美保関・大根島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
令和改元直後のGWに島根県と鳥取県の境、宍道湖の隣にある中海に<br />ぽっかりと浮かんでいる大根島に行きました。<br />中国地方に住む人ならGWに大根島と言えば、きっとすぐに予想がつくと思いますが、<br />由志園の牡丹を見るために訪れたのです。<br />大根島は牡丹栽培が盛んで、橋を渡る前から「牡丹園」の文字が出迎えてくれます。<br />由志園はその中でも最大規模の敷地と完璧な日本庭園、<br />そして一年中絶えることのない牡丹の花で有名です。<br />そして、特にGW限定の牡丹の花に埋め尽くされた池。<br />この写真を見たら、絶対に素通りは出来ません。<br />由志園まで車で30分の松江に宿をとり、朝一番で行って来ました。<br />

島根県中海に浮かぶ大根島の由志園。牡丹の園へようこそ。

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2019/05/03 - 2019/05/03

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ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

令和改元直後のGWに島根県と鳥取県の境、宍道湖の隣にある中海に
ぽっかりと浮かんでいる大根島に行きました。
中国地方に住む人ならGWに大根島と言えば、きっとすぐに予想がつくと思いますが、
由志園の牡丹を見るために訪れたのです。
大根島は牡丹栽培が盛んで、橋を渡る前から「牡丹園」の文字が出迎えてくれます。
由志園はその中でも最大規模の敷地と完璧な日本庭園、
そして一年中絶えることのない牡丹の花で有名です。
そして、特にGW限定の牡丹の花に埋め尽くされた池。
この写真を見たら、絶対に素通りは出来ません。
由志園まで車で30分の松江に宿をとり、朝一番で行って来ました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 2019年のGWは、中国地方周遊の旅をしました。<br />岡山・広島・山口・島根と来て、旅も終わりに近づきました。<br />最後を締めくくる一大イベントが大根島の由志園です。<br />大根島は「だいこんしま」と読みます。<br />大根島のある中海は、約9,200haで日本第5位の面積を持つ汽水湖です。(隣の宍道湖は8,000haで第7位)<br />国内最大級の鳥類の越冬地で、2005年にラムサール条約に<br />登録されました。<br />大根島には3つの橋で渡ることが出来ます。<br />松江からだと県道338号線で大海崎橋を渡るのですが、<br />なんと橋はとても短いのです。<br />その先は、細い砂嘴(さし)のようになっていて、陸地が続きます。<br />地図で見ていると長い橋なんだろうと思えるので、<br />実際に見てびっくりしました。<br />大根島の橋は、どれもこうした特徴を持っています。<br />

    2019年のGWは、中国地方周遊の旅をしました。
    岡山・広島・山口・島根と来て、旅も終わりに近づきました。
    最後を締めくくる一大イベントが大根島の由志園です。
    大根島は「だいこんしま」と読みます。
    大根島のある中海は、約9,200haで日本第5位の面積を持つ汽水湖です。(隣の宍道湖は8,000haで第7位)
    国内最大級の鳥類の越冬地で、2005年にラムサール条約に
    登録されました。
    大根島には3つの橋で渡ることが出来ます。
    松江からだと県道338号線で大海崎橋を渡るのですが、
    なんと橋はとても短いのです。
    その先は、細い砂嘴(さし)のようになっていて、陸地が続きます。
    地図で見ていると長い橋なんだろうと思えるので、
    実際に見てびっくりしました。
    大根島の橋は、どれもこうした特徴を持っています。

  • 大根島で一番有名な「由志(ゆうし)園」のポスターです。<br />フランスのアシェット( HACHETTE)社が発行している格付け観光<br />ガイド「ブルーガイドジャポン」で三ツ星を獲得しました。<br />以前、GWに境港市を訪れた時には大根島のことなど知らずに<br />通り過ぎてしまいました。<br />今回はこの写真を見つけて、すっ飛んで来ました。<br />

    大根島で一番有名な「由志(ゆうし)園」のポスターです。
    フランスのアシェット( HACHETTE)社が発行している格付け観光
    ガイド「ブルーガイドジャポン」で三ツ星を獲得しました。
    以前、GWに境港市を訪れた時には大根島のことなど知らずに
    通り過ぎてしまいました。
    今回はこの写真を見つけて、すっ飛んで来ました。

  • 由志園には、8時半過ぎに到着しました。<br />既に駐車場に入る車の列が出来ていました。<br />HPには開園時間は9時からとなっていたのですが、<br />この日は8時半から開園していたそうです。<br />開園30分前を目指していたのに、やられました。<br />駐車場にはすんなり入れたので助かりました。<br />道を挟んで駐車場の反対側に由志園はあります。<br />武家屋敷のような建物に入って行きます。<br />

    由志園には、8時半過ぎに到着しました。
    既に駐車場に入る車の列が出来ていました。
    HPには開園時間は9時からとなっていたのですが、
    この日は8時半から開園していたそうです。
    開園30分前を目指していたのに、やられました。
    駐車場にはすんなり入れたので助かりました。
    道を挟んで駐車場の反対側に由志園はあります。
    武家屋敷のような建物に入って行きます。

    日本庭園 由志園 公園・植物園

  • 入り口の建物は遊郭のような廓(くるわ)になっています。<br />この辺りは高麗人参売り場になっていました。<br />牡丹と共に高麗人参の産地でもあり、<br />「雲州人参」として売られています。<br />

    入り口の建物は遊郭のような廓(くるわ)になっています。
    この辺りは高麗人参売り場になっていました。
    牡丹と共に高麗人参の産地でもあり、
    「雲州人参」として売られています。

  • ひときわ目を引く売店。ここは中国だったか?<br />もともと牡丹は中国原産なので、そんな雰囲気になるのでしょう。<br />牡丹と言えば楊貴妃をイメージしますが、<br />そもそもは玄宗皇帝が気に入って宮廷に取り入れたのだとか。<br />楊貴妃の名前の付いた牡丹はもちろんあります。<br />

    ひときわ目を引く売店。ここは中国だったか?
    もともと牡丹は中国原産なので、そんな雰囲気になるのでしょう。
    牡丹と言えば楊貴妃をイメージしますが、
    そもそもは玄宗皇帝が気に入って宮廷に取り入れたのだとか。
    楊貴妃の名前の付いた牡丹はもちろんあります。

  • 売店は後回しで、庭園に向かいます。<br />五月晴れの庭に鮮やかな赤。なんとも強烈な光景です。<br />

    売店は後回しで、庭園に向かいます。
    五月晴れの庭に鮮やかな赤。なんとも強烈な光景です。

  • ガイドブックなどの写真で見て知っているのに、<br />実物の迫力に圧倒されます。<br />

    ガイドブックなどの写真で見て知っているのに、
    実物の迫力に圧倒されます。

  • これ全部、本物の牡丹なんだよねえ・・・<br />食い入るように見つめても、やっぱり生花なんです。<br />

    これ全部、本物の牡丹なんだよねえ・・・
    食い入るように見つめても、やっぱり生花なんです。

  • 野点(のだて)の周りも牡丹だらけ。<br />

    野点(のだて)の周りも牡丹だらけ。

  • これらの牡丹は、バラバラにただ投げ込まれているように見えますが、<br />苗鉢を入れる黒いスカスカのケースがありますが、<br />それに入れてあります。<br />回収する時は、ケースを持ち上げればそれで終わり。<br />上手く出来ています。<br />

    これらの牡丹は、バラバラにただ投げ込まれているように見えますが、
    苗鉢を入れる黒いスカスカのケースがありますが、
    それに入れてあります。
    回収する時は、ケースを持ち上げればそれで終わり。
    上手く出来ています。

  • 牡丹の花は、満開になるともうあまり長くはもちません。<br />木のまま咲かせておくよりも、こうした方が却って花もちがいいかも<br />しれません。<br />

    牡丹の花は、満開になるともうあまり長くはもちません。
    木のまま咲かせておくよりも、こうした方が却って花もちがいいかも
    しれません。

  • 「花いかだ」と言いますが、小さな「いかだ」という形容は<br />ここには合わないでしょう。<br />ここの名称は「池泉牡丹」と言います。<br />

    「花いかだ」と言いますが、小さな「いかだ」という形容は
    ここには合わないでしょう。
    ここの名称は「池泉牡丹」と言います。

  • 由志園は回遊式日本庭園が見事なことで評価されています。<br /><br />

    由志園は回遊式日本庭園が見事なことで評価されています。

  • その池にびっしり浮かぶ牡丹。いったい誰が思い付いたのか・・・

    その池にびっしり浮かぶ牡丹。いったい誰が思い付いたのか・・・

  • 日本庭園の石灯篭の周りにはわずかにツツジが残り、<br />石橋のたもとには菖蒲の紫が見えます。<br />

    日本庭園の石灯篭の周りにはわずかにツツジが残り、
    石橋のたもとには菖蒲の紫が見えます。

  • 到底、現実の風景とは思えない光景を見ていると、<br />自分がどこで何をしているのかわからなくなります。<br />なんと幸せなことでしょう。しばし、浮世の憂さを忘れん。<br /><br />

    到底、現実の風景とは思えない光景を見ていると、
    自分がどこで何をしているのかわからなくなります。
    なんと幸せなことでしょう。しばし、浮世の憂さを忘れん。

  • 大根島は、年間約180万本を生産する「牡丹の里」として知られ、<br />その規模は全国一です。<br />大根島での牡丹の生産は、およそ300年前に全隆寺住職が静岡から<br />薬用として持ち帰り、境内に植えたのが始まりだそうです。<br />その後、品種改良がなされ、約300種にまで増えました。<br />

    大根島は、年間約180万本を生産する「牡丹の里」として知られ、
    その規模は全国一です。
    大根島での牡丹の生産は、およそ300年前に全隆寺住職が静岡から
    薬用として持ち帰り、境内に植えたのが始まりだそうです。
    その後、品種改良がなされ、約300種にまで増えました。

  • 松江市八束支所では4月27・28日に<br />「大根島ぼたん祭」が行われました。<br />(大根島の住所は松江市八束町です)<br />

    松江市八束支所では4月27・28日に
    「大根島ぼたん祭」が行われました。
    (大根島の住所は松江市八束町です)

  • どこを撮っても同じようなボダンの海ですが、一カ所だけ違うところが<br />ありました。<br />単なる偶然の取り合わせなのでしょうが、<br />カメラマンにとっては千載一遇の好機。<br />牡丹の神様多謝(ありがとう)。<br /><br />

    イチオシ

    地図を見る

    どこを撮っても同じようなボダンの海ですが、一カ所だけ違うところが
    ありました。
    単なる偶然の取り合わせなのでしょうが、
    カメラマンにとっては千載一遇の好機。
    牡丹の神様多謝(ありがとう)。

  • 牡丹の浮かぶ池を惜しみつつ、移動します。<br />日本庭園の楽しみは、まだ続きます。<br />

    イチオシ

    地図を見る

    牡丹の浮かぶ池を惜しみつつ、移動します。
    日本庭園の楽しみは、まだ続きます。

  • 我が家の庭にも牡丹は咲いているんだけど、<br />あまり気にしていなかったのに、何故ここで見ると感動するんだろう?<br />

    我が家の庭にも牡丹は咲いているんだけど、
    あまり気にしていなかったのに、何故ここで見ると感動するんだろう?

  • 和傘と牡丹って合うねえ。<br />

    和傘と牡丹って合うねえ。

  • 個人宅で牡丹の開花期にビニール傘をさしかけているのを見掛けるけど、やっぱり和傘がいいね。<br />

    個人宅で牡丹の開花期にビニール傘をさしかけているのを見掛けるけど、やっぱり和傘がいいね。

  • これだけの広さの池を、よく牡丹で埋められるものです。<br />さすがは牡丹の生産量日本一。<br />

    これだけの広さの池を、よく牡丹で埋められるものです。
    さすがは牡丹の生産量日本一。

  • 料亭「菖蒲」からの「池泉牡丹」の眺めは最高でしょうね。<br />特別な祝いの席などをここで設けたら一生の思い出になりそう。<br />由志園には、他にも食事処「紅葉」・日本料理「竹りん」・食事処「禅」があり、茶房「一望」が周遊コースの最後にあります。<br />

    料亭「菖蒲」からの「池泉牡丹」の眺めは最高でしょうね。
    特別な祝いの席などをここで設けたら一生の思い出になりそう。
    由志園には、他にも食事処「紅葉」・日本料理「竹りん」・食事処「禅」があり、茶房「一望」が周遊コースの最後にあります。

  • おや?池の中に船に乗った人が漕ぎ出でて来ました。<br />

    おや?池の中に船に乗った人が漕ぎ出でて来ました。

  • あれ?船に乗っているのかと思ったら、池の中を歩いているの?<br />

    あれ?船に乗っているのかと思ったら、池の中を歩いているの?

  • もう一人出て来た。さっきの人は手にザルのようなものを持っていて、<br />それで牡丹をすくっているみたい。<br />新旧の入れ替え作業なんですね。だから、あんなに綺麗なんだ。<br />水はまだ冷たいだろうからご苦労様です。<br />

    もう一人出て来た。さっきの人は手にザルのようなものを持っていて、
    それで牡丹をすくっているみたい。
    新旧の入れ替え作業なんですね。だから、あんなに綺麗なんだ。
    水はまだ冷たいだろうからご苦労様です。

  • 日本庭園には石灯篭や、よく手入れされている松が景色を作っています。<br />こんもりと丸まったツツジもたくさんありますが、既に終わっているので牡丹とケンカしないで済んでいます。<br />周りが緑一色だからこそ牡丹が映えるんですから、上手く出来ています。<br />

    日本庭園には石灯篭や、よく手入れされている松が景色を作っています。
    こんもりと丸まったツツジもたくさんありますが、既に終わっているので牡丹とケンカしないで済んでいます。
    周りが緑一色だからこそ牡丹が映えるんですから、上手く出来ています。

  • この由志園は、四季折々の風情が楽しめる庭園で、<br />特に秋は紅葉が池に照り映えて素晴らしいようです。<br />夜間のライトアップも催されていて、こちらも行ってみたいです。<br />

    この由志園は、四季折々の風情が楽しめる庭園で、
    特に秋は紅葉が池に照り映えて素晴らしいようです。
    夜間のライトアップも催されていて、こちらも行ってみたいです。

  • 久留米ツツジかな?<br />緑の地面の上に落ちている真っ赤な花びらが綺麗です。<br />

    久留米ツツジかな?
    緑の地面の上に落ちている真っ赤な花びらが綺麗です。

  • お手植えの牡丹っていうのもあるんだ。こちらはもう終わり。<br />

    お手植えの牡丹っていうのもあるんだ。こちらはもう終わり。

  • 「牡丹の館」。<br />1998年に開館して以来、一年中開花している牡丹を見ることが<br />出来ます。<br />

    「牡丹の館」。
    1998年に開館して以来、一年中開花している牡丹を見ることが
    出来ます。

  • 床の間が似合う鉢植え牡丹。<br />

    床の間が似合う鉢植え牡丹。

  • 館の中は太陽光ではないので、花の色を上手く撮るのが難しいです。<br />太陽に勝るものなし。<br />

    館の中は太陽光ではないので、花の色を上手く撮るのが難しいです。
    太陽に勝るものなし。

  • フリッフリの花びらが重そう。<br />

    フリッフリの花びらが重そう。

  • 同じ種類の牡丹が集まっているのも迫力。<br />

    同じ種類の牡丹が集まっているのも迫力。

  • 御所車。にしては、ちょっとみすぼらしいか。<br />

    御所車。にしては、ちょっとみすぼらしいか。

  • 牡丹の寄せ植え。<br />庭園デザイナーによって定期的に展示替えを行っています。<br />

    牡丹の寄せ植え。
    庭園デザイナーによって定期的に展示替えを行っています。

  • 「黄冠」。日本初の黄色い牡丹。<br />島の生産者がアメリカ品種の黄色と日本の白を交配させて<br />創り出しました。<br />大きな花を咲かせるので、牡丹人気投票の一位です。<br />HPには、2016年の番付が掲載されていますが、<br />なんと両横綱ともに黄色の品種なんです。<br />牡丹と言ったら、赤やピンク・白なのに。<br />珍しい色だからでしょうか。<br />

    「黄冠」。日本初の黄色い牡丹。
    島の生産者がアメリカ品種の黄色と日本の白を交配させて
    創り出しました。
    大きな花を咲かせるので、牡丹人気投票の一位です。
    HPには、2016年の番付が掲載されていますが、
    なんと両横綱ともに黄色の品種なんです。
    牡丹と言ったら、赤やピンク・白なのに。
    珍しい色だからでしょうか。

  • 「牡丹の館」を出ると、いよいよ人気投票です。<br />色別に集められた品種を比べて、気に入った花に投票します。<br />

    「牡丹の館」を出ると、いよいよ人気投票です。
    色別に集められた品種を比べて、気に入った花に投票します。

  • 鉢の下に開いている投票口に、入場券にくっついている投票券を入れる<br />方式です。<br />

    鉢の下に開いている投票口に、入場券にくっついている投票券を入れる
    方式です。

  • みんな同じ赤にしか見えない・・・<br />

    みんな同じ赤にしか見えない・・・

  • 「桜御所」。ほんのりピンクの、牡丹にしては奥ゆかしい品種。<br />

    「桜御所」。ほんのりピンクの、牡丹にしては奥ゆかしい品種。

  • 「新七福神」。旧来の「七福神」より派手な色合い。<br />これが、なかなか人気でした。<br />日本人もだいぶ派手好きになったみたい。<br />

    「新七福神」。旧来の「七福神」より派手な色合い。
    これが、なかなか人気でした。
    日本人もだいぶ派手好きになったみたい。

  • 「王妃」。誰のイメージなんでしょう?<br />バラには様々な王族・皇族・有名人の名前があるけど。<br />

    「王妃」。誰のイメージなんでしょう?
    バラには様々な王族・皇族・有名人の名前があるけど。

  • 「天空」。色がない代わりに大きさと形で勝負?<br />

    「天空」。色がない代わりに大きさと形で勝負?

  • 「鳳輦(ほうれん)」。白が清楚な感じなんて誰が言った?<br />雄しべの数といい、たっぷりの花びらといい、<br />とどめが根元の濃いピンク。<br />なんて豪勢な花なんでしょう。<br />

    「鳳輦(ほうれん)」。白が清楚な感じなんて誰が言った?
    雄しべの数といい、たっぷりの花びらといい、
    とどめが根元の濃いピンク。
    なんて豪勢な花なんでしょう。

  • 「連鶴(れんかく)」。<br />こちらはスッキリとした花びらが大きく開いて、<br />八重咲のクレマチスに似ています。<br />

    「連鶴(れんかく)」。
    こちらはスッキリとした花びらが大きく開いて、
    八重咲のクレマチスに似ています。

  • う~ん、アップで撮りたくなる逸品です。<br />

    う~ん、アップで撮りたくなる逸品です。

  • 特別枠の「黄冠」。<br />

    特別枠の「黄冠」。

  • 品評会会場(右側の御簾の中)を抜けると外には蕾だらけの芍薬園。<br />

    品評会会場(右側の御簾の中)を抜けると外には蕾だらけの芍薬園。

  • 頭の上には、まだ満開までもう少しなのに、<br />既に葉が随分出てしまった藤。<br />

    頭の上には、まだ満開までもう少しなのに、
    既に葉が随分出てしまった藤。

  • 白藤と、少し先が開いて来た芍薬のつぼみ。<br />

    白藤と、少し先が開いて来た芍薬のつぼみ。

  • 藤棚にしなくても、枝垂れにしてみるといいなあ。<br />

    藤棚にしなくても、枝垂れにしてみるといいなあ。

  • 品評会会場全景。<br />

    品評会会場全景。

  • 八重咲チューリップのような芍薬。<br />

    八重咲チューリップのような芍薬。

  • 明日は開くのかな?<br />よくこの塊の中にフリフリの花びらがあんなにたくさん<br />入っているもんだ。<br />

    明日は開くのかな?
    よくこの塊の中にフリフリの花びらがあんなにたくさん
    入っているもんだ。

  • 芍薬園の一角にエビネが植えられていました。<br />それを見た高齢のご主人曰く「すずらんが咲いているぞ。」<br />その妻曰く「蘭じゃないの。」<br />確かにエビネはラン科の植物です。<br />愛好家も結構いるし、牡丹より高価だったりするんですが、<br />意外と知らない人は見向きもしないです。<br />たくさんの人がここを通るけど、足を止める人は稀なのが残念。<br />

    芍薬園の一角にエビネが植えられていました。
    それを見た高齢のご主人曰く「すずらんが咲いているぞ。」
    その妻曰く「蘭じゃないの。」
    確かにエビネはラン科の植物です。
    愛好家も結構いるし、牡丹より高価だったりするんですが、
    意外と知らない人は見向きもしないです。
    たくさんの人がここを通るけど、足を止める人は稀なのが残念。

  • 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」<br />昔、美女を形容した言葉だけれど、いったい、どんな女性なんだろう。<br />

    「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
    昔、美女を形容した言葉だけれど、いったい、どんな女性なんだろう。

  • キリリとした潔い色合いに惹かれます。<br />

    キリリとした潔い色合いに惹かれます。

  • 紅葉と牡丹。こんな取り合わせが見られるのも、<br />多彩な日本庭園ならでは。<br />

    紅葉と牡丹。こんな取り合わせが見られるのも、
    多彩な日本庭園ならでは。

  • さて、牡丹園です。見えている部分が全景かと思ったら、<br />L字型に曲がっていて、まだ右側に広がっています。<br />

    さて、牡丹園です。見えている部分が全景かと思ったら、
    L字型に曲がっていて、まだ右側に広がっています。

  • バラ咲きの黄色。そんな香りがして来そうですが、牡丹の香りは薄くて<br />残念なことにあまりよくはありません。<br />

    バラ咲きの黄色。そんな香りがして来そうですが、牡丹の香りは薄くて
    残念なことにあまりよくはありません。

  • ひまわりのような咲きっぷりの赤。女王様の威厳があります。<br />一応、足元に名前札はあるのですが、頓着していられないので<br />割愛します。<br />

    ひまわりのような咲きっぷりの赤。女王様の威厳があります。
    一応、足元に名前札はあるのですが、頓着していられないので
    割愛します。

  • 実に賑やかで華やかなピンク。目を惹きます。<br />

    実に賑やかで華やかなピンク。目を惹きます。

  • 珍しいオレンジ色。大輪系ではないけれど、穏やかな雰囲気が<br />優しい感じです。<br />

    珍しいオレンジ色。大輪系ではないけれど、穏やかな雰囲気が
    優しい感じです。

  • 黄色い雄しべの中にド・ピンクが存在感のある白花。<br />

    黄色い雄しべの中にド・ピンクが存在感のある白花。

  • 花々の競演と言う言葉がピッタリな咲きっぷり。<br />

    花々の競演と言う言葉がピッタリな咲きっぷり。

  • こちらの方が芸術点が高いかな?<br />

    こちらの方が芸術点が高いかな?

  • 牡丹はその咲き方で、意外と色々な花に似ています。<br />これは芙蓉に似ています。<br />

    牡丹はその咲き方で、意外と色々な花に似ています。
    これは芙蓉に似ています。

  • これ雌しべ?ちょっと牡丹らしくないなあ。<br />

    これ雌しべ?ちょっと牡丹らしくないなあ。

  • やはり大輪は見応え充分。育てた甲斐があったというもの。<br />

    やはり大輪は見応え充分。育てた甲斐があったというもの。

  • L字の曲がった先です。簾の日除けの下で「百花繚乱」。<br />まさにそのもの。<br />

    L字の曲がった先です。簾の日除けの下で「百花繚乱」。
    まさにそのもの。

  • 牡丹は「花の王様」だなあと、しみじみ思います。<br />

    牡丹は「花の王様」だなあと、しみじみ思います。

  • 絵心もないくせに、この花のスケッチをしたいと思います。<br />絵手紙くらいには、なるかな?<br />

    絵心もないくせに、この花のスケッチをしたいと思います。
    絵手紙くらいには、なるかな?

  • なんて姿のよい牡丹でしょう。<br />葉・茎・花が全体でしっかりまとまっています。<br />他の牡丹は花ばかりに目が行きますが、<br />これはすごくよくまとまっていて、気持ちがいいです。<br />

    なんて姿のよい牡丹でしょう。
    葉・茎・花が全体でしっかりまとまっています。
    他の牡丹は花ばかりに目が行きますが、
    これはすごくよくまとまっていて、気持ちがいいです。

  • 牡丹の赤には、「黒」と分類される暗い赤色もあります。<br />

    牡丹の赤には、「黒」と分類される暗い赤色もあります。

  • 「まりも」という名前の牡丹のつぼみ。<br />このまま黄緑色の花が咲くのかと思ったら、白色なんだそうです。<br />

    「まりも」という名前の牡丹のつぼみ。
    このまま黄緑色の花が咲くのかと思ったら、白色なんだそうです。

  • 花びらが少なくて、クレマチスのような牡丹。<br />

    花びらが少なくて、クレマチスのような牡丹。

  • 牡丹園の中には、売店があって、飲み物やお弁当などが売られていて、<br />テーブル席でいただくことが出来ます。<br />

    牡丹園の中には、売店があって、飲み物やお弁当などが売られていて、
    テーブル席でいただくことが出来ます。

  • 牡丹は花が大振りなので、つい正面から花を大写しにしてしまいますが、<br />たまにはこうして花々の間から覗き見るのもいいかな。<br />

    牡丹は花が大振りなので、つい正面から花を大写しにしてしまいますが、
    たまにはこうして花々の間から覗き見るのもいいかな。

  • 個人の庭ではなかなか出来ない、牡丹の寄せ植えを楽しんで行きます。<br />

    個人の庭ではなかなか出来ない、牡丹の寄せ植えを楽しんで行きます。

  • 寄せ植えには、高低差が大事ですね。<br />

    寄せ植えには、高低差が大事ですね。

  • 濃いピンクに黄色の縁取り。<br />

    濃いピンクに黄色の縁取り。

  • 自己主張の激しい牡丹たちに、圧倒されます。<br />これらに添える花は・・要らないだろうねえ。<br />

    自己主張の激しい牡丹たちに、圧倒されます。
    これらに添える花は・・要らないだろうねえ。

  • 編隊飛行。綺麗です。<br />

    編隊飛行。綺麗です。

  • 黄色の背後に背の高いピンク。あんなに高く育つ種類もあるんですね。<br />

    黄色の背後に背の高いピンク。あんなに高く育つ種類もあるんですね。

  • さて、日本庭園に戻って来ました。<br />あれだけ鮮やかな花々を見た後だと、色気がなくて寂しい・・<br />

    さて、日本庭園に戻って来ました。
    あれだけ鮮やかな花々を見た後だと、色気がなくて寂しい・・

  • なんと石庭まであります。<br />

    なんと石庭まであります。

  • 和傘の上に耳が生えている?ちょっと可愛いです。<br />

    和傘の上に耳が生えている?ちょっと可愛いです。

  • ここには石楠花(しゃくなげ)が咲いています。<br />石楠花は、ネパールの国花です。<br />

    ここには石楠花(しゃくなげ)が咲いています。
    石楠花は、ネパールの国花です。

  • 玄関の建物に入ると、おもしろい生け花?が。<br />

    玄関の建物に入ると、おもしろい生け花?が。

  • ここには、牡丹を浮かべた池が真横に見える喫茶コーナーがあります。<br />

    ここには、牡丹を浮かべた池が真横に見える喫茶コーナーがあります。

  • さすがは、牡丹園です。<br />

    さすがは、牡丹園です。

  • 中島千波の「白牡丹図」です。<br />この先で売店コーナーに入って終わるのですが、<br />実は牡丹園から日本庭園に移るところにも、牡丹の売店があり、<br />そこで買った牡丹は、この先まで回送されて引き渡してもらえます。<br />満開のものは半額になっていました。<br />由志園を出て、駐車場側には、ずらっと牡丹の生産農家の露店が<br />並んでいます。<br />そちらも覗いてみると、すごく背中の曲がったおばあさんが、<br />一生懸命に説明してくれました。<br />一鉢買おうとしたら、もう一鉢買うならまけるよと<br />見事な商人魂を見せてくれました。<br />不思議といやな感じが全然なかったので、二鉢買うことにしました。<br />すると「私が丹精込めて育てた鉢なの。大事にしてやってね。」と<br />言われました。<br />ああ、そうなんだ。これは、単なる商品ではなくて、<br />この人が花が咲くまでずっと育てて来た鉢なんだ。<br />「何かわからないことがあったら、ここに電話して。」と<br />名刺までくれました。<br />この鉢を買うことは、鉢を託されることなんだと感じました。<br />ここで買ってよかったな。<br />がんばって、来年ちゃんと咲かせますね。<br />

    中島千波の「白牡丹図」です。
    この先で売店コーナーに入って終わるのですが、
    実は牡丹園から日本庭園に移るところにも、牡丹の売店があり、
    そこで買った牡丹は、この先まで回送されて引き渡してもらえます。
    満開のものは半額になっていました。
    由志園を出て、駐車場側には、ずらっと牡丹の生産農家の露店が
    並んでいます。
    そちらも覗いてみると、すごく背中の曲がったおばあさんが、
    一生懸命に説明してくれました。
    一鉢買おうとしたら、もう一鉢買うならまけるよと
    見事な商人魂を見せてくれました。
    不思議といやな感じが全然なかったので、二鉢買うことにしました。
    すると「私が丹精込めて育てた鉢なの。大事にしてやってね。」と
    言われました。
    ああ、そうなんだ。これは、単なる商品ではなくて、
    この人が花が咲くまでずっと育てて来た鉢なんだ。
    「何かわからないことがあったら、ここに電話して。」と
    名刺までくれました。
    この鉢を買うことは、鉢を託されることなんだと感じました。
    ここで買ってよかったな。
    がんばって、来年ちゃんと咲かせますね。

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