見納めと思っていた"大湯" "新湯"でしたが
2020/09に又行って最後を惜しんできました。
惜しみ過ぎて少々湯あたりを起こした程です(*^。^*)
もちろんプリンも買いました、
お味も、お店の敷戸の硬さも変わりありませんでしたよ。
お店の中は喫茶でなく集会場のようになっていたのでお持ち帰りして
お宿で頂きました。
相棒はこの温泉地のどこでこんなプリンが売ってるのかと不思議がっていました。
久しぶりの書き込みありがとうございました。
だいこく
-
- あさがおさん 2019/05/24 23:02:55
- 朝日が素晴らしい!
- 味のあるお風呂がなくなる前に行けてよかったですね
古き良きを知る人には残念ですが
やっぱり旅は、季節、天気、人、一期一会
ですね!
- だいこくさん からの返信 2019/05/25 11:16:15
- Re: 朝日が素晴らしい!
- あさがおさん
旅行記見て下さってありがとうございます。
ホント旅行は天気に左右されますよね。
プラス人との出会い。
広い日本、旅で知り合った方とは
何かしらのご縁が有る(有った)んだろうなと思います。
お互い、いい旅続けましょうね。
だいこく
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