2019/04/27 - 2019/05/07
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bell-sanさん
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この旅行記のスケジュール
2019/04/27
-
飛行機での移動
中国東方航空
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2019年のゴールデンウイークはシルクロードの旅!
これまで何度も訪れた中国ですが、
中国西北部のシルクロードエリアはさすがに遠く、
新彊ウイグル自治区は治安も悪そう…ということで、
なかなか行けずにいました。
しかし、今年のゴールデンウイークが改元のため、
いつになく長い連休になりそう、との報道を昨年聞き、
昨年夏に貯めていたANAマイルが期限を一部期限を迎えるのに合わせ、
特典航空券を発券!
シルクロードのハイライトである敦煌に入り、
中国の西の果て、カシュガルまでをたどるルートを想定して
航空券を先に押さえておきました。
その後、空前の10連休ということで、
友人が西安に行きたいと言い出して、
2015年にすでに行っていた西安も前半に再訪することに!
改元の瞬間は日本人として、いったん帰国して家で体験した上で、
西安からカシュガルまで、ひたすら西へ、
GWは4000キロをたどる旅となりました。
中国の旅は慣れていたけど、さすがに新彊は独特の緊張感!
列車利用を飛行機に変更したりと、いろいろあった思い出の長旅を
記憶として徐々にアップしていこうと思います。
4/27 大阪・関西空港→上海・浦東/虹橋空港→西安・咸陽空港(中国東方航空)★
4/28 西安観光(大雁塔、鼓楼、回民街など)
4/29 第3日 西安観光(兵馬俑など)
4/30 西安・咸陽空港→大阪・関西空港(四川航空)★
◆◆平成から令和へ◆◆
5/1 大阪・関西空港→北京・首都空港(深セン航空)☆
5/2 北京・首都空港→敦煌空港
敦煌観光(莫高窟・敦煌夜市など)☆
5/3 敦煌観光(鳴沙山・月牙泉、敦煌博物館など)
敦煌空港→ウルムチ地窩堡空港(ウルムチ航空)★
5/4 ウルムチ観光(天山天池・新彊大バザールなど)
5/5 ウルムチ地窩堡空港→カシュガル空港(中国東方航空)★
カシュガル観光(香妃墓・バザールなど)
5/6 カシュガル観光(モスク・喀什古城など)
カシュガル空港→ウルムチ経由→北京・首都空港(中国国際航空)☆
5/7 北京・首都空港→大阪・関西空港(ANA)☆
☆ANA特典航空券で手配
大阪→北京→敦煌/カシュガル→北京→大阪
23,000マイル 燃油サーチャージ 12,040円(2018年7月発券)
★別に個別手配
大阪→上海→西安/西安→大阪 約73,000円
敦煌→ウルムチ 約12,000円
ウルムチ→カシュガル 約8,000円
初回は大阪から西安へ。そして西安観光の前編!!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
GW10連休の初日。
関西空港もさすがに混んでいますね。
昨年9月には台風で浸水し、あんなに沈滞していたが嘘みたい。
よくここまで復興したもんだ。(笑)
そろそろ本格的な第3ターミナルがあっても良いと思うんだけどな。関西国際空港 空港
-
搭乗するのは中国東方航空の上海行き。
MU516便です!
MUは関西空港から上海、昆明、鄭州、青島、西安、
寧波、杭州、煙台、北京、延吉、南京、太原に飛んでいます。
チェックインカウンターも時間差とレーンで分けているみたい。 -
隣の延吉行きは混んでいたけど、
上海のレーンは空いていて、スムーズにチェックインできました! -
さて、行ってきます!
関空の国際線出発口もいつの間にか
北と南の間に1本増えていますね。 -
以前は閑古鳥が鳴いていた免税店も儲かっている様子。
日本の果物を売るカウンターまでできていました。 -
定刻より少し遅れて搭乗が始まりました。
-
一番南の端の搭乗口から出発です。
機内に乗り込む前に一枚! -
関西ー中国便は、3-3の小さな飛行機が多いけど
大型連休ということもあってか、
この便は2-4-2の大きめの飛行機が充当されていました。
シートも新しく良い感じ! -
座席にも液晶が付いていました!
関空発の中国便では珍しいなあ。 -
シートピッチもまあまま広くて、
USB充電もできます! -
映画やドラマはほとんど見なかったけど
まずまず充実しています。 -
しばらくして機内食!
まだ昼間ですが、青島ビールで中国スイッチを入れました。
おいしさは期待していませんが。笑
それにしてもいつも思うけど、
パンって絶対付けないといけないのかなあ。
ご飯と絶対かぶってる。 -
着陸前に見慣れないビデオの上映が始まったので、
見ることにします。 -
どうも指紋登録の案内みたいですね。
中国は1年半前のハルビン以来なので、
その間に手続きが増えたみたいですね。 -
こうやってやるんですね。
わかりましたよ。 -
上海にまもなく着陸!
長江が見えてきました。
いつもは南側からアプローチしていたのに、
北側から入るなんて初めてかも!
上海では長江を挟んだ南通市に第3空港の建設が決定したとか。
巨大な長江に架橋しているし、発展具合がすごい! -
上海浦東空港T1に到着しました!
上海までは約2時間。北京よりもずっと近いですね。
ターミナルに横付けしてくれたのでありがたい。上海浦東国際空港 (PVG) 空港
-
なるほど、これがさっきの指紋登録か。
-
外国人はこっち!との警備員のけたたましい声に従い、
ずらりと並んで機械の前に、人間も行列して、
両手の指紋がしっかり取られます。 -
登録が終わるとこんな紙が出てきて
入国審査にも出す仕組み。
母国の日本政府にも全部の指紋を提出していないのに、
なんか複雑な気持ちですね。
この後、シルクロード各地でも顔は撮影されるし、
中国では自分のかなりのデータが既に握られている感じがします。
まあ、仕方ないんですかね。笑 -
入国を無事に完了し、ターミナル外のバス乗り場へ。
上海では、同じ東方航空ですが、
浦東から虹橋への移動が必要でした。 -
機場1線が虹橋空港行きです。
上海浦東空港では、ターミナル1を出発して
ターミナル2を経由して市内に向かいます。
ターミナル2だと席が選べなかったり、積み残しの可能性があるので、
ターミナル1の乗り場から乗ることがおすすめですね。 -
高速道路で約1時間。
虹橋空港に到着しました。
高速鉄道の虹橋駅へも行けます。 -
虹橋も国内線中心とはいえ、大きいですね。
チェックインカウンターは自動化が進んでいました。
浦東からの乗り継ぎだと告げると、
一番左側の空いているカウンターを案内されて、
スムーズにチェックインできました。上海虹橋国際空港 (SHA) 空港
-
広々としていて清潔ですね。
中国も上海はかなり洗練されてきましたね。 -
西安行きは、この待合ホールみたいです。
他に深セン行きなどもありました。 -
待っていると、女性たちがエスカレーターの周りに集まっているので、
何事かと見に行ったら中国の人気タレントが移動中だっだみたいです。
中国の若手人気俳優呉磊(ウー・レイ)らしい。
最初、マスクをしている方かと思っていたら、
それはマネージャーらしく、
本人はマスクの後ろの子とのことでした。 -
もともと上海では4時間の乗り継ぎ時間があったものの、
念のため、中国のアプリ「飛常准」で、次の搭乗便をチェックしつみました。
すると、なんと遅延!
20時25分発が22時発の見込みになってる!
中国の空港では遅延の案内がほとんどないので、
このアプリはホントに役立ちます。
中国の飛行機旅には必携です。
それにしても、あー、ホテル着くの遅くなるなあ。。 -
飛行機が遅れることになり、
水とクラッカーが配布されました。
以前にハルビンでは200元だったけど! -
ようやく搭乗開始!
20:25発の予定が、23:10発に。
実は西安へは、浦東からの便もあったんですが、
計画通り飛べば、西安に30分早く着くので、
わざわざでしたが、虹橋便で購入していました。
調べてみたら、浦東→西安便は定刻通り、
飛んだみたい。
あー、判断ミス。
でも、まあ飛ぶだけマシかな。。 -
搭乗口から延々とバスに10分以上揺られて、
ようやく飛行機に出会えました。
おそらく虹橋の第一ターミナルあたりまで行ってた感じ。 -
みんなおとなしく乗り込みました。
あとは出発を待つのみ! -
西安までは約2時間のフライト。
中国東方航空は、JALのマイルが貯められるので、
帰国後チェックしてみたら、
大阪→上海と上海→西安のマイル数は、
あまり変わりませんでした。
機内食は、
よく冷えたサンドイッチで夜食です。 -
深夜、01:22に西安に到着!
2015年のゴールデンウィークに来ているので、
ちょうど4年ぶりですね。
荷物受け取り場も大きくてビックリ。
前から建て変わったのかな。西安咸陽国際空港 (XIY) 空港
-
荷物を無事に引き取って、
この時間なのでタクシーでホテルに向かうことにしましょう。
ターミナルを出ると、
交通ターミナルビルというのに、
つながっていました。
ズンズンと進むとタクシー乗り場があります。 -
タクシーを無事に捕まえて、
市内に向かいましょう!
市内までは約100元、約20分ほどでした。 -
深夜2時になってホテルに到着!
今回は西安駅のすぐ前の
「西安陽光国際大酒店(Grand Soluxe Hotel Xi'an)」。
夜遅くでしたが、
女子が対応してくれました。シアン グランド ソルックス インターナショネル ホテル
-
3泊で1万5000円ほどのお得なホテル。
部屋も結構豪華で、コスパも良し!
疲れたから、もう寝ます! -
翌朝、起きるとあいにくの天気。
ホテルからは西安駅と、その前を横切る城壁がしっかり見えていました。
ロケーションも抜群です。 -
さあ、行動開始!
着いた時は夜遅かったのでよくわからなかったけど、
結構しっかりしたエントランスですね。 -
ホテルの斜め前にあった店で朝食!
-
油条っていうんですね。
中国の揚げパンも並んでいました。 -
小籠包とゆで卵。
小籠包は肉汁がジューシーです。 -
そしてカボチャのお粥で、
中国久しぶりに朝食です!
胃にやさしそうで、なかなかイケました! -
腹ごしらえを終えて、
地下鉄五路口駅へ。
自動改札機はWechat Pay対応になっていて、
スマホのQRコードを読ませて乗降できるようになっていました。
従来のカード式きっぷでも乗車できるけど、
中国ではホント、QRコードが大部分を占めてきてますね。 -
五路口駅は4年ぶり。
前は東西を結ぶ1号線のみの駅でしたが、
市内を南北に貫く4号線も開通して、
乗り換え駅になっていました。
4号線は西安駅にも駅ができるらしいですが、
まだ建設中でした。 -
中国の古都、西安にも地下鉄がすっかり馴染んでいますね。
南北をつなぐ2号線が並行して走っているので
2号線に比べると混雑は少ないみたい。 -
大雁塔駅に到着です。
以前はなかった駅ですね。
駅のコンコースもデザインが凝っています。 -
大雁塔駅から徒歩10分ほどで、
陝西省歴史博物館に到着です。
通常部分は入場無料ですが、
そのため、入場券の発行を待つ列が長く延びています。 -
前に来た時は同じように並んだんですが、
今回は有料の特別展をネットで予約済み。
そうすると、入場の列には並ばなくて済むみたい。 -
窓口で聞いて、指定された窓口に行って、
発券してもらいました!
時間の短縮になりました。
特別展は30元。 -
陝西省歴史博物館は1991年に開館した
中国最初の現代国家等級の博物館。
古代人の簡単な石器から、1840年頃の各種器物まで、
百万年間余りにわたる文物を37000余り、収蔵しているとか。
商周時代の青銅器、各時代の陶製人形、
漢唐時代の金器と銀器、唐時代の墓壁画など、
他では見られない秀逸な文物が見応えあります。
(中国国家観光局 駐大阪代表処のHPを参照)陜西歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
これは黄金の馬。
きらびやかで光沢を失わず、
ため息が出る美しさ。
体のラインもしなやかで、
昔の人の洞察力と造作の力に感心します。 -
西周時代の西周日己觥。
青銅色の酒器だそうで、
どこかユーモラスな魚(?)の形をした口が
とても印象に残りました。 -
これは龍みたいなのが絡み合っているところ?
猛々しいけど、どこか作者の創意工夫が感じられ
はるか昔のものだけど、作り手や眺めた人の
息づかいが聞こえてくるようでした。 -
数々の宝物を見ていたら、
視界が開けて、前半のハイライト、
兵馬俑のコーナーに突入!
兵馬俑が立ち並び、背後の巨大スクリーンとともに
迫力満点です! -
プロジェクションマッピングですかね。
展示されている兵馬俑が色付けされて、
埋葬当時はこんなに鮮やかな色づけがされていたことを
教えてくれました。
色を作る材料も限られていた中、
こんなカラフルな兵馬俑が並んでいたら、
それは荘厳な眺めだっただろうなあ。 -
秦の文字が浮かびあがって、
見る人に迫ります! -
葬送をあらわしたんでしょうか。
馬の列も展示されています。
兵馬俑は始皇帝の博物館でも見られますが、
ここで予習するのも良いですね。 -
ここからは特別展。
「大唐遺宝」。
1970年に何家村で出土した唐時代の国宝級の秘宝がずらりと展示されていて、
すごい見ごたえありました。 -
これはガラスのコップ。
日本でいうと奈良時代。
既にこんなものが作られていたんですね。 -
博物館の目玉の一つ「獣首瑪瑙杯」。
瑪瑙(めのう)を丹念に彫り込んでいます。
頭は牛の形、後ろが盃になった酒器ですね。
酒器一つでもここまで贅を凝らして作っていたなんて、
昔の人は技もデザイン力もすばらしいなあと感動します。 -
黄金のコップ?
「金筐宝細団花紋金杯」。
これも唐代のお宝。
こんなのでお茶を飲んだら、
どんな気分なんでしょうね。
それにしてもすごいものばかりです。 -
これもすごいですよ。
唐代の「葡萄花鳥紋銀香囊」。
銀でできているらしく、
直径4・6センチの半球体には、
すごい精緻な彫刻がされています。
高貴な女性がお香を焚いて虫よけに使っていたとか。
虫よけにここまで凝るなんて、すばらしい。
こういうものは、やはり本場に来ないと見れないですね。 -
これらの一連の逸品は、
西安郊外の「何家村」から出土したらしいです。
世界各地で巡回展が開かれたそうで、
日本にも来たことあるらしいですね。
次に来たら、ぜひ見に行きたいなあ。 -
これは西漢時代に貨幣で使われていた「金餅」。
金のお餅って、見た目にもお財布にも美味しそう。笑
ふっくらとしていて、純度は95%だそうですよ。 -
紀元前200年から紀元200年ぐらいの
紙の残片。
紙は中国の発明だと聞いていたけど、
こんなに昔から紙があったなんて。 -
図画も充実していました。
色合いがきちんと残っていて美しいですね。 -
今回はシルクロードを巡るので、
絹織物の展示も興味がわきました。
いろんな文様が作られていたみたいですね。 -
絹織物の残り物。
これも誰かが織って、使っていたと思うと
想像力が湧きますね。 -
いろんな像もたくさん展示されています。
日本の「あ・うん」にも通じるところがあり、
日本と中国が文化的につながっていたことが
よくわかりますね。 -
唐三彩でしょうか。
これも国宝級の「三彩載楽駝」。
美しく色づけされた陶器が並びます。
これはラクダの隊列を再現したものかな。 -
それにしてもたくさん乗りすぎ!
これには作者のちょっとした遊び心が感じられますね。
昔からも真面目な人ばかりではなかったんですね。
いろんな人がいるからいろんな作品が生まれるんだなあ。
なんでも多様性は大切ですね。 -
そんなラクダの隊列が巡っていたシルクロードのマップもありました。
この後、敦煌、ウルムチ、カシュガルへ向かうので、
興味深く見入ってしまいました。
はるか、西まで続いていたんですね。 -
そして、東の「終着点」は日本。
海を越えて、瀬戸内海を通って、
青色の道は奈良、京都までつながっていました。
中国でも日本の認識は当時からあったんですね。 -
これもたくさんの人がカメラを向けていたお宝でした。
「青釉提梁倒注瓷壺」。
宋の時代のものらしいです。
気品のある白さで、口や取っ手が美しい動物状になっています。 -
別の展示ホールでは、
なぜか平山郁夫の展示がありました。
シルクロードといえば、日本では確かに平山郁夫ですもんね。 -
青のシルクロードのラクダの絵、
どっかで見たことあります。
中国で見ることになるなんて! -
ほかの中国の仏像?のコーナーでは、
学生でしょうか?
模写ならぬ模擬創作?する若い人が何人かいました。
一つひとつ丁寧に見つめて、作っていました。
博物館には結局2時間半ほど滞在。
じっくり見ることできました!
実は2回目の訪問でしたが、飽きませんね。
西安に来たら、絶対来られることをおすすめします! -
博物館を出て、再び大雁塔方面へ。
途中で、昼ご飯を食べることにしましょう。
雨が降っているためか、観光客は少なめ。
どこも客引きが激しかったです。 -
頼んだのは、西安名物の一つ「羊肉泡?(ヤンロウパオモウ)」。
牛肉あるいは羊肉に香辛料を加え、
鍋で煮込んでできたシチューの中に、
小さくちぎった焼きパンを入れた料理。
4年前に来た時は、高速鉄道の駅前の質素な駅前食堂で
簡易なものを食べたので、それに比べると豪華で
しっかり食べている感じがありました。
温まってうまかった!!
4年前に食べたときの記録はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11105819
(西安近郊の崋山の登山記になっています) -
そして、こちらも西安名物の肉??(ロオジャーモー)。
中国風焼ききパンの中にみじん切りした肉を入れたハンバーガー風の食べ物。
中国西北部ではおなじみの軽食で、
戦国の時代にも遡ることができるほど歴史のある料理らしいですよ。 -
腹ごしらえを済ませて、
大雁塔にやってきました!
あいにくの雨模様。
日本人の団体も来ていました。大雁塔 建造物
-
大雁塔は、唐の三代目の高宗李治が皇太子のとき、
生母・文徳皇后の冥福を祈り648年に建てた大慈恩寺の中にあります。
ありがたい仏様がたくさんいて、お祈りしてめぐります。 -
652年にインドから帰った玄奘三蔵法師が、
自身が持ち帰って経典を保存しようと建造を願い出たのが大雁塔。
煉瓦製の塔は当初は五層だったそうで、
則天武后の時代に大改造を行い十層に。
しかし、戦乱などで上部が崩壊し、現在は七層、高さは64メートル。
内部には木製のらせん階段があり、上まで登れますが、
4年前と同じく、今回も下から見上げるのみにしました!
それにしてもありがたいですね! -
一番奥にも三蔵法師?が鎮座されていました。
三蔵法師といえば、孫悟空、猪八戒、沙悟浄を従え、
さまざまの苦難にあいながらも、
天竺(インド)へ行って仏典を持って帰る話が有名。
そう、これから自分もシルクロードを西へ向かうので、
旅の安全をしっかりお願いさせていただきました!
三蔵法師さま、よろしくお願いしますね! -
おそらく天竺への旅を描いた豪華な彫刻がありました。
こういう時って、仏教の知識に富んだガイドがいると、
もっと楽しめるんでしょうね。 -
雨が降って残念でしたが、それはそれで風情ありました。
帰る前にもう一度振り返って、
これからの旅の安全を期します!
1400年の時を超えて、見つめられているような気がしました。 -
バーガーキングで少し雨宿りした後は
銀行めぐりを敢行しました!
目的は、WechatPayでQR支払いをするために、
中国の銀行に口座を作ること。
WechatPayで支払いができるようにするためには、
中国の電話番号と、中国の銀行口座が必要なんです。
日本のクレジットカードで開設できたり、
口座不要なんていう情報も一時ありましたが、
最近は中国の規制が厳しくなり、外国人の口座開設は厳しくなっているみたい。
まず最初は博物館の近くにあった交通銀行へ。
「たまに外国人が口座を作りたいとやって来るよ」なんて、
快く係員が対応してくれたものの、
やはり事情を説明すると、中国で居住と納税の実績がないと、
口座は作れない、と断られてしまいました。
続いては、日本のネットで口座が作りやすいと書き込みがあった
「招商銀行」へ。
ここでも対応はしてくれたものの、結論は同じでした。。とほほ。 -
招商銀行でダメだったので、
ダメもとで隣にあった「興業銀行」にも行ってみました。
ここも丁寧に座席に案内してくれて、
一応、書類を書いたものの、
係員がパスポートを見るなどして、
なにやらどこかに電話したうえで、
「やっぱり無理です・・・」とのこと。
やはり中国での口座開設は難しいみたいですね。
WechatPayが使えないままだと、
これからの中国旅行は不便になるだろうなあ。
日本でも紐づけできるようになるのを待つしかないですね!
今回の旅ではあきらめて退散! -
気を取り直して、地下鉄に乗り直し、
やってきたのは西安中心部の「鐘楼」。
高さは36メートル。
上部には大きな鐘が一つ吊るされ、昔は人々に時を知らせていたそうです。鐘楼 建造物
-
鐘楼から西へ300メートルほど行ったところにあるのが
イスラム教徒の店が集まる「回民街」。
西安名物や日本人には珍しい食べ物、飲み物を売る店が
たくさん軒を連ねています。
夕方になり電気がついて、なかなか美しい!回民街 散歩・街歩き
-
イスラム教徒なので、白い帽子をかぶっていますね。
若い兄ちゃんが多いです。
威勢の良い掛け声が響きあい、とてもにぎやかで、
一軒ずつ見て歩くだけで楽しい! -
紅柳烤肉の店が多いですね。
前に来た時も気になったので、調べてみると、
紅柳とは、乾燥した土地に生える植物で、イバラに近いみたい。
結構太めのその「紅柳」を70センチぐらいに切りそろえ、
皮を一部剥いて、そこに肉の塊を刺して焼く料理なんですね。 -
焼いている間に「紅柳」の油脂と独特の香りが、
肉質を軟らかくして、おいしくするらしいです。
それにしてもこの紅柳の量がすごい!
どこの店もこれを材料にしているので
食べ終えた膨大な紅柳が店頭にゴミ箱に残され、
それはそれで西安らしい景色を見せてくれています。 -
焼いている横では、
青年が笑顔で羊をさばいています。
刃物がすごく切れそうだし、
見ていて危ない気もするけど、
慣れたもんなんでしょうね。
鮮度抜群だ! -
10分ぐらい待って、焼き立てを提供してくれました!
1本20元。香ばしくて、肉がほくほくでジューシー。
臭みもなく、確かに紅柳の香りがうまく効いています!
この料理、この後、ウルムチやカシュガルでも見たので、
中国西北部を代表する料理の一つなんでしょうね。 -
これは野菜やスパイスを串状にしたもの。
見た目も鮮やかでおいしそう!
売り子の女性も頭巾がいい味出しています。 -
これは新彊流のナン屋さん?
ウイグル料理では、
大きなものはカクチャ、小さなものはトカチ、
模様を押し入れたものはアク・ナンというそうですよ。 -
昼にも食べた肉??に行列ができていたので、
おいしそうで、食べてみることに。 -
昼に食べてのよりも
具だくさんで香ばして、うまい!! -
あれこれ見たり、食べ歩いたりしていると
時間があっという間に過ぎました。
あいにくの雨でしたが、
前に来た時は店頭で餅つきや飴づくりなどもやっていて、
アトラクションとしても十分に楽しめます。 -
回教街の入り口にある「鼓楼」にやってきました!
先ほどの鐘楼とペアで西安市街地のシンボルですね。
夜になるとライトアップされてきれいです。鼓楼 建造物
-
夕方になると大きな太鼓を叩いて時刻を知らせたことから、
鼓楼と名づけられたとか。
明の時代、1380年に建てられ、
高さは34mもあります。
二十四節気の太鼓が並んでいます。
一定の時間が来ると太鼓の実演もあるみたいですね。 -
中には調度品が展示されています。
-
鼓楼から鐘楼を眺めてみます。
近代化した街の真ん中に、二つの大きな建造物が立っているのがなんだか不思議。
ライトアップもされて、西安の人が誇りに感じているのも
伝わってきました。
長い時間、町の移ろいを見てきたんでしょう。 -
鼓楼から下りてくると、
正面の噴水でショーが始まっていました。 -
音楽に合わせて噴水が大きくなったり、小さくなったり。
中国って、ほんと、派手な演出が好きだなあ。
しっとりと史跡を眺めるのも良いと思うんだけど。。
でも、これはこれで慣れると
中国っぽくて良くなってくるから不思議。笑 -
結構、長い時間やっていました。
昔の人も今の発展ぶりにはびっくりするんだろうな。 -
鐘楼の前からバスに乗ってホテルに戻ります。
4年ぶりの西安の夜、良い思い出ができました! -
ホテル近くのファーストフード店で夜食!
あれだけ買い食いしたのに、小腹が空いたので。 -
軽いものを頼んだはずが、
ボリューム満点のものが出てきました(笑)。
中国はこうしたきちんと食事が取れる
ファーストフードが多いので、旅には便利です。 -
ホテルに帰還!
昨日は深夜に着き、今朝も早くから行動開始したので
少し疲れたけど、シルクロードの第一歩、
しっかり踏み出すことができました!!
明日は兵馬俑を見に行くぞっと。
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