2019/05/04 - 2019/05/05
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だいこくさん
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大好きな青森。
多分何度も行っているのですが、制覇は出来ません。
どうしても行きたいホテルが1ヶ所。
定かでない記憶のお宿が1ヶ所。
一度は"わさお"にも逢って見たいよな。
寒立馬も見たいかな。
怖くて避けていた恐山へもそろそろ行こうかな。
下風呂温泉は外せないしな。
そうだ、それなら金木の津軽三味線大会の日をきっかけに出発しよう青森へ。
そんな計画で始まった旅行です。
7泊8日の青森旅
この記録は2019/05/04(土)と2019/05/05(日)のものです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2019/05/04(土) 快晴
7泊8日青森の旅が始まります。
ANA 伊丹空港11:55発に搭乗です。
いつも通りプロペラ機です。 -
今日は雲海がない程の好天気です。
-
雪山もくっきりと・・・
-
そして日本海上空。
-
見えてきたのは鳥海山だと思います。
-
青森 大鰐温泉上空。
下、あじゃら山山頂に
小さく青森ワイナリーホテル・ゴルフ場が見えています。
3日後に宿泊するホテルです。 -
陸奥湾に面した浅虫温泉街もくっきりと見えます。
-
見えて来ました青森湾、
あと少しで着陸のようです。 -
青森空港発14:00のJRバスで青森駅へ14:35着
先ず向かったのは駅前の大黒寿司
青森に来たら必ず寄るお店となりました。
定番 寿司ランチ980円を注文します。
明朗会計、安心して入れるお店だと思います。 -
お決まりの青函連絡船 八甲田丸の写真を一枚パチリ。
-
五所川原へ向かいます。
青森駅は観光利用客が多い筈なのに、
何故エレベーターが無いのでしょう?
エスカレーターは上りか下りかの片方のみ。
「上り下りの切り替えご希望はインターホンで」とあります。
一度、インターホンを押した事が有りました。
息を切らした駅員さんがしばらくしてから来られて・・・
ボタン操作で切り替えるというシステムなのんだと分かりました。
それ以来このインターホンは申し訳なくて押せません。
オぉー
エレベータ付いたやん! って言える日がいつか来るのでしょうか? -
そして、五所川原駅17:20着
ホテルサンルート五所川原に宿泊です。 -
実に、味わい深い駅です。
-
今回の青森旅の目的の1つは
"津軽三味線 全日本金木大会"
楽しみにやって来ました。
内容の濃い大会なのですが、
このポスターが張られてる位置のごとく
ひっそりと、開催されているような大会なのです。
ちなみに同時期に弘前で行われている大会が、
今年より津軽三味線全国大会から
津軽三味線世界大会へとでっかく名前が変更されたようです。 -
五所川原駅から徒歩4分程、ホテルサンルート五所川原到着。
-
お部屋からは左方向に岩木山の姿がしっかりと見えます。
ただ、窓が汚くて残念。
散歩前に夕日が見れるレストラン8階へ。
高級玉子のきみ色のようにまん丸な夕日が
雲一つない西の空の傾いています。
沈むにはまだ時間があるようです。
急いで散歩へ。 -
五所川原駅に来たら用事はなくても立ち寄るのが、
駅前の弘南バスの総合案内所。
この閑散さが好きです。 -
時刻表は漢字表記。
以前はもっと年代物の時刻表だったのですが。 -
津軽鉄道の列車に夕日が当たります。
当初の計画ではこの列車で芦野公園へ夜桜見物だったのですが、
桜は散ってしまったという事で取り止め。
駅の脇から列車を見送ります。 -
ホテルサンルート五所川原の8階レストランへ戻ります。
入日を見ようと足早に戻りましたが遅かったです。
後2分早ければと後悔・・・
ガッカリしながら夕食メニューを選択
今夜の食事はイカの一夜干しと鳥の味噌焼き
「綺麗な夕日だったね、
まさかあんな夕日がみれるなんてね、
いつぶりだろうね よかったね」
そんな訛りたっぷりの会話を耳にしながら
呑むビールの苦かったこと !(^^)! -
2019/05/05(日)
8階レストランからの風景です。
今日も快晴。 -
津軽鉄道線 五所川原駅前
えっ、ソフトクリーム?
青空ですが、まだまだ肌寒いです・・・
ここは既に夏モード
中は薄暗くお土産店のようです。 -
津軽鉄道線 五所川原駅
JR五所川原駅改札はお隣です。 -
JRからの乗換時はホームが跨線橋で繋がっているので
改札を出る必要は有りません。 -
でも、できるならこの風情・美味しさを味わって欲しくなります。
-
噛めば噛むほど味が出ます。
-
金木の津軽三味線大会へ向かいます。
-
冬とは全く違う光景です。
-
冬には一面が雪で閉ざされたような駅
真っ赤なチューリップなんて想像も出来ません。
日本の四季って何処にでも公平にやって来るんだななんて思っちゃいます。 -
津軽飯詰駅だったかな?
アテンダントさんに線路脇に続く菜の花が綺麗だと教えられ
列車の最前でパチリ。 -
これまた、アテンダントさんの説明で
2年前に香取慎吾さんが再来されて
きれいにペイントし直したという車両もパチリ。 -
そんな嘉瀬駅です。
若いお兄さんがひたすらその車両をスマホで撮りまくり・・・
その食いつきが半端なく、この駅で降りられました。
大ファンだったのかも? -
金木駅に到着 09:40
やっと、タブレット交換シーンに出会えました。
2年前の由利高原鉄道でのタブレット交換を見落として以来のチャンスでした。 -
この後、この駅員さんが手にしたタブレットは
津軽中里から来た列車に渡されました。
(このタブレット交換は通に言わせれば鉄道遺産なんだとか)
見れて良かったな(*^▽^*)
願っていれば叶うものなんですね。 -
ホームに津軽三味線を背負った方の姿が見えます。
大会に参加される方なのでしょう。
私も早く行って、演奏者を応援しなくちゃ・・・ -
大会会場まで徒歩15分程。
途中、足が止まります。
何気に聞いていたアテンダントさんの説明、
500円以上の価値ある説明が聞けるという
太宰治疎開の家が横に有ります。
変な話 500円以上の価値ってどんなの?
引っ掛かったのはその部分で・・・・
そんなタイミングで、中からお兄さんに手招きされます・・・ -
こちらが、太宰治疎開の家 旧津島家新座敷の玄関。
中は洋室 二間続きの和室 寝室 居間と5部屋。
見学にはこの玄関からでなく、
上の写真、元呉服屋さんだったお店の入口から入ります。 -
本来この新座敷と呼ばれる建屋は斜陽館と廊下で繋がっていた離れだそうです。
現存の位置は斜陽館から東へ90Mに位置しています。
斜陽館からは切り離されて
曳き家という方法で移動したそうです。 -
内部 洋室。
-
この部屋で撮影された太宰治が16歳の時の写真が
公開されています。 -
シャンデリアがとても素敵です。
-
兄のお嫁さんを迎える為のこの新座敷には、
随所に可愛い細工が施されていました。 -
一部破損個所は有りますが、
寄木細工で作られた廊下。
歩くとキシキシ・・・ -
戦後、この新座敷に居宅を許された太宰治は
この位置で多くの作品を書いたそうです。 -
文学青年たちとの語らいの場でもあったそうです。
-
このお屋敷に入るなり、
もし貴女が太宰のような財閥に生まれたならと質問されました。
とっさに私なら、韓国のナッツ姫タイプかも?と・・・
でも、
多少なりとも太宰の作品を見た私です。
新興地主に生まれた為の苦悩を思うと口ごもってしまいました。
・・・・・・ -
500円以上の価値ある太宰治疎開の家見学。
素晴らしいガイドでした。
この部屋では太宰の息を感じて欲しいと椅子が用意され
引き込まれる様な解説が始まりました。
写真のこの畳には病床のお母さまが横になられていたそうで、
義絶されていた太宰が母を見舞う機会が与えられた時の話がされます。
津軽鉄道のアテンダントさんの500円表現に感謝。 -
・・・
-
・・・
-
このお庭の奥約90M先に斜陽館があります。
敷地は繋がっているそうです。
記念に御伽草子を一冊購入して旧島津家新座敷を後にします。 -
ようやく、目的地 金木公民館へ到着です。
-
2度目ですが、
なんとも懐かしく思えます。
入場料は無料。
出場プログラムは有料で100円。
手作り感が良くて私にはピッタリの空間です。
先ず、お赤飯とお稲荷さんを購入。
何しに来たのか、さっそく休憩所で頂きます。
お赤飯は小豆でなく金時豆、
お稲荷さんは甘酸っぱくて口に合わず。
後で聞くと、ここのカレーが馬肉入りで評判がいいらしい。
次回はカレーにしよう(^o^)
タイミング悪く会場へ入るとお昼休憩が始まる様子。
2時からのA級一般の部が聞ければいいので
芦野公園へ足を延ばす事に。
google地図では約2k 徒歩25分程 -
途中斜陽館の前を通過。
ここで、
先程の太宰治疎開の家のガイドをして下さったお兄さんに再会
太宰治疎開の家の前は人通りが少ない為、
こちらへ来て紹介がてら、客寄せしているのだとか。
私からもお勧めします。
その際には必ずガイドしてもらうようにネ -
金木小学校の校庭横を通過。
-
芦野公園到着。
桜はなくても予定通り桜祭りは開かれています。 -
芦野公園駅。
列車が来るというので待機。 -
1週間早ければさくらのトンネルだったのですが・・・
-
ささやかながら青空と桜が目を楽しませてくれます。
-
昔、宿泊した民宿エンゼル横の踏切から。
花はなくともこの風景はこれはこれでいいかも。 -
今度は津軽中里方面から来た列車が通過します。
-
カンカンカンカン
ガタゴトゴトゴトゴトゴト・・・ -
そろそろ、戻ります。
名残の花
来て良かったな。 -
帰りは国道339号沿いに金木公民館へ向かいます。
スクラップにされず居るなんてスゴイ! -
岩木山
ひろびろ~~ -
大会会場の様子です。
素人の耳にはどの方の演奏も素晴らしく
どんな採点基準なのかさっぱりわかりません。
*****
人真似でない自分の三味線を演奏する
という姿勢を求め、国籍、流派、門下に関わりのない個性を評価し、
若手の登竜門として全国に知られている大会
だとされています。
*****
確実に点数が付けられて行き
大会の最高賞 仁太坊賞 が選ばれます。
第31回大会 仁太坊賞受賞者は 菅野 優斗さん
大会は18:00頃迄続いたようですが、
列車の関係で途中で帰らねばならず会館を後にしました。 -
途中、津軽鉄道 毘沙門駅。
乗降客は津軽鉄道線で最も少なく、一部の列車は通過するという。
名前の由来を知りたくて調べれば、
この駅の裏 少し行った所に「毘沙門様」が祭られていて、
その名前を取って駅名にしたとか??? -
ホテルサンルート五所川原に預けていたスーツケースを引取って、
今宵の宿弘前へ向かいます。
急ぐのでリゾートしらかみ5号くまげらに乗っています。 -
岩木山の裾野に沈んで行く夕日が美しいです。
時間は18:20 -
弘前駅到着18:58
今夜は弘前バークホテルの "響" の津軽三味線ライブ
19:45に予約を入れています。
ホテルへ急ぎます。 -
弘前パークホテルに到着です。
通常なら弘前駅から徒歩15分程度。
手っ取り早く、観光案内所で道を尋ねたのですが、
教えやすい道を選択されたようで20分程掛かりました。
とはいえ、1度曲がるだけの道順で私には最適だったのですが。 -
駅からは少々距離はありましたが、
結婚式場も兼ね備える立派なホテルでビックリ。 -
部屋はいたってシンプル。
素泊まりで\4,860なのですから十分です。 -
しかも高層階10階。
ルームキーもちょっとお気に入り。 -
夜景もバッチリ。
写真では判りませんが正面の山、
あじゃら山にほんの少し"青森ワイナリーホテル"の輝きが・・・ -
弘前パークホテル3階の "響"です。
ゴールデンウィーク期間中は2部制で入れ替えが行われるようです。 -
メニューも選択肢はなく1種類。
今日は津軽三味線三昧の日と決めて来たので、
今夜はこちらのライブで締める事に。 -
客席は埋まりません。
ステージ前に10組は居たかな程度。 -
19:45に席に着き、
食事を始めます。
ライブ開始が20:15
やはり、お酒を飲みながらの三味線の音色は格別です。 -
ライブ終了後、
演奏者は各テーブルに挨拶まわり。
さすがにプロですね。
楽しませてもらえました。 -
今日もよく遊びました。
日付が変わったようです。
おやすみなさい。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- 旅猫さん 2019/05/17 20:44:38
- 懐かしいです。
- だいこくさん、こんばんは。
いよいよ、青森の旅ですね。
しかも、7泊8日とは凄いですね!
まずは五所川原でしたか。
あの町は、結構好きです。
もう何回か訪れています。
サンルート五所川原は定宿です。
津軽鉄道や金木も懐かしいです。
芦野公園駅の桜、8年前に観ました!
綺麗でしたよ~
ぜひ、再訪して観てみてください。
津軽三味線、いいですよねぇ
五所川原にある居酒屋でも聴いたことがあります。
旅行記は長編になりそうですね。
楽しみにしています。
旅猫
- だいこくさん からの返信 2019/05/18 00:11:34
- Re: 懐かしいです。
- 旅猫様
こばんは。
書き込みありがとうございます。
今回の青森旅は旅猫様の旅行記の出番がちょくちょくあり楽しい旅でした。
蔦温泉では、旅猫様の旅行記を開けて
このお酒下さいなどと"七力"というお酒を頼んだり
笹で飾られた岩魚の写真を見せて、
今日は何故、笹で飾られてないの?
などと絡んだり???
(5月のこの時期はまだ山で十分な笹が取れないのだそうです)
お酒も岩魚も美味しかったです。
蔦温泉のお料理は総て美味しくて完食でした。
下風呂温泉では、旅猫様絶賛のプリンを頂いたり
最近、プリンだけ?のお客様が増えているそうです。
ある旅行記にここのプリンが美味しいと書かれていたので来た、と告げると
その旅行記が見たいというので・・・旅猫様旅行記の登場
きっと、プリンのお客さんは、この旅行記のお陰かもと・・・
とても喜んでおられました。
私も、きぬこし豆腐のような滑らかなプリンでとても美味しかったです。
五所川原の津軽三味線の居酒屋もまねようと探したのですが、
"だだん"は閉店したようですね。
サンルート五所川原は初めての宿泊でしたが、
駅近でフロントの方が堅苦しくなくてだいこく好みでした。
私も定宿に認定です(*^▽^*)→まねしで、すみません。
ほんとうに、津軽は良いところだらけですね。
だいこく
- 旅猫さん からの返信 2019/05/18 06:57:48
- Re: 懐かしいです。
- だいこくさん、こんにちは。
私の旅行記がお役に立てたようで嬉しいです(^^)
笹は、季節によって飾られないのですね。
下風呂のあのプリンも食べましたか!
あれ、美味しいですよね。
そうか、人気が出ているのですね。
「だだん」、閉店してしまったのですね。。。
良い店だったのでとても残念。
サンルート五所川原は津軽観光では重宝します。
温泉ありですしね。
旅猫
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